華やかな仕事として昔も今も人気があるイベントバイト。

一見楽しそう、他の仕事に比べて楽そう、また給料が良さそうといった印象があるでしょう。

しかし、やはり他の職業と同様、デメリットも当然ながらあります。

今回は、イベントスタッフ経験者がイベントスタッフのデメリットを紹介し、またそれでも頑張れる嬉しいことややりがいなども紹介します。

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まずは「イベントスタッフ」の仕事例をチェック

イベントスタッフのよくある10個の仕事とは

イベントスタッフの仕事のデメリットを並べる前に、まずはイベントスタッフのよくある仕事を紹介します。

コンサートや夏フェス

コンサートや夏フェスは大規模なイベントのため、沢山のスタッフが必要です。

そのため、求人を頻繁に見かける案件です。

仕事内容は受付やグッズ販売、チケットチェック、場内誘導などと多岐にわたります。

担当によっては会場外での仕事にあたるケースも少なくないため、くれぐれも無料でライブが楽しめる!などという心構えで業務に入ってはいけません。

遊園地やデパートのアトラクションショー

小さいお子様向けのイベントが頻繁に行われる場所として、遊園地やデパートが挙げられます。

このような会場でのお仕事は司会進行や景品渡し、入退場整理などが主な業務です。

他のイベントと比べて子どもと接する機会が多いため、子供好きの方に向いています。

アイドルのイベント

集客の多いイベントとして、アイドルのイベントがあります。

コンサートと同様、受付や場内案内などの基本的な仕事に加え、熱狂的なファンの行動を制止するなど重要な役目があります。

最近では暴走するファンによる事件も増えていますから、自分自身の身の安全を守る行動も必要になってきます。

新作ゲームソフトのイベント

新作ゲームソフトの販売イベントも沢山の人が集まるため、アルバイトの動員数が多いと言われています。

場内誘導や整理などが主な業務で、ゲーム好きの方はすぐに対応しやすい業務となるでしょう。

企業のコンベンションホールイベント

企業のコンベンションホールイベントは大きな会場で行われますので、会場の規模に応じてスタッフの動員が必要です。

イベントの趣旨としては、まだ発売されていない新製品の発表会などが多いです。

新しい物好きの方に向いているイベントです。

自動車の展示会やモーターショー

自動車の展示会やモーターショーは毎週のように全国で行われています。

自動車イベントにスタッフとして勤務する場合は、自動車免許を持っていることが求められるケースがあります。

また、日頃から自動車の運転をしていると働ける仕事も増え、リピートして雇用される可能性も増えます。

自動車好きの方、レース好きの方には非常に向いているイベント業務です。

企業の就活イベント

企業の就活イベントは毎年必ず開催されます。

そのため、イベント会社にとっては大勢のスタッフの依頼を定期的に受注できる重要なクライアントです。

イベントの趣旨から、現役大学生は就活イベントで勤務することはできません。

消費者ではなく対社会人を相手にするお仕事のため、社会人経験のある方が好まれます。

医療系の学会

医療系の学会も定期的に行われていますので、イベント会社にとっては重要な取引先です。

学会という特性上、動員されるスタッフは若いスタッフより社会人経験のあるスタッフを中心に派遣されます。

お医者様や製薬会社の方がお客様となるので丁重な対応が望まれ、ホテル勤務や秘書経験のあるような方は特に優遇されます。

企業の株主総会

企業の株主総会も前述した学会や就活イベントなどと同様の理由で、若いスタッフよりは社会人経験のあるスタッフが中心に派遣されます。

クローク係や事務局スタッフ、VIP対応、マスコミ対応、総会運営補助などの業務があります。

スポーツ競技大会

マラソンや駅伝、サッカー、野球など様々なスポーツ競技大会にも多くのスタッフが必要です。

スポーツに関わるということで、屋外の現場であることが大半です。

スポーツ競技に興味のある方、スポーツ競技の経験のある方には最適の仕事です。

イベントスタッフとして働くデメリットとは?

あまりデメリットがないアルバイトのように感じるイベントスタッフのお仕事ですが、仕事である以上は何らかのデメリットはあります。

ここでは、イベントスタッフとして働くデメリットをご紹介します。

舞台裏など見たくないものを見てしまう

ポジションによっては、業務前にはあくまで表側の世界しか知らなかったことに対して、裏側の世界が見えてしまうことがあります。

今までは夢のような場所だったはずの現場が、そうではなくなってしまうことに葛藤を持つ人は多いです。

自分がお客さんとして楽しみにしているイベントの仕事は、避けたほうが良いかもしれません。

時間が不規則

イベントスタッフのお仕事は、イベント終了後の撤収完了時間が業務終了時間です。

住んでいる場所によっては、朝は始発電車、夜は最終電車になってしまうことが多々あります。

イベントの仕事は時間が不規則で、仕事の後の予定が立てづらいのがデメリットです。

9時から17時までのいわゆる定時勤務を希望されている方には向いていません。

拘束時間が長い

イベントの仕事は開始が早朝、終了が深夜近くになるケースが多いため、拘束時間が長いです。

そのため、体力にあまり自信のない方には辛い仕事かもしれません。

体力に自信がなく短時間の勤務を希望している方は、イベントの仕事は避けたほうが良いでしょう。

人間関係が大変

毎回、違う現場で違う人間と仕事を行う必要があるので、人間関係が非常に大変です。

人見知りの激しい人にとっては、初対面の人と仕事をしていかねばならないこの環境はかなり過酷と言えます。

安定した人間関係を望んでいる方は、イベントの仕事は大変かもしれません。

組織図が複雑

イベントは主催者と協賛企業など様々な立場の人達と一緒に仕事をします。

朝の早い段階でどの方がどこの会社の所属で、どういうポジションにいる方かを把握しなければなりません。

またイベント会社は一社だけでなく、複数の会社が入っているケースが大半です。

受け取ったマニュアルを基に、どのような組織体系になっているかを早い段階で把握しなければなりません。

予定や計画が頻繁に変更になる

イベントの仕事は変則的で、当初の予定や計画が頻繁に変更になります。

変更の度に段取りが変わりますから、その都度変更になったものを頭に叩き込まなければいけません。

その変更が客観的に見てあまり合理的でない変更であっても、主催者の要望に沿って仕事を進めることになります。

柔軟性に欠ける方には、イベントの仕事は難しいかもしれません。

仕事場が遠い

都心の中心部で開催されるイベントもありますが、比率としては都心から少し離れたコンベンションホールで行われることが多いです。

具体的には関東の場合、横浜のパシフィコ横浜や千葉の幕張メッセ、東京の東京ビッグサイトなどが挙げられます。

どの会場も中心部からのアクセスは決して良いとは言えない場所にあります。

数日にわたって開催される場合は毎日通わなければならず、負担も小さくありません。

常に同じ勤務先を希望されている方には、毎日のように勤務場所が変わるイベントの仕事は大変でしょう。

守秘義務が厳格

イベントの現場では、現場の外に漏らすことができない情報が溢れています。

そのような環境の中で仕事をするのは、大変なストレスを感じることでしょう。

守秘義務が厳格であることはデメリットの一つです。

お友達や家族に何でも話してしまうようなお喋りな方はイベントの仕事は向いていません。

個人情報などの重要な書類の管理

イベントの仕事は情報共有と業務遂行のため、個人情報などが盛り込まれた資料を携帯して忙しく動き回らなければなりません。

そのため、しっかり携帯し管理しないと紛失しかねません。

万が一紛失した場合は、アルバイトであっても何らかの罰則があります。

貴重品管理が苦手な方には辛い仕事です。

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イベントスタッフのやりがいや嬉しいこととは?

イベントスタッフのデメリットから並べましたが、その一方でメリットも多々あります。

ここでは、イベントスタッフのやりがいや嬉しいこと、これがあるから頑張れることをご紹介します。

有名人を身近に見られるチャンスがある

守秘義務は守らなければいけませんが、イベントの現場では各界の有名人を間近に見たりする機会があるポジションもあります。

もちろん写真を撮ったりサインを貰ったりすることはできませんが、仕事で有名人に会えるのはメリットと言えます。

仕事は仕事としてしっかりこなし、稀にそのような嬉しい瞬間があると、辛い仕事も頑張れますね。

給料が良い

イベントの仕事は拘束時間が長いので、残業代や深夜手当てなどが付くケースが多い傾向にあります。

体力的に大変な仕事ではありますが、一ヶ月間目一杯働くとかなりの手取りになります。

このように、給料が良いのがイベントの仕事のメリットです。

毎日のように違う現場で、毎回違う人々と朝から夜まで多忙な日々が続きますが、給料明細や銀行の預金通帳を見ると疲れも癒されるでしょう。

支給されるお弁当が豪華

イベントの仕事は、昼食の弁当が支給されることがよくあります。

その支給されるお弁当は豪華なお弁当であることが多いです。

お弁当が支給されるだけでも嬉しいですが、更に豪華なお弁当が食べられるとなれば仕事のやる気も倍増しますよね。

また、お菓子や飲み物も用意してくれる場合もあります。

お客様や参加者との触れ合い

裏方の仕事とは違い、直接イベントのお客様や参加者と触れ合う機会に恵まれるのがイベントスタッフの良いところです。

直接お客様から感謝されたり励まされたりすると、また頑張ろうという気になりますよね。

勤務終了後の達成感

イベントは、各配置のスタッフが協力し合って初めて成功します。

1人でコツコツと作業をするお仕事よりも複数の人間とコミュニケーションを取る回数が多いため、意思疎通を図る際の悩みは付きものです。

これらの紆余曲折を経て無事にイベントが終了した時は、何とも言えない達成感に溢れます。

この達成感が好きで、イベントスタッフとして勤務している人も少なくないようです。

イベントスタッフの仕事を考えている方へ、知っておいてほしいこと

イベントスタッフのメリットとデメリットをご紹介しましたが、イベントスタッフを始めるにあたって知っておいてほしいことをご紹介します。

是非、頭に入れておいて下さい。

華やかなイベントでも現場は地味なこと

どんなに華やかなイベントでも、その舞台裏は例外なく地味な作業場です。

地味ながらもしっかりとした舞台裏があってこそ、そのイベントの良さが光るのです。

指示されたことは一見表舞台には関係のない作業に見えても、必ずどこかに影響のある作業です。

どのような作業を任されても疎かにせず、誠実にこなしましょう。

イベントの大小関係なく、共通の認識として覚えておきましょう。

現場は体育会系のような雰囲気

イベントスタッフの方は体育会系なハキハキとした方が多く、そのような方は現場ですぐに馴染むことでしょう。

スタッフも人間ですので、仕事中に意に沿わないと感じることがあるかもしれませんが、勤務中は明るく元気に振る舞いましょう。

このような自分自身の心掛けが円滑な人間関係を築きあげ、働きやすい環境作りに繋がります。

単純作業の手抜きは命取りとなることも

前述した通り表向きは華やかな現場ですが、実際は地味な作業の繰り返しです。

あまりに単調で他のスタッフと話しながら作業をしてしまい、単純なミスで思わぬトラブルに発展してしまうことがあります。

このような単純作業を疎かにしたことによるミスで、大きなトラブルに発展することは多いのです。

どの仕事でも重要なことですが、ディレクターやリーダーから指示されたことはしっかりとこなすようにしましょう。

自分がイベントを支えているという自覚を忘れずに

アルバイトスタッフが仕事に入るのはイベント当日だけかもしれませんが、主催者はかなり前からお金と時間を掛けて必死で準備をし、イベントを開催しています。

イベントスタッフが必要以上にそのことを重荷に感じる必要はありませんが、仕事で期待に応えるようにしたいところです。

一緒に働く上で同じ目標を共有し、自分がイベントを支えているという自覚を持って仕事に打ち込みましょう。

まとめ

今回は、イベントスタッフのデメリットややりがいや嬉しいことをご紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

仕事として給料が発生する以上、メリットよりもデメリットの方が多くなるのは当たり前のことでしょう。

また、イベントスタッフは華やかな仕事だからこそ、実は舞台裏は対照的に地味な現場なのです。

華やかな部分など全体の1割にも満たないでしょう。

他の仕事でも同じですが、仕事におけるデメリットは克服しようと努力し、その先にやり甲斐を見出していくものです。

どのような作業も疎かにせずに他のスタッフと協力してとにかく一生懸命頑張りましょう。

イベントスタッフの仕事のメリットについてはこちらで詳しく解説しています。是非ご覧ください。

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