イベントスタッフがおすすめな10個の理由。楽しいものや稼げるバイトの経験をもとに解説!
イベントスタッフとは具体的にどのような業務を任されるのでしょうか?
催事場・人が多く集まる場所などで開催されているイベント。
そんなイベントスタッフの仕事内容はお客様対応を任されたりなど様々なことがあります。
本記事は、イベントスタッフの仕事の流れや求人の探し方、向いている人の特徴などを詳しく解説します。
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目次
閉じるイベントスタッフとはどんな仕事?
イベントスタッフは、主に期間限定イベントの運営やお客様対応をする仕事です。
多くの場合スタッフは派遣社員やアルバイトなどで構成されており、イベント毎に募集されることもあれば、登録制で毎回別のイベントに出勤することもあります。
商品プロモーションのための試食提供や販売イベント、アトラクションを楽しむことができるイベントなど様々なタイプのものがあります。
このお仕事は、多くのお客様に一度に接することができる仕事です。
イベントスタッフの役割・仕事内容とは?
通行人への声掛けと集客
イベントは人が多く集まる場所で開催されています。
そのイベントを目当てに多くの方が集まることもありますが、そうではない場合は通行人へ声掛けをしてイベントに参加してもらうこともあります。
有料のものであれば難しいこともありますが、無料イベントでできるだけ多くの方に参加してほしい場合はその魅力をアピールしながら声掛けを行います。
お客様のご案内
イベントに参加されるお客様に対し、イベント会場内のご案内やアトラクションのご説明をします。
列ができる場合などは列整理や誘導なども行い、混乱が起きないよう対応します。
チケットの販売
有料イベントの場合は受付でチケットの販売を行います。
また、物販がある場合は併せてお会計業務を担当することもあります。
更に、チケット販売と同時にアトラクションで使用するグッズやノベルティなどをお渡しする場合もあります。
イベント内での対応
イベント会場内でのお客様の誘導やアトラクションの対応を行います。
ゲームなどが楽しめる会場の場合には、お客様が盛り上がるように自分自身もテンションを高く保つことが求められます。
同時に、ゲームプレイ中に事故や危険が発生しないように常に周囲を見回る役割も担っています。
会場の設営
前日や当日の朝に、お客様を迎え入れることができる状態に持っていくための仕込みをします。
これを設営と呼び、椅子並べやステージの構築などの業務が発生します。
こちらの役割は大半が力仕事になるため、主に男性が担当することの多いポジションです。
警備
イベントスタッフには、会場内の安全を守る警備の役割もあります。
駐車場があるような大規模イベントであれば、駐車場の警備業務も実施します。
こちらのお仕事は無線機器を装着し、報告や連絡を行うケースがほとんどです。
イベント入場時の受付
有料イベントの場合は、入場時の受付担当者がいます。
無料の場合でも、近くを歩いているお客様の呼び込みやご案内などをするためにポジションを付けます。
盛り上げ役
イベント内でアトラクションを担当するスタッフは、そのアトラクションを最大限盛り上げるためにアナウンスや演技などを行います。
ゲームなどの場合は高得点が取れるコツや、楽しめるような「惜しい!」「上手だね!」などといった声掛けも行います。
写真撮影
フォトスポットがある場合やアトラクション内での記念撮影ができる場合には、お客様のカメラを借りて写真撮影をすることもあります。
この場合も、盛り上がったりテンションが上がるような声掛けをして、一番良い笑顔を引き出せるようにします。
あるいは、撮影した写真にキャラクターを合成してプリントし、お客様にお渡しする形式を採用しているイベントもあります。
この場合は、写真撮影自体がアトラクションであり、有料サービスとなります。
参加してくれたお子様に対し「今からお姉さんが魔法であなたのお隣にキャラクターを入れてあげるね!」などと、夢のあるセリフでテンションを上げると良いでしょう。
片づけ
子供向けのイベントや、新商品の体験ができるスポットが併設されている場合には、その玩具などが遊ばれたまま放置されていたり散乱していることがあります。
神経質に常に整頓するのは遊びづらくなってしまうため行いませんが、ある程度は元の状態に戻すなど簡単なリセット作業を行います。
また玩具を会場内の別の場所に持って行ってしまうお子様もいるため、玩具が全て揃っているかを営業時間内にも簡単に確認します。
備品の補充
スタンプラリーやパンフレットなど自由に持って行ける備品を置いている場合やウエットティッシュやクレヨンなどの消耗品などを置いている場合にはそれらがなくなっていないかの確認を行います。
もし残りが少なくなっていたり、なくなりそうな場合には補充を行うのも会場内巡回のスタッフの仕事です。
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イベントスタッフの仕事の探し方とは?
イベント派遣会社への登録
多くのイベントは、イベント派遣会社に登録しているスタッフが派遣されます。
イベント派遣会社に登録しておくことで、自分の予定に合うイベントの仕事を紹介してもらうことが可能です。
様々な種類のイベントへ派遣をしている会社もあれば、決まったジャンルのイベントに特化した会社も存在します。
このような複数のイベント会社から、自分に合った会社に登録しましょう。
気になるイベントがあればその運営元に問い合わせてみる
特定のイベントで気になるものがあればその運営元を調べて、スタッフの募集をしていないか問い合わせてみることが可能です。
定期開催のものであれば随時スタッフを募集している場合もありますし、別会場でのスタッフが足りていない場合もあります。
年に数回開催されるものであれば翌年の募集になってしまうこともありますが、企業に連絡先を教えておくことで募集開始時に連絡してもらえることがあります。
夏休みやクリスマス前などにアルバイト情報を検索する
多くのイベントは夏休みやゴールデンウィークなどの大型連休や、クリスマスやバレンタインなどの少し前にスタッフの募集を開始します。
そのタイミングを見計らってアルバイト情報誌やサイトで募集がないかを探すと、多くのイベントスタッフの募集を見つけることができます。
イベントスタッフの仕事の流れ
まずはイベント会場のオープン作業
出勤すると、まずはイベント会場のオープン作業が待っています。
外から見えないようにカバーがかかっている、またはカギをかけている場合には開場できる状態に整えたり、レジに現金を用意したりするなどの準備を行います。
お客様が入る前に会場内の安全確認や電源などを付ける
オープンの時間が近づいてきたら電気や音楽、映像などの電源を付け、会場内の安全確認や動作確認を行います。
お客様が入場しても問題ない状態であるかどうかの確認は必ず毎日行います。
お客様応対や誘導など
お客様が来場されたら、順番に応対や誘導を行います。
小規模なイベントの場合はスタッフをローテーションで配置につけていることが多く、その日のリーダーを決め指示を出したり休憩の声掛けをしたりすることが大半です。
イベントスタッフの給料事情は?
担当したイベントの業務範囲にもよりますが、時給1,000円前後であることが多いです。
衣装を着用しその露出度が高いものや、ダンスなど専門的で特殊な能力が必要とされるイベントスタッフの場合に更に時給が上がります。
イベントスタッフが向いている人の3個の特徴とは?
イベントスタッフの仕事はどのような人に向いているのでしょうか。
三つの特徴を見ていきましょう。
テンションが高めな人
イベントはお客様を楽しませることがとても大切な仕事です。
大きな声で常に笑顔でいる必要もありますし、高いテンションで時にはお客様を笑わせることも必要です。
そのため、人前でもテンション高く居続けられる人であることは非常に重要です。
中には意識的にテンションを上げることができる人もいるかもしれませんが、勤務時間中はいつでもテンションを維持しなければならず、慣れない人にとっては辛い時間となるでしょう。
そのため、本来テンションが高い人の方が向いていると言えます。
盛り上げるための工夫ができる人
イベントスタッフの仕事では、イベント毎に決まったレギュレーションやセリフなどがあることがほとんどです。
しかし、その場の空気に応じてお客様を盛り上げるための創意工夫ができる人であれば、仕事はより楽しいものとなります。
お客様の反応を見ながら「こういう言い方に変えてみたらどうだろう」「こんな動きも付け加えてみよう」など随時工夫をすることで、よりお客様を楽しませることができる人は向いています。
小さな変化にも気づくことができる人
お客様が楽しい思い出を作るために来ているはずのイベントでは、怪我や事故が起こってしまうことは最も避けたい事態です。
もちろん安全確認も重要な任務ですが、これに加えてどんなに小さな変化でも気付くことができれば、怪我や事故を未然に防ぐことができます。
この観察力や小さな変化に対する対応力もイベントスタッフには必要とされるのです。
イベントスタッフの仕事で活かせる経験
それでは、イベントスタッフの仕事に就くために活かせる経験にはどのようなものがあるのでしょうか。
文化祭などでの委員やリーダーの経験
学生時代に文化祭や体育祭などのイベント事でクラスのメンバーを統率したり、リーダーとしてまとめたりした経験のある人はその経験を発揮することができるでしょう。
リーダーでなくとも、「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」などと意見を言ったり、考えたりすることが好きだった方にもその経験は活かすことができます。
演劇経験、お笑いの経験
人前で何かを演じたり笑いを取った経験がある人は、イベントスタッフの仕事にその経験を活かすことができます。
演劇やコントなどが好きだったり、学生時代に部活動などでの経験があれば尚良しです。
このような観客を楽しませる能力は、イベントスタッフの「イベントの中で何かになりきってお客様を楽しませる」ことに、通じるものがあります。
その後のキャリアについて
テーマパークや博物館のスタッフなど、同じような「お客様を楽しませる場所でのスタッフ業務」では、そのキャリアを活かすことができます。
イベントスタッフとしての経験は採用時に大きなアピールポイントとなり、即戦力として期待されるケースもあります。
あるいは、そういったイベントやテーマパークなどイベント自体を企画する側の仕事にも活かすことができます。
実際にイベントに来場したお客様の反応や生の声に触れていたからこそ分かる経験の蓄積や、お客様が楽しんだり興味を持ったりする物のメカニズム、また集客への経験も活かすことができます。
「生み出す側」としての仕事をしていく上で、イベントスタッフとしての経験は説得力を増し、企画のアイディアが通りやすくなるきっかけに繋がるかもしれません。
まとめ
イベント会場に参加したことがある方は多いと思いますが、そのイベントで働くスタッフの仕事はあまり知られていません。
多くの場合は学生などのアルバイトであるため、経験していなければその苦労を知ることはないでしょう。
多くのお客様と接することができる一方、笑顔でテンションを高く保つことが求められるため、1日働くと声がかれて表情筋が痛くなってしまうこともあります。
しかし多くの人が集まるイベントや、人を楽しませることに喜びを感じる方には是非一度体験して頂きたい仕事です。
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