女性の転職先ランキングでは常に上位をキープしている「生命保険会社」。

「稼げる!」「自由に働ける!」と評判な一方、「ノルマが厳しい」「自己負担が多い」など、心配な噂もよく耳にします。

興味はあるけれど、には向いていないかも・・・そんなイメージをお持ちの方も多いようです。

しかし、その中身は意外と分からないことが多いと思いませんか?

生命保険会社とはどんなところで、どんなお仕事をするのでしょうか。

この記事では、生命保険の転職で知っておくべきことを紹介します。

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まずは「生命保険」の仕事例をチェック

生命保険への転職をお考えの方へ

「生命保険会社で働く」というと、国内大手生命保険会社の「生保レディーになる」というイメージを持たれる方も多いと思います。

そしてその仕事内容については、「頑張った分がお給料に反映される!」「お客様のためになるやりがいのある仕事」「知識も身につくし勉強になる」などのプラスのイメージを持たれることも多いですが、同時に「ノルマがキツそう!」「友達なくすかも!」「嫌われそう!」などなど、とても厳しい世界という認識も定着している傾向にもあります。

実のところ、生命保険会社にも、そしてお仕事の内容にもいくつか種類があります。

転職先の候補の一つとしてご興味を持たれた方は、一旦プラスのイメージもマイナスのイメージもクリアにして、生命保険会社について知って頂けたらと思います。

生命保険会社の種類

生命保険会社は、その営業形態や取り扱う商品によっていくつかの種類に分けることができます。

国内生保

国内資本の生命保険会社です。

歴史がとても古い会社が多く、中でも国内大手3社と呼ばれる生命保険会社は安定した経営をしています。

生保レディーと呼ばれる女性の外交員が活躍しているのも、この国内生保がほとんどです。

主契約に特約(保証を拡大する役割を持つ)をつけたセット販売の保険商品が主流となっています。

国内の大半の人がこの国内生保に加入していると言われており、ネームバリューの安心感と信頼感は今なお健在です。

外資系生保

外国資本の生命保険会社です。

来店型窓口のような乗合代理店やライフプランナーなどの外務社員による販売が大半です。

医療保険やがん保険など単品での商品が多く、また、ニーズに合わせてオーダーメイド感覚で自由に組み合わせた保障を持つことができるのも外資系生保の商品の特徴です。

保険料が国内生保の商品と比べると安く、商品の内容も分かりやすいものが多いので、比較的販売しやすいと言えるかもしれません。

損保系生保

損害保険会社の子会社の生保会社です。

平成8年4月の保険業法改正によって、同年10月から損保会社が子会社を作ることにより生損保の相互参入が可能になりました。

外資系生保の営業スタイルを取り入れてきたので販売チャンネルは外資系生保とよく似ていますが、それらに加えて親会社の専属代理店も販売チャンネルになっています。

通販型生命保険会社

インターネットで生命保険商品を販売しています。

商品の種類は少なめですが保険料が安く、なんと言ってもネット上で全ての手続きが完結するお手軽さが人気です。

保険代理店

提携している生命保険会社から委託を受けて、商品の販売を行います。

複数の保険会社の代理店として営業する場合と、一社専属の場合があります。

保険の募集から各種保全に至るまで、全ての業務をこなします。

お仕事の種類

提案したりフォローしたりする相手によって、また携わる職種によって、いくつか種類があります。

法人営業

企業の経営者向けの営業です。

経営者に万一のことがあったときの備えや勇退資金準備、課税繰延効果の高い商品、従業員のための福利厚生プランなど、法人向け商品を案内していきます。

相手が企業ですので、取り扱う保険の規模も大きくなることがほとんどです。

個人営業

個人を対象とした生命保険営業です。

ライフステージや家族構成、ニーズを的確に把握し、個人向け商品をプランニングし案内します。

社会人になったとき、結婚したとき、子どもが生まれたときなど、その提案は多岐にわたり、また担当者として継続して加入者をフォローしていくのも仕事の一つです。

外交員

保険営業をメインとし、勧誘や提案、契約など一連の業務を行います。

外交員の雇用形態は「個人事業主」です。

仕事をして得るお金のことは、給与ではなく「外交員報酬」と言います。

この「外交員報酬」にかかる税金を確定するため、毎年確定申告をします。

総合職・事務職

保険会社の総合職は、基幹的業務に携わる正社員です。

管理や育成や企画など、営業管理の仕事です。

事務職は、営業職員の事務フォローや資料作成、電話応対など内勤での仕事がメインです。

とても複雑な書類も多いので、正しい知識を身につける必要がある職種です。

転職なら営業の求人が一番多い

保険会社は常に営業職員を募集していると言っても過言ではありません。

理由の一つとして、定着率が悪いということが挙げられます。

これは決して会社の待遇が悪いとか労働基準が劣悪だとかといったことではありません。

営業職員はその職種柄やりがいも華やかさも持ち合わせていて楽しい仕事である一方、やはり営業の世界ですから定期的に存続選考というものがあり、基準に満たない場合は解職(退職しなければならない)となってしまうこともあるのです。

しかし会社側としては、せっかく採用になった営業職員にはできれば沢山成果を挙げて長く働いてもらいたいと思っています。

そこで人材育成に特に重点を置き、一定の期間基本給を保証したり子育て中の方々などにも働きやすい環境を整え、様々な福利厚生制度を充実させて、できるだけ魅力ある待遇を準備して営業職員を募集しています。

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保険営業の良いところ

現在保険営業をしている人達は、どんなところが魅力でお仕事を続けているのでしょうか。

高給与を狙える

生命保険の営業は、高校卒業など最低限会社が定める学歴を満たしていれば、高学歴でなくても特別な資格を持っていなくても、頑張り次第でいくらでも高給与が狙えます。

その方法も、コツコツ地道に活動するのが成果に繋がる人はそうすれば良いですし、何か良いやり方が浮かんだ人はそれを実行してみても良いのです。

センスやアイデアや努力が花開いて成果に繋がれば、目に見えて収入に跳ね返ってきます。

スキルアップできる

生命保険の営業をするには、まず一般課程と呼ばれる資格試験に合格しなければいけません。

そしてその後も、より良い提案・フォローができるように、様々な知識を身につけていく必要があります。

現在ではどの保険会社も社内の研修がとても充実していて、職員の品質向上に力をいれています。

また、FP技能士などの国家資格取得にも積極的ですので、様々な資格試験に挑戦できる環境が整っています。

その他にも、経営者レベルの方々との面談も多いことや、企業訪問などを通してビジネスマナーのスキルアップができるという点も魅力です。

自分に合った時間の使い方ができる

基本的に社内で定められた研修などがあるとき以外は、アポイントメインの活動になりますので、上手くスケジュールを組めば、銀行に行くとか買い物をするなどちょっとした自分の用事を済ませることが充分可能になります。

上級者になると、午前中のアポイントから夕方のアポイントまでの間に一旦自宅に戻って夕飯の下ごしらえをしてしまう、などという技をこなす人もいるくらいです。

社会的信用がある

生命保険会社に採用される時には、反社会勢力との関わりの有無を調査されたり借金などの調査もされます。

また、生命保険会社は立派な金融機関です。

そのためコンプライアンス等には大変厳しく、資格を持っていないと取り扱えない事柄がほとんどです。

そして生命保険会社はほとんどが「大企業」ですから、収入が安定しているとみなされます。

以上のようなことから、その職に従事しているということは、それだけで信用されるものです。

ローンを組んで大きな買い物をするときや、部屋を借りる、銀行からお金を借りるといったような場合には助けられることも多いでしょう。

保険の知識が身につく

正しい情報を発信し、顧客のニーズに的確に応え、より良い提案をしていくために、日々勉強です。

商品知識はもちろん、税の知識や公的な制度の知識など様々なことが身につきます。

そのような知識は仕事のためだけでなく実生活にも活用できるので、とても為になります。

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保険営業の辛いところ

冒頭でも触れましたが、保険営業にはマイナスなイメージがあることも確かです。

実態はどうなのでしょうか。

覚えることが多い

保険商品は日々進化します。

例えば医療保険一つとっても、医学の進歩・医療現場・公的な制度と連動させ、支払い要件が追いつくように開発していかなければなりません。

そのため、新商品が発売されるとなれば実際に客先に出向いたときに完璧に正しい案内ができるよう、かなりハードな研修やテストがあります。

また、一つ一つの手続きが複雑な上に書類などの取り扱いに関するルールもとても細かく厳しいことが多く、しっかりと把握しておかないと重大な事故に繋がってしまうため、非常に神経を使います。

完全歩合制

最近では、国内生保は特に営業職員の定着率アップのため教育制度の向上に重点を置き、安心できる環境でしっかりと営業職員が育つように、一定の期間を設けて基本給の保証をしているところがほとんどです。

しかし、育成期間を終えると保証されていた基本給の部分が段階的に減少していき、最終的には自分自身の力で収入確保をしなければならなくなります。

時間の拘束が長い

先程「保険営業のいいところ」の一つとして、「自分に合った時間の使い方ができる」という点を挙げましたが、自分の都合に合わせて上手くスケジュールが組めるという時ばかりではありません。

仕事の都合でどうしても夜でなければ会えないとか、土日祝しか時間が取れないという顧客も必ずいます。

そんな時には、無理をしてでも相手の都合に合わせざるを得ないこともあります。

一日終わってみたら、12時間労働だった!なんていう日もあったりします。

友達や身内に嫌がられる

友達にしても身内にしても、必要性があって本人が希望して取り扱う契約なら全く問題ないのです。

しかし、成果が出ず収入への不安が襲い掛かったり、成績が足りず解職の危機という事態が訪れないとも限りません。

ここで一件契約になれば収入の確保ができる!首が繋がる!となれば、どうにか身近な人にお願いできないか、ということになりがちなのも事実です。

付き合いでの契約を頼まれる傾向にある職種だという認識によって、友達や身内があまり良い顔をしないこともあります。

しかし、不必要な物を押し付けられたら誰でも不快になるものですが、必要な物であったり今までの保険よりも保障内容が良くなったり、保険料が安くなったりすると歓迎されます。

その人のために良かれと思って行動すれば決して難しい問題ではありません。

交通費や差し入れは自己負担

訪問する際に手土産を準備したり、昼休みなどに企業に出向いて営業活動を行うことがありますがその時にちょっとした飴などのお菓子を配ったりすることがあります。

年末には、世話になった方々や担当しているお客様にカレンダーを配ったりもします。

そのような品物は全て自己負担です。

また、営業活動中の交通費も全て自己負担です。

もちろんこれらは確定申告のときに経費として計上できますが、いつも近場のアポばかりとは限らないので、遠方アポが続いたりしたときはなかなか大変です。

ノルマがある

営業なのですから当然と言えば当然なのですが、目標としての数字はいつも付いて回ります。

実際に働いている人や採用担当の人に聞くと「ノルマはないよ」と答えます。

確かにノルマというシステムはないのですが、この数字を達成すると収入がここまで確保できる、逆に達成できないと収入が確保できませんよ、といったような目標値があります。

調子の良い時は良いのですが、上手くいく時ばかりではないので、辛い時はこの目標が本当に負担に感じます。

そしてこの目標をクリアしていかないと、最終的に存続選考で成績が未達成となり、解職に繋がる恐れがあります。

このプレッシャーに耐えられず辞めてしまう人も少なくありません。

良い転職ができますように(まとめ)

生命保険とは、「相互扶助の精神」に基づいて成り立っている仕組みです。

人はいつ万一の事態になるか分からない、そんな時のためにみんなで少しずつお金を出し合って共有の準備財産を作りましょう、というのが始まりです。

保険会社はその共有財産を預り、誰かの万一の時にしっかりと保険金や給付金が支払えるように、健全で安定した運営で準備を整えるのが仕事です。

「生命保険会社で働く」ということは、そんな社会的使命を担っているのです。

もし、縁あって生命保険会社に転職をされることになったときには、とても重要で素晴らしい仕事をするのだ、と自信を持って下さいね!

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