生命保険の正社員で営業マンとして6年間勤務してきた筆者が、生命保険販売についてやそのお仕事の実態について解説していきます。

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私はこんなところで生命保険正社員を経験しました

筆者は2012年から6年間、日本郵便株式会社に勤務していました。

皆さんご存知の「郵便局」の窓口にいる人です。

そのカウンター業務には、もちろん日本郵便のメンバーとして郵便物のお預かりや、管理という業務もあります。

ですが、業務内容で大きなウェイトを占めるのがゆうちょ銀行、そしてかんぽ生命の委託業務です。

特に、生命保険に関しては社員一人一人の営業成績が如実に業績や毎月のお給料に反映されるため、かなり力を入れてカウンターセールスを行っていました。

生命保険正社員の給与は?

営業マンとしての正社員の給料はかなり世知辛い現状にあると言えます。

もちろん、毎月のように新規や継続の契約を成約させることができれば、その分給料に反映されるため月給50万円を超えるという人もいます。

ですが給料形態は多くの生命保険の営業担当だと、最低限の基本給+契約件数や金額に応じた歩合給となっています。

その為、基本給はかなり低く抑えられており、給料が欲しければ保険の成約率をどんどん上げてね、といった形態になります。

入社したばかりだったり、成約率が低い場合は手取り換算にすると月給15万円を下回ることも少なくありません。

生命保険正社員のメリット・よかったこととは?

前述した通り生命保険の営業マンの場合、給料は歩合制です。

つまり、成約率が上がれば上がるほど、給料や社内での評判は上がっていきます。

20代で年収1000万円も夢じゃない!?

営業成績が全ての厳しい世界です。

その反面、営業成績が良ければ給料はどんどん上がっていきます。

上限があるわけではないので、営業が向いている人はあっという間に高額ゲットの営業マンになれます。

社内での優遇が増える

もちろん成績が良いことが大前提で、会社主催の食事会や成績優秀者だけが参加できる旅行などがあります。

また、人によっては成績を上げるために自分の出勤日すら上手にコントロールするようになります。

お客様の都合に合わせて、土日などの休日や、早朝、お客様が帰宅した後などの遅い時間帯に訪問する必要性がある為、慣れないうちは休日出勤が辛く感じることもあります。

ですが、成績がとれるようになったり慣れてきたらこっちのもの。

お客様の都合に合わせる為という理由で自分の出勤時間をコントロールすれば、まとまった休みをとることも可能です。

周りの社員や上司も成績を上げている人には、甘くなる傾向があるので自分の仕事をしやすい環境が作れるようになります。

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生命保険正社員でやりがいを感じたこと

何と言っても、お客様から「この保険に入っていて良かった」と言っていただけることです。

生命保険は多くの場合、家族の死亡や入院など悲しい場面で役立つことがほとんどです。

実際、保険金の請求手続きをとっていると、こんな保険に入っていてくれたんだね、助かったよ、というお声を頂くことが多いです。

生命保険正社員で身についたこんなスキル

営業マンとして成績を上げるためには様々なスキルを磨く必要があります。

その為、生命保険の正社員を経験するといつの間にか様々なスキルが身についています。

実例を挙げてみてみましょう。

初対面の人とすぐに仲良くなれる

筆者はカウンターセールスをメインで行っていた為、窓口にどんなお客様が来るか事前には分からない環境で営業を行っていました。

その為、挨拶や見た目など第一印象に気を使うといった最低限のマナーが身に付きました。

また相手の持ち物や身に着けているもの、会話の内容から、どんな人なのか、どんなことを求めているのかを推測する力が養われました。

一生使える税金、相続などの金融リテラシーが身に付く

生命保険商品は金融商品です。

その為、営業をする為には、金融リテラシーが必須になります。

契約者と被保険者、保険金受取人が誰になるかで相続税や贈与税がかかりますよ。

死亡保険金は、500万円×法定相続人は非課税ですよ。

など、様々な知識を身に付け、それを武器として営業していきます。

この知識は、自分自身も必ず直面するライフイベントでもあるので身についていて損はないですよね!

生命保険正社員はこんな人におすすめです!

どんな仕事にも向き不向きはありますよね?

生命保険のお仕事はこんな人におすすめです!

相談に乗るのが好きな人

クラスにも一人は、相談にとても親身に乗ってくれる人っていましたよね?

あなたがそんな人なら、生命保険のお仕事をおすすめします。

生命保険の商品は、家族構成や金融資産、その人の価値観など、とてもセンシティブなお客様情報を取り扱います。

また、お客様が何を求めていて、何を解決したいのか、それを聞き出し言語化したうえで、解決策を提示する必要があります。

その為、他人の悩み事に親身になって相談にのれる、相手の為を思って考えたり行動できる人には、生命保険の仕事は向いていると言えます。

噂話が好きな人

これは意外かもしれませんが、近所の噂話やゴシップが好きな人は生命保険の営業マンに向いています。

なぜなら、お客様との日常会話の中から、新しい営業チャンスが生まれるからです。

もちろん個人情報は開示できないので、こちらからは他のお客様のお話を話題には出来ません。

ですが、50代を超えて子育てもひと段落した奥様たちからは、ご近所の噂話が自然と入ってくることが多いです。

また、噂話が好きな人はそれを相手から自然と引き出すことが出来ます。

「○○さんのところでご主人が入院したんだって」

「△△さんはおじいちゃんがホームに入ったらしいわよ」などなど。

そういった噂話や世間話は、営業マンからすると格好の「営業の種」になります。

こういった情報を元に、何食わぬ顔でその方のお家を訪問して、こんなことにお困りならこんな解決方法がありますよ、と提示できます。

カウンターセールスで事前情報が0の状態からお客様に商品をご提案するより、遥かにお話を聞いていただける可能性が上がります。

もちろん、しっかりとした信頼関係を事前に作っておくことが大切ですよ!

ご近所ネットワークを甘く見てはいけません。

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まとめ

以上が、生命保険正社員のお仕事の実態になります。

もちろん簡単な仕事ではありませんし、成績が伸び悩んで辛くなったり、辞めたくなることもあります。

人生における大きな買い物は住宅と言われていますが、実は2番目に大きな買い物は保険と言われています。

お客様の人生に大きな影響を与える仕事ですが、その分やりがいは大きいです。

またこの仕事で培ったスキルは、別の業界や業種に転向しても、また退職したあとでも役立つものが多くあります。

キャリアの一つとして生命保険のお仕事を考えている方の参考になれば幸いです。


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