小学校教師の悩みについてをここで詳しくご紹介しちゃいます!

これから小学校の教師になろうと燃えている人たちでも、教員の悩みについてを具体的に知る機会は少ないかと思います。

実際、確かに悩み多き職業ではありますが、自分の発想を変えれば、やりがいのある職業でもあります。

今回は小学校教師の悩みと、解決のための発想転換の仕方、経験者がちょっとほっこりするエピソードなどを紹介します。

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小学校教師の悩みで多い6個のこととその解決方法

小学校教師の悩みを、主に対人関係別に6個に絞ってまとめます。

子どもとのこと

真っ先に挙げられるのが「子どもにどこまで指導して良いのか分からなくなる」といった悩みです。

小学校では、毎日がトラブルの連続です。

しかし、中学校や高校のように「自分たちで話し合って解決しなさい」というわけにはいきません。

教師が間に立ち、先頭に立ちながら、トラブルの解決に努めなければなりません。

上手く解決できた時にはそれなりの達成感はあるのですが、泥沼になって解決の糸口が見つからないこともあります。

そういう時に限って様々な感情が絡んできます。

保護者が出てきたり、時には教育委員会まで動くことがあります。

あまり強い指導もできない昨今、「どこまで教師が口を挟むか」「どこから家庭に任せるか」というタイミングの取り方が難しくなっています。

もう一人で解決できる時代ではない

パワハラと指導の境があやふやになってきているので、一人で問題解決にあたっていると、その境界線が見えなくなることがあります。

複数の目で見て、バランス良く進めていくことが解決の早道です。

可能ならチームで事にあたりましょう。

もう「一人で解決するのが当たり前」の時代ではないのです。

沢山の人たちの知恵を借りて、みんなが納得できるような解決策を探っていきましょう。

保護者とのこと

「モンスターペアレント」という言葉が、だいぶメジャーになってきました。

テレビドラマなどにもよく登場するようになりましたね。

「モンスターペアレントだから」で何でも片づけてしまうのは少々危険だと思いますが、「それはまず家庭で取り組んでみてはいかがでしょう?」と言いたくなるようなクレームが存在するのも事実です。

相談があった以上何らかの対策を提案しないといけないし、かと言って学校ではできない内容のものもありますし、どう言ったら上手く伝わるかも重要な問題です。

保護者と上手く繋がれなくて悩んでいる担任は多いです。

親身になって

先輩の先生がよく「教師は親にはなれないが親身にはなれる」と言っておられました。

「親」ではなく「親の身になる」というところに私も共感していました。

学校に相談があるということは、保護者も「我が子のことで、どうしたら良いか分からなくて迷っている」ということだと思います。

そしてそれは、その場ですぐに答えが欲しいのではなく、誰かに聞いてもらいたいだけなのかもしれません。

担任を頼ってきてくれたのですから、できれば話をよく聞いてあげたいですよね。

その時、すぐに即答はせずに「その件は一旦預からせてください」というスタンスで話を聞くことが大切だと思います。

一人での判断はとても危険です。

同僚や管理職によく相談をして、それからどう答えるかを検討する、というつもりでいれば良いのではないでしょうか。

まずは、しっかり傾聴するという姿勢を大切にしたいですね。

教職員間のこと

稀にですが、教職員間の関係が上手くいっていないことがあります。

ストレスの多い職場ですから、仕方のないことかもしれません。

日々の忙しさにイライラして、自分でも気づかない内に強い口調で話しているかもしれません。

気の優しい教師は、それだけで参ってしまいますね。

教職員間の競争はほとんどありませんが、長いこと一緒にいると自分だけ疎外感を感じてしまう瞬間はあります。

職員間の軋轢を誰にも相談できずに、一人で悩んでいる教師も存在します。

新しい環境で

小学校教師の良いところは、数年に一度教職員の異動があるところです。

「この学校に骨をうずめる」というのは公立の小学校ではあり得ません。

人員が入れ替われば、職員の雰囲気も変わります。

話しやすい職員が隣に来るかもしれませんよ。

それが望めないようでしたら、自分が異動するという手もあります。

力を発揮できる新しい環境に自分自身を置くことで、担任する子どもたちにとっても良い刺激になると思いますよ。

管理職(校長、副校長、教頭、主幹など)とのこと

「職員を管理する立場」ということもあって、教師に必要以上に厳しく接する管理職(校長、副校長、教頭、主幹など)もいます。

そして、職員室での管理職の力は絶大です。

何をするにしても、管理職の許可が必要です。

極端な言い方をすれば「管理職の気に入らない授業はできない」ということになります。

やりたいことが多い若手の教師の中には、それを窮屈に感じる人もいます。

管理職を味方に

管理職を味方につけることで、やりたい授業がある程度できるようになります。

子どもを思う気持ちは一緒なので、しっかり説明すればきっと分かってもらえます。

そのためには実績が必要になるかもしれません。

「子どもが喜んでいる」「学力が育ってきている」などの結果を示せば、管理職としても簡単にストップをかけるわけにはいきません。

「保護者に支持されている」などの保護者の声を前面に出すのも良い方法です。

保護者がバックアップしてくれているということは、子どものためになっているということですから、管理職としても無視はできませんね。

増え続ける指導内容のこと

年々増え続けている教育課程も、教師の仕事を圧迫しています。

道徳の教科化、英語学習、プログラミング学習など、事前に専門知識の習得が必要な学習内容が増えてきています。

そんな授業の変化についていけない教師は多いです。

自分で勉強しようと思っても、その時間を見出すのが難しい状態です。

学習内容が多岐にわたることで、学期末に子どもに配る通知表を仕上げるのにも時間がかかって大変です。

分業化を進めて

これは教師一人でできることではありませんが、授業の分業化を迅速に推し進める必要があると思います。

授業可能な内容を持ち寄って、それぞれの得意分野の授業を分担して行っていくという方法です。

何より、得意な内容を得意な教師がすることで授業が充実し、子どもたちの自信にも繋がります。

そして、教師一人一人の負担が軽くなります。

自分自身のこと

最後に、教師自身の悩みがあります。

「自分は上手く授業ができない」と自信をなくしている教師が沢山います。

先輩教師や同僚の授業を見ても、「自分の授業はなんて拙いんだ」と落ち込んでしまうことがあります。

同じように真似ようとしても、学級が違い、子どもが違うので、上手くいくわけがありません。

それで更に落ち込んでしまうのです。

上手く授業ができないことを理由に、教師を辞めていく人も年々増えています。

自分らしさを大切に

教師になる人は、学生時代には成績の良かった人が多いです。

別の言い方をすれば、学力競争に勝ってきた人たちです。

だからつい周りの教師と自分を比べてしまうのです。

比べてしまうから、自分のできていない面が際立って見えてしまうのです。

そういう敗北感でいっぱいの教師には、「自分は他の人とは違う授業をするんだ」と考えることをおすすめします。

それは、自分らしさを大切にするということです。

長年教師をしていたので分かるのですが、授業のやり方は年々変わります。

今「素晴らしい」と褒め称えられているような授業が、5年後、10年後には見向きもされないなんてことはよくあります。

新しい授業にチャレンジしている少数派の教師が、次の学校では他の教師を引っ張っているリーダーになっているかもしれませんよ。

大変な仕事だけど、やりがいを見つけるポイントとは?

「教師のやりがい」とは何でしょう?

経験してみなければ分からないことですが、それは子どもや保護者の心の中に大きな足跡を残せることだと思います。

「先生、楽しかったよ!」

大した授業でなくても、子どもが喜んでくれるとやはりやりがいを感じます。

「楽しさ」を追求するあまり遊びで終わる授業も少なくありませんが、それでも子どもは「楽しい授業」が大好きです。

授業が終わった後に「先生、今日の勉強楽しかったよ!」「またあの授業やって!」「先生と勉強すると勉強が好きになる!」なんていう子どもたちの声を聞くと嬉しくなります。

子どもに「勉強が好き」と言わせるのは、教師の醍醐味のような気がします。

「今でも話しています」

昔担任した子どもの保護者と久しぶりに会うことがあります。

何年経っても覚えていてくれのは、嬉しいことです。

第一声のほとんどが「あの頃はお世話になりました。こんなに大きくなりましたよ。ありがとうございました」と感謝の言葉を頂きます。

そんなときには「良い授業ばかりじゃなかったのにな…」と心の中では恐縮してしまいます。

しかし、出会って一緒の時間を過ごしたことは何よりの宝物です。

「先生、今どちらの学校にお勤めですか?」「今頃、先生どうしているのかなと、時々子どもと話しているんですよ」

何年経っても「先生」であり「担任」であり続けられるのは、教師だけですね。

「先生といた時が…」

長い月日が経つと、担任した子どもの結婚式に出ることがあります。

当然、他の同級生とも久しぶりに顔を合わせることになります。

すっかり大きくなって一人前になった子どもたちから、様々な思い出話が聞けます。

時々、担任だった私が知らなかった秘密の話も出てきます。

誰と誰が内緒で付き合っていたとか、みんなでやっていた悪いこととか、元担任としてはドキドキです。

どちらにしても子どもたちの飾らない心からの言葉です。

そんな言葉の中で「先生といた時が一番楽しかったなあ」なんて言ってくれることがあります。

昔を懐かしむただの独り言かもしれませんが、私との時間が、子どもたちの思い出の一部としてこれからもずっと残っていくのかと思うと「この子たちを担任して本当に良かったなあ」と思います。

小学校教師のやりがいは、こちらの記事も参考に!

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ほっこりエピソード

「教師になって良かったな」と思ったエピソードを二つ紹介します。

私が1年生の担任をしていた頃の話です。

「先生!早く…!」

ほとんどの学校では、朝から打ち合わせのための「朝会」が行われます。

その日も、スケジュールの確認だったり、来週の予定の説明だったり、職員室には静かな集中した時間が流れていました。

そんな職員室に、私の担任の1年生児童が突然ドアを開けて駆け込んできたのです。

何か起こったのかと一瞬職員室に緊張が走りました。

私もドキドキしながら叫んでいました。

「どうしたの!何かあったの!?」全職員の目が一斉に1年生児童に集まります。

それに気付いてか気付かずか、その児童は職員室に響き渡る大きな声で叫びました。

「先生!早く勉強しよう!」

職員室の時間が一瞬止まった後、一斉にみんなで大爆笑。

その子は一刻も早く勉強したくてたまらなかったのですね。

私も一緒に大笑いしました。

1年生を担任すると、教師としての今までの常識が簡単に崩壊します。

時にはお腹の底から笑える、教師にはそんな楽しみがありますよ。

「お母さん!ハンガー!」

1年生の内は、保護者と密に連絡を取り合います。

「連絡帳」はその大事なツールの一つです。

ある日の連絡帳にこんなことが書いてありました。

「先生、うちの子が『お母さん、ハンガー!ハンガー!』と言いながら家の中を走り回っているんです。先生の『準備するもの』の欄を見ても「ハンガー」なんて書いてないし、学校で必要とも思えないんですが、何かに使いますか?」

私は首をかしげました。

ハンガーを学校で使う予定はないし、そんなことを保護者便りに書いた覚えもありません。

「よく分かりませんねえ…。学校では必要ないので持って来なくていいですよ。何か勘違いしているんだと思います」とお返事しておきました。

そして次の日の連絡帳。

「先生、謎が解けました…」

疑問に思ったお母さんは、時間割のどこに「ハンガー」と書いてあるのか子どもに聞いたそうです。

そして、子どもはちょっと怒ったように言ったそうです。

「ここに書いてあるじゃない!」

子どもが指さした先を見て、お母さんには一瞬で謎が解けたそうです。

「これはね、『ハンガー』じゃなくて『版画』って書いてあるのよ。」

子どもはキョトンとしていたそうです。

1年生の時間割では、ほとんどひらがなを使うので、私は「版画」を「はんが」と書いていたのです。

1年生の子どもはまだ「版画」をやったことがないので、勘違いしても仕方がないことですね。

このことがあって、このお母さんとは特に仲良しになりました。

こうしてどんどんネットワークが広がっていくのも教師の仕事の醍醐味です。

まとめ

小学校教師の悩みと、その解決の方法についてまとめてきました。

どんな職業でも一緒ですが「辛い辛い」と思い続ければとてつもなく辛くなります。

「こんなもんかな?他に楽しいことはないかな?」と気楽に構えておけば、楽しめることが見つかります。

私の周りでも教師業を楽しんでいる人は結構沢山いますよ。

要は発想の転換ですね。

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