2020年11月18日

日本は今、少子高齢化などにより今後人口減少が必至と言われており、労働者不足が懸念されています。

そのため、日本政府は外国人労働者の受け入れに積極的に動き出しました。

日本人としては治安の悪化などのデメリット要素も考えてしまうところですが、それを払拭するための取り決めを進めている状況です。

つまりは、今後は日本にいながら多国籍な文化も受け入れる必要があるのだと思いますが、日本人として伝統や文化も引き続き継承することも忘れてはいけないでしょう。

そしてもう一つ重要になってくるのが、世界に誇るべき言葉である日本語を決して絶やしてはいけないということではないでしょうか。

「子どもの時に家庭で覚えた言葉で、世界の見方が決まる」という学者もいるように、言葉は人の心を作るものです。

日本語がなくなるということは、日本人の心がなくなるということです。

そして日本語教師というのは、日本語を外国人に教え、日本人の心を伝える仕事です。

大袈裟かもしれませんが、もしかすると今後の日本を救うことができるかもしれない、そんな日本語教師求人についてご紹介したいと思います。

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日本語教師のおおまかな仕事内容

日本人が英語などの外国語を学ぶように、外国人の方々に日本語を教える作業を行うわけですが、準備やその作業は想像以上に大変なことです。

どのような職場かにもよりますが、何よりも学習者側の希望を尊重することが大切です。

日常会話を使いこなしたい、ビジネスで使えるような日本語を習得したい、大学の授業についていけるように専門用語を使いこなしたいなど、様々な要望があると思います。

とにかく、学習者は限られた時間の中で日本語を習得しなければならないことが多いため、教える側としても事前準備が欠かせません。

まずは、見取り図的なものとなるコース・デザインを考えることが必要です。

コース・デザインとは、教えることの初めから教えた後のことまでを考えるということです。

①日本語のことを知る、②学習者のことを知る、③何をいつどのように教えるかを決めるという大きく三つが準備事項になります。

①は、教える側が日常用いている日本語について、教えるために分かりやすく組み替えることです。

②は、教える前に、学習者の様々な事情を知るためにアンケート用紙のような質問票を出して調査する、レディネス分析という方法をとります。

そして、学習者のニーズを把握することが必要です。

具体的には、日本語を学ぶ理由や文字の習得、どのくらいの時間勉強したいのか、今まで勉強したことのある外国語について、などです。

③は①と②を踏まえて考えますが、教科書選びから始めることが多いかもしれません。

なぜなら、学習者に必要な単語をリストアップするのはなかなか大変な作業だからで、教科書には教えるべき内容がカリキュラムで書かれているため、学習者の都合に合わせていくことができるからです。

教科書が決まれば、より分かりやすく教えるために必要な最低限の道具の用意も必要です。

実際に授業に入ると、ウォーミングアップ→復習→導入→説明→ドリル→アクティビティ→まとめ→クーリングダウンのような流れを自分で作り、相手に応じて臨機応変に対応していきます。

そして教えた後は、授業の反省も大切です。

これはもっと良い授業をするため、技量を伸ばすためにやるべきことです。

その方法は、授業の日誌をつけてみる方法や録音・録画して後で見る方法、前回の授業とは違うことをする方法などです。

こうしたことを繰り返しながら学習者が希望するような日本語を使えるようにするのが、日本語教師の仕事です。

日本語教師でよくある募集内容とは?

国内での日本語教師の求人は日本語学校や専門学校などが募集をかけることが多いようですが、その他にもオンラインレッスン、ボランティアというのもあります。

では、どんな内容で募集があるのか具体的に見てみましょう。

給与相場

常勤講師の場合は、経験等にもよりますが初任給でおおよそ月給20万円前後のようです。

ただ、経験を積むことでクラス運営や学校運営なども行うようになると、管理職の手当などもついて月給40万円ほどになるようです。

非常勤講師は時間給のことが多く、時給1,500円~2,000円が多いようです。

勤務時間や休日、残業

常勤の場合は月曜~金曜までの8時間勤務で、土日祝は休日がほとんどです。

非常勤は自分の担当の授業だけの勤務なので、その時間だけ出勤します。

福利厚生

非常勤には福利厚生がないことがほとんどですが、常勤には福利厚生があります。

交通費については、上限つきで支給されます。

勤務場所

勤務場所は主に学校が多いですが、オンラインレッスンの場合は自宅で行うこともできます。

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日本語教師に求められる人物像やスキル・経験は?

外国人に日本語を教えるために必要な要素とは何でしょうか?

求められる人物とスキルや経験などについて考えてみます。

求められる人物像

お互い様の気持ち、学び合う姿勢のある人

外国の方々に日本語を教えるということは、子供たちに勉強を教える学校の教師や塾の講師とは違い、ほとんどの場合が大人の学生やビジネスマン、主婦など、日本で生活するために必要な日本語を学ぶ人たちのために教えるわけです。

彼らは時には自分よりも年上で経験豊かな人物かもしれません。

日本語教師は、教師という名がつくことを良いことに思いあがってはいけないと思います。

言語はとても奥が深いもので、しかも進化している部分もあります。

数年の日本語教育の勉強だけで習得できるものではありません。

母語が日本語であることは、自然に日本語を習得しているため理屈で考える習慣がなく、違いを説明することが難しいものです。

生徒から「これは本です」と「これが本です」は何が違うのですか?

と質問された時、私たちはどう説明したら良いのか戸惑いませんか?

この時必要なのは、外国人の目線で捉え直す作業です。

日本語教師も常に勉強が必要であり、それを気づかせてくれるのが日本語を学ぼうとしている外国人なのです。

日本人特有の「お互い様の精神」を忘れては続けられない仕事だと言えます。

言葉に興味のある人

常に学ぶ姿勢があるということは、言葉に興味がなければ続けることができません。

大前提として言葉に興味があり、理解したいという欲求が必要でしょう。

求められるスキルや経験

高学歴

日本語教師の募集を見てみると、大抵は4年制大学卒業以上というのがあります。

教師という名がつくからでしょうか、学歴は高いに越したことはなく、特に教員免許があると優遇されることが多いようです。

大学で日本語教育の勉強をされているか、次に述べるような養成講座や日本語教育能力検定試験の合格者が就職の条件になっていることがほとんどです。

420時間の養成講座を受ける

専門学校や通信教育で420時間の養成講座を受講することは可能です。

筆者は25年ほど前に短期大学卒業後、日本語養成講座がある専門学校に通い420時間の単位を取りましたが、すぐに就職先を探すのは難しかったです。

当時から学歴優先だったので、4年制を卒業していないことがネックになっていました。

日本語教育能力検定試験合格

そこで学歴関係なく就職に有利になるのが、日本語教育能力検定試験に合格するということでした。

ただ、これも合格すれば絶対に就職できるわけではなく、検定試験に合格した学歴の高い人で尚且つ外国語をいくつか習得している人が優先でした。

これは20年以上も前の話ですが、当時は就職難の時期でもあり、日本語教師という仕事で生活するのは厳しかったです。

今は日本語の需要も高まりつつあり、昔とは違い募集の数も沢山あるようです。

日本語教師の仕事がおすすめな理由

世界の文化や言語を知ることができる

様々な国の方々と接することにより、彼らが母語とする言語と日本語の違いに気づいたり、異文化に触れることができます。

これは、通常の会社員では体験できないことだと思います。

筆者もボランティアでイラン人、アメリカ人、モンゴル人、韓国人、中国人、フランス人、デンマーク人などに日本語を教えていました。

言語の違いはもちろんのこと、今まで知らなかった、日本でも断食をするイラン人の生活スタイルやモンゴル人の食生活、韓国人から見た日本人について聞いたり、とにかくビックリすることが数多くありました。

若い時のこれらの体験は、刺激的で興味深いものです。

やりがいがあり、役に立ち、喜ばれる仕事

日本語を教える作業は難しいことも沢山ありますが、日本語を少しづつ習得することで喜ばれることはもちろん、自分のためにも上述したように面白い体験ができます。

筆者が一番長く教えたイラン人は主婦の方で、日本語が分からないために外出も友人も作ることができなかったのですが、筆者が介入することで買い物ができるようになったり、日本人の友人が少しづつできるようになりました。

日本語を教えることを通して、日常生活のできなかったことが少しづつできるようになるのは、教えている側としてはとても嬉しく励みになりました。

日本語教師のおすすめ求人のポイント 

全国各地はもちろん海外の募集もある日本語教師というお仕事ですが、海外で仕事をすることは様々なトラブルもあるようです。

主に日本国内の求人ではどのような点に気をつければ良いのか考えてみたいと思います。

具体的な条件や情報が載っていること

曖昧な表現があったり、条件が少なすぎる求人は注意が必要です。

いざ入社してみると、全く違う業務をさせられることもあります。

日本語教師についてよくある疑問

分かっているようで分からない日本語教師。

外国の方々に日本語を教えることに興味があって、是非ともチャレンジしてみたいと思っても様々な疑問があるかと思います。

そんなよくある疑問に答えてみたいと思います。

外国語ができないと教えられないのか?

日本国内の求人では外国語(特に英語や中国語)ができると優遇されますが、外国語を話すことができなくても日本語教師になることはできます。

例えば英会話教室に通った経験がある人は、日本語のできない外国人に英語を習うことは当たり前なのと同じことです。

経験がなくてもできるのか?

経験についても同じように優遇されることですが、経験がない場合にはボランティアという手もあります。

筆者もボランティアから始め、経験を積みました。

ボランティアの場合、教える外国人の仕事や日常生活の困り事などにも相談に乗ったり、かなりプライベートな部分にも介入することが多くなるので、大変な面もありますが、より多くの経験を積むことができます。

まとめ

いかがでしたか?

日本語教師というお仕事についてさらりと解説しましたが、今初めて日本語教師について知った方も少し興味が湧いてきましたか?

冒頭でお話したように、これからはある意味、多民族国家になる可能性がある日本、私たちが当たり前に使っている日本語という言語について興味を持ち大切にする人たちが増えてくれることを期待しています。

特に若い人たちが外国人に触れることで著しい成長を遂げることは、筆者自身が体験してきたことです。

是非、言語に興味がある人はチャレンジしてもらいたいのが日本語教師です。

この文章を書いている筆者も、改めて日本語の面白さや難しさを考えさせられました。

そして、実はまだ合格していない日本語教育能力検定試験にチャレンジすることをここに誓います。

ブランクがあることで人生経験を積んできたつもりの筆者が、改めて日本語教育を学びつつ、いつかまた外国人に日本語を教える機会があれば、25年前とは違う形で教えられるような気がしています。

思い返すと、同期で70歳を過ぎた方が、生き生きと日本語教育を学んで、外国人に教えている姿を見ていました。

その方から、人生いつも学ぶことだらけ、挫折からだって学ぶことができる、だから興味があることにチャレンジすることが大切だと教えてもらいました。

みなさんはどのようなことにチャレンジしてみますか?

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