夏の日差しが今日も暑いですね...

こんな日には、銀行員として夏の暑い日差しの中、渉外活動をしていたことを思い出します。

色んな取引先や企業へ推進活動をしている銀行員の方々、本当にお疲れ様です。

特に最近は蒸し暑く、熱中症にも注意が必要ですね。

この暑い中、スーツで就活している就活生の学生さんたちも本当にお疲れ様です。

さて、今回は銀行員になりたいと思う方必見!というほどでも無いかもしれませんが、元銀行員の視点から見る「銀行の就職を成功させるためにやるべきこと」を記事として書かせていただきます。

現在も、だと思いますが、銀行って結構人気な職業だと思っていますし、いま就活をしている学生さんの親世代からしても、銀行に就職できた=将来安泰というイメージではないでしょうか。

実際私も銀行に新卒で内定が決まった時は、親戚、家族がささやかながらお祝いをしてくれました。

また銀行というネームバリュー、待遇以外にも、銀行でやりたいことがあるとか、現在の金融業界で何か成し遂げるために銀行にまずは入りたいとか、社長のとか経営者の話が聞けるのは面白そうとか、単純にお金が好きとか...

理由は人それぞれですが、とにかく銀行に就職したいと思う理由がある方、もしくは銀行ではないけど金融業界を受けようとしている、そんな方々に少しでも参考になればと思います。

銀行の就職で注意したほうが良い3個のこと

現場とのギャップを知る

1番銀行に入って苦労することといえば、まず就職前の銀行のイメージと、実際に就職したあとのイメージとのギャップが大きいことが挙げられます。

「銀行員って、窓口で座って、来店客がいたら応対して、後は事務仕事が多いんでしょ?営業はちょっと苦手かもしれないけど、来客対応とか事務仕事の単純作業は得意だから銀行員向いてるかも!」というイメージの方、いらっしゃるのではないでしょうか?

また逆に、「銀行員はノルマもあって、融資、保険、投資信託、クレジットカードとかバンバン契約とって、どんどん金融商品を推進する仕事が多い!だからバリバリ営業もしてみたいから銀行へ就職しても大丈夫!」というイメージの方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

これは結論から言うと、実際の現場では、両方こなす必要があります。

銀行員というのは忙しく、常にマルチタスクで手持ち融資案件、金融商品営業、事務、来客対応をテキパキこなしていく必要があります。

このイメージとのギャップにまず新入行員は立ち向かわなければならないでしょう。

意外と給料が...

昔は銀行員といえば高級取りとして有名でした。

過去の話のように言っていますが、もちろん現在もメガバンクであれば多少の企業より、地方銀行であってもその地域、地元の中小企業に比べれば給料、待遇は良い方でしょう。

しかし、それは年々基準が下がってきているのかなと実際に就職して思いました。

その理由としては、現在金融機関を取り巻く環境の影響であったり、銀行というビジネスモデル事態に理由があるのかもしれません。

ですが、その方面に関しては是非ともご自分で調べてみてください。

金融、経済はどの業界の企業、職種にしても社会人としてアンテナを張っておくべき話題となりえます。

なのでそういうアンテナを張る、という意味でもご自分で調べ方、実際に調べた知識のインプット、アウトプットを行っておくと、今後必ず役に立つと思います。

ましてや銀行員になるならそういった姿勢は評価されますし、やるべきことにもなってくると思います。

現場の行員に求められるハードルが昔と比べ高くなっている

一昔前の銀行や、銀行員の話を聞くと(実際に現場の支店長代理や支店長、本部の役員の方々から聞いたお話)、たくさんの顧客から預金を集めて、融資したり、振り込みなどの決済機能を独占していたので、意外とシンプルだったのではないかと思います。

預金集める➡融資する➡利ザヤで収益、という風にです。

ですが現在の銀行はそうもいきません。

融資しているだけでは収益は上げられず、金融緩和のおかげで金利も景気も上がりません。

なので必死に金融商品(保険、投資信託)などを積極的に窓口で販売するようにもなりましたし、キャッシュレス化の波を受けクレジットカードやデビットカードの契約を獲りにいったりと...

上記の保険やカードはすべて手数料収入を得るためです。

なので融資で収益が挙げられない分を他の業務、商品でカバーしていかなくてはならず、それによってノルマも数多くの融資、商品を幅広く取り扱います。

それらをマルチタスクでこなしていける人材が求められており、昔と比べるととてもハードルが上がているのだなと思います。

銀行の仕事がきついと言われる理由は、こちらの記事を参考に!

就職を成功させるためには何をすれば良い?

まずは知ろう!

現在就活中の学生さんであれば、金融とか経済って授業ではやっているけれど、ちゃんと理解している人、またはそれをしっかり自分なりにまとめてアウトプットできる学生さんてあまり多くはないのかなと思います。

なので、まず授業で覚えた受け身の知識ばかりではなく、例えば実際に社会人として働いている先輩、志望企業のOB、OGに聞いてみたり、アルバイトをしている中でも、買い物をしている最中でも良いと思います。

まず自分の行動がどんな経済活動を行っているのか意識してみると良いと思います。

まず知ることです。

ではそこに銀行がどこに関わっているのか、またはどう関わる可能性があるのか考える

次に、買い物をするときに金銭のやり取りが発生します。

もし金銭が足りない場合、支払いを一部借りたりするときは主にどこからお金を借りますか?

仕送り代や、アルバイト代を振り込んでもらう時、銀行の口座が必要じゃありませんか?

そうすると、意外と銀行のことやお金の流れ、システムが身近にあることに気づくと思います。

なかなか店舗にはいかないし、銀行員と話す機会もないけど、ちゃっかりサービスは利用していたりします。

銀行に行ってみよう

上記を踏まえたら、最寄りの銀行の支店に是非行ってみてはいかがでしょうか?

ATMを利用するだけでもよろしいですし、わざと印鑑と通帳で出金してみたり、銀行の業務とそこで働く方々の雰囲気が全部とまではいきませんが、一部感じ取ることが出来るはずです。

もちろん会社訪問や各支店のOB、OG訪問をしたりすることも大切ですが、いざ就職して働くとなると、ほとんどが支店に勤務することになるので(大きくてかっこいいオフィスビルで勤務できるのは研修期間ぐらいですよ...笑)、その現場の雰囲気を知っておいた方が良いと思います。

就職するに当たっての必要な心構え

銀行に就職し、どうなりたい?どうしたい?

これまでを一旦振り返ってみて、いかがでしょうか。

銀行員って結構忙しいですし、やはり今まで身近に感じなかった分、ギャップも多いと思います。

でもギャップがあるとか、忙しいとかノルマがあるなんて、それはどの仕事も一緒です。

ギャップの程度とか、取り扱う商品が違うくらいのものです。

なので、本当に銀行に就職したいと思うのであれば、銀行員になってやりたいこと、銀行員になってこういうことを成し遂げたい、こういう人間になりたい、という気持ちを持つことが1番大事なのではないかと思います。

ドラマなどに出てくる、あんなかっこいい出来事、案件、事件なんてそうそう起こりません。

地道に営業して、難しい用語を覚え、難しい銀行特有の資格も取りながら日々ノルマやお金を扱うプレッシャーにも耐えながら働きます。

結構泥臭い思いもすることだってあります。

辛いことももちろんあります。

でも銀行員になってやりたいことが信念としてあれば、大丈夫です。

やっていけます。

やりがいを求めすぎるのは危険

ちょっとネガティブになってしまいますが、これも銀行員になる上で、覚えておいてほしいことです。

銀行とはお金を扱う仕事であり、お金とは顧客にとっては命の次に大事なものです。

融資案件になれば、自然と人間の色んな部分が見えてくると思います。

またとても色んな顧客と出会うと思います。

ですが、銀行もあくまで民間企業であり、ビジネスであり、慈善的に融資をすることはありません。

銀行によって判断基準や諸々の事情が変わってくるのかもしれませんが、やはり収益を上げなければならないのです。

僕が新入行員の時に一番苦しかったのは、融資を断るときでした。

また1番やりたかったことは、経営の苦しい企業を再生させる、イケイケの企業をもっと発展させることでした。

しかし私の在籍していた銀行では、仲介にコンサルタントをいれ、我々銀行員はその事業資金の融通を効かせることだけでした。

もちろん銀行によって違いはありますし、現在の銀行員に求められるのはそのコンサルティング能力だったりしますので、改善されているかもしれません。

ちょっと話がそれてしまいそうでしたが、そういったたまには泥臭い道を行くこともあるということです。

まぁこれは銀行に限らずどの仕事にも言えることですが。

自分にあった銀行の求人の選び方や注意点

銀行員になる準備、心構えはばっちり!あとは銀行を選ぶだけ!という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方々はあとはどの銀行に就職するか?ということが重要になってきます。

銀行といえど十行十色。

それぞれの銀行でカラーがあると思いますので、「この銀行なら相性ばっちり!」と思える銀行に出会うための、参考になればと思います。

【選び方①】雇用形態から探す

基本的に銀行は新卒採用のみの銀行が多く、中途採用はなかなか無いと思います。

雇用形態も初めの何か月かは研修行員としてですが、基本的に正行員に雇用形態はなると思います。

銀行によっては支店のバックオフィスなどはパート雇用していたり、時短勤務を採用しているパターンもあると思います。

【選び方②】職種から探す

銀行員は転勤族です。

大体3~4年周期で異動があると思います。

その時に「全国転勤」かもしくは「転勤地域限定」のどちらかの職種になると思います。

私の在籍していた銀行では、全国転勤型を「総合職」、転勤地域限定型を「一般職」といった形で職種を分けていたと思います。

異動に関しては全く見知らぬ土地に飛ばされることもあるかと思うので、本当に苦手であればその旨をしっかり相談することで、就職したあとの認識齟齬が減ると思います。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

給与面で言えばやはりメガバンク➡都市銀行➡地方銀行➡信金となるのかと思います。

【選び方④】エリアから考える

銀行によっては勤務するエリアを希望できるところがあるかもしれません(一応希望はだせる...と思います)

ですがこちらは基本的にエリアは就職することになる銀行、グループのある都道府県になると思います。

【選び方⑤】好きなブランドから考える

好きなブランド=その銀行特有のカラーだと思っているので、もし現在お住まいの地域の銀行に就職したいとします。

その地域に銀行が3つ4つあるとします。

どちらも同じ銀行なので、やっている業務は一緒です。

でも、確実に銀行によってイベントの際の取り組みや、行員、支店の雰囲気など必ず違いがあります。

そのカラーに自分が1番合うという銀行に就職を希望するのが良いでしょう。

またその違いを自分の中で明確化し、アウトプットできるのであれば、それを就職希望の銀行の人事に伝えれば、かなり良い印象を与えることが出来ると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現在金融業界、特に銀行を取り巻く環境は厳しいものがあります。

求められる人材もどんどん変わっていくでしょう。

でも、その中で銀行員になってどうしたいのか、という目標、思いをもち、その思いをしっかり伝えることが大事だと思います。

就活は学生の時を思い出してみれば、とても難しく、難儀なものだったなと思います。

ですが、何も知らぬ学生が、社会に対して1歩踏み出す期間であり、成長できる期間だと思っています。

この記事をみて銀行に対して身近に感じることであったり、就職についてなにか動くキッカケになったり、1番は銀行に就職したいという思いに少しでも参考になればと思います。

実際に銀行求人を探す時は、こちらの記事を参考に!


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