
教師辞めたい…と感じる人の2個の理由と乗り越え方。現役教師の私が解説!
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「ブラック公務員」なんて呼ばれる中学教師。
それでもまだまだ、中学教員を目指す人はかなり多いですよね。
ただ「中学教員って大変そう」「どんな能力が必要なの?」などと相談を受けることが多いです。
今回はそんな方のために中学教師に向いている人の特徴やキャリアについて、実際に中学教員を務めている私がご紹介していきます!
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
中学教師と言えばどのような仕事でしょうか。
浮かんでくるのは「青春」や「情熱」などの綺麗なイメージでしょうか。
それとも「ブラック」「公僕」なんていう大変そうなイメージでしょうか。
実際に中学教員を経験した私からすれば、どちらのイメージも正しいというところです。
体育祭、文化祭、担任の学級、部活動などは「青春」「情熱」のイメージに最も近いでしょう。
生徒と教師が一丸となって合唱をしたり、集団演技の練習をしたり、大縄跳びを飛んだり、部活動で練習を積み大会で優勝したり…。
そのようなことが生徒とできるというのは、とても貴重な体験です。
なぜなら自分自身がもう一度「自分の青春を送っている」ような気持ちになれるからです。
一方で毎日24時を過ぎてもなお仕事が残っていたり、土日も休めず何十連勤を強いられたり、当たり前のようにサービス残業があったり。
これからも恐らく解決していかないであろう「ブラック」な現状が、まだまだ教育界には蔓延っています。
良いところもあれば悪いところもある。
これが中学教師の仕事なのです。
そしてその仕事を楽しめるかどうか、長く続けられるかどうかはあなたの特徴やキャリア次第です。
中学校教師の仕事内容は、こちらの記事を参考に!
中学教師の大まかな仕事を次に紹介します。
まずイメージしやすいのは「授業」「部活動の顧問」「学級担任」ではありませんか?
これだけですと意外と楽そうですね。
ただ授業を組み立てて、生徒が部活動をしているのを指導して、学級の担任をすれば良いだけですから。
しかし、実際はもっともっと泥臭い仕事が沢山あるのです。
まず「テストや宿題の丸付けやチェック」。
これは生徒の評価に繋がりますので必須です。
そして「体育祭や文化祭の準備」。
生徒に手伝ってもらうところもありますが、実は教師が裏方で準備していることがかなり多いのです。
前日に何百台もイスを並べたり、BGMを作成したり、教室の整備をしたり…。
まだまだ数え上げるとキリがないほど、準備作業は多いです。
そして「生徒が帰った後の校内清掃」。
これは毎日30分以上かけてしなければならないものです。
毎日生徒と一緒に掃除はするのですが、それだけでは足りないのです。
少しでも汚れが残っていると、そこから問題が発生する可能性があります。
そのため清掃にはかなり気を遣っています。
そして主な仕事の最後は「職員会議」です。
実はこれも週に2回〜3回ほど行っていることが多いです。
1回あたり1時間〜2時間を、もちろん生徒下校後に行います。
他にも数え切れないほど雑務があります。
仕事の役割と言えば「学級担任」「副担任」「校長」「教頭(副校長)」などをイメージするでしょう。
実はそれ以外にも「校務分掌」と呼ばれるものがあり、教師一人一人に役割があります。
例えば「図書館教育」。
これは図書館の管理や図書館の本の発注を担当します。
他には「情報教育」。
これは学校のホームページの管理などを行います。
「生徒指導」「教育相談」などもこの校務分掌の一つにあたります。
これらのように教師一人一人の専門分野などに合わせて、仕事が割り振られることがあります。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
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では本題です。
中学教師は一体どのような人に向いているのでしょうか。
以下に「中学教師に向いている人」について挙げていきます。
まず教師の資質として「子供が好き」だということが絶対条件です。
もし「公務員だから安定しているし」とか「授業が好きだから子供が好きじゃなくてもいいでしょ」と考えている人は、中学教師をするのはやめた方が良いでしょう。
これは「中学教師」に特別に当てはまる条件なのです。
なぜなら中学生というのは、最も精神的に成長し不安定になる時期だからです。
そのため、時には授業よりも生徒に精神的に寄り添うことの方が大切な時があるのです。
そんな時「授業は好きだけど子供はそんなに好きじゃない」という人が、生徒に寄り添うことはできません。
私の経験上、中学教師の資質としては、授業力よりも生徒に寄り添う力の方が必要です。
そして、生徒達を大切にできる中学教師の方が中学生から慕われるので、結果的に授業も良い雰囲気になります。
逆にどれだけ授業力があろうと生徒の心を惹きつけられないような教師には、中学教師を務めることは難しいでしょう。
「子供が好き」というのが中学教師の資質の中で最も大切だとすれば、次に大切なのが「人に教えるのが好き」という資質です。
生徒は本当に素直ですので、「面白い授業」で学力が上がります。
そして「面白くない授業」では学力は上がらないのです。
自分の学生時代を思い出してもらえば分かりやすいと思いますが、「面白くない授業」で頑張ろうとはならなかったはずです。
そのように考えると、まず「面白い授業」を作るというのがとても大切なことが分かります。
そして毎日毎日時間をかけて「面白い授業」を作るには、「人に何かを教えるのが好き」だという資質がとても大切なのです。
中学校には青春を感じられるイベントが沢山あります。
「体育祭」では生徒と一緒に大声を出して応援したり、競技に熱中したり、学級全員で朝練をしたりと、熱くなることができます。
「合唱祭」では学級一丸となって美しい合唱を作り上げ、コンクールでその努力をぶつけることができます。
「部活動」では毎日苦しい練習を生徒と一緒に乗り越えて、その結果を試合やコンクールで出し切ります。
部員達の一番近くでそれを応援できるのが中学教師です。
非行少女や非行少年に寄り添って一緒に彼らの進路を形作っていくことができるのも、中学教師の喜びと言えるでしょう。
そしてそれらの大変な努力が身を結び、「卒業式」で全ての苦労が報われるのです。
そんな青春をもう一度生徒達と共に送りたいのであれば、中学教師に向いていると言えるでしょう。
中学教育という教育界を変えたいという熱意を持っている人も、中学教師に適しています。
今の中学教育には課題が沢山あります。
「時代遅れの教育方法」「学力の上がらない授業」「改善しない多忙な労働環境」などです。
「時代遅れの教育方法」とは、現代の教育が戦後に作られたものからほとんど変わっていないという意味です。
戦後の教育では、「同じような人間をできるだけ効率的に、教育によって作り出す」ということが最も重視されました。
その結果、敗戦国としては唯一GDP2位という驚くべき生産性を叩き出したわけです。
しかし、「個性の時代」と言われている現代においてもその教育はあまり変わっていません。
学生服・髪型などの規制・一斉授業・集団行動などは当たり前のように考えられていますが、それが何を生み出しているかを考えると、就活での「全員同じ髪型・外見」、社会人になっても全体に合わせてしか行動できない大人、全く独創性のない人間なのです。
だからこそ欧米に比べ日本ではなかなかユニークな人材が生まれず、「協調性」という言葉の下息苦しい社会があるのです。
このような社会を作る原因となっているのが今の教育。
それを変えたいという人は、中学教師に向いているでしょう。
「学力の上がらない授業」も上記と似た意味を指します。
未だに昔ながらの一斉講義法を中学教育では取っており、グループワークや個人のレベルに合った教育の提供、留年・飛び級方式などを取っている学校はまだまだ少ないです。
そのため能力が高い生徒が伸びなかったり、能力の低い生徒が置いてけぼりになったりしています。
そして一番得をしているのが中間層だけなのです。
これではなかなか学力を全体的に上げることができません。
「改善しない多忙な労働環境」を変えたい人も中学教師には必要です。
今の中学教師、特に上の世代の人達は「忙しいことを良しとする」人が非常に多いのです。
そのためもっと若い世代が「効率的に余裕を持って仕事をする」雰囲気を教育界に流し込むことができれば、中学教師の労働環境は変わっていくでしょう。
そして最後に必要な特徴とは「我慢強い人」です。
中学教師の毎日は、「我慢」「我慢」の連続なのです。
時には生徒に暴言を吐かれ、時にはモンスターペアレントの対応をし、時には深夜まで仕事をします。
「私は何のために教師をやっているんだ?」と考えることも少なくはないでしょう。
そんな時に我慢強くない人は、ポキっと心が折れてしまうのです。
だからこそ「我慢強く」そのような環境に耐えられる人は、中学教師に向いています。
そして我慢強く中学教師を続けた人だけが、卒業式の場で最後に報われるのです。
次に「中学教師に向いていない人の特徴」を挙げていきます。
「損得勘定が強い人」は中学教師には向いていません。
なぜなら、正直なところ、毎日の生活の中で中学教師には圧倒的に「損」が多いからです。
業務時間よりも長いサービス残業、安い賃金、必ずしも報われない努力。
どれを取っても「損」が多いのです。
それでも中学教師を続けている人の多くは、「人が好きで損得勘定では考えない」人が非常に多いのです。
誰かのためにならどれだけでも頑張れる人や、最後まで何かをやり切ろうとする気持ちが強い人こそが、中学教師に向いているのです。
そのため、目先の利益を見て「中学教師は損ばかりだ」と考える人にはとても辛い仕事となるでしょう。
そのような人は、もっと利益率の高い職業を選ぶことで輝くことができるはずです。
「教育の本質は待つこと」という言葉が教育界でよく言われます。
生徒が結果を出すまで、学力が向上するまで、保護者が学校に理解を示すまで、非行少女・非行少年が健全になるまでには、非常に時間がかかります。
しかし、せっかちな人はそれを待つことができません。
自分が他人を変えることはできません。
「他人が自分で変わろうと思って初めて変わる」のです。
ですので、なかなか結果を出さない人やものに我慢耐性のない、せっかちな人には中学教師は向いていないと言えます。
そのような人は、仕事の結果が早く得られるような仕事に就く方が向いているかもしれません。
「自分が中学生時代に苦しんだ経験がない人」は中学教師には向いていません。
中学生はここまでにも書いてきた通り、日々様々なことで悩み苦しんでいます。
勉強が分からなくて、部活で上手くいかなくて、友達と上手くいかなくて、親と上手くいかなくて…。
悩みや苦しみが尽きないのが中学生なのです。
そんな中学生を前にした時に生きるのが、自分自身が悩み苦しんだ経験なのです。
自分が中学生の時、勉強のこういうところが分からなかった。
部活でこんな苦しいことがあった。
受験でこんな失敗をした。
友達や親とこんなことで喧嘩した…。
そういった経験の全てが、中学校教師となった時に生きてくるのです。
中学生時代に全く何も悩みがなかったという人は少ないかもしれませんが、逆に言うと「中学生時代が楽しくてしょうがなかった」人や「中学生時代は私の栄光の時代だった」人はちょっと危険です。
そのイメージを持ったまま中学教師になると、自分の過去と今目の前にいる中学生とのギャップに苦しむことになるかもしれません。
中学教師の仕事をするために活かせる経験をご紹介します。
中学教師となると、部活動の顧問にはほとんど必ずならなければなりません。
そして顧問を楽しんで務めるためには、自分が好きな専門分野の顧問になることが大切です。
そのため、習い事や学生時代の部活動で、自分の得意、もしくは好きな分野がある人は、その経験を顧問として活かすことができます。
ボランティアや海外渡航などの経験によって、様々な生活環境を目の当たりにしてきたことと思います。
極端に貧しい人々の生活や災害に遭った人達の生活、もしくはきらびやかな海外の街並み。
それらの全ての経験が生徒や保護者・家庭理解に繋がるのです。
自分以外のものを理解するためには様々な生活環境を経験することが一番大切です。
同窓会や成人式のことを考えると、一度関わった生徒との繋がりは一生物です。
当時苦しかった思い出などを何十年後に生徒と分かち合えるというのは、非常に嬉しいものです。
そのような人と人との繋がりは、中学教師をする上で沢山手に入れることができます。
教師として様々な保護者や地域と関わることで、非常に顔が広くなります。
私は職場体験で関わったお店によく行きますが、そこで割引をしてもらったり商店街で声を掛けられたりと、地域との繋がりがとても強くなりました。
これも中学教師業の魅力でしょう。
中学教師として結果を出し続ければ、教育の場で講演会を持つ講師へと、キャリアアップをすることができます。
中学教育界ではこのように現場で結果を出す人材が常に不足していますので、教育講演会では引っ張りだことなるでしょう。
もちろん教師を続けながら講演会をすることもできるので、そうなれば実質ダブルワークも可能なのです。
中学教師の経験によって手に入れることができるのは「コミュニケーション能力」「我慢強さ」などです。
この力は、どのような職場でも生かすことができるでしょう。
「中学教師の仕事が向いている人の特徴やキャリア」はいかがだったでしょうか?
中には「私には向いていないかも…」なんて思った人もいるかもしれません。
しかしキャリアはこれから磨いていくことができますし、特徴についても努力で補っていくことができます。
これから本気で中学教師を目指す方は、今回の記事で挙げたことを参考に、自身のキャリアを磨いていきましょう。
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