金融緩和政策、ゼロ金利政策、貸出金利息低下、銀行再編...

現在、金融業界を取り巻く状況が様々な影響を受けていますが、そんな中かつて高給取りと言われていた銀行員の給料は果たして...!?

銀行の給料の相場はどのくらい?

正社員で新卒入社した場合

4年大学を卒業し、新卒沖縄県の地方銀行に総合職で入行した場合のお給料は・・・初任給約17万、諸々含めると年収は約270万程です。

しかし銀行には新卒で入社できる採用が2つあります。

1つは上記に挙げた「総合職」です。

こちらは男性が多く、3~4年周期で転勤があります。

もう1つは「一般職」といって、女性が多く、転勤のエリアが決まっています。

こちらは初任給約15~13万、諸々含めると年収は約250万~230万程です。

正社員で転職した場合

基本的に新卒入社しか採用していません。

が、かなり稀なケースですが、既卒だったが採用され入社したケースもあるようです。

パート・アルバイト

転職するならば、正行員でという採用はほぼ無く、且つ女性を対象にしたパート、契約行員のみの採用になります。

その場合だと一般的なパートに比べると少しばかり給料は良いように思えますが、正行員の銀行員とほぼ同じ仕事をすることもあるので、もちろん金融業界に従事されている方特有のプレッシャーはあります。

またこの場合は銀行にもよると思いますが、銀行の支店の中には大体食堂があり、そこではパートタイマーの方が行員に昼食を作っています。

またはロビーに立っている案内係のパートタイマーの方がお仕事をされていました。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

こちらは毎年2回(6月・12月)しっかり支給されます。

大体給与×200~250%ほどです。

銀行員は事務系の仕事が多いと思われがちですが、ガッツリの営業職です。

前期の営業成績が翌期のボーナス査定にダイレクトに響きます。

昇給

ランクが決められており、それによって給料が決まります。

またランクの中にも更に細かいランクがあり、同じランクの中でも成績によって若干バラつきがでます。

大体伝統ある企業というものはどこもそうなのかもしれないと思いますが、体育会系なので、ランクの中のランクは大体支店長の評価によって決まるでしょう。(笑)

そのランクが上がらないと、ベースの給料自体は上がりません。

そのタイミングは新卒で入社すると、最低でも3年かかります。

なので1度昇給するまでの3年間はベースの給料はほぼ横ばいとなります。

各種手当

手当、福利厚生はかなり手厚いです。

通勤手当、遠隔地手当(離島勤務時)、慶弔見舞金、結婚手当、また病気で働けなくなってもしばらくの内は給料がもらえたり、などなかなかのものです。

給与が高い人は何が違うの?

銀行で給料が高い人はやはり役職がついている人です。

上記でも述べましたが、昇給しないと給料が上がらないため、とにもかくにも昇給しなければ給料が全然上がりません。

取るべき資格を取って、営業でもしっかり成績を残し、かつ上司の評価が高い人がどんどん昇格していきます。

逆に言えば、この3つのハードルをクリア出来なければ、銀行員といえども昇給することなく、年数を重ねるごとに経験は積むので任せられる仕事や責任は増えるが、給料が増えない…ということにもなりかねないでしょう。

スキル

積極性です。

2つありまして、1つは資格取得に対する積極性です。

銀行の昇給は最低でも3年と上記で述べましたが、そのときにみんながみんなストレートで昇給できるわけではありません。

まず昇給の考課をするためのテーブルに乗るために、最低限取得しなければならない資格があります。

なのでその資格を持っていなければ、昇給対象にすらならない、ということです。

あと1つは営業のノルマに対する積極性です。

銀行員もはっきりいって営業職です。

新入行員のうちは身内からクレジットカードや保険、投信(もちろん勉強の為といって自分も保険に入りますし、積み立てもしますし、投信もやります)、住宅ローンの借換、慣れてくると新規顧客や取引先から融資案件を獲ってくる。

預金を他行から獲ってくる、その他の様々なノルマに対して対応できなければなりません。

そのことに対して積極的に取り組む姿勢が営業成績に現れ、評価されていくでしょう。

なので平日は営業、土日はひたすら勉強して資格を取る。

というのが昇格への近道になり、給料が高い人へと続く道になるでしょう。

役職

  • 行員:約300~450万
  • 主任:約500~600万
  • 調査役:約650~750万
  • 支店長代理:約800~900万
  • 支店長:約900~1200万

となります。

開きが大きいのは、行員、主任のなかにもランクがあり、そのランクが影響しています。

勤続年数

あまり関係ないかもしれません。

最低3年経たないと最初の昇給対象者にならないので、そういった意味では勤続年数を重ねることに意味はあるかもしれませんが、勤続手当といったものは多少あるかとは思いますが、大きく年収に影響するほどもないので、やはり3年でストレートに昇給できるのがベターです。

ですが金融業界自体かなり専門性が高く、また金融商品に対する知識・理解も営業には必要となります。

なので長く経験を積めばそれなりに知識もつき、理解も深まると思うので、営業に生かしたり、資格を取る際に実務知識で補完できると思います。

地域

やはり県内の忙しい店地域の支店、本部の近くにある地域の支店程、営業しなくてもお客さんが来てくれる状態なので、営業の数字が取りやすく、昇格していく確率が高いと思います。

また本部の部長や役員にも関わるチャンスがあるので、若年行員ながらも、本部で勤務している行員も中にはいます。

ですが、若年行員の内から離島へ転勤になる行員も出世コースと言われたりしているようですが、定かではありません。

またどこからともなく、あの支店にいる人は役員候補だとか、やはりそういった地域も噂ではありますが一応あるようです。

銀行の給料の決まり方

ランクに応じたベースの給料+そのランクに応じた手当=給料

昇格対象者が昇格するとベースの給料とそのランクに応じた手当がアップします。

各種手当(通勤手当等)

銀行で給料をあげるためにやるべき3個のこと

今の勤務先でできること

給料アップの交渉をしてみる

給料アップの交渉はまず無理でしょう。

支店にいる支店長にはもちろんそんな権限はありません。

人事に相談しても「じゃあ資格を取って、昇給対象者になれるようになろう!」となり、先輩に相談しても「じゃあ営業して、ボーナスの査定上げよう!」となります。

先ほど営業職と申しましたが、何千万の融資案件や何千万の保険、投信をとってもインセンティブは無しです。

スキルアップを図る

とにかくこれにつきると思います。

給与アップの交渉をと考えている暇があるなら、こちらの方が断然有望的です。

ただちょっと銀行でのイメージが違うところは、スキルを活かして仕事しても結局必要な資格がないと昇給できないので、どちらかというとスキルアップ=資格をとるという概念があると思います。

やっぱり銀行も専門性が高いといいつつも、結局は知識産業というわけです。

思い切って転職する

転職は自分の人生において1つのターニングポイントとなると思います。

今後も現在の会社に残るのか、それとも別の会社に転職し、あらたなスタートを切るのかです。

どちらにせよ未来は来ますし、その時にやっぱり転職しておけば、転職しなければ、と思わないようにいろいろと情報を集めてみると良いと思います。

以降は転職に関することをお話いたしますので、転職に関するキッカケであったり、転職活動に活かせてもらえたらと思います。

給料をアップさせるための求人の選び方

ボーナスや手当はあるのか、給料の総支給は高いけどそれってもともと残業代も含まれているんじゃないかとか、給料テーブルはどうなっているのか、といった面で検討した方が良いと思います。

給料の額面だけで考えると思っていたより少なくて、前職の方がなんだかんだ手当が厚かったり、残業代がきちんと別途支給されてた…とならないとように注意した方がよいと思います。

給与相場が今よりも高いところを探そう

同じ業界に転職を希望するならば、経験を生かしてより大きい会社にアプローチする、というのが定石かと思います。

よくベンチャー企業でガンガン成長し、中途で大企業に入るなんて話はザラに聞きますので、そういったところが狙い目ではないかと思います。

賞与や昇給制度をチェック

求人票には記載があっても、自社の給料形態をそんなに細かく出す企業ってまずいないと思うので、自分がこなすお仕事の対価として頂く給料ですし、モチベーションにも繋がると思うのでそういったポジティブな雰囲気で人事担当者に直接確認できればいいのかもしれません。

残業代はちゃんと出る?

よく裁量労働制であったり、固定残業代(みなし残業)がすでに給料に含まれているパターンがありますので、その情報も逃さずにチェックすると良いと思います。

企業側の意図としては残業代を別途支給するより残業代を含めた給料を先に支払っておけば、ある程度残業代を抑えられ、人件費がかさむことを抑制するためだとかいう意見もございます。

それは数多くある企業の中のほんの一部かもしれませんが、そういったことも踏まえておくと良いかもしれません。

交通費や福利厚生は?

交通費や福利厚生は大事だと思います。

どんなに給料が高くても社会保険に会社が加入していなければ、自分で国民健康保険を支払うことになると思いますが、社会保険は会社が加入しているので、保険料を一部負担してくれていますが、国保だと全額被保険者が納めることになります。

そういった違いも意識しながら福利厚生について確認してみると良いと思います。

また女性であれば産休、育休中も給料がでるのか、結婚手当や児童手当はもらえるのか、といった点もチェックしてみてはいかがでしょうか。

経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

仕事で評価してもらったとき

転職した先に入社して研修があったのですが、普通2ヵ月で修了するところを、1ヵ月で一旦終了となり、東京の取引先へ常駐となりました。

そこで仕事を覚え、自社に持ち帰る、といった案件でした。

この案件をこなしている時に、業務がスムーズにいっていたので、評価して頂き、給与を入社1ヵ月ちょっとで他の契約期間の方々よりも上げてもらいました。

雇用形態ごとに違いは出てくる?

月給や年収

正社員であれば手当やボーナスがでるので、そういった面で年収に影響が出てくるかと思います。

給料以外における良い点と悪い点

正社員

良い点:携わる案件、業務に長期的に取り組むことができ、キャリア形成などがしやすい。

悪い点:責任も派遣や契約と比べると重くなりますし、求められるスキルも高くなる。

派遣

良い点:色々な派遣先で働くことが出来る。

悪い点:将来性がない。役職も上がらないし、給料アップも相当なスキルが必要と思われる。

契約社員

良い点:期間が定められているので、期間を限定して働くことができる。

悪い点:期間が定められているため働き続けるには再契約が必要。

アルバイト

良い点:業務時間が短くして自分の生活や趣味のために使う時間を多くとることが出来る。

悪い点:多くが時給になると思うので、収入が安定しない。

この働き方は、こんな人におすすめ!

正社員

やはり手当であったり、雇用を継続してもらえるという点や、給与面で言ってもおすすめだと思います。

安定したい人であったり計画的にこれをしたい、買いたいと考えていて、地道に貯金していきたいという人にはこちらがおすすめではないでしょうか。

契約社員

期間が決まって入るが、延長できたりもして継続したりもできますし、ずっとその会社で働きたいとは思わないけどスキルを磨くだったり、経験として働いてみたい、という方におすすめだと思います。

アルバイト

責任を持たずに色んな仕事をやってみたい!という方におすすめではないでしょうか。

また働く期間や時間に縛られず、朝はこの仕事をして、夕方からはこの仕事をして…という風に、正社員として働くには堅苦しいと思われる方におすすめだと思います。

派遣

派遣の良いところとしては、派遣先が大企業であったりする場合に感動すると思います。

IT業界で多いのですが、SES契約を今在籍している小さな会社が取引先である日本有数の大企業でそのオフィスに派遣され常駐して働く、ということもあり得ます。

またそういった企業の方々と仕事をする機会もあるので、常に高い意識であったり、話す内容が濃いので、そういった機会、業務を求めスキルを磨きたいと思っている方におすすめではないでしょうか。

まとめ

この記事をお読みいただきありがとうございました。

銀行員の給料、いかがでしたでしょうか。

また転職に関することも少しでも参考になりましたでしょうか。

銀行員はまず①資格、②営業、③上司が給料に影響する要因になるでしょう。

でも外部的な要素は③の上司だけであり、内部的要因である資格と営業は自らのやりようによってどんどん伸ばせるところだと思います。

近年金融業界が置かれる立場も相まって、地頭がよく、要領よくタスクをこなし、営業をバリバリして、上司、先輩に気を使いながら、事務処理をこなしていけるようなスーパースターが求められているので、そういったことに積極的に取り組める人にはおすすめだと思います。


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