2023年1月11日

幼い頃、誰しもが小学校に通い多くのことを学ぶ中で、先生と関わり、沢山の思い出を作ったことがあるはずです。

優しい先生や厳しい先生、こわい先生など様々な個性を持った先生が小学校で働いています。

子どもたちにとっては家庭以外で最も身近であっただろう「先生」という存在。

その仕事内容は忙しすぎると言っても足りないほどの業務内容です。

しかし、疲れた顔一つ見せずに笑顔で子どもたちと接する先生方。

小学校で働く先生たちには、その忙しさが帳消しになってしまうほどのやりがいを感じる瞬間があるのです。

ここでは、小学校教員の仕事内容に触れながら、小学校教員として働く上でやりがいを感じるための心構えや筆者自身が実際に感じたやりがいについて紹介します。

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小学校の教員の仕事ってどんな仕事?

小学校教員のほとんどは担任として自分の学級を持っており、毎日小学生の子どもたちと過ごす中で、生活指導をはじめとして授業の準備、その後の評価までを計画的にこなします。

また、運動会や遠足、学習発表会など1年間を通して沢山の行事に向けての企画・準備・運営を行います。

常に子どもたちのお手本となるよう、言葉遣いや立ち振る舞いにも気をつけなければなりません。

やりがいを感じる6個のポイント

小学校教員と言うと、全ての教科を一人で指導し自分の学級を経営していくという点で、仕事の忙しさばかりに目が行ってしまいます。

しかしその大変さの裏側には、実際に教員として子どもたちと関わった人にしか味わうことのできないやりがいが溢れています。

そのやりがいの感じ方は、先生ごとに十人十色、様々です。

ここでは実際に小学校の先生として勤務した経験のある筆者自身が感じた、小学校教員として働く上で感じることのできるやりがいを六つ紹介します。

パワフルな子どもたちに力をもらえる

小学生の子どもたちは、天真爛漫で毎日元気いっぱいです。

休み時間に楽しそうに遊ぶ姿はもちろんのこと、授業内容を一生懸命理解しようとする姿は真っ直ぐで、とても可愛らしいものです。

毎日の学校生活でもまるでお祭りのような楽しさを出してくれる子どもたちは、一緒にいて飽きることがありません。

また、このパワフルさは運動会などの行事の時に大きな力を発揮します。

練習している最中も、本番も、教員だけではなく保護者の方々を感動させてくれる力を秘めているのです。

その元気さと無邪気さは、時として大人にとっては手に余ることがあるほどですが、その反面、その元気さに救われる瞬間や楽しい瞬間が沢山あります。

成長を間近で感じることができる

教員は、子どもたちの生活面や学習面をはじめとして人間性を育てる責任ある仕事です。

昨日できなかったことが今日できるようになるかもしれませんし、苦手だった食べ物が食べられるようになるかもしれません。

更に長い目で見ると、入学してから卒業するまでの6年間で、子どもたちは心身共に大きな成長を遂げます。

子どもたちは毎日少しづつ成長し、変化していくのです。

小学校教員として働く上で子供達一人一人の成長に気づけることは大切なことであり、同時に、彼らの成長が教員のモチベーションへと繋がっていくのです。

自信を付けることができる

沢山の子どもたちと関わっていくにあたり、教員として、一人の大人として、子どもたちの模範となるような行動を取る必要があります。

毎日を過ごす中で、その責任の重さに頭を抱えることも多いですが、子どもたちが真っ直ぐに優しい気持ちを持って学校生活を送ってくれているだけで、自分の教員としての自信に繋がります。

また、教員として働く年数が長くなるにつれて自分のキャリアに自信を付けることができるので、コツコツと実力を付けることもできるのです。

子どもたちとの信頼関係

子どもたちと毎日を過ごしていく中で、だんだんと教員と子どもたちの信頼関係は深まっていきます。

年度はじめはお互いに緊張しているものですが、少しずつ打ち解けていきます。

最初は距離感を感じていた子どもたちが自分に対して心を開いてきているということが感じられると、嬉しくなるものなのです。

教員と子どもは大人と子どもということで年齢はかなり離れていますが、まっすぐに関わり合うことでお互いのことをよく理解し、冗談を言って笑い合えるほどの信頼関係を作ることができます。

子どもたちとの関わり合い、子どもたちの笑顔が教員にとっての一番のやりがいとなります。

学級担任を持つこと

小学校教員の場合は、ほとんどの教員が学級担任として自分のクラスを持っています。

学級運営を行うことは大変ではありますが、反面、やりがいがあるものです。

子どもたち一人一人としっかりと関わることができますし、日常生活に自然とメリハリが出ます。

運動会や学習発表会などの学校全体の行事では学級のカラーを出し、遠足や校外学習などの学年行事では思いっきり思い出を作ることができます。

自分の受け持っている学級の子どもたちにとっても、教員として働く自分にとっても、その瞬間ごとの全てが大切な時間となり得るのです。

集団生活の中で、一人一人の子どもの様子に気を付けながら指導することは簡単ではありませんが、子どもたちと一緒に過ごす中で感じることのできる、言葉では言い表せないようなやりがいを得ることができるのです。

スーパーマンのような日々

小学校教員は、自分の担任をしている学級の授業をほとんどの場合は自分一人で教えていくことになります。

算数や国語などの座学から、体育や音楽、図工などの技能教科まで、指導の幅がとても広いです。

また、休み時間は自分自身の休憩というよりは課題や提出物の確認、子どもたちと関わりながら次の授業の準備をするためにあると言っても過言ではありません。

小学校教員としての仕事は、体力勝負です。

まるでスーパーマンになったかのようなめまぐるしい日々でも、子どもたちが「先生!」と声をかけてくれるだけで力が湧くものです。

\小学校の教員の仕事に「やりがい」があると感じた人は/

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やりがいを持って働くために必要なこととは?

「働く」ということはどのような仕事においても簡単なことではありません。

日々の仕事の中で楽しいこともあれば、辛いことも山ほどあります。

そのような中でやりがいを見つけて働くことができるというのは、恵まれているのかもしれません。

筆者の経験上、教員という仕事は、他の仕事に比べてやりがいを感じる機会が多いと思われます。

多くの子どもたちと関わるという点では教員の言動に常に責任が伴いますが、それをはるかに凌駕する達成感や面白さがあるのです。

特に、小学校教員は、純粋な子どもたちに囲まれて過ごす中で多くのことを感じるものです。

ここでは、小学校教員として働く際にやりがいを持って働くために必要なことについて、筆者自身の経験を踏まえながらいくつか紹介します。

子どもたちと一緒に成長したいという気持ち

子どもたちと一緒に多くのことを経験することを通して、大人である教員も沢山のことを子どもたちから教えてもらうことができます。

晴れた日には、日焼けも気にせず沢山汗をかきながら全力で外を走り回ったり、虫刺されに怯えず草むらをかき分けたり、道端に咲いている花にもしっかりと名前があるということを思い出させてくれたりなど、子どもの頃に持っていた感覚を思い起こしてくれたりもしてくれます。

何よりも、勉強に運動、遊びに友だちのことなど沢山のことに興味を持ち、失敗を恐れずに全力でぶつかっていく子どもたちの姿には勇気をもらえます。

子どもたちの持っている、その感覚を「子どもだから」「子ども独自のもの」として線を引いてしまうのではなく、子どもたちと一緒に様々なことに挑戦し、成長するために向かっていく気持ちを持ち続けることが大切です。

謙虚な心

教員としての仕事は、子どもたちの学習面や生活面、運動面をはじめとして人間性を高めるために事細かな配慮をしつつ指導していくものです。

子どもたちを相手にする仕事であるために、自分が大人であるということや教員であるという立場から、子どもたちに対する態度が高圧的になっている教員がいることもあります。

しかし、教員として最も大切なことは、自分が教員であるという自覚を持ちつつも子どもたちの気持ちをしっかりと汲み取り、関わっていくことです。

高圧的な態度をとっても、小学生の子どもたちにとってはただただ「怖い先生」という感覚を与えてしまうに過ぎません。

子どもたちに大きな影響を与えることになる教員だからこそ偉そうに振る舞うのではなく謙虚な姿勢を忘れてはならないのです。

飽くなき探究心を持つこと

授業をするにあたり、教員は常に子どもたちにとって分かりやすい指導をするように心掛けています。

どのような板書を行えば理解に繋がるのか、発問の仕方は適切か、理解できる子と困難な子の間に大きな差が生じていないかなど、考慮すべきことは数え切れないほどあります。

そのような指導をするための教材研究はもちろん、毎日の子どもたちとの関わり合いの中で話題にする内容も子どもたちと話せるようにしておくと良いものです。

子どもたちにとって一緒に過ごすことが楽しくなるような存在であるためにも、子どもたちの好きそうな話題に関しては常にアンテナを高くしておくと良いでしょう。

そうすることで、子どもたちと和気藹々と過ごせるだけではなく、自分自身の視野を広げることができます。

自分の大切なものを見極めること

教員も、先生である前に一人の人間です。

誰しもに大切なものがあるように、教員にとっても大切なものがあります。

子どもたちに多くのことを教え導く立場にあるからこそ、自分にとっての大切なものをないがしろにしてはなりません。

教員だから立派に振る舞わなければ、ためになることを言わなければ、と仕事のことばかりを考えすぎるのは、自分自身を追い詰めることになってしまいます。

自分にとっての大切なものを見極め、自分自身のことを大事にできる先生は、子どもたちにとっての大切なものも理解してあげることができるはずです。

自分の中でのオンとオフをしっかりと切り替えることで気持ちの整理がつき、日々の仕事にもやりがいを感じながら働くことができるはずです。

体調管理

どの仕事についても言えることですが、体調管理は最重要と言っても良いでしょう。

どんなに日々の仕事にやりがいを感じていても、子供達のことを考えた授業の準備をしていたとしても、体調が悪かったら全て台無しです。

毎日元気で過ごすことは仕事をこなすために大切なだけではなく、子どもたちやその保護者の方々にも影響を与えます。

子どもたちにとっては一緒に過ごす先生は常に元気でいてほしいと感じているものですし、保護者の方にとっては自分の子どもの担任の先生が休みがちになることで不安を煽ってしまいます。

教員として働く上での体調管理は、自分にとっての働き方に影響を与えるだけではなく、子どもたちとその家庭にも心配させることになってしまうのです。

日々の仕事の中でやりがいを感じることはもちろん、子どもたちのためにも教員が元気に過ごすことは大切なことです。

自分の時間を大切にすること

前述した自分の大切なものを見極めることや、体調管理にも通じるものがありますが、多忙な教員生活を送る上でオンとオフの区別をつけることが必要です。

ずっと仕事のことばかり考えていると気が滅入ってしまい、心身共に不調になってしまうこともあります。

子どもたちと元気に笑顔で過ごすためにも休息をとることは大切です。

「教員としての自分」以外の自分の時間こそが、自分という人間を構築します。

趣味に没頭するのも良いですし、疲れた体を休めるためにひたすら眠るのも良いでしょう。

教員にとって子どもたちの笑顔がやりがいに繋がるように、子どもたちにとっても教員の笑顔は安心するものです。

目まぐるしい学校生活を過ごす中で、教員も子どもたちも気持ち良く過ごせるようにするためにも、教員自身の時間は重要なのです。

心の余裕があるときに、やりがいを感じることができます。

自分自身を追い詰めてしまわないような時間の使い方をすることが大切です。

まとめ

小学校教員としての仕事は他業界の人が思っているよりも多忙なものです。

しかし、その一方で教員として働かなければ感じることのできないやりがいに溢れています。

どの先生も日々の業務で疲れきっているということは事実ですが、子どもたちと過ごす時間は間違いなく教員にとってかけがえのないものなのです。

やりがいを感じるためには、子どもたちを大切にする必要があります。

子どもたちを大切にするためには、心の余裕が必要です。

その心の余裕を作るためには自分自身の心身をしっかりと管理する必要があります。

教員と言えども一人の人間、自分自身を大切にできない人が周りの人を大切にすることはできません。

教員という仕事は、子どもたちに大きな影響を与えるとても責任のあるものです。

かけがえのない大切な子どもたちと過ごす時間はもちろん、やりがいを感じられるような心の余裕を持つための自分の管理を重要視しましょう。

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