イベントスタッフがおすすめな10個の理由。楽しいものや稼げるバイトの経験をもとに解説!
イベントスタッフのやりがいってどんなことだと思いますか?
そもそもイベントスタッフってどんな仕事?未経験でも大丈夫?と疑問に思うことがありますよね。
今回はそんな日雇いのイベントスタッフを複数の現場で経験してきた私が感じたやりがいや具体的な業務内容について、これから皆さんにお伝えしていこうと思います。
興味のある方は、あなたに合う求人の選び方もご紹介しますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
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目次
閉じるイベントスタッフはどんな仕事?
一口にイベントスタッフと言っても様々なジャンルがありますが、ここでは特に日雇いのイベント運営スタッフについて解説していきます。
イベントスタッフは、コンサート会場や催し物の会場で運営作業を担当します。
一つのイベントにおいて派遣会社が数社入っており、集まった人達で当日の現場の配置が変わります。
大規模のイベントやコンサートなどの運営の場合は、基本的には早朝から深夜まで長時間勤務になることがあります。
大きい催し物がある会場では、案内・物販・受付など複数項目の仕事に分かれて、各分野の担当者から指示を受けながら仕事をしていきます。
男性の場合は会場の設営作業から始まることもあり、力仕事などを担当することがあります。
女性の場合は主に運営に携わる業務が全般になります。
イベントスタッフの大まかな仕事内容
男性の場合は会場の設営や駐車場の管理などの仕事が多く、一日中動いている仕事になります。
女性の場合は案内や受付、誘導、物販スタッフなどのお仕事を任されるケースが殆どです。
また、コンサート会場などでアーティストが通る関係者専用の部屋で警備をしたり、ケータリングの仕事に従事することもあります。
このようにイベントスタッフはイベントやコンサートを運営するための各配置場所に派遣され、その仕事を行うというのが大まかな流れです。
一つのイベントに対して登録している派遣会社が持っている案件ごとに募集がかかるので、自分でやってみたい仕事に応募することができます。
ただし、定員オーバーの場合は新たな案件に応募するか別の配置で仕事をする形になります。
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イベントスタッフでやりがいを感じた4個の瞬間
お客様が楽しんで帰ってくれた時
イベントやコンサートなどで運営をしていると、やはり閉園後のお客様の楽しそうな様子を見ると達成感が湧いてきます。
自分がお客様の立場だった時、内容だけではなくスタッフの対応がイベントの印象に大きく関わると感じるのではないでしょうか。
万が一スタッフの粗相で楽しかったはずのイベントが嫌な思い出になってしまわないよう、常に丁寧に、そして笑顔で明るく対応できるよう心がけましょう。
直接感謝の言葉を口に出して言われるということはそう多くはありません。
しかし物販などで長時間並んで待っていた人が購入できた時など、自分の目の前で笑顔で喜んでもらえた時に、自然とこちらも嬉しくなります。
仲間と味わう達成感
イベントスタッフの仕事は、殆どの場合が一日限りのお仕事や短期間のお仕事です。
社員を除けば働いている人は日雇いの人達が多いので、常に同じ人達で仕事をするとは限りません。
謂わば一期一会の状態で仕事をこなします。
大きなイベントやコンサートなどの場合は、早朝から深夜まで常に忙しく動き回り続けることになります。
一日を通して共に働いた仲間と、仕事が終わってからお互いに労い合った時の達成感は他の仕事では味わえない感覚でしょう。
様々な人達と触れ合える
イベントの種類によっては、自分が今までに関わることのない業種の方々や、お客様たちに出会います。
一般的なサラリーマンやOLの仕事をしていても出会うことのない人脈が広がり、その後の人生の幅が広がります。
一緒に働いて仲が深まり、その後仕事以外でも交流のある友達になることもあります。
仕事をしながら人との繋がりを広げることができる素敵な仕事です。
先輩に褒められた時
複数人のアルバイトの中には、リーダー的存在の人が必ずいます。
経験が長いアルバイトの方などがこのポジションに就き、社員と一般アルバイトの間に入って指示を出すことが多いです。
イベントスタッフの仕事を長年している人達は、一緒に働いている人の中で仕事が出来る人と仕事に向いていなさそうな人を瞬時に見極めます。
リーダーから重要な仕事を任されたり、次の仕事で一緒になった時にお褒めの言葉を頂いた時、この仕事を続けていて良かったと感じました。
好きなアーティストに関わる仕事
皆さんには好きなアーティストがいるでしょうか?
イベントスタッフはこれらアーティストに関わるお仕事です。
ただし、ステージを見ることができるポジションに就いたり、アーティストと直接仕事をしたりするのは一部の方に限られます。
好きなアーティストやタレントがいる方にとって、彼らのイベント運営に携わる経験はやりがいに繋がるでしょう。
イベントスタッフの仕事をするために活かせる、今までの経験は?
イベントスタッフの仕事の中でも、様々な業種があります。
中には今まで経験してきたことの中で活かせる仕事も必ずあります。
どのような経験がイベントスタッフの仕事に活かせるのか、私が体験して気づいた活かせる業種をいくつかご紹介致します。
接客・販売の経験
女性スタッフの中で特に多いのが、ライブ会場での物販要員です。
小規模から大規模まで様々な販売規模がありますが、常に声は大きく、そして正確な情報をお客様に伝えなければなりません。
接客や販売の経験がある方には、スムーズに就業できる業務になります。
ピッキング作業・倉庫作業の経験
先ほどご説明した物販の中でも、特に重要な仕事が在庫管理です。
ライブが始まる前日には物販の検品作業が、そして全てのイベントが終了した後も在庫の検品があります。
ツアー中の場合は終了後の検品済みの箱をそのまま次の会場に搬入する場合があり、非常に重要な仕事になります。
Tシャツのサイズや色の違いを正確に分け箱詰めをする作業などは、ピッキング作業経験者やアパレル関係の仕事を経験したことがある方のスキルが活かされます。
受付・案内のお仕事経験
イベントの中には、ライブだけではなくクラシックコンサートなどのイベントもあります。
ライブとは違いスーツ姿でお客様の誘導や案内を行うため、ライブでのお仕事とは真逆の対応になります。
会場の案内図を即座に覚え、お客様の案内や誘導を丁寧に行うため、受付や案内の業務経験がある方はコンサート会場などのイベントスタッフがオススメです。
警備員の経験
男性スタッフの場合は警備系の仕事が多い傾向にあります。
警備員や誘導員などの経験がある方は、仕事にすぐに対応できるでしょう。
素人と経験者では誘導の仕方に違いが見えるため、経験者にしかできない考え方や対応力を活かして働くことができます。
ホテルのフロントの仕事
ライブ会場などでクロークという、お客様の荷物を預かる仕事があります。
ホテルのフロントで働いたことがある方には日常的な業務だと思います。
一般的にクローク担当者はクローク業務のみを行うため、他の仕事をやりながらという難しい業務はありません。
ホテルマンをしていた人にとっては、非常に取り組みやすい仕事になります。
介護・保育の仕事
数として多くありませんが、イベントの中には車椅子やベビーカーの誘導という仕事もありました。
普段から車椅子やベビーカーの扱いを分かっている方や、接し方を分かっている人はそのスキルが活かされます。
最近は車椅子専用席などが設けられている会場なども見かけますので、そのような場所での案内や誘導業務でスキルが活かされます。
その後のキャリアについて
他の仕事にもこの経験を活かせる?
イベントスタッフの経験は他の業種に役立つ部分が多々あります。
特に接客業や販売業などに活かせるスキルが多く身につきます。
例えば、大きな会場では大きな声でお客様に分かりやすく伝えるという技術が身につきます。
また、接客で大切な笑顔や話し方、態度などを身につけることができるので、将来的にも役に立ちます。
更に仲間との連携や伝達などが常に行われる仕事のため、そういった職場にも対応できるようになります。
経験を積めばディズニーランドのキャストのような常に笑顔で丁寧に、そして迅速な行動が仕事をしながら身につくでしょう。
様々な現場を経験することでスキルが格段に上がるため、イベントスタッフの仕事は将来性のあるアルバイトだと言えます。
次の仕事に活かすために意識すべきことは?
まずは報連相(報告・連絡・相談)は常に意識しましょう。
これはどの仕事をする上でも大切なことですが、連携が肝のイベントスタッフの場合は特に重要な部分ですが、どんな仕事にしても必ず必要なことです。
また、メモは常に取ることを意識しましょう。
イベントスタッフの場合は日ごとに仕事内容が変わるので、同じ業務はありません。
常に新しいことを取り入れなくてはならないので、忘れないために毎日メモを取ります。
特に物販の場合はその時々で品切れや完売などの連絡が入り、入荷予定など大事な連絡が届きます。
お客様に正確な情報を伝えるために、回ってきた連絡は常にメモを取り新しい情報を更新していくというのが大切です。
自分にあったイベントスタッフの求人の選び方
イベントスタッフの求人の中でも、会社によって取り扱う業種に偏りがあります。
自分が働きたいと思うスタイルを確立し、登録する会社を選ぶことが重要です。
求人広告を見る際に実際に比較すべき部分は、会社の仕事案件・時給・交通費の有無などが主な項目になります。
同じ派遣でもイベント会社と派遣会社では所有している案件は異なるので、イベントスタッフをやりたい場合はイベント会社の派遣を検索しましょう。
【選び方①】雇用形態から探す
雇用形態は日雇いアルバイトとしての求人情報になります。
イベントスタッフの場合一つのイベントは一日で終了するため、謂わば単発バイトと言えます。
連続して数日間開催されるイベントもありますが、それでも全て日雇いとしての扱いです。
イベント会社でフルタイムやパートタイムという雇用形態は本社勤務になるケースが一般的なので、イベントスタッフとして現場で働きたい場合は正社員または日雇いアルバイトの情報を確認しましょう。
【選び方②】給与や雇用条件から考える
時給が明確に提示されている会社や、交通費がきちんと支給される会社を選びましょう。
自宅から会場までの交通費が支給されるという会社は良心的ですが、求人に本社から会場までの交通費と出ている場合は要注意です。
自分の自宅が本社に近い場合はほぼ同額が支給されますが、自宅が本社から遠く就業場所が本社付近だった場合などはかなりの減額になります。
対して、自身の家から就業先が近く本社が遠い場合は交通費が多く支給されるため、就業先により善し悪しがありそうです。
一番は交通費がきちんと支給されるかどうか、よく確認しましょう。
【選び方③】エリアから考える
勤務したいエリアから選ぶ場合は、自分が通いやすいエリアの案件を持っている会社を選ぶのが無難です。
遠方の案件が多い場合、せっかく稼ぎに行くのに交通費がマイナスになったり、なかなか仕事の応募をする機会が無かったりと損をしてしまいます。
交通費の件でもあるように、実際に本社がある場所や持っている案件などを考慮して登録先を探しましょう。
【選び方④】身につけたいスキルから考える
こちらはアルバイトとして勤務する大学生の方にオススメの条件です。
音楽関係の仕事に就きたい、またはイベント関係の仕事に就きたいという方は会社の案件をよく確認しましょう。
ライブやコンサートの仕事を多く持っている会社も多数あり、そこでの経験を活かして就職へ繋げた方も一定数いらっしゃいます。
自分がやってみたい仕事内容を会社側が複数件持っているかどうかをしっかりチェックしましょう。
まとめ
ここまでイベントスタッフの仕事内容を紹介しました。
いかがでしたか?
イベントスタッフの仕事は、主に大学生のアルバイトやダブルワークの方が多い傾向にあります。
固定バイトのように定期的に勤務できる安定した仕事ではありませんが、空いた時間に楽しく働けるというのが最大のメリットです。
「普通の安定した仕事をしながらも、空いている時間は楽しく副業したい」「勉強やサークルが忙しいから安定してシフトを入れるバイトは無理だけど、空いた時間にはバイトしたい!」という方にぴったりのお仕事です。
大変そうというイメージがある方もいるかとは思いますが、イベントスタッフとして働くことで日常では味わえない様々な経験ができます。
その時々で感じる達成感ややりがいは異なりますが、終わった頃に味わえる仕事の楽しい思い出や達成感は、この仕事でなくては体験できません。
基本的には日雇いの仕事ですが、継続していく中でこの仕事が好きだと感じたら正社員の募集などに応募してみるのも良いかもしれません。
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