オフィス移転業というのは、企業が人員の増減や事業を分離させたりする時に行う、オフィスの移転をサポートする会社です。

また移転だけではなく、新規オフィスを立ち上げる際にもサポートをします。

個人の引っ越しとは異なり、レイアウトを考えたり、内装工事をしたり、人員の増減に合わせてオフィス家具を揃えたり、通信インフラを移設したりとオフィスの引越しとなると多岐に渡る対応が必要となります。

世の中にはそんな煩雑な業務をワンストップで担当する会社が存在するのです。

この記事では、オフィス移転求人の仕事についてご紹介していきたいと思います。

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まずは「オフィス移転」の仕事例をチェック

オフィス移転のおおまかな仕事内容

各部署が一丸となってそれぞれの役割を果たすことで一つのプロジェクトが完結します。

始まりから終わりまでチーム内でしっかりと連携をとって進めていくことが重要です。

営業職

営業職が担当するのは主に、顧客対応と商談です。

ホームページからの問い合わせや不動産屋からの紹介での集客が主です。

会社によっては飛び込み営業やテレアポなどもあるかもしれません。

見積書の作成や提示、顧客の要望を関係者に落とし込んでいくのが営業職の仕事です。

オフィスの移転は何百万の費用がかかってくるケースが多く、決して安い金額ではないため、顧客からの予算が厳しいことが多々あります。

また業界的に価格的な相見積もり、デザイン的なコンペで案件が進んでいくことがほとんどですので、顧客の要望をバランスよく汲み取り関係者に協力を求める必要があります。

オフィスビルの管理会社やオーナーとの折衝も営業職の仕事です。

オフィスビルの施工をする際は「B工事」といい、オーナーまたは管理会社の指定する業者での施工する区分があります。

主にエアコンや電気設備、防災設備などが該当しますがビルによってその区分は異なります。

その区分の切り分けと、オーナーおよび管理会社との打ち合わせや指示なども営業職の業務に含まれます。

また新規開拓営業がメインですが、一度取引を始めてしまえば、継続的な発注が見込めます。

特に通信機器やオフィス家具を納品すると、移転後、人数が増えた際に同じ商品を要望する顧客が多いので、必然的に前回窓口になった会社へ問い合わせがきます。

またこれらの商品はネットで注文できてしまう今このご時世ですが、通信工事をしたり家具を組み立てたりするのは素人では面倒ですので、再度リピートでの発注が見込めると言えます。

場合によっては現場に赴き、顧客の要望がしっかりと実現できるように現場が動いているかチェックをすることも営業の仕事の一環です。

オフィス移転の営業職求人を探す時は、こちらの記事を参考に!

施工管理職

施工管理の仕事は、内装工事を行う職人へ図面通りに施工がされているか、スケジュール通りに工程が完了しているかなどの、現場における指示出しです。

着工前に営業やデザイナーと綿密な打ち合わせを行い、詳細を確認しておく必要があります。

スケジュールや工程管理も施工管理の重要な仕事です。

手順を間違えると取り返しのつかない事故になりますので大変重要な仕事です。

ミリ単位での調整など細かなところまで配慮をしないと、後々大事故につながる恐れがあるので非常に重要なポジションです。

現場では色んな会社に属している職人さんが一斉に作業をすることがあるので、それぞれの職人さんがロスなく時間を使って作業できるように作業工程を調整するのも大切な仕事です。

その他にも、営業やデザイナーと共に施工前の現場へ行って現地調査を行い、部屋内や天井設備の採寸をしたり設備をチェックしたりします。

その内容をもとにデザイナーが設計に入るので、ミスが許されない非常に重要な仕事です。

この現地調査でミスが起きれば、最終的に工事をする際に自分にトラブルが降りかかるので責任重大です。

また、上記でご紹介したオーナー及び管理会社のB工事の現場指示なども施工管理職の業務あたります。

デザイナー職

デザイナーの仕事は大きく分けるとレイアウトの考案・作成とデザインの考案・作成です。

最近は人材確保のために、オフィスをおしゃれにしたいというこだわりを持つ企業が増えていて、デザインコンペになる案件も多いため非常に重要なポジションです。

プロジェクトが決まる大きな要素はデザインと予算です。

間仕切りを作れば作るほど予算が上がって行きますので、営業と予算を相談しながら進めていくことが重要です。

デザイナーと聞くと内勤をイメージしがちですが、営業と一緒に顧客へ訪問してヒアリングやデザインの提案をすることもあります。

事務職

一般的な業界と共通の基本的な事務作業を担当します。

オフィス移転業においては、外回りでの営業をメインとする営業職のサポートとしての役割を担います。

営業担当とコミュニケーションを取りながら、見積書の作成などを確実に行うことが求められます。

また会社にもよって異なる点ではありますが、営業職や施工管理職が行うような発注業務を兼任することもあります。

オフィス移転求人でよくある募集内容とは?

オフィス移転会社の求人でよくある募集要項や条件についてご紹介します。

仕事を長く続けていく上で大事な指標となるので、面接時に必ず確認をしておきましょう。

給与相場

歩合給

営業職は歩合給で、ノルマに対しての達成率などでインセンティブが設定されるケースが多いです。

またデザイナーもデザイン・設計費という項目を見積もりに反映しておくので、それがそのままインセンティブの対象になることが多いです。

固定給

施工管理や事務職に関しては、成果などを数字で測れるものがないので、固定給になっているケースがほとんどです。

勤務時間や休日、残業

土日休み

デザイナー職や事務職は基本的には土日に休むことができます。

デザイナー職に関しては、納期が詰まると稀に土日に出勤しなければいけない可能性があるので、タスクやスケジュール管理をしっかりして効率よく仕事ができれば良いでしょう。

平日休み

営業職や施工管理は土日に出勤するケースがあります。

営業職に関しては基本敵にB to Bなので平日の営業がメインですが、稀に平日は忙しい経営者の方や、独立・開業準備で現職がある方との打ち合わせはどうしても土日になってしまうことがあります。

また現場に赴いて顧客要望通りに現場が進んでいるか確認を行う必要もあります。

施工管理職に関しては、土日こそが山場です。

オフィスビルでの音出し工事、引っ越しは原則、土日または夜間にするのがマナーです。

工事が土日に集中するため、人員次第ではいくつも現場が重なるケースもありますので自身のスケジュールを上手く管理して立ち回ることが重要です。

全ての職種に言えますが、残業は多少なりともあることは予め覚悟しておいてください。

求められる人物像

オフィス移転に関わる各職種に向いているのはどんな人か、紹介していきます。

営業職

基本的に顧客の窓口となるのが営業ですので、各々の移転プロジェクトのリーダーでもあります。

顧客対応の際のコミュニケーション力は言わずもがな、下請けの業者やメーカー、社内のデザイナー、施工管理などをまとめていく統率力、リーダーシップ、交渉術が問われます。

施工管理職

現場での仕事なので、打ち合わせ通りに進まないトラブルに見舞われることは多々あります。

しかし、どうすれば綺麗に納まるか、予算オーバーしないか、他の工程に干渉しないかなどを、柔軟に考えて臨機応変に対応できると素晴らしいです。

これから起きることを予想してリスクヘッジしたり、落ち着いて問題解決ができる能力があると好ましいです。

デザイナー職

デザイナーの中でも型にはまらない自由な発想ができる人が好ましいです。

オフィスビルは形は間取りが似ているところが多いため、レイアウトをどこかで見たような二番煎じのように感じてしまいます。

そのような感じは、スタンダードさを求める顧客であればポジティブですが、奇抜さを望む顧客にとってはネガティブになってしまいます。

事務職

マルチタスキングの能力に長けている人が向いています。

各営業の案件を把握し、時にはサポートで見積書や資料の作成や発注業務を行うなどその業務内容は多岐に渡ります。

普段オフィス宛にくる電話を取りながら、様々な業務をしなければならないので、マルチタスキングで同時並行作業が怠りなくできる人が向いてします。

必要なスキルや資格、経験

全ての職種に共通していますが、オフィス系のソフトの基礎が使えるというのは絶対です。

また業界の特性として、施工管理や建築士の資格が2級程度のものがあるのが好ましいです。

デザイナー職に関してはAuto CADやillustratorなどのソフトが使えることが必須です。

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オフィス移転のおすすめ求人のポイント

交通費満額支給

繁忙期には夜遅くまで仕事をするため、下手をすると終電を逃してしまうことすらあるかもしれません。

そんな時、タクシー代を経費で落としてくれるような会社を選ぶと良いでしょう。

またB to Bビジネスがメインだと都市部にオフィスがあることが多いため、郊外に家を構えている人は交通費が満額支給されるかどうかをポイントにするのも良いでしょう。

住宅手当

郊外の賃貸に住んでいて、夜遅くなることがあり、通勤が辛いという方は住宅手当を支給してくれる会社を選ぶと良いでしょう。

住宅手当の制度をうまく利用して、自転車で通えるくらいの距離感に家を借りることができれば、終電も気にする必要もありませんし、朝の満員電車のストレスからも解放されるはずです。

ユニークな福利厚生

ランチや飲み会の費用を経費として落としても良いという会社は非常にオススメです。

オフィス移転の仕事はチームワークが非常に大切なので無料で飲食ができて、なおかつ同僚とのコミュニケーションの機会が増えることで結束力が高まります。

「同じ釜の飯を食べる」という少し古い考え方のようにも思えますが、普段会社の中で口に出すことのできない本音が聞けたり、仕事の時とは違う一面も見られるので良い機会になることでしょう。

資格手当・資格取得支援

業務に必要な資格を持っていれば毎月手当が出たり、持っていなくても勉強するための費用や合格した際のお祝い金を出してくれるような会社が最近増えてきています。

下世話な話ではありますがお金は勉強へのモチベーションに繋がります。

仕事をしながらの勉強は大変ですが、資格を持っていれば仮に転職したとしても資格が強みになります。

オフィス移転についてよくある疑問

オフィス移転業に就職する際に、よくある疑問点についてまとめてみました。

未経験でも問題ない?

未経験でも問題なしです。

新卒からオフィス移転業をするという人はそんなに多くありません。

強いて言えば、営業職はメーカーや通信業界での営業経験、施工管理職は現場経験、デザイナー職はデザイナーとして働いた経験があると就職には有利です。

資格は必要?

必須ではありませんが、事務職以外では2級程度の施工管理技師と建築士の資格があるとベターです。

デザイナー職はその他にインテリアコーディネーターやカラーコーディネーターなどの資格があるとなお良いです。

会社によっては資格を持っていると資格手当が出たり、持っていなくても資格獲得のために援助金を支援しれくれる会社もあるので条件面を確認しておきましょう。

残業は多い?

残念ながら多少の残業は全ての職種に関してある程度覚悟をしておいたほうが良いです。

重要なのは残業代がしっかり支給されるかどうかということです。

営業職はインセンティブがある以上、裁量労働制を採用しているケースがあるのであまり期待できません。

施工管理職に関しては夜間工事になるケースもあるので、その際の時給が割増で受け取れるのかどうか確認しておくべきです。

飛び込み営業はある?

最近の風潮として原則はないと思いますが、営業職ともなるとノルマがあるので、ある程度売上が見込めない場合には飛び込み営業やテレフォンアポイントをすることもあるかもしれません。

飛び込み営業が好きという方は少数かと思いますので、営業職志望の方は、会社の集客方法を面接時に確認しておきましょう。

ボーナスはある?

もちろん会社にもよりますが、B to Bビジネスがメインなので売上高はかなり高くなるはずです。

しっかりとした実績を上げていればボーナスも期待できます。

これに関しては給与条件と一緒に面接時に確認しておきましよう。

まとめ

オフィス移転業の求人でよくある募集やオススメのポイントをご紹介していきましたがいかがでしょうか。

オフィス環境の整備は働き方改革の一環として非常な重要な要素になってきています。

そこで働く人々が笑顔で楽しく働けるようにお手伝いするこの仕事に少しでも興味をお持ちの方は是非応募してみましょう。

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