英語教育に関するニュース見出しが、連日新聞やネットをにぎわせています。

''2020年度から、小学校で英語が正式な教科として導入されることが決定''

''東京オリンピックに向けておもてなし英語を'' ''都立高校入試でスピーキングテスト導入へ''

英語を話すのはあたり前で、英語を使ってなにができるのかが問われる時代がすぐそこまで来ています。

そんな英語教育熱が高まる中、今熱い注目を浴びている仕事が、英会話講師!

英会話講師ってどんな仕事なの?どんな働き方があるの?お給料はどのくらいもらえる?そんな英会話求人についての疑問を詳しく解説していきます。

英会話講師のおおまかな仕事内容

主な仕事内容

英会話講師とは、生徒が必要とする英語力を身につけられるよう指導する仕事です。

その仕事内容は、授業を行うだけでなく多岐にわたります。

主な業務だけでも下記の通りです。

  • 指導プランの作成
  • 授業準備、片付け
  • 授業
  • 生徒の習熟度チェックや成績表作成
  • 自身のスキルアップ、研修

英会話講師に求められることは?

大人向けのレッスン

大人であれば、仕事に使える英語や旅行のためなど、明確な目標を持っていることが多いでしょう。

生徒の要求に合ったレッスンを提供することが求められます。

大手英会話スクールでは、TOEIC850点以上を条件にしているところもあり、求められる英語力は高いと言えます。

子ども向けのレッスン

子どもは大人と違い、早い段階から英語に親しむことで、母国語のように英語を身につけることを目指します。

レッスン内容は、歌やフォニックス、遊びや知育など取り入れるスクールが多いようです。

講師は、生徒が楽しみながらレッスンに参加できるように促し、自然な英語に触れさせることが求められます。

TOEICスコアは700点ほどを条件にしているところが見られます。

TOEICスコア重視というよりは、発音の良さや、保育経験などが求められるようです。

受験生のためのレッスン

国際系の学校や学科を目指す生徒への受験対策。

「志望校合格」という明確な目標に向かって、必要な力を付けるための指導をします。

志望校の傾向などに的をしぼって学習するため、情報収集能力や受験に特化した知識が求められます。

英会話講師の求人をよく出している会社の形態は?

英会話講師の働く会社には、どのような形態があるのでしょうか。

細かく見て行きましょう。

英会話スクール

英会話を習おうと思う多くの人が一番先に思いつくのは、やはり英会話スクールです。

正社員、非常勤講師、パートなど様々な雇用形態があります。

講師はほとんどの場合、非常勤やパートでの採用です。

一般的に大手英会話スクールの正社員は、営業やマネージメント業務中心になることが多いようです。

正社員として講師を目指すなら、スクールごとの採用制度をよく調べてみましょう。

講師希望で入社したのにマネージメント業務だったということにならないように、確認が必要です。

オンライン英会話

自宅で空いた時間に手軽にレッスンを受けられる、オンライン英会話の需要は高まっています。

仲介会社に登録し、生徒と講師を結びつけるシステムが主流です。

しっかりとした会社であれば、マニュアルやカリキュラムがきちんとあり、研修も受けられます。

SNSなどで直接生徒を見つける方法もありますが、金銭のやり取りもあるため、トラブルになることも。

マンツーマン英会話スクール

講師とマンツーマンでのレッスンが受けられるスクールも人気です。

仕事のために早急に英語をマスターしないといけない、グループでレベルが合わない人と一緒にレッスンを受けたくないなど、事情はそれぞれですが、自分に合わせたレッスンをしてもらえるので英語を身につける近道と言えます。

当然生徒が支払う料金は高くなるので、生徒が講師に求めるレベルも上がります。

雇用形態としては、正社員、非常勤講師、パートなどです。

家庭教師

生徒の自宅などで行う個人レッスンです。

大手家庭教師派遣会社などでも、英会話講師の採用を行っています。

交通費が全額支給されるか、研修はあるのかなど、会社によって条件がかなり違います。

正社員登用はほとんどなく、時間給制が主流です。

幼稚園や保育園へ出張レッスン

施設への講師派遣型レッスンです。

園の場合は、昼間の園活動時間内でのレッスンや放課後レッスンがあり、教室などで行います。

講師は派遣元の英会話スクールの非常勤講師として契約するケースが主で、研修やカリキュラムもあります。

園とのやり取りやスケジュール調整は、雇い主である英会話スクールがします。

早期英語教育が進む中、急速に成長している業界です。

英語保育施設

芸能人の子どもが通っていると話題になり、人気が高まっているプリスクールやインターナショナルスクール。

基本的に英語で保育を行います。

ネイティブの先生が中心のことが多いですが、保育補助や保護者対応もあるため、日本人の募集も見かけます。

新規オープンが相次ぎ、求人も多くなっています。

ただ、地域は限られているようで、都心エリアに集中しています。

正社員での採用が多いようです。

英会話講師求人でよくある募集内容とは?

英会話講師は、入れ替わりの激しい業界でもあり、経験を積んで次の職場や開業へとステップアップしていく講師も多くいます。

勤務時間や場所は様々なので、条件にあった仕事は比較的探しやすいのではないでしょうか。

では、具体的な募集条件の内容を見てみましょう。

給与相場

給与相場としては、時給1500〜3000円くらいです。

英会話講師は高収入か?という問いに答えるのであれば、多くの場合NOです。

時給だけを見ると高給に見えるかもしれませんが、実際は準備や勉強にそれ以上時間を要するためです。

それらの時間に対しての報酬はほとんどないというのが現実です。

ただ、人気講師となると時給が跳ね上がることもあります。

その場合は時給5000円以上ということも夢ではありません。

正社員であれば、業績がいいとボーナスなども見込めますので、がんばりによっては高収入の可能性もあります。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は、平日夕方から夜にかけて、また週末が一番忙しい時間になります。

会社や学校帰り、休日に英会話を習う人が圧倒的に多く、夜10時ころまで勤務というのも普通にあります。

就学前の子ども向けのレッスンをおこなっているスクールでは、午前中のクラスを持つ事もありますが、数としてはあまり多くありません。

プリスクールなどは平日の日勤が中心になります。

残業という面では、基本的にレッスン時間は決まっていて、超過することはあまりありません。

しかし思っている以上に多いのが、実際のレッスン以外にかかる時間。

休日返上でレッスンスケジュールを立てたり、宿題チェックや教材作成、授業内容のシュミレーション、自身のスキルを磨く研修や勉強を行うことも。

レッスン時間以上に準備に時間をかけないと、良質なレッスンを提供するのは難しいのです。

福利厚生

正社員であれば、健康保険や一般的な福利厚生があります。

非常勤やパートの場合は、ほとんどありません。

勤務場所

英会話スクールの運営する教室が勤務地になります。

地方になるとスクールの数は少なくなりますが、多くは駅に近いところに多くあるので、通勤しやすいところを探すことも可能です。

派遣型であれば、その施設へ直接勤務します。

自宅開業やフランチャイズは、勤務地は自分で決めらるのがメリットでしょう。

オンライン授業は、インターネット環境のある静かなところであればどこでも可能です。

求められる人物像

明るく、コミュニケーション能力が高い人

英語とはコミニュケーションツールであり、コミュニケーション能力が高いことは必須条件。

明るく、人と接することが好きでなければ続けていくのは難しいです。

逆に言えば、コミュニケーション能力が高ければ、学歴や資格などなくても採用されることもあります。

相手の立場に立って考えられる人

なぜ英語を学びたいのか、なにが必要なのか、それぞれの生徒の立場にたって、必要なものを引き出してあげること。

人気講師たちにはその能力があります。

決まったカリキュラムを淡々とこなすのではなく、柔軟性を持って相手に合わせることができる人物像が求められます。

臨機応変に対応できる人

言葉というのは日々進化していくものです。

旬の情報を察知し、うまく取り入れていくことができること。

教育現場での常識というのものは変わっていきます。

臨機応変に対応できることが、講師には求められます。

信頼される人

子ども英会話教室では、保護者対応が必要になります。

ときには無理難題を言われたり、難しい対応を迫られる場合もあります。

そういった中できちんと対応して信頼を得ることができる人。

礼儀をもって接することができる人。

実はこういったところは採用する側がとても気にしているところです。

必要なスキルや資格、経験

TOEICやTOEFLのスコアを持っていると、スキルやレベルがわかりやすく、アピールしやすくなります。

英検や国連英検、小学校英語指導者資格(J-SHINE)、中高英語教員免許などを持っていると有利です。

海外在住経験や留学経験があれば、強みになります。

ただ、これらを持っているというだけで大丈夫というわけではありません。

講師として採用されるには、コミュニケーション能力と人柄が重視されます。

採用面接では、生徒の立場に立って指導できるか、生徒に好かれる人柄かなどを見られています。

英会話講師の雇用形態や勤務先による違い

給与・年収

年収は、人によりかなりばらつきがあります。

非常勤講師でも、スケジュールをフルタイムの正社員並みに入れて働けば、一般的な会社員ほどの給与を得ることは可能です。

自ら開業するかフランチャイズにすれば、収入アップの可能性もあります。

休日

基本的に土日祝日休みというところは少なく、シフト制であったり曜日固定制であるところが多いようです。

オンライン英会話などは、空いた時間に教えることができるので、休日は調整できます。

英語保育施設であれば、基本的に土日祝日休みになりますが、イベントなどで休日勤務になることもあります。

英会話講師求人についてよくある疑問

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

今まで英語をどうやって身につけましたか?自分の強みは?など、一般的な質問が多いでしょう。

しかし、コミュニケーション能力を重視する職種だけに、変化球の質問が飛んで来るかもしれません。

子ども向け英会話スクールの面接で、試験官が保護者役になり、講師役の私たちがクレーム対応するという内容がありました。

ムチャぶりな設定に慌てる人が続出です。

いずれにせよ、どんな質問がきてもあわてず、前向きに答えましょう。

明るさ、前向きさアピールが重要です!

未経験でも応募できる?

未経験でももちろん応募できます!まずは研修がしっかりしているところで経験を積むのも良いでしょう。

スクール側としては、研修でスキルを身につけることはできるので、コミュニケーション能力や人柄を重視することも多いようです。

学歴・経歴不問というところも多く見られます。

学歴で切ってしまわずに、いい人に来てもらいたいという採用側の気持ちの表れだと思います。

残業って多いの?

授業時間が決まっているので、基本的には時間通りに終了します。

残業というよりも、レッスンの準備や計画を立てたり、自身のスキルアップにかなりの時間を要します。

しかも、この場合の時間給はほとんどつかないというのが現状だというのは認識しておいた方がいいでしょう。

資格って必要なの?

持っていて損はありません。

自分の能力を証明する材料は多い方が有利です。

ただ、それだけで即採用というわけではありません。

生徒さんの対応って大変?

いろんな生徒さんがいます。

子どものクラスであれば、保護者対応なども必要になってきます。

対応マニュアルは必要です。

大手スクールであれば、困った時は対応してくれます。

まとめ

いかがでしたか?英会話講師の現実、色々感じていただけたでしょうか。

やりがいのある仕事であると同時に、責任も重大です。

これからの社会に必要とされる職業であることは間違いありません。

仕事をしながら自身も成長していこうという気持ちで取り組むことができれば、きっといい講師になれるのではないのでしょうか。

ぜひ、理想の英会話講師めざしてがんばってください!