DTPオペレーターという仕事は、印刷業界を目指している方でないと、あまり聞き慣れない職業かもしれません。

興味があったとしても、給与の相場がどのくらいなのか、よく分からない方は多いと思います。

今回は収入面について詳しくお伝えしていきたいと思いますので、参考にしてみてください。

DTPオペレーターの給料の相場はどのくらい?

正社員で新卒入社した場合のDTPオペレーターの給料相場

勤め先や地域にもよりますが、新卒入社で月給18万円前後です。

ある程度の経験を積んだ者であれば月20万円~25万円前後、経験豊富なベテランになるとそれ以上になることもあるでしょう。

派遣社員の場合のDTPオペレーターの給料相場

月給にして25万円前後ほどです。

派遣会社によっては正社員の時給換算率を上回ることがあるかもしれません。

パート・アルバイトなどの場合のDTPオペレーターの給料相場

4時間~6時間勤務で週55日働いたとすると月に10万円前後になります。

残業もほぼないので、扶養内ギリギリで働きたい方が多い印象です。

フリーランスの場合のDTPオペレーターの給料相場

スキル、稼働時間、ハード面の設備などによって、大きく差が出ます。

また、企業に勤めていた経験がある場合、そこで得た人脈がクライアントを獲得することに繋がることもあるので、一概には言えません。

安定した仕事を獲得できるかどうかも大きく影響します。

家事や育児の隙間時間を使って行う在宅ワークの場合は、3万円~5万円程度からを目安に考えると良いでしょう。

DTPオペレーターの基本給以外はどうなっているの?

会社や、選んだ働き方によっても違います。

年収にも響いてくるので、就職先がどんな条件を掲げているかは事前にきちんと確認しましょう。

賞与

年に2回支給されることが一般的です。

勤続年数やスキルなどに応じて変わりますが、月給がアップすれば賞与も年々増えていきます。

昇給

年に一度、査定があるでしょう。

企業の業績や、取り組む姿勢、成果物の評判が良いと昇給する場合があります。

年収額も変わってくるので、積極的に昇給を目指しましょう!

残業・休日出勤手当

DTPの仕事は納期との闘いでもあるので、時間外勤務の扱いについては会社によって様々です。

みなし残業として基本給の中に組み込まれているのか、支給額に上限があるのか、もしくは全額支給してもらえるのかによって年収額が全く違ってきます。

通勤手当

意外と注意して見ておきたい項目です。

クライアントから急ぎの案件を頼まれて、残業せざるを得ないことはよくあります。

必然的に、終電に間に合わなかったのでタクシーで帰宅する以外に方法がない、ということもよくあるのです。

自家用車で通勤する場合の支給も確認しておきましょう。

その他、各種手当

取引先に営業へ出かけたり、出張した場合はその分増えます。

また、役職手当や資格手当など、自分に該当する手当がないか、よくチェックしておきましょう。

DTPオペレーターで給料を上げるためにやるべき2つのこと

DTPオペレーターとして働いているものの、給料に不満がある場合はどうしたら良いかといった悩みはよく耳にします。

そんなときにおすすめの方法をご紹介していきましょう。

今の勤務先でできること

給料アップの交渉をしてみる

上司に直接相談してみると早いかもしれません。

単に「上げてほしい」と要望するのではなく、勤続年数の長さや作業効率など、具体的にアピールできる内容を伝えてみると、検討してもらえることがあります。

スキルアップを図る

まだまだ自分の実力が未熟だと感じているなら、まずはスキルアップを目指してみましょう。

DTPエキスパートやDTP検定など、資格取得を目標に掲げてみるのも一つの手です。

技術を持っているという証明にもなりますし、蓄えた知識が仕事にも反映されるようになれば、交渉もしやすくなります。

思い切って転職する

今の会社では到底給料が上がりそうにないと確信しているのなら、思い切って転職の道を選ぶのも良いかもしれません。

転職のノウハウが分からない方は、以下の方法で探してみてはいかがでしょうか。

転職先の選び方1:転職エージェントを使う

転職エージェントは、人材紹介サービスのことです。

登録をすると、様々な仕事を紹介してくれることは勿論、履歴書の書き方や面接についてのアドバイスも受けられます。

転職するためのフォローをしてもらいましょう。

転職先の選び方2:転職サイトを使う

最近では多くの転職サイトがあります。

転職サイトごとに違った募集要項が見つかる場合もありますので、一つに絞らず複数の転職サイトを活用し、自分の興味のある会社を見つけてください。

給料をアップさせるための求人の選び方

せっかく転職をするのであれば、給料にしろ待遇にしろ、今よりも良い会社を選んでいきましょう。

その選び方をご紹介します。

今よりも給与が高いところを探そう

募集要項の給与欄は要チェックです。

モチベーションに関わってくる部分であることに間違いはありません。

簡単に簡単にすることができるので、納得できるところを選びましょう。

賞与や昇給制度をチェック

賞与は年に何回か、昇給はあるのかないのか?

だいたいの企業はそういった詳細を募集要項に記入してくれているので、チェックしておきましょう。

残業代はちゃんと出る?

残業代の有る無しは、収入に大きな差を生みます。

時間外労働の量と共に確認しておきましょう。

DTP業務に切り離せない部分であるにも関わらず、残業について触れていない会社は要注意です。

経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

時期としては年度が上がる4月です。

勤続年数が上がり数をこなせるようになってくると、仕事を多く任されるようになりますが、それに比例して少しずつ上がっていきます。

また、会社の業績が前年度よりも良かったときなどは、社員全員の給料がアップしました。

逆に業績が一定か、あまり芳しくないときは、なかなかアップしません。

収入面から選ぶ働き方のすすめ!

正社員

安定した収入で生活しながら、着実にスキルアップしていきたい方におすすめします。

契約社員・派遣社員

収入はしっかりと確保したいけれど、本当に続けていけるかどうか少し不安なので、お試しで働いてみたいという人におすすめです。

また、様々な企業を見てみたい、実務経験を増やしたい、という人にも良いでしょう。

パート・アルバイト

残業はないところも多いので、自分の時間を確保しながら扶養内で稼ぎたいという方にピッタリです。

正社員への道が用意されている企業もあります。

フリーランス・在宅ワーカー

自分の力を存分に発揮してバリバリ稼ぎたい、もしくは、安定した収入と保証より、場所や時間に縛られず働けることを重要視している、という人向けです。

経験や技術が豊富にあるものの、何らかの理由で出社が困難な人にもおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

DTPオペレーターの給与は決して高くはありません。

しかし、勤続年数と経験を積み重ねること、役職が与えられることなどによって、大幅アップも見込めます。

技術さえ伴えば、より良い環境と給与を目指して、転職といった選択もあるでしょう。

この機会に是非考えてみてください!



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