教師辞めたい…と感じる人の2個の理由と乗り越え方。現役教師の私が解説!
非常に人気で目指す方も多い中学教師。
実際に教師になる上で最も気になるのが「年収」ではないでしょうか?
間違いなく忙しく大変なことが約束されている職業ですから、それなりの年収を貰っているはず…と思いたいところですが、実際のところ働いてみなければ分からないことがありますよね。
今回は「実際、教師の給料って多いの?少ないの?」と疑問を持つ方に向けて、「中学教師の年収」について詳しくまとめました!
現役中学校教師の私が、周囲の先生たちに聞き込みをしながら集めた実体験と実情を交えて、解説していきます!
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
目次
閉じる中学の給料の相場はどのくらい?
正規採用の中学校教師の給料相場
正規採用(各都道府県の教員採用試験に合格した先生)をされた場合の年収を最初に見ていきましょう。
こちらでは公立中学校の年収と私立中学校の年収比較もしていきます。
公立中学校に赴任した場合の正規中学校教師の給料相場
公立中学校に赴任した場合、私の身の周りの先生方に聞いてみると年収は「500万円」あたりになるようです。
また、私が公立中学校の中学教師になった時の初任給は、大卒で月給約24万円程度だったと記憶しています。
短大卒の公立中学校の先生の初任給は月給約22万円程度らしく、大卒の初任給の方が2万円程度多いです。
私立中学校に赴任した場合の正規中学校教師の給料相場
私立中学校の場合は、年収300万円〜600万円と幅広いと聞きました。
こちらは私立中学校で受け持つ担当の役割やキャリアによって年収が大きく変わってくるようです。
また受験生に人気のある私立の中学校ですと生徒からの学費や寄付も多くなるので給料は良いですし、あまり人気でない私立の中学校だと給料は安くなるのだと思われます。
臨時採用の中学校教師の給料相場
次に臨時採用(1年契約の講師や一時的に雇われる先生)の先生の年収を聞きました。
公立中学校に赴任した場合の臨時中学校教師の給料相場
公立中学校に臨時採用として赴任した場合の平均年収は受け持つ授業数によってかなり差があり、「100万円未満〜300万円」とのことです。
臨時採用の先生は、常勤講師(民間で言えば非正規雇用)になれれば一定の年収が見込めますが、非常勤講師となれば1コマ何円という給料の計算になりますので、授業数が少なければその分給料も安くなってしまいます。
私立中学校に赴任した場合の臨時中学校教師の給料相場
私立中学校でも公立中学校と現状は同じです。
受け持つ授業数によって年収も変動しますので、ほとんど公立中学校と変わりはありません。
年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?
教師の給与には、基本給以外にどのようなものが含まれるでしょうか。
年収にも響いてくるそれらの給与を次にご紹介します。
賞与
中学校教師の魅力と言えば「確実に年に2回の賞与があること」でしょう。
民間企業の場合、これが不安定だったり、最悪ない場合もありますね。
中学校教師の賞与については、年齢によって変動していきます。
こちらは私の実際のボーナスから計算してみたいと思います。
中学校教師は年齢が上がることによって基本給が増えていきますので、もし今の賞与計算が変わらず順調に上がり続ければ、下記のようになるはずです。
- 20歳〜24歳 賞与約90万円
- 25歳〜29歳 賞与約110万円
- 30歳〜34歳 賞与約130万円
- 35歳〜39歳 賞与約140万円
- 40歳〜44歳 賞与約150万円
- 45歳〜49歳 賞与約170万円
- 50歳〜54歳 賞与約180万円
- 55歳〜59歳 賞与約185万円
各種手当
その他、中学校教師の主な手当は以下のようになっています。
地域手当
主に、勤務先が僻地であったり離島であったりする際に出る手当です。
名称は都道府県によって異なることがあります。
残念ながら私の勤務する地域では「地域手当」が出ないため、どれくらいの手当なのかは分かりません。
寒冷地手当
冬の寒さが厳しい地方では、冬場の暖房代の補助として寒冷地手当が出るところもあるようです。
これは年1回の支給が通常のようです。
義務教育等教員特別手当
こちらは、特別支援学校や特別支援学級を担当する公立教員に対して支給される手当です。
残念ながらデータは出ませんでしたが、公立中学の義務教育等教員特別手当を支給されている私の友人によると「1万円〜2万円」との返答がありました。
扶養手当
扶養手当とは、教師が自身の子供を持った際に、その扶養を目的として支給される手当となります。
一般企業でも支給があるかと思います。
教師の場合、実際に扶養手当が貰えるのは扶養対象者(子供)が0歳から18歳に到達するまでの間となります。
こちらは全国平均が「約6,000円」となっています。
住居手当
住居手当とは、教師が勤務校へ勤務するにあたりアパートやマンションなどの住居を借りる際に支給される手当です。
月額12,000円を超える家賃もしくは下宿代等を支払っている場合にのみ支給されます。
実際はどのように住居手当が決まるのか事務担当に聞いてみると、支給額の決定には次のようなルールがあるとのことでした。
月額23,000円以下の家賃の場合12,000円の支給
月額23,000円以上55,000円未満の場合、(家賃-23,000円)÷2+11,000円という計算式が応用されます(家賃50,000円の場合は24,500円支給となる)。
月額55,000円以上の場合、27,000円の支給となります。
ちなみに私は「50,000円」の家賃のアパートに暮らしていますが、毎月の手当は計算通り「24,500円」です。
通勤手当
通勤手当とは、教師が自宅から勤務校へ通勤する際にかかる費用の一部を軽減するための手当です。
自宅から勤務校が3キロメートル以上離れている教師が対象となります。
私の場合は10kmほど離れた場所に住んでおり、5,000円の手当が毎月支給されています。
部活動指導手当
部活動指導手当とは、勤務日以外(土曜日・日曜日や国民の休日)に、部活動の指導を3時間半以上行った際に支払われる手当です。
私が働く京都府では、一回「3,000円」の手当が支給されます。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
勤続年数以外にも給与に影響するものはある?
次にご紹介するのは、継続年数以外に給与に影響のある教師の役割についてです。
こちらも年収に大きく響いてきますので、参考にしてください!
部活動の顧問になるかならないか
上記にもありますが、部活動の指導を休日・祝日に行うことで、「部活動指導手当」が支給されます。
中学校教師となると部活動の顧問に絶対ならなくてはいけないようなイメージもありますが、実はこれは強制ではありません。
そのため部活動の顧問を拒否する先生もいるぐらいです。
しかし休日の一回の部活動指導が「3,000円」となると、小金稼ぎという意味では良い仕事になりますね。
役職
管理職となると、管理職手当を支給されます。
どのように決定されるかというと、給料月額の10%という規定がなされています。
そのため、例えば給与が「433,000円」だった場合、管理職手当は「43,400円」となります。
地域
上記にもある通り、僻地や離島に勤務要請がなされた場合は地域手当を支給されます。
こちらは地域や都道府県によって本当に大きく差がありますので、勤務前にしっかりと調べることが大切です。
中学校教師の給料の決まり方
正規採用か臨時採用か
まず大きく違うのは「正規採用か臨時採用か」です。
もちろん正規採用の方が基本給は大きいです。
これは、正規採用の教師は基本的に年齢と共に昇給し続けるのに対して、臨時採用の教師は早い段階で昇給がストップしてしまうからです。
しかし一方で臨時採用の教師の場合、正規採用の教師と比べるとサービス残業というものは軽減される傾向があるようです。
よって、正規採用の教師は臨時採用の教師と比べるとサービス残業をする時間が概して長いと言えます。
そのため時給換算をすると、かなり若い内は臨時採用の方が上だという場合もあります。
年齢
先にも述べていますが、教師は年齢が上がると給与も増えます。
常勤講師か非常勤講師か
常勤講師の場合は、正規採用の中学校教師と同じく月額制の基本給があります。
一方で非常勤講師の場合は「週に何時間の授業」といった形で雇用されますので、「行った授業時数の分だけ給与が貰える」という給与体系となります。
管理職か教諭か
管理職の場合「管理職手当」を基本給の10%上乗せで貰うことができます。
教諭の場合はそのような手当がありませんので、そこが管理職と教諭の大きな違いです。
大卒か短大卒か
どの都道府県でも、大卒の方が短大卒よりも2万円〜5万円程度給与が上です。
特に初任給となると2万円〜5万円という差が大きく、その格差に不満を持つ先生も多いです。
私の友人の短大卒の先生は、「実質業務は変わらないし採用枠にも変わりがないのに給与が低いのはおかしい」と憤っていました。
私もその通りだと思っています。
雇用形態ごとに違いは出てくる?
月給や年収
上記の通り、中学校教師の雇用形態は「正規採用」「臨時採用」「常勤講師」「非常勤講師」という四つが主となります。
この四つの働き方には大きく違いがあります。
正規採用
正規採用の場合は基本給があり、年齢ごとに給与が決まり、そして夏季のボーナスと冬季のボーナスが年々上がっていきます。
臨時採用
臨時採用の場合も基本給があり、年齢ごとに給与が決まり、夏季のボーナスと冬季のボーナスもありますが、上限があるため正規採用ほどは貰えません。
常勤講師
常勤講師の場合にも基本給がありますが、雇用が一年更新のため、夏季ボーナスが冬季ボーナスの半分ほどしかありません。
そして冬季ボーナスも基本給を基に計算されているため、正規採用の先生よりは少ないです。
非常勤講師
非常勤講師の場合は時給制となり、行った授業時数の分だけ給料が貰える形です。
そしてボーナスについては常勤講師と同じ扱いとなります。
給料以外における良い点と悪い点
正規採用
臨時採用と比べると「来年も確実に仕事がある」ということが良い点でしょう。
私は正規採用をされて働いていますが、周囲の臨時採用の先生は毎年「来年も採用枠があるか分からない」と不安になりながら働いています。
一方で正規採用となるとサービス残業は当たり前ですので、非常に忙しくなります。
その点臨時採用の先生方(特に非常勤の先生)は自分の授業さえ受け持つことができれば良いので、正規採用の勤務時間はとても長いです。
臨時採用
上記の通り、自分の授業を受け持つことが仕事の基本となってくるので、サービス残業は少ないです。
そのためプライベートで自分の仕事が確保しやすいというのは臨時採用のメリットでしょう。
一方、これからも教師を続けたいと考えるときに、今の勤務校に来年も自分の採用枠があるかどうかは分かりません。
これは非常に不安なことです。
この働き方は、こんな人におすすめ!
正規採用
公務員のため解雇を恐れる必要もなく、退職するまで自分の仕事に不安を持つこともありません。
そのため、生活に不安なく長く働きたいという人には非常に合っているのが、正規採用の中学校教師です。
正規採用がサービス残業が多く忙しいということを先に述べていますが、教師の仕事が好きならばそれも問題ではありません。
毎日、大好きな中学校教師としての仕事を沢山続けることができるというのは、「中学校教師が好きな人」からすると天職でしょう。
正規採用の中学校教師は「中学校教師という仕事が好きで、不況の中でできるだけ転職や解雇といった不安に恐れることなく長く働きたい」という方には、非常におすすめの仕事です。
臨時採用
臨時採用の場合は、生活の中に時間的な余裕を持つことができます。
そのため「教師を続けながら、副業をする道を探したい」「教えたり子供と接することは好きだけれど、ずっと仕事をするのは嫌だ」「授業のスキルを磨きたい」という目的を持った人には最適の雇用形態です。
これからの時代、一人の人が一つの仕事しか持っていないというのは少々不安なことです。
そのため、一つの職業にとらわれずに様々な収入源を持ちたいという場合は、臨時採用という雇用形態は非常に合っていると言えます。
正規採用の場合は学校業務に平日も休日もべったりと就かなければならないので、副業の道を探すことは精神的にも体力的にも難しいことです。
公務員の副業は原則禁止ですが、モノによっては可能なのです。
そのため、様々な可能性を求めたい人には、時間的にも精神的にも余裕のある臨時採用枠をおすすめします。
まとめ
今回は、正規採用の中学校教師と臨時採用の中学校教師についての年収を細かく見ていきました。
一般的には「正規採用の方が良い」と思われがちですが、「臨時採用」として教師以外にも複数収入源を持つことができれば、正規採用よりも年収が上になる場合もあり得るのです。
そのため年収だけで正規採用か臨時採用かを選ぶというよりは、自分の人生設計や生き方に適した方を選択する方が良いと言えるでしょう。
関連キーワード
教員求人教員求人についてもっと深堀りした情報を見る
教員補助員求人でよくある募集内容やおすすめ求人のポイント、気になる疑問について解説します
教員補助員求人が気になっている方は必見です!そもそも皆さんは教員補助員という職業をご存知ですか?小中学校などに配置されており、学校の先生の補助をする業務が主ですが、補助と言っても、その業務内容は多岐にわたっています。そこでこの記事では、なかなか詳しくは知りえない教員補助員の業務内容や求人のおすすめポイントについて詳しく解説していきます。教員補助員の仕事内容とは?現在、学校現場で活躍されている小中学校の先生はとても多忙な日々を送っています。本来先生の仕事の中核は教材研究をし、より良い授業を行うことで子どもたちの学力を向上させ、安心して過ごせる学級経営により子どもたちの学校生活を尊重することです。
日本語教師求人でよくある募集内容は?仕事内容や必要なスキル・経験についてもご紹介!
日本は今、少子高齢化などにより今後人口減少が必至と言われており、労働者不足が懸念されています。そのため、日本政府は外国人労働者の受け入れに積極的に動き出しました。日本人としては治安の悪化などのデメリット要素も考えてしまうところですが、それを払拭するための取り決めを進めている状況です。つまりは、今後は日本にいながら多国籍な文化も受け入れる必要があるのだと思いますが、日本人として伝統や文化も引き続き継承することも忘れてはいけないでしょう。そしてもう一つ重要になってくるのが、世界に誇るべき言葉である日本語を決して絶やしてはいけないということではないでしょうか。「子どもの時に家庭で覚えた言葉で、世界の
教員免許を活かして仕事をするには?免許取得の方法と仕事の種類や探し方を紹介します!
教員免許を仕事で活かすにはどのような職種があるのでしょうか?皆さんは教員免許状にどのようなイメージを持ちますか。多くの人が学校の先生を思い浮かべるのではないかと思います。ここでは、教員免許状とはどのようなものなのか、どのような種類があるのかについて触れながら、教員免許を生かした仕事やその探し方について紹介していきます。教員免許の制度ってどういう制度?教員免許状は、学校の教員になるための資格があることを証明する重要なものです。日本では「相当免許状主義」を採用しています。この相当免許状主義とは、大きく分けて以下のような4つの内容にわかれています。①幼稚園から小学校、中学校、そして高校までの各学校の
中学校教師とはどんな仕事?その仕事内容や役割、なり方など詳しく解説します!
皆さんは中学校時代のことを覚えていますか?部活に熱心に取り組んだり、受験勉強に励んだり、友人関係で悩んだり、多感な時期を生徒と共に過ごす中学校の先生はとてもやりがいの持てそうな仕事ですよね。今回は、そんな中学校教師の役割や仕事内容、給料事情について詳しく紹介します。中学校の教師を目指している方は、ぜひ参考にしていただければと思います。中学校教師とはどんな仕事?読んで字のごとく、中学校の先生です。基本的に、中学校や高等学校の教員免許は「専門教科」の勉強を修めて取得することになります。そのため、全ての中学校の先生には「専門教科」があります。勉強を教えることももちろんですが、学級担任の場合は学級経営
高校教師辞めたい…と感じる人の6個の理由と乗り越え方とは?
高校教師の仕事はとても大変です。生徒と向き合っているとあっと言う間に一日が終わってしまい、自分の仕事が全く進まないこともあります。高校教師の大変さを説明するのは難しいですが、授業準備やクラス担任の仕事、部活動の指導など、とにかく日々行なわなければならない業務が多く、常に時間に追われています。またそれ以外にも、問題を抱えている生徒がいたら、その生徒に向き合い、根気強く指導していく必要があります。高校教師という職業は、このように日々忙しくて、苦労も多いので、時には高校教師が辞めたいと思うことも出てきます。今日はその辞めたいと思う原因と、それでも高校教師を続けている理由についてお話しします。これから
中学教師の仕事が得意な人は?大変?向いてる人・向いてない人の特徴を見てみよう!
中学教師の仕事に興味のある方は必見です。「ブラック公務員」なんて呼ばれる中学教師。それでもまだまだ、中学教員を目指す人はかなり多いですよね。ただ「中学教員って大変そう」「どんな能力が必要なの?」などと相談を受けることが多いです。今回はそんな方のために中学教師に向いている人の特徴やキャリアについて、実際に中学教員を務めている私がご紹介していきます!中学教師はどんな仕事?中学教師と言えばどのような仕事でしょうか。浮かんでくるのは「青春」や「情熱」などの綺麗なイメージでしょうか。それとも「ブラック」「公僕」なんていう大変そうなイメージでしょうか。実際に中学教員を経験した私からすれば、どちらのイメージ
教師辞めたい…と感じる人の2個の理由と乗り越え方。現役教師の私が解説!
現在、学校の教師が「ブラック公務員」だということが社会にも明るみになってきました。教師という仕事はキラキラと輝いていて、子供達に囲まれて幸せだというイメージの反面、サービス残業地獄、モンスターペアレント、LINEトラブルなどといった闇の部分を抱えています。そして、毎年教員になった人の半数はその10年後に辞職・転職をしているという事実があります。これは、一般の民間企業と比べても異常な数だと言えるでしょう。それだけ辛い教師という仕事。どのように乗り越えていけば良いのでしょうか?今回は「教師が辛い、やめたい」と悩む教師の方向けに、現役教師の私がどのようにその困難を乗り越えてきたかについて解説します。
中学校教師に多い六つの悩みとは?悩むこともあるけどこうやって解決しました!
多感で多くの悩みや葛藤を抱えながら成長していく中学生を教え導く立場として、多くの責任を背負う中学校教員としての仕事。勤務時間の長さや、その業務内容の複雑さがニュースなどでも取り上げられていますが、実際に働いてみるとどのような悩みを抱えることがあるのでしょう。ここでは、実際に中学校で働いたことのある筆者自身の経験も交えながら、中学校教員が抱えることの多い悩みやその解決方法、そのような悩みを抱えながらも中学校教員を続けたいと感じるやりがいについて紹介していきます。中学校教師に多い六つの悩みとは?どのような職業に就いたとしても、楽しいことばかりではなく、悩みは尽きないものです。子どもたちを相手にする
中学校教師になるには?必要な資格や勉強は何?就職先や募集状況についてもご紹介します!
小学校の頃の自由さからうって変わり、中学校に入学すると新たな勉強に部活動など、子どもたちにとっては沢山の変化が待ち受けています。そのような急激な変化にも子どもたちの側に寄り添って成長させていくのが、中学校の先生です。誰しもが通っていた中学校、様々な個性を持った先生に出会ったことでしょう。小学校の先生が優しいお母さんだとすれば、中学校の先生はどっしりと構えたお父さんのようなものです。ここでは、まるで父親のような厳しさと優しさを持った中学校教員になるにはどうすれば良いのか、勤務内容や就職方法、将来性に触れながら、多くのことについて紹介していきます。中学校教師になるには?中学校で勤務する教員になるた
中学校教師のやりがいは?やっていて良かった六つのことやそこで身につく力とは?
中学校教員と言ったら、皆さんはどのようなイメージを持っていますか。授業での教科指導、放課後の部活指導に様々な行事の企画・運営など業務内容が難しく、多忙な印象が持たれがちです。実際に中学校教員として働いてみると、確かにそのイメージ通りで多忙です。しかし、そこには中学校教員しか感じることのできないやりがいが溢れています。この記事では筆者自身の体験も交えながら、そのやりがいや身につくスキルなどについてご紹介していきます。私はこんなところで中学校教師をしていました筆者自身は教員採用試験を突破した正規雇用である「教諭」という立場ではなく、契約社員のような雇用形態の「臨時講師」として勤務していました。フル
中学教師になりたい!そのために必要な資格や勉強、適性の見分け方などを実体験を元に解説します!
中学教師になりたい方は必見です。子供たちが毎日通い、10代までの人生の大半を占める学校生活。その生活を導く仕事の一つが中学教師です。「学校の先生はブラック」なんて言われてしまうこともありますが、思春期真っ盛りの子供たちの成長を近くで感じられるやりがいのあるこの職業を目指している方も多いのではないでしょうか?そこで中学校の先生になるにはどうすればいいの?とお悩みの方に向けて、さまざまな疑問に答えていきます。中学教師になるには?「先生になりたい!」という熱い気持ちはもちろん必要ですが、教員になるためには資格が必要です。更に、資格を持っているだけでは教員にはなれず、採用試験を受け合格しなければなりま
小学校教師の悩みで多い6個のこととその解決方法。元小学校教師が解説します!
小学校教師の悩みについてをここで詳しくご紹介しちゃいます!これから小学校の教師になろうと燃えている人たちでも、教員の悩みについてを具体的に知る機会は少ないかと思います。実際、確かに悩み多き職業ではありますが、自分の発想を変えれば、やりがいのある職業でもあります。今回は小学校教師の悩みと、解決のための発想転換の仕方、経験者がちょっとほっこりするエピソードなどを紹介します。小学校教師の悩みで多い6個のこととその解決方法小学校教師の悩みを、主に対人関係別に6個に絞ってまとめます。子どもとのこと真っ先に挙げられるのが「子どもにどこまで指導して良いのか分からなくなる」といった悩みです。小学校では、毎日が
高校教師の仕事内容11個の業務と向いている人の特徴。やりがいを感じるポイントは?
高校教師の仕事内容と聞いて、何をイメージしますか?これまでに出会ったことのある「高校の先生」を思い出してみて下さい。高校教師の仕事はただ授業をするだけじゃないの?と思った方や、教師の職業に興味がある方に向けて、この記事では、知っているようで知らない、高校教師の仕事や様々な役割や向いている人の特徴、高校教師の仕事の良いところ、その後のキャリアについてお話ししたいと思います。高校教師の仕事は大きく分けると4つある教科担当の仕事高校教師の仕事としてまずイメージするのは授業を行うことではないでしょうか。国が定めた学習指導要領に沿って、自分が担当する教科の授業を行います。教科ごとに科会と呼ばれるものがあ
看護大学教員求人にはどんな種類があるの?給与など募集内容についてもお話しします!
「看護大学教員」は少しイメージしづらい職業ですよね。看護師を養成する際、以前は専門学校での教育が殆どでしたが、現在は大学での看護師養成が主流になってきています。そのため看護大学教員の需要も増え、現在は様々な大学が「看護学科」を新たに創設し、教員の募集を行っています。看護師のキャリア形成の一つとして選択肢に挙がりやすくなってきた「看護大学教員」について、その募集内容や求人のポイントについて解説していきます。看護大学教員のおおまかな仕事内容おおまかな仕事内容看護大学とは、看護師の養成を大学の教育過程で行う場のことを言います。看護師の養成課程には、主に大学での「講義」と現場での「実習」があり、これは
小学校教師になるには?資格や勉強しておくべきこと、就職まで経験者が解説!
小学校の教師は、学級担任として自分の学級の子どもたちを中心に学習指導や生活指導を行います。休み時間には一緒に遊んだりおしゃべりを楽しんだりするなど、子どもたちと共に1日を過ごします。忙しさや責任の重さ、授業指導の大変さなど多くのことに目が行きがちな小学校教師としての仕事ですが、楽しい点も沢山あります。ここでは、小学校教師になるにはどのような手順を踏めば良いのかについて触れながら、筆者自身が実際に小学校で働いていた際に出会った先生、小学校教師として働く際に大切なことを紹介していきます。小学校の教師になるには?小学校教員になるためには教育学部のある大学に入学し、小学校教諭になるための課程を経ること
小学校教師を辞めたい時はどうしたら良い?よくある6個の原因と対策。
小学校教師を辞めたいと感じている方は必見です。近年では離職率トップ3の職種には必ず教師などの教育業界が入っているそうです。私たちが子どものころには担任の先生はとても楽しそうに見えたものです。何がそんなに変わったのでしょうか?それとも大人の世界を知らない子どもの気楽さからそう見えただけなんでしょうか?ここでは小学校教員を辞めたい原因とその乗り越え方について考えていきます。小学校教師を辞めたいと感じてしまう6個の原因とその乗り越え方とは?辞めたい理由が様々なのは当然です。大っぴらに言えないこともあるかと思います。それらの声を集めてみると、小学校教師を辞めたい原因は大きく分けて以下の六つと考えられそ
小学校教師の給料はどのくらい?私の周りの相場や給料の決まり方を紹介します
小学校教師の給料事情をここでまとめてみました。公立の小・中学校教師は、各都道府県に採用された公務員ですので「地方公務員」という肩書きになります。そのため地方公務員の給与体系がそのまま適用されるのですが、他の民間企業に比べると福利厚生がしっかりしていて、収入も良い方と言えるでしょう。では具体的にどのくらいの年収が見込めるのでしょうか?小学校の先生の給料の場合で見ていきます。小学校教師の仕事内容は? 初めに小学校教師の仕事について簡単に紹介していきます。小学校教師の仕事は大きく「知育」「徳育」「体育」「学級事務」「校務分掌」の五つに分けられます。勉強を教える「知育」教室で勉強することを、知識を教え
小学校教師のやりがいとは?経験者の私が感じる7個のやりがいを感じるポイントを紹介します
幼い頃、誰しもが小学校に通い多くのことを学ぶ中で、先生と関わり、沢山の思い出を作ったことがあるはずです。優しい先生や厳しい先生、こわい先生など様々な個性を持った先生が小学校で働いています。子どもたちにとっては家庭以外で最も身近であっただろう「先生」という存在。その仕事内容は忙しすぎると言っても足りないほどの業務内容です。しかし、疲れた顔一つ見せずに笑顔で子どもたちと接する先生方。小学校で働く先生たちには、その忙しさが帳消しになってしまうほどのやりがいを感じる瞬間があるのです。ここでは、小学校教員の仕事内容に触れながら、小学校教員として働く上でやりがいを感じるための心構えや筆者自身が実際に感じた
小学校教員の仕事内容をご紹介!専科教員など担任以外の業務についてもご説明します!
小学校教員の仕事内容をここで詳しくご紹介させていただきます。皆さんは、自分が小学生だったときにお世話になった先生のことを覚えていますか。授業で沢山の知識を身につけさせてくれたり休み時間には一緒に遊んでくれたりなど、思い出のある先生がいる方も少なくないのではないでしょうか。小学校専科教員になるにはどうすればいいのか知りたいという方に向けて、小学校で働く先生のリアルな業務内容や面白いポイント、中学校の先生との違いを取り上げながらお話しさせていただきます。小学校教員の仕事は大きく2つの役割に分けられる学級担任小学校では、ほとんどの先生が担任として自分の学級を持っています。年齢や経験年数に関係なく、管
中学校教師の仕事内容10個の業務。担任を持っている先生と持っていない先生の違いは?
教員としての仕事は子どもたちに勉強を教えるだけではなく、人間性を育てるものです。子どもたちのお手本となるべき存在のため多くの人からの目線も多く、言動の一つ一つに責任が付きまとい、息が詰まりそうになることもしばしばあります。その仕事量と内容は「大変」という一言では収まらないほどです。ここでは、中学校教員の役割ごとの仕事の内容に触れながら、そのやりがいや面白いポイントにも焦点を当てて紹介していきます。中学校教師の仕事は大きく2個の役割に分けられる学級担任を持っている先生小学校ではほとんどの先生が自分の担任学級を持っていますが、中学校ではそうではありません。中学校では、担任学級を持っている先生は自分
養護教諭の仕事内容16個の業務。経験者が教えます!
養護教諭の仕事は具体的にどういうことをするのでしょうか?まず「養護教諭」とは、分かりやすく言えば「保健室の先生」のことです。幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に勤めるので、子供の頃、学校で怪我や病気をした際にお世話になった方も多いのではないでしょうか?実は養護教諭は、怪我や病気の対応以外にも多くの業務を担っています。そこで今回は、あまり知る機会がない養護教諭の具体的な仕事について項目ごとに詳しく解説します。養護教諭の仕事は大きく5個の役割に分けられる養護教諭の仕事は「保健管理」「保健教育」「健康相談」「保健室経営」「組織活動」の五つに大別されます。この分類は、学校保健安全法という法
小学校教員の転職はどうすればいい?方法と転職成功のためにやるべき3個のことを紹介します
小学校に限らず、教員からの転職を考えている人は多いようです。しかし、安定した職を捨てて新しい職種へチャレンジするのですから、かなりの勇気と思い切りが必要です。そのために、様々な情報をしっかり下調べしておかなければなりません。そのような皆さんのお役に立てるよう、教職からの転職成功のための方法などを紹介します。教職を辞めて新しい仕事を始めるとしても、できれば教壇に立っていた経験をそのまま活かせる職種が良いですよね。実際に教職から他の職へ上手く転職できた例として、民間の塾の先生、家庭教師、教材会社のスタッフ、児童相談員、学童保育員、学習支援員などがあります。事務室の先生や、コツコツと正確に事務仕事を
小学校教師の仕事内容9個の業務。勉強を教えるだけじゃない?!他にもある先生の仕事。
小学校教師の仕事内容について紹介します。最近ではよく報道される「いじめ」や「モンスターペアレント」などのせいか大変そうなイメージが強い小学校の先生の仕事ですが、実際のところどのようなことをしているのでしょうか?ここでは、小学校の先生の仕事内容を「勉強を教える業務」という点以外も詳しくご説明させていただければと思います。やりがいを感じるポイントも必見です。教師という職業ほど充実感・達成感のある仕事はないかもしれませんよ!小学校の先生ってどんな仕事?小学校教師の仕事は大きく四つに分けられます。子どものためにすること先生の仕事の中で最も多くを占める部分です。授業を行い、子どもたちの話に耳を傾けます。
養護教諭の仕事が向いている人の特徴は?自分はどう?仕事内容と一緒に見ていこう!
養護教諭の仕事に向いている人の特徴を、ここで詳しく解説していきます。学校の保健室に在中し、児童生徒の心身の健康をサポートする「養護教諭」。ドラマや漫画でもよく登場する職業ですが、具体的にどのようなことをするのかを詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。ここでは、具体的な業務内容について解説しながら養護教諭の適性を考察していきます。養護教諭に向いている人の特徴に当てはまった方は、ぜひ就職や転職の参考にしてください。養護教諭の仕事ってどんな仕事?養護教諭の主な仕事内容は、児童生徒の心身の健康のために健康診断の計画や傷病の救急処置、健康相談やカウンセリングなどを行うことです。「教諭」と示され
教員を辞めたいと思った理由は?辞める前にできることについても教えます!
誰もが幼い頃には学校に通い、沢山の先生と関わってきた経験があるはずです。幼い頃に物事を沢山教えてくれた先生は、実際にその立場になって働いてみると、想像以上に忙しさと時間に追われているものでした。教員の忙しさやその責任の重さは、毎日の報道で誰もが知るところとなっています。ここでは、実際に教育現場で勤務していたその経験を踏まえて、教員を辞めたくなった理由と、辞めたいと思う反面で感じられるやりがいについて紹介していきます。経験者が紹介!教員を辞めたいと思った4つの理由とは?忙しさの一方、子どもたちと毎日を過ごす中で一緒に遊んだり話すことによって楽しさを感じられる教員の仕事。実際に教員として働いたこと
教員の仕事内容12個の業務と向いている人・向いていない人の特徴・やりがい・面白い点について経験者が教えます!
誰もが子どもの頃は学校に通い、沢山の先生に出会ってきたはずです。それ故、学校の先生という仕事は多くの人にとってイメージのしやすい職業なのではないでしょうか。しかし教員は、自身が学校に通っていた時には想像もできないほどの仕事の量に日々追われています。ここでは、教員の仕事内容をその与えられた役割ごとに解説し、そのやりがいや面白い点、向いている人・向いていない人の特徴について紹介します。教員の仕事は大きく3つの役割に分けられます担任を持つ先生学校の先生と言ったら、担任の先生をイメージする人が多いのではないでしょうか。担任の先生とは文字の通り、自分の学級を持って学級経営をする先生のことです。授業や部活
教員辞めると決めた3つの瞬間。その後スムーズに退職・転職する方法とは?
ニュースや新聞で、ほぼ毎日のようにその働き方や残業の多さについて取り上げられている教員という仕事。子どもたちを育て導く立場にあるこの職業に就いている人は、多くの悩みを抱えています。その悩みを自分で解決し、それをバネにして大きく前進できることがほとんどですが、時には辞めてしまいたいほど辛い思いもするものです。ここでは、教員を辞めたいと思った瞬間やエピソード、その後の流れについて紹介します。教員が仕事を辞めると決めた3つの瞬間とは?教員志望の人や、実際に教員として働いている人は、人の役に立ちたいという気持ちが強い人が多いです。そのため、辞めたいと思う瞬間は、多くの場合自分が原因となって周りに迷惑を
教師の転職はどうしたら良い?よくある転職先や、成功させるためにやるべき3個のことと上手な転職方法を解説します
教師で転職したいとお考えの方は必見です!「もう先生なんて辞める」と思っている人は少なくありません。私もその一人ですし、周囲には早期退職、あるいは20~30歳代で早々に辞めていく人もいます。さて辞めるにしても、何の準備もなく突然というのはあまりにも無計画というもの。以下に教師の転職マニュアルを書いてみます。教員を辞めて転職を成功させるためにこの記事を参考にしていただけたらと思います。教師をしている人で転職する人は多い?体調不良という理由で1週間、2週間と休む。そして、その内病気休暇でしばらく休むことになり、そのまま退職という人は小中高を合わせれば非常に増えています。大体は精神系、つまり「うつ病」