2021年6月14日

福祉用具専門相談員の求人について気になっている方は、この記事をぜひ最後までご覧ください。

一口に福祉用具専門相談員と言っても、募集企業によっては業務内容が全く異なってきます。

ここでは、福祉用具専門相談員に就職してみたい方や転職してみたい方に向けて、詳しい業務内容や求人募集内容、また福祉用具に関わる仕事をまとめてみました。

福祉用具専門相談員のおすすめな求人ポイントや気になる疑問にもお答えしたいと思います。

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福祉用具専門相談員にはどんな仕事があるの?

  • 1.福祉用具貸与事業所での福祉用具の販売やレンタル営業
  • 2.福祉用具に関わる営業のみを行う営業職
  • 3.福祉用具の倉庫管理業務
  • 4.イメージがつきやすい福祉用具の配送員
  • 5.意外かもしれませんが、福祉用具を消毒する業務

以上があります。

福祉用具専門相談員の仕事内容の詳細は、こちらの記事を参考にご覧下さい!

福祉用具貸与事業所に勤務するお仕事について

求人募集でも福祉用具貸与事業所の求人募集が一番多いと思われます。

どんな仕事内容なの?

法人によって違いはあるかと思いますが、顧客を紹介してもらうためにケアマネジャーや施設等への営業活動を行います。

顧客がいないことには福祉用具の効力を発揮することができないからです。

まずは営業を行うことから始まり、そこで紹介してもらった顧客に対して福祉用具の貸与や販売の提供を行うことになります。

営業しないといけないの?

人によっては営業することに対して抵抗感がある人もいますよね。

規模が大きい法人や施設ではどうでしょう。

自社内にケアマネジャーが在籍している所もあり、自社専属のケアマネジャーからの依頼に応えるのみで営業活動をする必要がない。

本来の営業活動に費す時間を省ける分、紹介を受けたその顧客に満足して福祉用具を使用してもらうことだけに集中してほしい。

このように考えられる法人もあります。

ただし、自社内でのケアマネジャーから顧客を紹介してもらう環境が整っていても、顧客へ用具の提案、調整、メンテナンスなど進捗情報をケアマネージャーに報告・連絡・相談を怠らないことは非常に大事です。

それはケアマネージャーとの信頼関係を築く上で大切なことであり、相応のコミュニケーション能力が求められます。

貸与品や販売品を納品する業務もあります。

福祉用具と言えばどのような物がイメージできるでしょうか。

杖や押し車も福祉用具ですが、車いすや介護用ベッドも立派な福祉用具に分類されます。

他にも、介助負担が軽減できる入浴補助用リフトなども福祉用具に含まれるのです。

福祉用具って重たい物も運ぶことがあるの?

顧客のもとへ福祉用具を納品することも業務内容に含まれますが、重い物はどのよって持っていくのか?自分達で持っていかないといけないの?と思いますよね。

正直に言って、介護用ベッドや介助用リフトなどはとても重たいです。

色々とパーツを分解することができますが、重いパーツはいくつもあります。

このような重い用具も、必要とする依頼主のもとへ届け、安全に使用できる様に設置するのが福祉用具専門相談員の仕事なのです。

福祉用具を運ぶことができない場合どうするの?

冒頭でも少し触れていますが、福祉用具を運ぶことを専門としている配送員の方がいます。

基本的に重い物は配送員の方にお願いして運んでもらうことができます。

重たい物を持つことに慣れていない、体力に自信がない女性職員などは、安全に納品するためにも配送員の方にお願いすることが多いです。

法人によっては自社で配送員の方を採用していることもあります。

または、仲卸業者には配送員の方が在中しているため配送の依頼をしたり、物流委託されている所もあります。

ここで配送員の方に活躍してもらうことになるのです。

事務仕事も立派な仕事なのです

営業や訪問するなどの外回りが中心と思われますが、事務仕事もあります。

電話連絡して、納品日程の調整や依頼主であるケアマネジャー等に報告・連絡・相談をしたり、対応した内容を記録するなどの事務仕事があります。

対応内容や契約書などの必要書類を記録に残していないと、行政機関から指導を受けてしまうこともある、大事な仕事なのです。

営業と事務ではどれぐらいの比率があるの?

事務仕事はあまりやりたくない…営業を中心にやりたいと、このように考えられる方もいると思いますが、比率は営業6対事務4ぐらいになると思います。

人によって違いがありますが、営業するにしても資料作りをすることがあります。

福祉用具に関わる営業のみを行う営業職について

完全に営業職があるじゃないの…と思われますが、これは福祉用具の仲卸業者のことを指しています。

仲卸業者はメーカーから福祉用具の商材を仕入れ、福祉用具の事業所に商材を卸しています。

これは福祉用具事業所に対して「是非当社で仲卸させて下さい!」と営業することをイメージしてみて下さい。

なぜ仲卸業者が存在しているの?

このように疑問に思われる方はいらっしゃいますよね。

福祉用具をイメージしてもらうと、沢山しかも多岐にわたっていませんか?

その福祉用具の商材を自社で構えるためには倉庫が必要となります。

また、その福祉用具を再利用することもできるのですが、消毒施設も作らなければいけなくなります。

そこまでの資本は当社には…さすがに厳しい現状だなぁ…となるのがほとんどだと思われます。

仲卸業者は福祉用具を管理する倉庫を構え、消毒施設を有しています。

その福祉用具の管理や消毒を行う倉庫や施設を所持していない事業所のために、仲卸業者が存在しているのです。

仲卸業者の営業職はどんな仕事なの?

冒頭でも少し触れていますが、福祉用具の事業所に対して商材を卸してもらうために営業活動を行います。

また、顧客となった福祉用具の事業所に対してフォローアップすることもあります。

どんなことをフォローアップするの?

福祉用具の事業所の営業担当者と一緒に、ケアマネジャーなどに対して営業同行を行うこともあります。

事業所から営業用のチラシやパンフレットが欲しいとの希望があれば、営業資料の作成も行ってくれます。

また、緊急対応で今日中にこの商品が欲しいので持ってきてほしい!というような要望にも対応してくれます。

そのため、仲卸業者の営業はチラシを作る事務仕事をすることもあれば、緊急対応するために物流が上手く回ることができなかった場合には自らが福祉用具の納品に出向くこともあるのです。

福祉用具の倉庫管理業務と福祉用具を消毒する業務

仲卸業者や自社で福祉用具の商材を提供している法人であれば倉庫と消毒施設を所有しています。

まず倉庫では、どこに福祉用具の商材があるのか管理しないといけません。

どこの事業所に提供しているのか、誰に貸し出しているのかなどの管理が必要なのです。

消毒する人は消毒ばかりするの?

会社によって違うかもしれませんが、筆者がかつて勤めていた事業所と契約している仲卸業者の方に話を聞いてみると、消毒を専業とされる方もいらっしゃるようです。

ただし、その仲卸業者は大規模に運営されていましたので、業務内容毎に分業せざるを得ないと言われてました。

倉庫管理と消毒作業を兼務することはあるの?

中小規模程度の仲卸業者であれば、実際に兼務されている方がいらっしゃいました。

管理と消毒作業は大変なようですが、勤める法人によっては兼務することもあるようです。

福祉用具専門相談員求人でよくある募集内容とは?

求人内容では、「福祉用具貸与事業所の福祉用具専門相談員」としての勤務が一番募集されている内容になります。

仕事内容に関しては冒頭で説明した内容が主ですが、仲卸業者や配送員や倉庫管理を募集されている求人は少ないのが現状です。

やはり地域の福祉用具ニーズに答えるためにも、現場に赴く福祉用具貸与事業所の福祉用具専門相談員が求められているのです。

給与相場

これが一番気になるところですよね!

正直にお伝えしますが、様々です。

筆者が一番最初に勤務した福祉用具貸与事業所では年齢も若く、介護業界に初めて踏み入れたこともあり、手取りで月17万円程でした。

福祉用具専門相談員には処遇改善加算がない

処遇改善加算というのをご存知でしょうか?

訪問介護や特別養護老人ホームなど直接的な対人介護に勤務される介護職員の方の収入を少しでも上げたい、人手不足を解消しようと国が創設した制度で、介護職員に対して支給している給付金と思って下さい。

毎月法人から支給される給与に追加で処遇改善加算が上乗せされ、給与として貰うことができるのです。

この処遇改善加算は介護職員に支給される加算のため、ケアマネジャーや看護職員、福祉用具専門相談員には残念ながら支給されません。

給与を上げるためにはどうすれば…

これは、営業活動を頑張って顧客数を増やし評価される他ありませんでした。

営業スキルが求められるのですが、法人により給与の考え方が変わります。

例えば自社内だけのケアマネジャーから顧客を紹介してもらうことが中心に考えられる法人であれば、外から顧客を獲得するわけにはいかないですよね。

そういった場合には、顧客を何名担当しているかによっての歩合給のような制度を設けている法人もあります。

最大での給与はどれぐらいになるの?

筆者の過去の給与をお伝えすると福祉用具専門相談員として勤務するのはやめようと考えられる方もいらっしゃると思いますが、営業や社内顧客を沢山保持していれば年収400万円以上は可能です。

筆者が知っている福祉用具専門相談員の中には、営業ができている人で年収700万円の方もいます。

勤務時間や休日、残業について

週休2日制を設けている法人が多いと思われます。

実際に筆者が過去に勤めた法人は、全て週休2日制を起用していました。

勤務時間や残業時間について

こればかりは、9時〜18時までの間にきっちりと業務を終わらせることができるのかどうかになってきます。

結論から言いますと、残業はあります。

しかしながら、業務の効率化を進めている法人であったり、どれだけ専門職に対するクオリティ部分を落とすことなく早く終わらせることができるかによって残業時間が変わってきます。

実際に筆者が福祉用具の業界で最初に勤めた時には、スキルが完全に不足していました。

もちろんパソコン入力のスキルはおぼつかないレベルです。

その時は若さに任せて毎日のように残業してましたが、工夫すれば早く帰ることができるようになります。

福利厚生について

これは法人によって違いがはっきりと出てしまいます。

筆者が小さい法人から大きな法人の両社で勤めた経験上、どちらの法人が福利厚生は手厚かったかと言われると、大きな法人の方が福利厚生は手厚いです。

どんな福利厚生だったの?

リゾートの宿泊費用を一部法人負担にするものや、一年に一度は家族と共に旅行に出かける時には一部金を支給してもらうなどがありました。

今思うと、恵まれている制度であったのかもしれませんね。

求められる人物像

福祉用具の貸与事業所に勤めたい人と仲卸業者へ勤めたい人とでは考え方が違ってきます。

福祉用具の貸与事業所で勤めたい方は?

純粋に人に対して興味を持つことが大切と思います。

顧客をよく見ること、どんな動作をするのかなどをよく見ることです。

人に興味関心を持つことができなければ、対象者に最適な福祉用具を選定や提案をすることはできないのではないでしょうか。

人に対して興味関心を持つことは職業柄とても重要視されますし、人間観察が好きという方に向いている職種と言えます。

商品に対する興味は二の次で充分だと思います。

仲卸業者の場合は?

ここでは、福祉用具に対する興味が重要だと思います。

福祉用具をどのような人に対して選定するのかを卸し先の事業所に伝えることも重要ですが、福祉用具自体に興味がなければその用具の良さや機能を充分に伝えることはできないのではないかと思います。

扱う物に対して興味関心がある、又は好きという人の方が、この職種に向いていて且つ求められる人材と言えます。

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福祉用具専門相談員のおすすめ求人のポイント

これは筆者の個人的な意見と思って下さい。

大きい法人をおすすめします

初めて介護業界に勤めるという方や、介護業界にはいたが介護職であった方にとっては、大きい法人がおすすめです。

理由は教育環境の質が違うからです。

大きい法人は期間は設けられると思いますが、成長するまで待ってくれることがあるからです。

小さな法人は意欲的な方におすすめ

小さな法人であれば、任せられる業務量が多いです。

その分、必然的に働く時間は増えますが、やりがいは感じられると思います。

指定申請や商材の価格決定に対する意見もある程度聞いてくれる可能性が高いですし、意欲的な方にとっては成長できるフィールドと言えるでしょう。

福祉用具専門相談員の仕事についてよくある疑問

福祉用具専門相談員の入職時サポートの経験から、訊かれたことを抜粋します。

介護保険に対する知識がなくても大丈夫でしょうか?

もちろん大丈夫です。

入職時にはしっかりと研修があります。

基本はOJT(現任訓練)が中心となりますが、その中で保険制度のことについてみっちりと説明があるので安心して下さい。

営業が苦手なのですが、大丈夫でしょうか?

営業が苦手な方でも大丈夫です。

報告・連絡・相談ができれば問題ありません。

先輩に教えてもらうこともありますし、一緒に行動もしてくれます。

異業種からの転職でも大丈夫でしょうか?

全然問題ありません。

異業種からの視点が重要視されることもあります。

飲食業界からの転職された方や運送会社から転職された方など前業種は様々ですが、一線で活躍される方は多いですよ。

研修などはあるのでしょうか?

研修企画をさせてもらったことも多々ありました。

勤められる法人によっても違いはあると思われますが、3ヶ月に1度ぐらいは研修を設けられている法人が多いと思います。

福祉用具の貸与事業であれば運営規定が必要ですので、その運営規定の研修頻度はほとんどが3ヶ月〜4ヶ月の頻度で設定されています。

楽しめる研修も、中にはありますよ。

まとめ

今回は、福祉用具に携わる仕事についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

魅力ある仕事だと思いませんか?

努力次第で給与に反映されますし、様々な専門機関の方と喜びを共感できます。

一番の魅力は、顧客と様々な喜びを共感できるところなのかもしれませんね。

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