手芸講師はどんな事をしていて、どんな事を求められているの?と疑問になる人も居ると思います。

知られていそうで知られていない、その職で働いている人が少ないと言うのが現状です。

そんな手芸講師について少し書いていこうと思います。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

手芸講師のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

  • 教室の難易度に合わせた内容の作成
  • 教室の内容に合わせたキット、チラシの制作
  • 作り方の指導

手芸講師求人にはどんな種類があるの?

手芸講師の求人には2種類有ります。

専門の講師としての求人と、お店の店員としての求人です。

専門性が強いか、オールマイティにこなせる人が欲しいかでどちらの求人になるかが変わってきます。

手芸講師の募集でよくある施設や事業形態のパターン

ショッピングセンター内のテナント店での講座講師

ショッピングセンターの中で営んでいる手芸店では【〇〇教室 生徒募集中!】といったチラシを見かけることが少なくありません。

この○○講座の講師としての求人があります。

こう言った店舗はチェーン店が多いのですが、作品を見せてもらえれば無資格でもOKと記載されている事も多いので、働きやすいです。

独立した手芸店

独立店舗にて講座を行っている場合です。

大型のチェーン店は講座の種類を多く行っている事が多く、小規模店舗では種類や回数が少な目の傾向があります。

専門性が高い手芸店

様々な種類を取り扱う店舗ではなく、洋裁用品を主に扱う等の専門性が高いお店の場合、講座も専門性や難易度が高いものまで指導してくれる傾向があります。

そのため、講師となると要求される技術も高めになる場合があります。

どの程度の技量が必要になるのか確認してください。

手芸講師の募集でよくある職種

ビーズ教室講師

ビーズ作品を作成する技術を指導する講座になります。

資格を持っている方が講師としての需要が高いですが、ある程度の難易度までであれば無資格者でも講師をこなす事ができますし、講座によっては講師の資格取得もできるものがあります。

また、販売しているキットを使った制作を主にしている講座の場合は様々な図面を見て指導する必要が有りますので、図面を見る技術は必須です。

モチーフの作成、アクセサリーの製作、ビーズ編み等沢山の種類が有ります。

客層に合わせた講座を行っている事が多く、使用するキットを指定せずに受講者が思い思いに選び、作成をフォローすると言う形を取っている場合もあります。

編み物講座講師

冬前になると受講者が増えてくる講座で、人気のある内容ではあっという間に満員御礼になったりします。

鍵針編みのアクリルたわし(エコたわし)等の実用品や棒編みのマフラーの作り方、模様入りのセーター等の本格的な内容まで難易度はピンキリです。

冬を前に何種類か講座を行うため、内容を考えたり、キットを何個も作成したりととても忙しいです。

シーズン物の講座は素早く企画・作成・開催が大切になるので、何か案がある場合は早めに動ける行動力も必要になって来ます。

どういう事業形態や職種が良いか決まっていますか?

特にどういった事業形態や職種が良い等はありませんが、大型チェーンの手芸店で行っている講座の講師を選んだ方がやり方が定まっているので初めての人には働きやすいかも知れません。

ただ、その分形式ばっていたり自由度が低い場合もあります。

求められている技術が高い場合は自分の持っているスキルが物を言います。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

手芸講師求人でよくある募集内容とは?

手芸店での講師・カルチャースクールその他での講師の求人によくある募集内容について、少し書いていこうと思います。

給与相場

手芸店勤務は時給制が主です。

手芸店スタッフ:850円~1000円+講習実績(出来高制)

手芸店スタッフ(講師主体):1000円~(講習実績込み)

手芸店店頭での講座専門講師:出来高制1件150円~等、要相談

カルチャースクールでは単発のお仕事もあります。

時給:1000円~

日給:10000円~

勤務時間や休日、残業

お店によります。

土日休日の人が集まり易い日にイベントを多く行うお店であれば土日出勤を求めますし、主婦層をターゲットにしていて平日に教室を多く行うお店であれば土日をお休みにする事ができる可能性があります。

イベントに力を入れているお店であれば、講座の内容を1から作り、キットを作ったり使う材料を1から検討、価格の計算を行い料金の設定、チラシの制作までを行いますので時間がかかり、残業も考えられます。

ある程度講座の形式が出来上がっているお店、販売スタッフ兼業であれば店員同士で役割分担が出来上がっていたり、店員の業務の中に上記のお仕事が組み込まれている事も珍しくないので残業は少なくなる傾向にあります。

福利厚生

手芸講師の場合、臨時で雇われる事やアルバイトで雇われる傾向が高く、働ける場所が様々なため、福利厚生は雇用条件次第となります。

手芸店スタッフ兼業の場合はアルバイトが多く、最低限の福利厚生に加え、手芸材料の店員割引を利用できる事が多いです。

カルチャースクール専門会社、派遣業者へ登録の場合は、会社独自の福利厚生がある場合もあり、手厚くなる傾向があります。

勤務場所

  • 手芸店
  • ホームセンター
  • イベント会場

求められる人物像

人と接する事が好きな人、人に教える事が好きな人、物を作る事が好きな人は手芸講師と言うお仕事に向いています。

何故なのか、そこを詳しく書いていこうと思います。

人と接する事が好きな人

講師は人に伝える事が必要なので、対面する会話は必須です。

人との会話が嫌いと言う場合、仕事がとても苦痛になってしまいます。

また、対面する人は鏡とも言え、苦手意識を持ちながら会話をしては伝えたい事も真っ直ぐ伝わらない事もあります。

〇〇講座と言うだけに、生徒は教わって技術を得たいと思い通ってきます。

一方で、おしゃべりを楽しみに通って来る生徒もいますので、難しい部分も一人の生徒に時間を取られ焦らせてしまうより、楽しさとノリでクリアできる位の方がお互いの気持ちが楽です。

そのため、人と接する事が好きと言うのはとても大切な部分となります。

人に教える事が好きな人

〇〇講座と言うだけに、講師と言う肩書になります。

自信を持って教える事ができ、楽しく講座の時間を過ごすことが出来ると言う事はリピーター獲得や新たなキットの購入に繋げる事ができます。

生徒の技術・知識と言うのはその講座に合っているとは限らず、何度説明しても理解が追い付かない、と言う事も少なくありません。

そんな時でも辛抱強く何度も説明する事ができ、理解し易いように指導ができるかは講師としての力量と工夫に直結しています。

物を作る事が好きな人

作品をたくさん作っている、作る事自体が好きな人は作り方を理解しています。

図面の見方等も熟知していますし、作る事によって技量も上がっています。

講師を行っていても図面を少し見ただけで素早く対応できる可能性が高く、自分の経験からの工夫までも教えてあげられる可能性があります。

様々なマメ知識等から講座内の指導や会話にバリエーションを持たせる事ができます。

必要なスキルや資格、経験

手芸店での講座は作品を作る事ができればスタッフ兼業と言う条件で無資格でも行う事ができる事が多いです。

本格的なカルチャースクール・イベントでの講座の場合、対応講座の資格を持っている人を求めている場合もあります。

手芸講師のおすすめ求人のポイント

自分がどのように働きたいのか、自分が行う講座の種類とお店が求めている人材は合致しているのか等、求人から見極める必要があります。

何処を見れば良いのか、何点か書いていこうと思います。

専門の講師を募集しているのか、販売スタッフ兼業で募集しているのかを確認する

自分がどういう形で働きたいのか、がポイントです。

自分のスキルを活かし、講師としてだけ働きたい場合は『スタッフ募集』よりも『講師募集』と記載されている求人を選んだ方が良いです。

講師募集の場合は、コマ数での契約になったり、月等の期間での契約になったりと形式が様々なのできちんとどういう契約になるのかを確認してください。

スタッフとしても働きたい場合は『スタッフ募集』と書かれている募集を選んでください。

スタッフ募集であれば、その講座だけではなく品出し等の手芸店自体のお仕事も一緒に行うことになります。

福利厚生や材料費の割引制度がシッカリ明記されている求人がオススメ

手芸講師の求人の場合、材料費の割引が付いている事が多いのですが確実ではありません。

お店側が主催の講座であれば経費として材料費はお店側が負担してくれるのですが、カルチャースクールや個人主催の講座の場合は講師負担となる場合もあります。

その際、材料費はバカにならないため、材料費の割引の有無はかなり大きなメリットとなります。

手芸店のスタッフとして働く場合、自分の趣味としても材料費の割引等の制度が付く事が多いのですが、この制度は自分の技術力を磨くために大変重宝します。

その他、福利厚生についてシッカリ明記されている求人があった場合はそういう部分をきちんと管理できている場所なので、安心して働く事ができるとも言えます。

手芸講師求人の雇用形態による違い

手芸講師の求人の雇用形態は何種類もあります。

手芸店のスタッフとして働くパートやアルバイト、カルチャースクールの講師として働く契約社員や社員。

またイベント等で行う臨時講師等があり、自分の働くスタイルに合わせて選べると言うメリットがあります。

自分にあった手芸講師の求人の選び方や注意点

手芸講座の講師と言うのは色々な種類の求人がありますが、求人を選ぶにあたって、注意しなくてはいけない点もあります。

【選び方①】雇用形態から探す

安定した職として働きたいのであれば、正社員を募集しているスクール専門の会社や手芸店スタッフを選ぶ事をお勧めします。

正社員は安定的と言えますが、手芸店のスタッフに関しては他の働き方より保証があると言う形になります。

【選び方②】職種から探す

自分の望んでいるお仕事なのかどうかを考えます。

〇〇の講師としてだけ働きたい場合、手芸店スタッフでは望んだ形になるとは限りません。

手芸店スタッフとして働く場合はレジ打ちや品出し等の他のお仕事もしなくてはいけないため、覚える事も多数あるからです。

逆に、講師をしつつ色々な技術も得たい場合は講師のみの求人で働き始めても臨んだ技術を得る事はできません。

その場合は色々な刺激を得られる手芸店スタッフ兼講師として働く方が望む形に近づく事ができます。

【選び方③】会社の業態から考える

小さな手芸店で働くか、大きくチェーン展開しているお店で働くか、イベントに出張して働くか等の選択肢があります。

チェーン展開しているお店で働く場合、企業自体の業績も安定している事が多いのでその点を心配しながら働くと言う事は少ないです。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

手芸講師のお仕事の場合、コマ数で計算する契約、スタッフとして時給計算される契約、時給計算+キットや講座申込数等の売り上げ出来高加算等の様々な雇用形態があります。

解り易いと言える給料や契約になるのが手芸店スタッフ(パート・アルバイト)、カルチャースクール専門店の正社員等になります。

お店によって契約内容が変わりますので、解らない部分はシッカリと問い合わせてください。

【選び方⑤】エリアから考える

自分が行動可能なエリア内なのかと言う部分を考えてください。

手芸店やカルチャースクール等、仕事先が固定されている場合は交通費がどの程度出るのか、自宅から何分位なのかと言った部分です。

例え、交通費が範囲内だとしても通勤に非常に時間がかかってしまう場合はお店が嫌がることもありますので、なるべく近いに越したことはありません。

イベント等の講師の場合、交通費を出してもらえるのかはキチンと確認してください。

自分が講師をしたいイベントだったとしても、交通費が自己負担で殆どお給料が残らなかったなんて言う状態になったら悲し過ぎます。

【選び方⑥】好きなブランドから考える

手芸店で取り扱ってる材料の中に拘りのメーカー等がある場合、それを扱うお店で講師をした方がお得になる場合があります。

その手芸店で講座を行う事で割引制度を使って材料を購入したり、キットを制作する事が可能になるからです。

また、自分が好んで使っている手芸店だった場合、店員と顔見知りの場合も準備を手伝ってもらえる可能性もありオススメです。

注意点

手芸講師をする場合は、本当に様々な働き方があります。

お店がどういう内容を望んでいるのかを求人から読み取り、契約する際にはきちんと契約書類を確認してください。

こんな筈では無かった・・・とならないように、疑問に思った事は質問し、納得できる返事をもらってから契約してください。

手芸講師求人についてよくある疑問

手芸講師の求人に関して疑問に思う事が多くあると思います。

その中で何点か書いていきます。

応募方法は?

手芸店やホームセンター、カルチャースクールを行っているお店に展示されている求人チラシがありますので、そのチラシに書かれている連絡先に問い合わせるか、そのお店の店員さんに聞いてみてください。

オンライン環境で探す場合はインターネットの求人サイトやハローワークで募集しています。

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

面接でよく聞かれる事は得意としている手芸のジャンルです。

講師として働く場合は、何点か自分の作品の持ち込みを希望している求人先もありますので『作品を数点持ってきてください』となっている場合は忘れずに持っていってください。

指定されていなくても、自分の技術のアピールになりますので自身の作品の持ち込みをしてアピールしてみてください。

未経験でも応募できる?

講師としての前歴がある方が合格率は高いですが、未経験者でも応募する事は可能です。

特に手芸店のスタッフ兼業の場合は、『未経験者OK!』と書かれている求人も多いです。

職場の雰囲気は?

お店によって差はありますが、自分の好きな事を仕事にしている人も多いからかマイペースな人が多い傾向があるように感じます。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの?

カルチャースクール店の正社員、イベントでのスタッフや講師として派遣のお仕事があったり、手芸店スタッフ兼業だとアルバイトが多い等の傾向があります。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

多くは時給制です。

それに加え、キットや講座申込数での出来高加算がある場合もあります。

正社員雇用の場合は、最低口座数を給与保証している場合も稀にあります。

残業って多いの?

講座前にキットが作り終わらなかった、チラシが書き終わらなかった等の場合は残業になる場合もあります。

手芸店スタッフ兼業の場合で、そう言ったお仕事自体がスタッフの仕事として組まれている場合は他のスタッフと分担して行うので残業になる事は少ないです。

シフトの自由度ってどうなの?

手芸店スタッフとして働いている場合は講座の講師ができる人員次第で交換が可能ですが、他に講師が出来ない場合は予め休みの届を出して講座の日取りを変更したりお休みの連絡を入れる必要があります。

講座以外の日であれば交渉によってシフトチェンジが可能です。

資格って必要なの?

多くの講座では資格が無くてもOKのお店が多いです。

特に手芸店スタッフ兼業で募集を行っているお店では、大々的に『未経験者OK、資格無しOK』として募集しているお店が多いです。

ただ、高レベルをうたうカルチャースクール等では資格を重視する場合もありますので、求人内容を確認の上で応募してください。

実はこういう場所でも募集が!

意外な勤務場所、それはデイサービスです。

デイサービス等の介護現場でも講師の資格は無資格でもOKな事が多く、講座の講師ができる事以外に介護福祉士・初任者研修修了者・旧ヘルパー2級のいずれかを取得している人を求めている事があります。

理由として、講座を考える際に利用者の障碍度合や認知に合わせた講座を開く必要がある事、加え利用者への対応がスタッフだけでは手が回らなくなる事を想定しているためで、デイサービスのスタッフを兼業できる人を求めている傾向があります。

デイサービス等の介護スタッフ兼業での雇用の場合、正社員かパートかで大きく変わりますが福利厚生は最低限になる場合が多いです。

デイサービススタッフ(手芸講座・カルチャースクール含む):時給:1000円~

まとめ

手芸講師は様々な働き方があります。

自分の目的をシッカリ把握する事で働く場所を選ぶ事ができます。

また、技術さえ持っていれば働く事ができるので、働きながら資格取得を目指す事も可能です。

未経験からキャリアを積む事も望めるこの仕事、是非チャレンジしてみてください。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)