『アルバイトするならおしゃれなカフェがいい!』『老後は喫茶店を経営して自分だけのお店を持ちたい』日本国内でのカフェブームは定着し、憧れのお仕事のひとつとして大人気です。

でも実際、社員としてカフェの店長を務めるとなるとどのような生活が待っているのかご存知でしょうか?

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カフェの店長とはどんな仕事?

カフェという1国の城を守る主です。

共に働くメンバーに指揮命令を出し、お城の設備を整えてお国のためにしっかり利益を生み出さなければならないお仕事です。

カフェの店長の大まかな仕事内容

  • お客様への接客販売
  • アルバイトスタッフの採用育成・管理
  • お店の管理(備品、設備のメンテナンス含む)
  • 食材の管理(食材の発注、賞味期限管理、売れ行きに合わせた食材の流れを把握)
  • お金の管理(日々の売上チェック、現金差異が出ていないか、泥棒や詐欺被害にあわないための訓練)
  • お店の空間づくり

基本的には、ビジネスを行う上で言われる『モノ・ヒト・カネ』の全項目において精通していくことがお仕事内容となります。

カフェ店長の仕事内容は、こちらの記事も参考に!

カフェの店長が向いている人の6個の特徴とは?

接客が好きな人

カフェへの来客層は、地域や商品価格帯にもよりますが、基本的に老若男女問わず様々な人と接するお仕事となります。

『誰かにおもてなしをすることが好き』『人とお話する職業に就きたい』という接客のベースとなる気持ちが強い人が適任でしょう。

人への指導が出来る人

単に接客が好きなだけでは、店長業務は務まりません。

カフェ店長のお仕事は、接客がメインではないのです。

お客様に心地よい空間と美味しい1杯のコーヒーを提供するためには、店長はあくまでも裏方に徹し、お店の中で働くメンバーに指示を出し続けなければなりません。

店長と言えども、週1日・2日はお店を不在にすることがあります。

自分が不在の時に、いかにクオリティ高くサービスを提供できるか、を考えるとアルバイトスタッフ(店舗社員含めて)のサービスレベルを上げ続けるための指導力が必須となります。

組織図を描ける人

前述の『人への指導力』に紐づいて大事な点が『組織構成力』です。

カフェと聞くと、やわらかい印象を持たれる方も少なくないですが、業務内容は、冒頭にお伝えしている通り”1国1城の主(あるじ)というお仕事なのです。

店長がトップに立った際、2番手に来るリーダー格の人をまず育成しましょう。

リーダー格の方は1人でも、複数名でも構いません。

そのリーダーに紐づく形で、曜日ごとや時間帯ごとのミニリーダーを排出していきます。

その組織づくりが描け、実行できる能力がない限り、カフェ店長業務は務まりません。

管理能力の高い人

日々の業務を数値化し、しっかり管理できる人が向いています。

売上の管理と一口に言っても、項目は多岐に渡ります。

例えば、飲み物は2種類だけでドリップコーヒーとカフェラテ、フードは手作りサンドイッチ3種ほどがメニューにあるとします。

【食べ物仕入れの項目】

ドリップコーヒーの豆(ドリップ用、エスプレッソ用)牛乳、サンドイッチ用パン、サンドイッチ具材(卵・マーガリン・レタス・ハム・トマト・チーズ等、メニューによって増えていく)メニューは5種ほどでも、実際に仕入れる項目は10、20と増えていきます。

これら1つ1つが賞味期限内にしっかり使い切れるか、1つずつの項目の原価を確認し、出ていった材料費を計算し、手元に残った売上を計算します。

また、出ていくお金は食べ物の仕入れ値だけではありません。

【支出の項目】

機械設備の維持費(コーヒーマシンのメンテナンス費も定期的にかかる)商品POPや季節の商品のメニュー表など販促物、水道電気ガス代など光熱費、制服クリーニングや清掃代、グラスやストローなどの細々した備品、家賃、アルバイトスタッフへの給料、等々数え切れません。

すなわち、カフェ店長とは会社経営と同じ目線で様々な数値の管理を行い、売り上げを上げるための総責任者であります。

責任感がある人

ここまでお伝えした通り、店長=城の主=経営者(社長)です。

途中で投げ出す、逃げ出すような人には難しいお仕事でしょう。

カフェが好きな人

管理能力だけがあれば、カフェの店長が務まる訳ではありません。

そもそもカフェが好き、コーヒーが好き、スイーツが好きなどカフェで販売される商品知識を身に着けられる根っからの『カフェ好き』でないとなりません。

スターバックスコーヒーがカフェのことを「3rd place」と掲げ、家、職場に次ぐ第3の居心地の良い特別な場所として提唱してきました。

昨今、カフェ業態はかなり多様な広がりを見せてきたため、単に安らげる3rd placeを真似していても、経営存続は難しいでしょう。

よって、カフェが心底好きで、カフェのブーム・トレンドについてマーケティングの視点で調査し続けられる人が合っていると思います。

カフェの店長が向いていない人の3個の特徴とは?

コミュニケーションが苦手な人

カフェ店長を目指すのに、人と話すのが苦手だという人はいないと思います。

ここでお伝えしたいのは、『おしゃべりが得意』=『コミュニケーションが得意』とは限らないということです。

カフェ店長をしていると、かなりの頻度でクレーマーや、ちょっと面倒な常連さんに遭遇しますし、金銭詐欺で騙そうとしてくるお客様も出てきます。

トラブルがあった際に(特にクレーマー)どのように対処すれば相手が鎮まるのか、ネガティブな人とも変わらずに接することが出来る高度のコミュニケーション力が必要となります。

体力に自信がない人

飲食業ですので、基本的には立ち仕事で体力必須となります。

カフェなら重たいものを運ばないとは限りません!

100席前後の店舗でも、牛乳を毎日5~6ダースは仕入れるでしょう。

1ダース12本=12キロですし、食材なども意外とどっしり重たいのです。

もし、店舗で提供する飲み物が陶器のマグカップやグラスであればカップを洗ったり動かしたりする際、とても重労働になります。

店内の清掃や、お手洗いなど狭い場所の清掃作業、天井の電球替えもあるため立ったりしゃがんだり、色んな姿勢をとります。

休憩は不規則になりますので、体力に自信がない人にはお勧めできません。

嫌なことがあると顔や態度に出やすい人

日々ずっと立ち仕事で疲労がたまり、クレーマーや若いアルバイトスタッフの対処などへとへとに疲れてしまいますよね。

それでもカフェ店長は、常に冷静でいなければなりません。

接客業とは、常にお店の顔=お店の看板スタッフとして存在しなければなりません。

表舞台では常に気を張っていられる人が望ましいでしょう。

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カフェの店長のスキルを活かせる職種・仕事にはどんなものがある?

他業種の店長

カフェ店長を経験出来れば、他の飲食店店長でもある程度活躍出来るでしょう。

ただ、気を付けて頂きたいのは、レストランや居酒屋業態だとメニュー数と客単価が圧倒的に異なります。

業務内容はほぼ同一ではありますが、メニュー数が多ければ管理する食材備品も増えますし、客単価が上がれば、カフェとは異なるアプローチでの接客力が求められます。

百貨店デパ地下の総菜やお菓子メーカーなどの店長であれば、品数や業務規模はカフェに近しいため、カフェ経験を活かしやすいでしょう。

営業職

実は、カフェ店長とは接客を基本としたコミュニケーション能力と数値管理能力に長けているため、企業のフロント職として、営業職へキャリアチェンジもしやすい職種です。

事業の経営

本文の前半パートでお話してきた、1国1城の主という感覚や、モノ・ヒト・カネの全てをバランスよく把握する力を考えると、これは他のビジネス全てに通ずる基礎力なのです。

あなたの興味がある分野での”経営者”としてのキャリアチェンジも難しくないでしょう。

ホテル業

接客の一流と言えば、ホテル業やエアラインでの仕事を思い浮かべる人は少なくないでしょう。

カフェでのドリンクの単価を上げたものが、ホテルのラウンジでのカフェ業務と思えば、カフェ店長で培ったスキルをそのまま反映しやすいと思います。

これからカフェの店長の仕事をはじめるには、どうしたらいい?

ここまで読み進めて頂いて、「私もカフェ店長になりたい!」と感じた方へカフェ店長になるいくつかの方法をお伝えします。

カフェの店長の仕事で就職するために

カフェ店長になるためには複数のルートがあります。

国内チェーン店に社員として就職する

一般的な手法です。

企業によりますが、最初はアルバイトスタッフと同様のポジションからスタートし、徐々にシフトリーダーなどを任されていきます。

早いところで半年、教育が長いところで2年ほどで店長になれます。

ドトールコーヒーショップやスターバックスコーヒー、サンマルク、タリーズコーヒーなどメジャーなチェーン店であればほとんど採用窓口を設けていますので問い合わせしてみてください。

個人店のカフェに就職する

カフェというより、イメージは喫茶店です。

オーナーやマスターがいて、個人事業主として運営しているカフェに就職しましょう。

この場合、求人を公募しているケースは少ないため、自分の足で気になる店舗を探してみてはどうでしょうか?

カフェ巡りをしながら自分がどのようなテイストのお店を持ちたいか、具体的なイメージも持てます。

もしお気に入りのお店で働くチャンスを貰えたら、そのままお店を引き継がせて頂くか、のれん分けして自分でお店を開く準備としても良いでしょう。

会社のフランチャイズシステムを利用してオーナーになる

国内大手カフェチェーン店は、比較的フランチャイズシステムを利用して店舗拡大をしています。

フランチャイズであれば、資金提供さえすればオーナーの権利を譲渡され、有名な看板を借りながらお店の立ち上げをすることが可能です。

この場合のメリットとしては、一刻も早く自分のお店を持ちたいけれど、新しい形態の店のアイデアが浮かばないときにすでに有名なコーヒー店の看板を使える点でしょう。

商品知識や接客ルール、資金繰りや店舗管理のノウハウまで親元のフランチャイジーが情報提供してくれます。

アルバイトから始める

カフェが好きだけれど、責任を負うのが怖い。

なかなか1歩が踏み出せない方もいますよね。

その場合は是非、アルバイトスタッフからカフェライフの1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

アルバイトスタッフの場合、カウンター内での接客とドリンク作成業務がメインになってしまいますが、今後店長になるか考えていると、前向きな意見を社員さんに伝えておけば問題ないです。

アルバイトスタッフから始めれば、自分の納得のいくレベルまで、知識・スキルを身に着ける準備期間を設けられます。

アルバイトをしてみると、「もっとこういう接客スタイルがいいな」とか「こっちの制服を着てみたいな」などより具体的な好みが出てくるでしょう。

そこで自分自身の好みを見極めてから、就職するというのも遅くはありません。

資格は必要?

カフェ店長になるにあたって、必ず取得しないといけない資格が2つあります。

(1)食品衛生責任者

飲食店には、お店の見える位置に食品衛生責任者の名前を貼らなければならない、という義務があります。

1店舗に必ず1人必要で、食品衛生にまつわる全ての責任を負います。

飲食店で怖いのが食中毒と異物混入などの食品事故。

そういった事故を事前に防ぐために、お店を衛生に保つための最低限の知識を習得します。

試験は各都道府県で実施されており、丸1日かけて講習を受けます。

講習を受けた後、その日のうちに簡単なペーパーテストを受けて終了となります。(受講料は1万円ほどです)

(2)防火管理者

食品衛生責任者と同様に、各店舗に必ず1人いないとならないのが、防火管理者の資格取得者です。

こちらも丸1日かけて講義を聞き、正しい消化器の使い方なども実演で学びます。

防火管理者は都道府県ではなく、消防署が主体となり実施していますので公式HPなどで問い合わせください。(金額は5000円ほど)

必要なスキルや経験は?

カフェ店長が向いている人の項目でもお伝えしましたが、接客コミュニケーション力と様々な管理能力が必須となります。

ですが、カフェ店長に求められるスキルは大変幅広いので、実務を通して1個ずつ身に着けていくと良いでしょう。

特別なスキルは不要ですが、コンビニバイトでもスーパーのレジ打ちでも良いので何らかの接客経験があると望ましいです。

就職する際に、未経験者でも採用率は高い業界と言えます。

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まとめ

カフェ店長ってオシャレで素敵だな、という印象の裏には1つのお店をしっかり支える店長の姿がありました。

この記事を参考にして、カフェライフを楽しんでくださいね!


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