街中で見かけるインテリア雑貨や家具などに「輸入品」と書いてあると、どこから仕入れてきたのだろうか?誰が仕入れているのだろうか?と気になったことはありませんか?

インテリアはヨーロッパだけでなく、中国などアジアからも日本に輸入されて皆さんの身近な街中のお店に展示・販売されています。

では、誰が輸入しているのでしょうか?

インテリアの場合は、商社や貿易会社が輸入して販売会社や輸入を依頼した卸会社に販売します。

その後、販売会社や卸会社から企業や一般の消費者に対して、店頭やウェブサイトを介して販売されています。

今回は、インテリア輸入求人の仕事についてスポットを当てて紹介していきます。

インテリア輸入のおおまかな仕事内容

インテリア輸入という仕事をあまり聞いたことがないかもしれませんが、日本で売られている雑貨や家具などのインテリアは輸入品であることが多いです。

言い換えるとインテリアなどを輸入する会社があって初めて輸入品を店頭やウェブサイトで買うことができます。

インテリア輸入の大まかな仕事は会社によって業務が異なりますが、基本は買い付けと輸入、そして販売になります。

買い付けは、現地に出向いたり、得意先があれば得意先に商品を依頼したりして売りたいインテリアや雑貨を購入します。

輸入の仕事は、物量に応じてコストを考慮した輸送方法を選択する必要があります。

例えば、早く欲しいからという理由で低単価の雑貨を飛行機で輸入した場合、輸送費の方が高くついてしまいます。

もちろん、重い商品だから全部船でコストを抑えて輸入するのではなく、輸入担当の仕事としてはお客様のニーズや会社として販売したい時期に標準を合わせた納期など、場面場面に応じてコストだけでなく、到着時間などを加味して輸送業者に依頼をしなければなりません。

取引先によっては販売と輸送をまとめてくれるところもあるので、その場合には、輸入担当がやる仕事は輸送業者と納期の調整を行うことです。

最後に販売ですが、販売の仕事は輸入した商品を売ることです。

店頭やウェブサイトで売るだけでなく、取引のある企業に卸すこともあります。

インテリア輸入求人にはどんな職種があるの?

インテリア輸入の仕事が分かったところで、求人としてどういうものがあるのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。

ここからはインテリア輸入の求人について紹介していきます。

どんな仕事の種類があるのか、あまり知られていないと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

インテリア輸入求人の募集でよくある職種

営業

輸入したインテリアを販売するためには営業が不可欠です。

会社によっては名称が異なり、貿易営業や輸入営業などのところもあります。

営業の仕事は、輸入したインテリアを販売したり、商品を卸先から買い付けたりすることです。

接客

会社がお店を持っている場合、接客業務が必要になります。

輸入したインテリアや雑貨を店頭で販売し、会社の売り上げに貢献する役割を担います。

自分が輸入に携わった商品でなくても、どこで製造・買い付けされたものか、保管状況などの知識は、接客の際に必要になります。

品質保証

品質保証の仕事は、輸入されたインテリアや雑貨を販売した際に不具合があったり不良品であったりした場合、回収して卸先に送り返し、代替え品を送ってもらうと共に不具合や不良品で迷惑をかけたお客様の対応をすることです。

調達

調達は、営業の仕事と重なるところがあります。

会社によっては営業と調達に分かれていて、調達が製品を現地へ買い付けや仕入れして、営業が卸先や店舗への販売を担当します。

製品の買い付けや仕入れだけでなく、会社によっては輸送業者との納期調整や現地からの輸送業者の手配を担当することがあります。

サプライチェーン

サプライチェーンの仕事は、輸入したインテリアや雑貨の保存管理を行うことです。

インテリアや雑貨は輸入してすぐに販売先に卸すことができれば良いのですが、製品の売れ行き具合によって、または販売先・卸先が多くある場合、一度倉庫に製品すべてを納入し、仕分けて販売先・卸先に配送手配します。

この倉庫に製品が入ってから出荷されるまでの間に在庫管理やストック品の受注から配送手配までを担当するのがサプライチェーンの仕事です

インテリア輸入求人でよくある待遇・募集条件とは?

さて、ここまでインテリア輸入の仕事や仕事内容について触れてきました。

インテリア輸入の仕事について少しは理解してもらえたかと思います。

次に紹介するのは、インテリア輸入の求人でよくある待遇・募集条件についてです。

給与相場

インテリア輸入求人の平均年収は250万円~500万円前後です。

勤務先の店舗または事業所だけでなく本社の所在地が首都圏や地方都市エリアであれば給料は高めの傾向ですが、地方になると給料は、首都圏や地方都市に比べて低くなります。

勤務時間や休日、残業

インテリア輸入の仕事は、勤務時間が9:00-18:00だけではなく、10:00-19:00のケースもあります。

時差の大きな国を相手に輸入する会社の場合は、夕方から朝までの勤務という特殊なところもあります。

基本的に土日休みのところが多く、残業は比較的少ない業界です。

納期が遅れそうなとき、また在庫整理や伝票を処理しなければならない月末は残業することがあります。

福利厚生

福利厚生は、他の業種とほぼ似ていますが、社会保険関係、交通費、会社によっては制服貸与や住宅手当などがあります。

他には、退職金、賞与、昇給、会社によっては社員旅行や社員交流会を設けているところもあります。

勤務場所

インテリア輸入の勤務先は、ほとんどがオフィス勤務になりますが、サプライチェーンを担当する場合は、倉庫勤務のケースもあります。

必要なスキルや資格、経験

インテリア輸入に必要なスキルは英語、中国語などの外国語です。

外国語ができなければ仕事にならないというわけではありませんが、仕入先や買い付け先、インボイスは英語を使用することが多く、外国語ができると仕事がしやすくなります。

インテリア輸入をするために必要な資格はありませんが、海外で生活した経験や、留学など海外と繋がったことがある経験は活かすことができます。

インテリア輸入でおすすめ求人のポイント

ここまでお読みいただいて、インテリア輸入に興味を持った人や仕事をしたい人にとって、気になるのは求人のどのような点に注目すれば良いのかということではないでしょうか。

ここでは、おすすめのポイントを紹介していきます。

海外展示会出展歴あり

インテリア輸入の求人広告には、「海外展示会出展歴あり」や「去年はどこどこの展示会に参加しました」と書いてある会社があります。

この記載があると年に少なくとも1回は海外に行くチャンスがあります。

インテリア輸入の業務は基本的にデスクワークです。

取引先に発注をして製品を購入し、日本の指定先に納品する作業をほとんどパソコン上で済ませてしまいます。

しかし、会社によっては仕入れた商品をプロモーションしたいために日本や海外の展示会に参加したり、買い付け先を探すために海外の展示会へ参加することがあります。

その場合は海外に仕事で行く機会があるため、海外へ出張したいと考えている人にはおすすめの求人です。

研修制度について記載してあること

研修制度について明記してあるところはおすすめです。

求人広告に「OJT制度あり」と書いてあるところはありますが、具体的に書いているところは意外と少ないです。

インテリア輸入の仕事は、OJTで仕事を覚えることが多いのですが、未経験で入社した場合、OJTだけではなかなか仕事を覚えるのに時間がかかることがあります。

OJTの前に製品の名前などについて研修制度を設けてある会社なら未経験であっても安心して働くことができます。

海外へ買い付け有り

インテリア輸入の仕事を介して海外に出張したい人は、「海外へ買い付け有り」や「年に何回、海外へ買い付けへ行きます」などの記載に注目してみましょう。

これらの記載があるところは、海外出張のチャンスがある会社です。

入社していきなり海外出張をさせてもらえることは少ないですが、ある程度経験した後、海外出張で現地へ買い付けや仕入先の開拓などをさせてもらえる可能性があります。

インテリア輸入求人の勤務先の種類とは?

インテリア輸入の仕事で働く場所ってどんなところか想像できますか?

基本的にはオフィスというイメージですが、同じオフィス勤務と言っても、勤務先によって業務内容は様々です

ここでは、インテリア輸入として勤務先について紹介します。

輸入商社

インテリア輸入の仕事はほとんどがこの輸入商社になります。

輸入商社は自らエンドユーザーに対して販売するチャンネルはなく、買い付け先から仕入れた商品を卸先や販売会社に販売することを生業にしています。

実際の輸入に携わりたい場合は、輸入商社に入社することが条件になります。

インテリア輸入求人についてよくある質問

インテリア輸入の仕事内容、インテリア輸入の仕事を選ぶ上でのポイントは理解してもらえたかと思います。

インテリア輸入の仕事は、あまり馴染みがない人にとって色々と疑問に思うところがあるでしょう。

ここではインテリア輸入の求人についてよくある質問をまとめてみました。

海外に行くことはできますか?

会社によっては海外の買い付け先に月か年単位で行くことができます。

実際の工房や工場、販売所などを見学しながら得意先の卸業者と打ち合わせをしたり、これも会社によりますが、新規購入先の開拓を営業と一緒に探すこともあります。

インテリア輸入の場合は、基本的にe-mailや電話で買い付け先とコミュニケーションをし購入までこぎつけるため、頻繁に外に出ることもありませんし、会社によっては全く海外に行かないところもあります。

転勤はありますか?

インテリア輸入の仕事は、ほとんどの場合転勤はありませんが、中には転勤を伴うところがあります。

例えば、本社は名古屋にあるけれど輸入関係や貿易関係は東京オフィスに集約しているような会社だと、採用は本社の名古屋である程度経験を積んだら東京へ転勤というケースがあります。

ただ、本社が東京にある場合、東京から地方への転勤というのはほとんどありません。

海外駐在制度はありますか?

インテリア輸入の仕事に関しては、先ほど紹介したように会社によって月や年単位での海外出張はありますが、海外に駐在することはまずありません。

ただし、勤める会社が現地に法人を構えた場合は、海外駐在の可能性はあります。

ノルマはありますか?

インテリア輸入の仕事に数量的、売上的なノルマはほとんどないと言って良いでしょう。

営業と輸入業務を兼任して担当する場合は、営業のノルマが課せられる可能はありますが、基本的にインテリア輸入の場合はノルマがありません。

ただし、輸入した製品は倉庫にストックし、販売先や卸先に納入していくため、製品在庫を常に適正に保たなければなりません。

過剰在庫や過少在庫がボーナスなどの査定のマイナス要因になる可能性はあります。

まとめ

今回はインテリア輸入の仕事や求人について紹介しました。

街中でも店頭でもよく見かける素敵な家具や雑貨、インテリアを見ると欲しくなったり憧れたりする人は多いかと思います。

インテリア輸入の仕事だけだとデスクワークなので世間の反応は分かりませんが、ふと街を歩いているときに自分の買い付けた商品や買い付けに携わった商品を誰かが欲しがったり、高い評価をしていたり、立ち止まってそのインテリアを眺めているのを見かけたりすると、仕事に対してのやりがいが湧いてきます。

海外との繋がりを持ち、世界を相手に仕事ができるインテリア輸入の仕事に興味を持った人がいたら、ぜひチャレンジしてみて下さい。

商品開発・商品企画

インテリアが好きで、普段からブログやSNSを利用して情報を発信している方は「商品開発」または「商品企画」のワードに注目してみましょう。


まだ知られていない商品を見つけ出して紹介したり、まだ存在しない素敵なインテリア商品を作り出す喜びは何よりのやりがいとなるでしょう。

販売会社

インテリアを輸入した製品を販売するのが販売会社ですが、輸入をするというよりは輸入された商品を取り扱うことがメインになります。

会社によっては、販売業務からスタートして接客経験を積んだ後、インテリア輸入へステップアップして行くところもあれば、販売だけに特化しているところもあります。