英会話教室の正社員で働きたいと思っている方に、仕事内容や、おすすめ求人の特徴など紹介していきます。

はじめに

英会話教室では実際どんな人が働いているのでしょうか。

当然、教える人がいなければ話になりませんよね。

その教える人である講師は、外国人講師と日本人講師に二分され、さらには常勤講師と非常勤講師に分けられます。

  • 外国人常勤講師
  • 外国人非常勤講師
  • 日本人常勤講師
  • 日本人非常勤講師

以上のような4パターンが講師の分類になります。

更には、受付やその他運営に関する業務全般を行うレセプションスタッフが勤務しています。

  • レセプションスタッフ(常勤)
  • レセプションスタッフ(非常勤)

事務一般職では2パターンに分類されます。

では、その人たちの具体的な業務内容や給与形態などについてじっくりとみていきたいと思います。

英会話教室正社員はどんな仕事?

大まかには一般の企業と大きく変わりはありません。

言い換えれば技術職と一般職の二つ。

技術職とは当然、特異なスキル、すなわち、英会話技能をもつ講師です。

一般職とは教室全体の運営管理を行う社員です。

工場の生産ラインを例にするとこうなります。

技能職しか行えない生産ラインを綿密に管理しサポートする一般職。

この構図が一番解かりやすいと思います。

もちろん中には、講師経験者で教室や会社全体の運営管理を行うマネージャー候補として働く社員もいます。

英会話教室正社員の大まかな仕事内容

入会希望者への対応と契約、受講までの大まかな流れの中で、それぞれの業務を見ていきたいと思います。

入会の流れ

入会意思表示受付・受理

入会を希望する人がまず始めに行うアプローチとして、情報収集があげられると思います。

英会話教室の比較サイトなど見て、自分に合った習得スタイルを探すと思います。

次に予算やスケジュール、教室の立地などもとに通う教室を選定します。

選定後は、メールや電話による問い合わせを行います。

その、顧客(受講生)とのファーストコンタクトを取るのが事務一般を行うレセプションスタッフです。

無料レッスンの斡旋及びプレゼン

大手の英会話教室では初回や回数限定での無料レッスンを用意している教室が多くあります。

その無料レッスンの受講にあわせて、教室で英会話を習得するメリットを当然アピールする必要があります。

もちろん、一方的にプレゼンを行うだけではなく、受講生の要望を確実に把握し人柄や性格なども確認した上で、無料レッスンを担当する講師選定も契約者数を増やすためには必要なレセプションスタッフとしてのスキルかもしれません。

無料レッスン受講

ここでようやく講師の出番がやってきます。

このレッスンの受講生の印象次第で契約してもらえるかどうかが決まる大事なレッスンであることに間違いはありません。

入会決定・受講契約

前記で好印象を受講生が持てば入会決定、受講の契約へと進みます。

もちろん決定後の授業説明、教材説明、設備の詳細説明なども、事務一般職であるレセプションスタッフの仕事になります。

入会事務のまとめ

以上が英会話教室への入会時のフロー及び教室運営スタッフの仕事内容になります。

もちろん、受講生の絶対的な印象をつかむのはレッスン内容です。

しかし、そこに至るまでの教室の概略やカリキュラムのプレゼンを行うのはレセプションスタッフの仕事。

英会話教室の顔としてレセプションに座る社員の手腕により契約者が増減するというのがお分かりいただけると思います。

スケジュール管理

英会話教室の運営管理でもっとも大事なことがこのスケジュール管理かもしれません。

大手の教室では社内でシステム管理されているところも多いですが、受講生側の突発的な変更により、教室を変更したり講師を変更したりと、アナログ管理がいまだに必要とされる業務です。

非常勤の講師をおおく採用している教室では特に煩雑な業務と言えます。

常勤講師であれば、出勤日があらかじめ決まっており、柔軟に変更対応が可能ですが、非常勤講師の場合はそうはいきません。

受講生は教室に来たが、非常勤の講師が手違いで出勤していない、そんなことがあってはいけないからです。

常勤講師の業務

基本的には技術職ですから、効果的なレッスンを行うための準備を入念に行い、レッスンを一つ一つ行うのがその業務です。

レッスンに必要な主教材のほか、簡単なチラシやグッズなどの副教材の準備を行います。

更に、英会話は生き物です。

常に新しい言葉が派生し古い言葉は廃れていく。

これはどんな言語も同じことです。

英語版の雑誌やニュース、テレビ番組などのチェックも日常の業務として行う事もあります。

英会話教室正社員でよくある募集内容とは?

先述にもあるように、採用枠も2つに絞られます。

技術職である「講師」と一般職である「事務・運営」のスタッフです。

講師募集

「英語を喋ることができる」と「英語を教えることができる」というのは全くことなる技術です。

この二つをバランスよく持つ講師を採用したいと教室側は考えています。

現行の英語技能の需要の高まりを受けて、この講師募集の件数が減ることはない、というくらいの売り手市場です。

ですから、給与、業務内容、教室の立地、勤務環境など、しっかりと吟味し応募することが大切です。

事務・運営スタッフ募集

よくある正社員募集としては「英会話スクールでの受付及び運営に関わる事務スタッフ募集」というのがあります。

先述にもあるように、「教える」以外の英会話教室の運営に関わる全ての業務を行うことになります。

もちろん、これにはメリットとデメリットがあります。

メリットとしては、英会話を業務の中で使うため、自然に語学力が高まるというものです。

これについては、どの募集要項にも載っている周知の事実です。

さらには、講師及び受講生のスケジュール管理を行うそれぞれの秘書的な役割を担います。

当然、綿密な管理能力が要求されることから、将来的にどんな職種に転向しても必ず役に立つスキルを伸ばすことができます。

一方デメリットしては、とにかく業務量が多いということです。

スケジュール管理などは、システム化されているとはいえ、急な変更などでは緊張感のある調整を行う必要もあります。

外国人講師の勤怠管理や新規受講生の開拓などの営業に関しても、強く本社から求められる教室もあります。

メリットとデメリット更に、さらに次に記載する給与、福利厚生などを総合的に判断し、応募することをお勧めします。

給与相場

常勤講師

採用時の契約条件などにもよりますが、技術的な手当てを含めれば25万円から30万円が相場といえます。

将来的に教室の運営を任せたい、任せられるという講師であれば、もちろん業務も増えますが30万円を超える給与となる場合もあるでしょう。

受付・運営スタッフ

こちらは、講師から技術的な手当てを抜いた給与となり、20万円から25万円が相場となります。

一般企業での給与条件と大きな隔たりはありません。

勤務時間や休日、残業

少人数で運営する英会話教室では、基本的に平日の開校日であれば、正午前後から21時頃までが勤務時間となります。

また、シフト制により、勤務時間を分けている英会話教室もあります。

休日については、平日の休校日と日曜日の週休2日をおく英会話教室が多いです。

残業については、イベントの多い秋から冬には早出や超過勤務が増加傾向にあります。

少人数の英会話教室などでは、講師と受付・運営スタッフの連携により成り立っていますので、契約区分に関係なく、一丸となり閉校までの諸処理を行うため、残業量が講師、受付・運営スタッフ隔たりなく同程度になる場合もあります。

福利厚生

企業規模にもよりますが、社会保険への加入が一般的です。

その他には、グループ関連の企業が提供する各種サービスの割引などを受けられる会社もあります。

勤務場所

技術職、一般職を問わず教室のみの勤務とは限りません。

本社があり、トレーナー制度が充実した英会話教室では、当然、画一的で均等な指導方法が要求されます。

ですから、定期的に講師に集め指導要領の確認を行います。

当然、そこでは英会話教室、つまり現場での指導経験を有する職員が指導を行うことになります。

受付・運営スタッフも同様です。

有能で意欲的なスタッフについては、本社主要ポストへ登用されることがあります。

その場合は勤務場所や勤務時間が当然ながら変更になります。

求められる人物像

講師

英会話の教室と言っても、グループレッスン、プライベートレッスンを問わず「英会話」のみを行う教室はほとんどありません。

ビジネス英会話や資格試験対策コースなど様々な顧客のニーズに対応している教室がほとんどです。

ですから、採用するのであれば、英会話のスキルが高いのは当然ながら、今非常に需要のある資格試験対策のレッスンを効果的に行える講師が求められています。

受付・運営スタッフ

講師及び受講生のスケジュールの調整・管理が日常の大切な業務です。

秘書的な業務管理能力が秀でている人は特に重宝される人物と言えます。

その他には、講師と受講生間の関係をうまく取り持つための潤滑役にうまくなる、というのも求められる人物像かもしれません。

必要なスキルや資格、経験

講師

「しゃべることができる」と「教えることができる」この二つは講師として必要最低限の基本となります。

自らが高いレベルで英会話ができなければ話になりません。

英会話のスキルはネイティブとの会話やテレビやニュースなどリスニングやリーディングにより高めていく必要があります。

さらに、それだけではなく、「上手に教える」というティーチングスキルも高いレベルで求められるのがこの英会話講師なのです。

もちろん、誰しも最初からこの二つが高次元で達成できる講師など存在しません。

どんな受講生からも愛される人気講師になるまでには、様々なレッスン経験が必要なのです。

採用に必要となる資格条件としては、実用英語検定では「準1級以上」でTOEICであれば「800点以上」を求められる英会話教室がほとんどです。

受付・運営スタッフ

特別なスキルが要求されることはなく、優遇条件として「人事管理業務の経験」や「海外での就労経験」などがあげられます。

外国人講師の勤怠管理の業務を行う英会話教室の場合、資格優遇条件をTOEIC740点以上としていることもあります。

英会話教室正社員のおすすめ求人のポイント

高い給与

このポイントは、講師でも受付・運営スタッフでも大切な求人ポイントです。

これを基準に求人情報をチェックしていると言ってもいいかもしれません。

ただし、1点だけ注意があります。

当然、給与が高いという事は、それだけ求められる業務や必要となる技術も高いという事です。

採用された、はいいものの、すぐに離職では双方にとってマイナスにしかなりませんので注意しましょう。

教室が自宅から少しでも近い

通勤にかかる時間を少しでも短縮できる場所に勤務地がある、というのも講師でも受付・運営スタッフでも共通の大切な求人ポイントです。

やはり、一度働く場所を決めたのであれば1日でも多く勤務した方がいいのは言うまでもありません。

通勤時に感じるストレス、本来業務に影響を及ぼすそのストレスは少しでも少なくするべきです。

英会話教室の正社員として求められることは?

常勤講師(日本人)に求められること

文化の異なる外国人講師と上手くコミュニケーションをとり教室全体の良好な雰囲気づくりを行う事です。

これは外国人講師を採用している英会話教室に当てはまることですが、日本人とは文化も違えば当然ながら常識や考え方も全く異なります。

特に、そこで生じた不満を我慢することなく正直に主張します。

それが原因となって、運営スタッフと意見がぶつかることも多くあります。

その際に必要なのが、お互いの文化や考えを理解している日本人講師が間を取り持つということ。

この調整が、教室全体の良好な雰囲気つくりには欠かせません。

受付・運営スタッフに求められること

とにかく大切なのが、講師と受講生のスケジュール管理です。

それにプラスした外国人講師の人事管理です。

これだけでもかなり気を張る業務なのですが、さらに営業を含めた受付業務も含まれてくるので、大変と言わざるを得ません。

営業については完全に切り離している教室もありますが、中小の英会話教室などでは、営業スキルがなければ、当然入会者は増えず、退会者も減らせないとなるわけです。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

技術職である常勤講師については、大手の英会話教室であれば、当然、本社勤務として、講師を束ねる教務ポジションのリーダーになるというのがキャリアアップとなります。

現場となるそれぞれの教室に勤務する講師の指導スキルの向上に必要なマニュアルや教材の拡充が、主な業務に変わっていきます。

受付・運営スタッフについては、その経験をベースにした企画・経営へキャリアアップするというのが一般的です。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

講師については、この業種に特化した技術ですから応用がききません。

独立し、独自のカリキュラムを作成し英語教育に携わる会社を経営するというパターンは増えているかもしれません。

受付・運営スタッフについては、経験した全ての業務において、ほぼ、どんな職種にも活かされると言っても過言ではありません。

スケジュール管理、人事管理、施設管理、勤怠管理、営業、さらには、業務を通じて吸収した語学力は転職時に大きな武器になるはずです。

まとめ

以上のように、英会話教室で勤務する正社員である講師と運営スタッフの業務について見てみました。

運営スタッフの大変さはご理解いただけたと思います。

確かに、大変ではありますが、受講生を全力でサポートしたり、講師の働きやすい環境を維持したり、そのやりがいはとても高いレベルにあると思います。

さらには、恵まれた国際色豊かな環境で英語を学べる強みもあります。

デメリットにだけ目を向けることなく、自らの将来目標を見据えて、メリットの面にもしっかりと着目し求人のチェックをしてみてくださいね。


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