2020年11月18日

皆さんは中学校時代のことを覚えていますか?

部活に熱心に取り組んだり、受験勉強に励んだり、友人関係で悩んだり、多感な時期を生徒と共に過ごす中学校の先生はとてもやりがいの持てそうな仕事ですよね。

今回は、そんな中学校教師の役割や仕事内容、給料事情について詳しく紹介します。

中学校の教師を目指している方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

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中学校教師とはどんな仕事?

読んで字のごとく、中学校の先生です。

基本的に、中学校や高等学校の教員免許は「専門教科」の勉強を修めて取得することになります。

そのため、全ての中学校の先生には「専門教科」があります。

勉強を教えることももちろんですが、学級担任の場合は学級経営を行ったり、部活動顧問の場合は部活動の指導を行ったりします。

また、校務分掌と言って校内で割り当てられた業務も行います。

校務分掌とは、例えば「生徒指導」「進路指導」などを指します。

詳しくは次の項目で解説します。

中学校教師の仕事内容は、こちらの記事を参考に!

中学校教師の役割とは?

最近では進学する生徒の方が多いとは言え、中学校は最後の義務教育機関です。

学校教育の役割としては、全ての国民に地域格差なく一定水準以上の教育を保障することが挙げられます。

そのために、文部科学省の主導のもと学習指導要領が定められて授業で取り扱う内容が定められたり、教科書検定が行われて適切な教科書が選ばれたりしています。

義務教育の質を担保するということは、格差の拡大や階層化の進行を防ぐことになり、ひいては国の財産である人材を育成することに繋がるのです。

難しいことを書いてしまいましたが、つまり一人一人の教師が担うべき最大の役割は、生徒に分かりやすく勉強を教え、それを習得させることなのです。

また、生徒たちに安全・安心な学びの場を提供することも、教師の役割です。

安全・安心というのは、物心両面を指します。

生徒のいじめや非行は、学びの場が脅かされていることに他なりません。

誰もが安心して登校できる学校や学級を形成することが大切なのです。

教師が具体的にはどのような仕事をしているのかは、次の項目で詳しく解説します。

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中学校教師の具体的な仕事内容とは?

教科指導

教員の職務の中心は、この教科指導です。

中学校は教科担任制をとっているため、教員は授業を担当する学級に移動して授業を行います。

教員の人数が少ない学校では、一人の先生が異なる教科を担当する場合もあります。(例えば、社会の先生が図工も担当する、教頭先生が理科を担当するなど)

その場合は、その教科の免許状を取得していることが前提になります。

中学校教員の免許状は、「中学校1種・教科(数学)」というように教科ごとに分かれています。

そのため、複数の教科の免許状を取得している人が多いのです。

授業を行う際には、事前に「教材研究」を行います。

これは学習する内容を深く理解し、どのように授業を展開してねらいに迫るのか、どのような板書を行ってノート作りをさせるのか、問題演習の時間はどのくらいとれば良いのかなどを、教員自身がしっかりと考えて把握しておくために必要です。

自分で問題が解けることと相手に分かりやすく教えられることとは、必ずしも一致しません。

特に授業に慣れていない若手教員の内は、教材研究に割かれる時間が多くなります。

他にも、プリントや教具を作成したり、生徒たちがきちんと授業についてこれているか習熟を確認したりと、やることは沢山あります。

学級経営

学級の担任の先生としての業務を、「学級経営」と呼びます。

一日中、同じ先生に勉強を教わる小学校と比較して、中学校における担任の先生の存在感は少し薄くなります。

しかし、毎日のホームルームや道徳、合唱祭や体育祭、修学旅行の準備などは学級単位で行われます。

部活動指導

ほとんどの中学校教員は、部活動の指導も担当しています。

平日の放課後に部活動の監督をする他、技術的な指導をしたり校外の大会に引率したりと、部活動指導の業務量は過重です。

学生時代、スポーツや音楽を熱心に行ってきた人の中には、「部活動の指導をしたいから先生になった」という人もいます。

教科の指導は適当だけど部活の時間になると元気になる、なんていう本末転倒な先生も存在します。

最近の働き方改革の流れを受けてか中学校教員の部活動指導への取り組みが見直され、指導を外部に委託したり、学校主催の部活動を廃止したりした方が良いのではないかという議論がなされています。

しかしまだ当分は中学校教員が部活動も指導する時代が続きそうです。

生徒指導

中学校になると校則が厳しくなり、制服や持ち物を厳しくチェックされたという経験をお持ちの方もいるかもしれません。

最近の学校現場では、抜き打ちの持ち物検査や不用品の没収などは保護者からのクレームに繋がってしまうため、ほとんど行われていません。

行われているのは、頭髪や制服の指導、携帯電話の所持や使用の指導くらいでしょうか。

その他にも、飲酒や喫煙に関する講習会などを開催しています。

また、学校によっては放課後や長期休業中の見回りなどを行っている場合もあります。

進路指導

最近はほとんどの生徒が進学をするため、中学3年生の秋以降は受験に関する業務が増加します。

担任の生徒や保護者と面談を行い、進学に関する希望を確認します。

また、高校側に提出する内申書を、指導要録を参考にして作成します。

生徒によっては実力以上の学校を狙ってしまうこともあります。

その場合は過去の進学実績などをもとにランクを下げるように勧めますが、最終的には本人と保護者の決定になります。

校務分掌上の業務

学校には、校務分掌という役割分担があります。

学校によって異なりますが、一人一つ以上の部や委員会に所属し分担の業務を行うのです。

具体的には「進路指導部」「教務部」「保健安全部」「教育相談部」「長欠対策委員会」などです。

進路指導部では、進学先の高校との連携や、中卒で就職する生徒のための就職先探しなどを行います。

教務では、時間割や時数の管理などを行います。

保健安全部では、避難訓練や安全点検、保健行事などの運営を行います。

教育相談部では、生徒から寄せられた相談などについて校内で共有をし対応を話し合います。

長欠対策委員会では、不登校の生徒や休みがちな生徒について対応を話し合います。

これらの分掌はほんの一例で、実際にはもっと多くの分掌が存在します。

ほとんどの教員が、複数の分掌を掛け持ちしています。

放課後や空き時間がほとんど会議や打ち合わせでつぶれてしまう、ということもあるほどです。

中学校教師の給料事情は?

中学校には私立と公立がありますが、全国的には私立中学は7%に留まっています(東京は突出して高く、25%程度が私立中学校です)。

中学校教員を目指した場合、ほとんどの方は公立中学校の勤務になるかと思います。

公立中学校の教員は地方公務員の教育職の扱いになり、給料表も公務員に準じたものになります。

給料は都道府県によって異なり、東京などは高く設定されているようですが、それ以外の都道府県には大きな差は見られません。

平均的には、初任給として4年制大学卒業で24万円程度からのスタートになります。

また平均給与は、平均年齢を40歳として38万円程度と言われています。

公立中学校の場合は年に一回昇給があり、経験年数を重ねるほど給与は上がっていく傾向にあります。

私立中学校に勤務する場合には、給料事情は学校によって様々です。

公立学校と大差ない学校もありますし、年俸制を導入している学校もあります。

勤務評定が高くなるほど、給料に反映されるという学校もあります。

一般的に進学実績の良い学校ほど給与が高い傾向にありますが、一部の幹部職員が独占し、一般の先生方の給与はあまり高くならないという場合もあります。

中学校教師の仕事に就くためにはどうしたらいい?

中学校教師の仕事に就職するために

中学校で教員として働くためには、教員免許を取得していることが必須条件となります。

また、公立の学校で正規採用で勤務するためには採用試験に合格しなくてはなりません。

資格は必要?

中学校教員の教員免許が必要です。

教員免許状には、普通・特別・臨時の3種類があります。

ほとんどの人が取得しているのは普通免許状です。

特別免許状は特定の教科に専門的な知識がある社会人を学校現場に登用するために設けられていますが、あまり取得している人は多くありません。

臨時免許状は、教諭ではなく助教諭の免許状になります。

普通免許状は、卒業した大学(学位や教職課程の取得状況)によって、更に三つ分けられます。

4年制大学卒業の者は1種免許状、短期大学卒業の者は2種免許状、大学院卒業の者は専修免許状を取得しています。

小学校教諭の普通免許状を取得していれば、理科でも算数でも全ての教科を教えることができます。

しかし、中学校の場合は教科ごとに免許状が分かれているため、理科を教えるには中学校理科、数学を教えるには中学校数学の免許状が必要です。

「中学校の先生になりたい!」という目標がある人は、併せて何の教科の先生になるかということを決定して大学などで単位を取得することになります。

教員採用試験とは?

公立学校の正規採用になるためには、都道府県や自治体の教育委員会が実施している教員採用試験に合格しなくてはなりません。

採用試験はどの教育委員会でも大抵夏季に行われることが多く、一次試験が7月頃、二次試験が8月頃になります。

都道府県教育委員会主催の他、大きな都市(横浜市や千葉市など)では独自の採用を行っていることもあります。

採用試験の内容は、一次試験では学科試験(教職教養・一般教養・専門教養)や実技試験、集団面接などが行われます。

二次試験では模擬授業や個別面接、適性検査などが実施されます。

この内容は教育委員会によって異なるため、事前によく調べておきましょう。

晴れて採用試験に合格すると、その年度中に配属先が決定し、次の年度の4月から勤務開始となります。

どこの学校に配属されるかは教育委員会が決定するため、あまり所縁のない地域で働き始めるということも珍しくありません。

正規採用以外の働き方は?

正規採用以外にも、講師として働くという手もあります。

講師にも二つの種類があり、時給制で働く非常勤講師と、月給を貰いながら働く臨時的任用講師に大別されます。

非常勤講師の場合は、勤務校から依頼された特定の曜日だけ、特定の時間だけ勤務することになります。

空いている時間は他の学校で勤務することも可能です。

また、基本的には授業の穴埋め要員のため、夏季休業中などは雇用されません。

一方、臨時的任用講師の場合は、ほとんど正規採用の教員と変わらない勤務や仕事内容が求められます。

ボーナスも支給されることが多いです。

しかし半期や単年度の採用なので、来年度以降の身分の保証はありません。

何年も非常勤や臨時的任用講師をやりながら、採用試験を受け続けて正規採用を目指す先生が現場には沢山います。

私立で働く場合は?

私立の中学校は、その法人独自で採用を行っています。

また、私立学校の協会が主催している適性試験などもあります。

これはセンター試験のようなもので、適性試験での結果や点数を携えて各私立学校にエントリーするような仕組みになっています。

私立学校の採用基準は公立に比較して不透明な部分があり、「経験者を優遇して採用している」「卒業生はほとんど合格している」など様々な噂が飛び交う学校も…。

自分の勤務したい学校について、しっかりと情報収集をすることが大切ですね。

中学校教師の仕事の将来性は?

近年、人間が行っている様々な仕事が将来的に人工知能に取って代わられるのでは!?ということが盛んにニュースになっていますね。

中学校教員という仕事はどうなのでしょうか?

授業を行うという技術には、ただ教科書の内容を伝達するだけでなく、生徒の習熟度に合わせて説明を変えたり、より分かりやすくなるように教具を用いたりといった工夫が欠かせません。

これは、人と人との関わりがなければ判断できないものだと思います。

そのため、中学校教員の仕事がなくなってしまうということは考えにくいでしょう。

一方、少子化により学校数や学級数は減少傾向で、教員の採用数も伸び悩んでいます。

正規採用を勝ち取るのは、狭き門になるかもしれません。

まとめ

思春期の多感な子どもたちと関わる中学校教員のお仕事。

忙しい毎日ですが、やりがいにあふれた仕事でもあります。

また、公立学校の正規採用になれば安定した身分が保障されるため、安心して働き続けることができますよ。

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