高校教師の仕事内容と聞いて、何をイメージしますか?

これまでに出会ったことのある「高校の先生」を思い出してみて下さい。

高校教師の仕事はただ授業をするだけじゃないの?と思った方や、教師の職業に興味がある方に向けて、この記事では、知っているようで知らない、高校教師の仕事や様々な役割や向いている人の特徴、高校教師の仕事の良いところ、その後のキャリアについてお話ししたいと思います。

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高校教師の仕事は大きく分けると4つある

教科担当の仕事

高校教師の仕事としてまずイメージするのは授業を行うことではないでしょうか。

国が定めた学習指導要領に沿って、自分が担当する教科の授業を行います。

教科ごとに科会と呼ばれるものがあり、全ての教師がそれぞれの科に所属し、授業の質や専門性を高めるために日々研鑽を積んでいます。

授業を行うといっても、時間になったら教室に来て授業をするだけが仕事ではありません。

自分が行う授業の前に、どんな授業を展開していくのかを考える「授業準備」の時間が非常に重要です。

教師自身が授業の内容をしっかり理解することはもちろんですが、50分の授業の中で生徒を飽きさせないように「導入」「展開」「まとめ」といった大まかな流れを考えたり、生徒が授業内容を理解しやすいように、プリントなどの副教材を作成したりすることもあります。

その他にも、中間や期末テストの作成や採点、学期末の成績評価をするのも、教科担当の大切な役割です。

クラス担当の仕事

担任や副担任と呼ばれる教師の役割です。

クラス担任になると、クラス運営という大きな役割を担うことになります。

担当生徒一人一人の性格や個性、成績や今後の進路などを加味しながら、一年間どのようなクラスにしていくかを考え、クラス運営を行っていきます。

そのためには、朝・夕のホームルームでの話や日誌でのやりとりなどで、日々生徒に向き合い信頼関係を築いていくような行動が必要になります。

クラス行事では、高校生が自分たちで企画や運営に挑戦する場面もあるので、どこまで自主性を持たせて生徒に任せるか常に考えるところです。

体育祭や文化祭は生徒が主体となって進めるものですが、その準備や土台づくり、生徒達のモチベーションの維持には教師も関わります。

クラスごとに生徒の雰囲気も異なるため、教師も悩みながら生徒を支えていきます。

また、生徒の親との関わりもあります。

成績や生活態度が心配な生徒がいれば保護者への連絡を行い、常に近い立場から生徒や保護者と向き合うのもクラス担任の役割です。

部活動指導の仕事

部活動の顧問が行う業務のことです。

部活動の指導は殆どの教師が担当しています。

大まかな仕事内容は、放課後や、場合によっては早朝や土曜・日曜・祝日関係なく、生徒が活動している時に、生徒への技術指導や監督を行うことです。

部活の担当は、個人の意思とは関係なく決まってしまう場合もあり、時にはこれまで経験したことがなく、全く知らない部活動の指導を行うこともあります。

初めてのことを学ぶのは大変さもありますが、生徒と一緒に成長できる貴重な機会でもあります。

校務の仕事

教師は学校全体の業務を回していくために、教科やクラス、部活動以外にも、それぞれいくつかの役割を担当しています。

その担当する業務のことを校務と言います。

代表的な校務には、「総務」「教務」がありますが、それについては後程詳しくお話します。

このほかにも、生徒指導や進路指導、特別活動指導、保健・体育、図書、人権・同和教育、事務など校務は多岐に渡ります。

教科担当の3つの業務

授業前

授業の前には、授業準備を行います。

具体的には、授業で使用するプリントの作成や小テストの準備などです。

授業の流れや、その時間で生徒にどんなことを理解してほしいか、しっかりと自分なりのポイントを持って授業へ臨めるように時間をかけて準備します。

授業中

50分の授業の中で常に生徒を飽きさせず、授業の内容を分かりやすく理解してもらうために、工夫しながら授業を行います。

時には授業態度が良くない生徒や寝てしまう生徒を授業に巻き込むために指名して答えさせたり、生徒が積極的に考えて課題に取り組めるよう、プリントや小テストを利用する場合もあります。

授業後

授業後は、その日行った授業の進捗状況の確認やテストまでの進み具合の確認を行い、今後の授業計画を立てたり、小テストなどを行っていれば、その採点もします。

予め授業時間は決まっているので、授業の進捗を確認しながら、今後の計画や段取りを考え、次の授業へと進んでいきます。

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クラス担当の3個の業務

ホームルーム担当

クラス担当の業務の中で一番イメージしやすいものは朝夕のホームルーム担当ではないでしょうか。

ホームルームでは、連絡事項をただ伝えるだけでなく、生徒一人一人の様子を確認できる貴重な時間ですので、教師もこの時間を非常に大切にしています。

時には時間がとれず、連絡事項の確認のみの場合もありますが、そんな時も生徒一人一人の顔を見て話すことが大切です。

学校行事の準備

学校行事での取り組みによってクラスの雰囲気は全く変わってきます。

大きな学校行事には体育祭や文化祭があるでしょうか。

クラスマッチやクラス対抗のイベントなども、生徒が一致団結する良い機会となります。

多くの生徒が関わる分、トラブルや事故やケガなども起こりやすく普段以上に気配りが必要になりますが、生徒たちが学校行事を楽しめるように、教師は縁の下の力持ちとして手厚いサポートを行います。

進路相談・進路指導

学年ごとに生徒指導の内容は異なりますが、進路希望調査は高校1年生からありますので、調査をもとに面談をし、どのような進路がいいのかを一緒に考え、その目標や夢の実現に向けてサポートをしていきます。

面談では一人一人の性格に合わせた話し方、接し方が必要になります。

部活動指導の3つの業務

練習メニュー・指導内容の検討、監督・指導業務

部活動の指導は学校によっては、平日の放課後にほぼ毎日あります。

練習メニューを生徒自身に考えさせることも指導法の一つですが、大まかな練習の流れや指示は、部活動の顧問が行う場合が多いです。

教師自身が経験したことのある部活動であれば、それぞれの時期の適切な練習メニューや指導方法もイメージしやすいですが、これまでに経験したことのない部活動の顧問を行う場合もあるので、教師自身も勉強が必要です。

私が運動部の担当だったときにも、日々どんな練習メニューがいいかを考えたり、中だるみしないように指導方法を工夫したりしていました。

また、生徒が活動を行っている時間は、事故やケガなどがない様に教師が監督を行います。

大会準備・事務作業

部活動によっては、大会に出場する場合もあります。

大会への出場は生徒たちのモチベーション維持に効果があり、大会で良い結果を残すことを目指して生徒と一緒に教師も準備していきます。

大会に出場するための申込や交通機関の手配などの事務作業もたくさんあります。

期日までにメンバーの登録や各種協会への登録なども行わなければいけません。

また、部費を集めている部活動では、お金の管理や備品の購入・管理の仕事も教師が責任を持って行います。

生徒のフォロー・保護者対応

部活動では、楽しいばかりではなく、メンバー内での人間関係や大会での成績、学業との両立など、生徒は様々な悩みを抱えています。

それに対するフォローや、様子が気になる生徒へのケアなど、部活動以外の時間でも教師から積極的にコミュニケーションをとります。

また、大会や休日の練習試合では、応援や当日の準備、片付けなどに保護者が協力してくださることもあるので、その対応も常に行います。

校務分掌の2つの業務

校務分掌にはたくさんの業務があり、その一つ一つを説明していくことは難しいので、代表的な2つの業務を紹介します。

総務部

総務部は学校全体に関わる仕事を担当します。

例えば、学校行事の企画や運営です。

入学式や卒業式、学期毎の始業式や終業式など、一年間のスケジュールを立て、当日の運営までを統括します。

その他にも、PTA担当などの役割も割り振られるので、それぞれの役割の仕事をこなしていきます。

教務部

教務部の仕事も学校全体、生徒・教師に直接関係する業務が多く、学年ごとのカリキュラムや時間割の作成、テスト期間中のスケジュールや教師の割り振りなど、試験の運営や成績の管理などの業務を担当します。

教務主任と呼ばれる教務部のリーダーから仕事が割り振られ、それぞれが分担して仕事を行っています。

中学教師との違い

高校教師が、中学教師と大きく違うところは、高校卒業後の進路選択について、サポートするところかもしれません。

高校を卒業した後どんな道に進みたいか、入学当初はぼんやりとしか分からない生徒でも、自分の将来やこれからの人生についてしっかり考えられるように寄り添いながらアドバイスしていきます。

生徒が今後の人生の方向性を決める大切な3年間、一番身近な大人として生徒と関わりを持つことは、生徒自身の将来に少なからず影響を及ぼします。

そういった意味で緊張感はありますが、中学教師にはない、高校教師の醍醐味と言えるかもしれません。

高校教師の仕事はどんな人に向いている?

高校教師として働くには、どんな人が適しているでしょうか。

様々な適性要素がありますが、高校教師に求められる要素をいくつか紹介していきます。

生徒のことを第一に考えられる人

これは高校教師でなくとも、すべての学校の教師に共通することかもしれません。

やはり一番重要な適性は、上でも書いているように、生徒のことを第一に考え行動できることではないでしょうか。

生徒のことを一番に考え、時には嫌われ役も引き受ける。

その覚悟がある人は、教師に向いていると言えます。

メンタルが強い人

高校教師の仕事は、人間が相手です。

高校生は年齢的にも多感な時期ですので、時には、感情のままにきつい言葉を投げかけてくることもあるでしょう。

また、それは生徒だけでなく保護者や同僚の教師との関係の中でもあるかもしれません。

そのような時でも、しっかりと相手の言葉に耳を傾け、自分の意見を持って対応出来るようなメンタルが無ければ、教師は務まらないでしょう。

専門性が高い人

高校教師にとって最も大きな仕事は、生徒に対して授業を行うことです。

担当の教科について、専門的な知識を身に付けていることが必要です。

授業のための勉強では無く、その分野のさまざまなトピックスについて話ができたり、その面白さを伝えることが出来るよう、日々の情報集めや、最新の研究などにも精通しておく必要があります。

自分の専門性を高めて、さらにそれをかみ砕いて生徒に教えることができる人は、教師に向いているでしょう。

生徒に対して真摯に対応できる人

高校教師は、日々生徒とたくさんのコミュニケーションを取ります。

年齢的に高校生は大人の一歩手前ですので、自分で考えて行動できますが、場合によっては、教師が適切なサポートやアドバイスを行なわなければなりません。

そのような時に、生徒を子ども扱いせず、一人の人間として対応出来なければ、生徒から信用されないでしょう。

社会に出る前の生徒にとって、親以外の身近な大人が教師です。

自分の発言や行動が生徒に与える大きさを理解して、常に真摯な態度で対応できることが大切でしょう。

臨機応変な対応力がある人

学校という現場は、生徒や保護者、教師など様々な人間関係によって成り立っています。

そのため、想定外の出来事が起こることもあります。

例えば、何か人間関係のトラブルが原因で、ある生徒が学校を休んでしまうことや、ある生徒の授業態度が悪く、計画通りに授業が進まないこともあるでしょう。

その様な想定外の状況の中でも、様々な事情を抱えた生徒に対して真摯に向き合い対応できなければ、教師は務まりません。

どんな時でも、冷静で臨機応変な対応を行えることは教師に求められる必須条件でしょう。

高校教師の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

高校教師の一番のやりがいは、生徒の成長を見守ることができることではないでしょうか。

15歳から18歳にかけての多感な時期をどう過ごすかは、その後の人生に大きな影響を与えます。

高校生ともなると、友人や親子関係、日々の勉強や部活動、自身の将来など、悩みが尽きません。

そんな悩み多き生徒一人ひとりと向き合って、生徒自身が自ら考えて行動を起こす様子を、サポートしながら見守り、悩んでいた生徒が笑顔になって進んでいく姿を見られることは本当に嬉しく、何事にも代えがたいやりがいが感じられます。

私が、特にやりがいを感じたのは、こんな時です。

生徒が希望の進学・就職先に進んだとき

生徒自身が希望していた進学先や就職先に進めた時は、教師という仕事に就いて良かったと心から感じました。

希望の進学先へ進むためには、生徒自身が努力することはもちろんですが、教師もどういったサポートや指導が生徒の助けになるかを考え、行動することが必要です。

生徒自身の頑張りが実り、自ら望んだ進学先へ進むことができた時に、大きなやりがいを感じました。

生徒から授業の内容がわかりやすかったと言われたとき

教師は様々な仕事を抱えているため、授業を準備する時間を作ることは大変です。

そのような中でも、生徒が内容を理解しやすいように日々工夫を凝らしていますので、授業後、「先生の授業、分かりやすかった!」とか、「あれってどういうことですか?」など、感動や質問を投げかけてもらえるととても嬉しいものです。

そんな時に教師をやっていて良かったと実感します。

クラス全体が一つにまとまったとき

クラスの生徒たちは、本当に個性豊かです。

それぞれに長所も短所もあり、時に一つになるのは難しいことがあります。

その分、クラスが一つの目標に向かって一丸となり動いたときには、想像できないくらい大きな結果を生み出すことがあります。

生徒たちと一帯となって、何かを成し遂げる体験は、他の職業ではなかなか経験出来ないことだと思います。

生徒と一緒に自分が成長できる

社会人となると学生の頃よりも自分自身の成長を感じづらくなるかもしれませんが、高校生と一緒に過ごす生活の中では生徒だけでなく自分自身の成長も感じやすいかもしれません。

目標に向かって努力している生徒達を身近に感じられる環境では、自分自身もその中で一緒に努力し、情熱を持って様々なことに取り組めるからだと思います。

成長とともに成長できることは、教師という職業の醍醐味かもしれません。

面白いポイント

ここまで読んできて、高校教師の仕事はやりがいはありそうだけど、ちょっと大変そうと思われた方もいるかもしれません。

しかし、大変さ以上の面白さが沢山あるのです。

授業でしか知らなかった生徒の別の顔が見られたとき

授業中には見られなかった、生徒の意外な一面を見た時には、そのギャップに驚かされます。

授業だと目立たず、あまり発言しない生徒が、体育祭や学園祭などの学校行事で活躍する様子を見たときには、私もとても嬉しくなっていました。

生徒との雑談の時間

高校生との会話は面白いものです。

自分にはない感覚や、価値観が感じられたり、自分が知らなかったことを教えてもらったり、時には自分のこれまでの人生経験が役に立ったりと、教師にとっても生徒にとっても年齢の違う人とコミュニケーションできる時間は有意義です。

私もときどき授業のときと同じくらい熱心に話してしまうことがありました。

人気者になれる

高校生にとって、教師は一番身近な大人です。

若手の教師などは、年齢も近く話がしやすいため、少し年上の先輩として生徒に頼られることも多いです。

いじられているような対応も、生徒たちが心を開いている証でしょう。

またベテランの先生の場合も、授業が分かりやすかったり、教え方が丁寧であれば人気者になれます。

私の経験からも、教師として働いていると誰かしらから感謝されたり慕われたりする機会は多いように感じます。

教師も人間ですので、そうやって感謝されたり尊敬されたりすれば、嬉しいものです。

高校教師の仕事に活かせる経験は?

高校教師は、人前に立ち生徒を指導する仕事ですので、その職に就くまでに、何かしらのリーダーや人前に立つ経験があればよいと思います。

具体的な例をいくつか挙げてみたいと思います。

塾講師の経験がある

塾での講師経験があれば、生徒への対応や授業の進め方など、事前に経験し知見を貯めることができます。

高校で授業を行う際にも、経験がある分、自信をもって臨むことができるでしょう。

また、採用時の自己アピールにも繋がります。

その際、なぜ塾講師ではなく教師として働きたいのかをしっかり答えられるようにしておくと良いですよ。

インストラクターや人を指導する仕事をしていた

人前に立って、何かを教えたり、たくさんの人をまとめるような経験も、高校教師の仕事に活かせます。

人前で話をする機会は、自分からやろうと思わなければ、中々機会がありません。

しかし、人前で話す経験を積むことで、自然とそういった場面での身のこなしが身についていきます。

最初は緊張してうまく話せなくても、何度も繰り返すうちに、自然と言葉や動きがスムーズになり、最初ほどの緊張も感じづらくなります。

そうすれば、高校教師として教壇に立っても、緊張せずに話すことができるでしょう。

子ども相手のボランティアをしていた

高校教師を目指すのであれば、中学生以上の子どもと一緒に活動するボランティアの経験があれば良いかもしれません。

夏休みなどに開催しているキャンプやイベントでのボランティアやアルバイトの経験などがあれば、高校教師の仕事にも活かせるでしょう。

これまでまったく高校生と関わった経験がなく高校教師になって初めて接するよりは、事前に接点があった人の方が生徒との接し方を知っています。

高校生に対してどういった言葉遣いや声かけをしたら良いかなど、経験として分かっているということは、教師を目指す上で良い知見となるでしょう。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

高校教師の職についた後のキャリアプランとしては、教師としての専門性を高める以外にも、その専門性を活かした職業への転職も考えられるでしょう。

体育の教師をしていれば、インストラクターやフィットネスアドバイザー、ヘルスケアや健康の分野で活躍することができますし、英語教師であれば、高校以外で英語教室を開いたり、英語を使った他の仕事に就くことも可能です。

このように、高校教師は自分が持っている専門性を活かして様々な分野にキャリアアップしていくことができる職業だと思います。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

高校教師の仕事経験は、他の仕事にも充分に活かせると思います。

例えば、高校教師は授業以外での事務作業が多いためパソコンを使用した文書作成や情報処理が出来ますし、10代の若者から50代~60代の大人まで様々な年齢、立場の人と接する機会が多いので、コミュニケーション能力や環境への適応能力が比較的高いと思います。

こういったスキルは、教師以外でも様々な仕事に活かせるでしょう。

自分に合った高校教師の求人の選び方や注意点

高校教師として働く場合は、雇用形態や勤務先など、様々な選択肢の中から、自分にあった就職先を選んでいく必要があります。

それぞれ、自分に合った求人に応募できればよいのですが、なかなか難しい場合もあります。

そこで、ここからは、自分に合った求人の選び方や、求人を見る際の注意点をお話します。

【選び方①】雇用形態から探す

雇用形態は大まかに、「正規の高校教師」と「非正規の高校教師」の二通りがあります。

正規の高校教師とは教員採用試験や学校ごとの求人に応募し採用された教師であり、会社員でいうところの正社員です。

比較的雇用が安定しており、長期で働くことが可能です。

それに対して非正規の高校教師とは、非常勤講師や期限付き教師のことです。

教員採用試験を受けなくても各校実施の面接や試験などで合格すれば働くことができますが、任期が決まっているので、契約更新や給与・福利厚生など待遇の面で正規教師と比べて不安があります。

しかし、正規の高校教師と比較して仕事量や時間的制約が少ないなどのメリットもあります。

正規雇用で働き始めると辞めることも難しくなるので、教師としてスキルアップをしながら自分に合った職場か見極めるために、まずは非正規の高校教師として働いてみるのも良いかもしれません。

【選び方②】公立or私立から考える

公立高校で教師になる場合は、教員採用試験に合格しなければ正規の教師として働くことが出来ません。

合格すれば地方公務員として採用されますので、安定した待遇で働くことができます。

また公立高校は転勤がありますので、良い高校であっても、自分に合わない高校であっても、定期的に環境を変えることができます。

私立高校で教師になる場合は、私学適性検査を受けて私立学校からの採用を待ったり、自身で私立高校の求人に応募したりします。

私立高校の教師の場合は、学校単位での採用のため同じ職場で長期的に働き続けることが多いようです。

公立高校と私立高校のどちらで働くかについては、環境の変化があるかないかが大きな違いでしょう。

【選び方③】エリアから考える

高校は全国どこにでもありますが、都市と地方では、教育に対するスタンスが異なります。

私自身の経験則からですが、都市では保護者や教員同士ともある一定の距離感を持って付き合うことが多かったように感じます。

プライベートの事には必要以上に干渉しない雰囲気がありました。

それに対して地方では、学校とPTAの関係が深く、保護者や教員同士の距離も比較的近く感じました。

保護者や同僚教師とプライベートで接する機会が、都市で働いていたときより多かったように思います。

都市と地方では同僚教師や保護者との関係が異なりますので、どちらが自分に合っているか検討しておくと良いでしょう。

まとめ

高校教師という仕事に、少しでも興味を持っていただけたでしょうか。

授業以外の場面では、意外と事務作業が多い職業だと思います。

また授業や事務作業の合間に、生徒や保護者とのやり取りや、部活動の指導、授業準備など、様々な業務をこなしています。

その忙しい毎日の中で、生徒の成長を一番近くで感じることができ、時にはそれが、自分自身の成長にも繋がるのが、高校教師の仕事ではないでしょうか。

授業だけではない、高校教師の別の顔ややりがいも知ってもらい、これから高校教師を目指してみたいと興味を持った方が、少しでも増えたら嬉しいです。

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小学校教師のやりがいとは?経験者の私が感じる7個のやりがいを感じるポイントを紹介します

幼い頃、誰しもが小学校に通い多くのことを学ぶ中で、先生と関わり、沢山の思い出を作ったことがあるはずです。優しい先生や厳しい先生、こわい先生など様々な個性を持った先生が小学校で働いています。子どもたちにとっては家庭以外で最も身近であっただろう「先生」という存在。その仕事内容は忙しすぎると言っても足りないほどの業務内容です。しかし、疲れた顔一つ見せずに笑顔で子どもたちと接する先生方。小学校で働く先生たちには、その忙しさが帳消しになってしまうほどのやりがいを感じる瞬間があるのです。ここでは、小学校教員の仕事内容に触れながら、小学校教員として働く上でやりがいを感じるための心構えや筆者自身が実際に感じた

小学校教員の仕事内容をご紹介!専科教員など担任以外の業務についてもご説明します!

小学校教員の仕事内容をここで詳しくご紹介させていただきます。皆さんは、自分が小学生だったときにお世話になった先生のことを覚えていますか。授業で沢山の知識を身につけさせてくれたり休み時間には一緒に遊んでくれたりなど、思い出のある先生がいる方も少なくないのではないでしょうか。小学校専科教員になるにはどうすればいいのか知りたいという方に向けて、小学校で働く先生のリアルな業務内容や面白いポイント、中学校の先生との違いを取り上げながらお話しさせていただきます。小学校教員の仕事は大きく2つの役割に分けられる学級担任小学校では、ほとんどの先生が担任として自分の学級を持っています。年齢や経験年数に関係なく、管

中学校教師の仕事内容10個の業務。担任を持っている先生と持っていない先生の違いは?

教員としての仕事は子どもたちに勉強を教えるだけではなく、人間性を育てるものです。子どもたちのお手本となるべき存在のため多くの人からの目線も多く、言動の一つ一つに責任が付きまとい、息が詰まりそうになることもしばしばあります。その仕事量と内容は「大変」という一言では収まらないほどです。ここでは、中学校教員の役割ごとの仕事の内容に触れながら、そのやりがいや面白いポイントにも焦点を当てて紹介していきます。中学校教師の仕事は大きく2個の役割に分けられる学級担任を持っている先生小学校ではほとんどの先生が自分の担任学級を持っていますが、中学校ではそうではありません。中学校では、担任学級を持っている先生は自分

養護教諭の仕事内容16個の業務。経験者が教えます!

養護教諭の仕事は具体的にどういうことをするのでしょうか?まず「養護教諭」とは、分かりやすく言えば「保健室の先生」のことです。幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に勤めるので、子供の頃、学校で怪我や病気をした際にお世話になった方も多いのではないでしょうか?実は養護教諭は、怪我や病気の対応以外にも多くの業務を担っています。そこで今回は、あまり知る機会がない養護教諭の具体的な仕事について項目ごとに詳しく解説します。養護教諭の仕事は大きく5個の役割に分けられる養護教諭の仕事は「保健管理」「保健教育」「健康相談」「保健室経営」「組織活動」の五つに大別されます。この分類は、学校保健安全法という法

小学校教員の転職はどうすればいい?方法と転職成功のためにやるべき3個のことを紹介します

小学校に限らず、教員からの転職を考えている人は多いようです。しかし、安定した職を捨てて新しい職種へチャレンジするのですから、かなりの勇気と思い切りが必要です。そのために、様々な情報をしっかり下調べしておかなければなりません。そのような皆さんのお役に立てるよう、教職からの転職成功のための方法などを紹介します。教職を辞めて新しい仕事を始めるとしても、できれば教壇に立っていた経験をそのまま活かせる職種が良いですよね。実際に教職から他の職へ上手く転職できた例として、民間の塾の先生、家庭教師、教材会社のスタッフ、児童相談員、学童保育員、学習支援員などがあります。事務室の先生や、コツコツと正確に事務仕事を

小学校教師の仕事内容9個の業務。勉強を教えるだけじゃない?!他にもある先生の仕事。

小学校教師の仕事内容について紹介します。最近ではよく報道される「いじめ」や「モンスターペアレント」などのせいか大変そうなイメージが強い小学校の先生の仕事ですが、実際のところどのようなことをしているのでしょうか?ここでは、小学校の先生の仕事内容を「勉強を教える業務」という点以外も詳しくご説明させていただければと思います。やりがいを感じるポイントも必見です。教師という職業ほど充実感・達成感のある仕事はないかもしれませんよ!小学校の先生ってどんな仕事?小学校教師の仕事は大きく四つに分けられます。子どものためにすること先生の仕事の中で最も多くを占める部分です。授業を行い、子どもたちの話に耳を傾けます。

養護教諭の仕事が向いている人の特徴は?自分はどう?仕事内容と一緒に見ていこう!

養護教諭の仕事に向いている人の特徴を、ここで詳しく解説していきます。学校の保健室に在中し、児童生徒の心身の健康をサポートする「養護教諭」。ドラマや漫画でもよく登場する職業ですが、具体的にどのようなことをするのかを詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。ここでは、具体的な業務内容について解説しながら養護教諭の適性を考察していきます。養護教諭に向いている人の特徴に当てはまった方は、ぜひ就職や転職の参考にしてください。養護教諭の仕事ってどんな仕事?養護教諭の主な仕事内容は、児童生徒の心身の健康のために健康診断の計画や傷病の救急処置、健康相談やカウンセリングなどを行うことです。「教諭」と示され

教員を辞めたいと思った理由は?辞める前にできることについても教えます!

誰もが幼い頃には学校に通い、沢山の先生と関わってきた経験があるはずです。幼い頃に物事を沢山教えてくれた先生は、実際にその立場になって働いてみると、想像以上に忙しさと時間に追われているものでした。教員の忙しさやその責任の重さは、毎日の報道で誰もが知るところとなっています。ここでは、実際に教育現場で勤務していたその経験を踏まえて、教員を辞めたくなった理由と、辞めたいと思う反面で感じられるやりがいについて紹介していきます。経験者が紹介!教員を辞めたいと思った4つの理由とは?忙しさの一方、子どもたちと毎日を過ごす中で一緒に遊んだり話すことによって楽しさを感じられる教員の仕事。実際に教員として働いたこと

教員の仕事内容12個の業務と向いている人・向いていない人の特徴・やりがい・面白い点について経験者が教えます!

誰もが子どもの頃は学校に通い、沢山の先生に出会ってきたはずです。それ故、学校の先生という仕事は多くの人にとってイメージのしやすい職業なのではないでしょうか。しかし教員は、自身が学校に通っていた時には想像もできないほどの仕事の量に日々追われています。ここでは、教員の仕事内容をその与えられた役割ごとに解説し、そのやりがいや面白い点、向いている人・向いていない人の特徴について紹介します。教員の仕事は大きく3つの役割に分けられます担任を持つ先生学校の先生と言ったら、担任の先生をイメージする人が多いのではないでしょうか。担任の先生とは文字の通り、自分の学級を持って学級経営をする先生のことです。授業や部活

教員辞めると決めた3つの瞬間。その後スムーズに退職・転職する方法とは?

ニュースや新聞で、ほぼ毎日のようにその働き方や残業の多さについて取り上げられている教員という仕事。子どもたちを育て導く立場にあるこの職業に就いている人は、多くの悩みを抱えています。その悩みを自分で解決し、それをバネにして大きく前進できることがほとんどですが、時には辞めてしまいたいほど辛い思いもするものです。ここでは、教員を辞めたいと思った瞬間やエピソード、その後の流れについて紹介します。教員が仕事を辞めると決めた3つの瞬間とは?教員志望の人や、実際に教員として働いている人は、人の役に立ちたいという気持ちが強い人が多いです。そのため、辞めたいと思う瞬間は、多くの場合自分が原因となって周りに迷惑を

教師の転職はどうしたら良い?よくある転職先や、成功させるためにやるべき3個のことと上手な転職方法を解説します

教師で転職したいとお考えの方は必見です!「もう先生なんて辞める」と思っている人は少なくありません。私もその一人ですし、周囲には早期退職、あるいは20~30歳代で早々に辞めていく人もいます。さて辞めるにしても、何の準備もなく突然というのはあまりにも無計画というもの。以下に教師の転職マニュアルを書いてみます。教員を辞めて転職を成功させるためにこの記事を参考にしていただけたらと思います。教師をしている人で転職する人は多い?体調不良という理由で1週間、2週間と休む。そして、その内病気休暇でしばらく休むことになり、そのまま退職という人は小中高を合わせれば非常に増えています。大体は精神系、つまり「うつ病」