世の中にはありとあらゆる職種の会社があり、その経営の仕方は千差万別です。

基本的には社長となる人間を中心にして、取締役会で会社の方針を決めて今後の活動に繋げていくというのが主な流れです。

しかし、一口に会議といっても全員がその道のスペシャリストではないケースもありますし、そもそも会社形式になっていない個人営業の営業所や店舗も多数存在します。

そういった中で会社の経営者でもある社長や個人事業主がひとりでは方針を決められない場合や専門的な知識に乏しい場合に登場するのが「コンサルタント会社」です。

とりわけ新規参入しやすい飲食業界では「飲食コンサルタント」が活躍の場を広げていますが、ここではそんな飲食コンサルタントに関する求人について解説していこうと思います。

一応ではありますが、筆者である私は個人で飲食店をはじめて、その後飲食関連会社を立ち上げて法人化。

現在は飲食コンサルタント業も並行して行っている会社の代表を務めさせてもらっていますので、こちらを見ている方のご参考になるかとは思います。

それではさっそく飲食コンサルタントの求人についての仕事内容から見ていきたいと思います。

飲食コンサルタントのおおまかな仕事内容

基本的には飲食コンサルタント会社は自社の営業マンが営業をかけて、経営に困っている飲食店がないかをリサーチします。

その後、金額や内容(どこまで面倒をみて、どこまでの売り上げアップが達成できたら報酬がもらえるか?またはその何割か?)を綿密にすり合わせて合意。

そこからどういった経営改革をしていったらいいのかプランを打ち出すといった流れになっています。

このうち純粋に飲食コンサルタントとして活躍する場は、金額のすり合わせやプランの提案といったところになりますね。

経営の根幹とまではいかなくても「メニューの表記や内容の提案」や「内装外装の変更」、「スタッフの作業マニュアルの作成」など相手の目的によってこちらがやる作業も様々に分かれます。

飲食コンサルタントの仕事内容は、こちらの記事を参考に!

飲食コンサルタントでよくある募集内容とは?

飲食コンサルタントのコンサルタント員としての募集はあまり多くありませんが、基本的な募集内容をここではご説明いたします。

給与相場

未経験の方であれば、平均月収¥180,000~

経験者の方であれば、平均月収¥200,000~

このような募集が基本的かと思います。

ここに契約内容による歩合制の収入がプラスされる会社も多いとは思います。

たとえば「メニュー作成および仕入先の提案」などを1本取ってきて、最後まで行えばプラス○○万円といった形ですね。

飲食コンサルタントの年収は、こちらの記事も参考に!

勤務時間や休日、残業

勤務時間や休日は担当する飲食店によってまちまちです。

残業もどう捉えるか次第ではありますが、もちろんありますよ。

ただし、基本的な出社時間自体も計算に入れるとなるとやや長時間の労働と感じる人もいるかもしれません。

その代わりに、アポイントメントの時間までに余裕があり且つ自分の仕事に余裕があれば昼間の時間に多少自由に使える時間があるのも事実です。

福利厚生

最初の契約内容にもよりますが、もちろん福利厚生がしっかりしているところの方が多いです。

厚生年金などの社会保険完備のところがちゃんとありますので、選ぶのであればそういったところを選んだ方がいいですね。

勤務場所

基本的には勤務場所は本社と担当する店舗の往復です。

契約書の作成や提案するプランの概要を作ったりするときには本社とされる事務所で作業を行いますので、働くのはそういったところになります。

同じような条件で務めている人間がたくさんいますので、営業部長なり社長なりと必ず誰かしらは事務所にいることになります。

求められる人物像

お客さんである飲食店の方々の中には切羽詰って飲食コンサルタントにお願いするところもあります。

そういったところには即効性のあるプランを、または余剰資金に余裕があるところには長期的なプランをと柔軟な対応と発想が求められますのである程度頭の回転が速い人間が求められます。

また、多少の飲食業界での実務経験も必要かとは思いますね。

さすがに完全に未経験ですと難しい業界といえるかもしれません。

ただ、大手飲食コンサルタントになると新卒採用も積極的に行っていますのでこの限りではありません。

必要なスキルや資格、経験

必要なスキルとしては先ほども書いたとおり、ある程度の飲食業界での経験とスキル。

具体例を挙げますと、居酒屋のメニュー開発を手伝うのに厨房設備についての知識や使い方が理解できていなかったら最適なプランを提供できませんよね?

そういった部分でも信用第一の仕事ですから、ある程度の経験や実際に行えるスキルは必要です。

実演する必要はありませんが、居酒屋のメニューを開発するにあたり一商品を作るのにどれくらいの時間とコストがかかるのかという説明をパッと出来ないといけませんので。

また、一応コンサルタントに必要な資格は民間資格としてありますがそれよりかは実務経験の方が重要視されると思います。

飲食コンサルタントのおすすめ求人のポイント

飲食コンサルタントの会社の募集ではいくつかの業種に分かれて応募がなされています。

だいたい「コンサルタント」「営業」「事務」の3つですね。

このうちコンサルタントとして働きたい方へのおすすめ求人ポイントをご紹介していきますので参考にしてみてください。

業務内容が具体的な求人

はっきりと「コンサルタント・店舗対応のみ」と書かれているところであれば、飛び込みの営業を強いられることもありませんし、コンサルタントに専念できます。

もちろん営業職は大変という方もいますが、その分給料は歩合制で営業成績の部分も評価されますので高くはなります。

どちらが良いかはあなたの働き方次第ともいえますね。

業務内容がコンサルタントの業務である求人

上記で書いたようにコンサルタント専業の募集が出ていれば、そちらは基本的には営業なしのコンサルタントのみとなります。

基本的には営業部の方が取ってきてくれた案件に対して、マッチした提案とプランを組み立てるのが仕事となります。

ノルマが無い求人

飲食コンサルタントの会社ではノルマがあることが常です。

これは提案するプランの単価をいかに上げてノルマ達成をするのかというストレスになりますが、それがない会社というのはかなりの優良企業です。

もちろんノルマがあることによって給料が高くなる会社もありますから、一概にはない方かいいとは言えませんが、ストレスのない職場の方がギスギスしないですみますのでこちらの条件があればおすすめの求人だと思います。

自由な出勤時間

飲食コンサルタントは文字通り飲食店に対応したコンサルタント会社です。

そのためお客さんである飲食店の方が出勤してからが本来の仕事時間といえます。

そうなると必然的に昼過ぎからが本番となりますよね?

当たり前ですが、ランチ営業をしている店がランチ営業前にコンサルタントの話など聞く時間がありませんし夜の飲食店なら尚更昼過ぎに皆さん出勤してきます。

もちろん相手の方に多少早く来てもらったりもしますが、基本的にはこちらが合わせるスタイルになります。

そうすると自分が抱えている案件の内容次第では別に朝早く出勤しなくても良いというケースが多々あります。

そうした場合を考慮してフレックス制を導入しているコンサルタント会社は多いので、出来れば自分のワークスタイルに合った就労時間を提案してくれる会社がおすすめといえるでしょう。

飲食コンサルタントの雇用形態による違い

飲食コンサルタントでは大きく分けて3つの雇用形態に分類されます。

「正社員登用」「派遣社員登用」「業務委託」といった形です。

正社員はそのまま会社に属した社員のことを指します。

会社の雇用契約に準じた福利厚生や給与体系の中で働いていくスタイルです。

派遣社員登用とは派遣会社からコンサルタント会社に派遣されて「与えられた仕事をこなす」というイメージです。

正規雇用ではないので将来への安定感はありませんが、営業ノルマや成果報酬に付随するノルマなどがあまりありませんので若干ストレスフリーな働き方ともいえますね。

業務委託というのは雇用形態とは少し違うかもしれませんが、コンサルタント会社から仕事の案件を回されて業務を遂行する形です。

多少個人事業主に近いスタイルですが、報酬の高さが魅力ですね。

社員として教授するものはあまりありませんが、基本的には回された仕事の報酬の何割かをダイレクトにもらえるのでそういったメリットはあります。

飲食コンサルタントについてよくある疑問

飲食コンサルタントというと業務内容など想像しづらい部分もあるかと思います。

ここではそんな疑問にお答えしていきたいと思いますので、どうぞ転職活動などのご参考にしてみてください。

求人の探し方は?

一番いいのはちゃんとした求人情報サイトや誌面に募集をかけているところですね。

最低限、会社としてしっかりと人材に投資する姿勢が見えますから、そうした会社から選びましょう。

求人を探す時の注意点は?

先ほどご説明した雇用形態がどういった形なのかは、面接前や面接時によく確認しましょう。

特に歩合制などが多い業種なので、インセンティブや報酬の割合などは雇用契約前にしっかりと読み合わせて納得してからサインをすること!

これが一番大切です。

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

面接で聞かれるのはもちろんコンサルタント業で働いたことがあるかどうかです。

しかし、未経験でも大丈夫です。

今までの職歴や経験を活かした案件も多数あると思いますので、そのあたりは会社が仕事をマッチングいたします。

最初は先輩と仕事を組んで徐々に慣れてきたら一人での提案といった流れが多いので、未経験だからといって尻ごみする必要はまったくありません。

他に聞かれることは飲食業界での経験の有無ですね。

これはどこまで飲食店というものを理解しているかというところですので、ある程度そういった経験があると優遇されます。

飲食コンサルタントの会社として、面接で採用したくなる人間というのは「粘り強い人間」です。

コンサルタント業とは相手のお店や会社を背負って仕事をしますので、諦めずに根気強く相手の意見を聞いて結果に反映させるというのが仕事の根幹にあります。

その中でやはり必要なのは粘り強い人間、一度や二度のダメだしですぐに諦めてしまう人間には務まりませんのでそういったところを面接官は見てきます。

なにかしら今までの人生で「これは頑張ったな」というエピソードなどがあればあらかじめ用意しておくといいでしょう。

たとえば学生の頃の部活での体験や、受験勉強時などのエピソードです。

その人間がどれだけ粘り強く頑張れるのか?という一般的なものさしになりますので、聞かれた際にはスラスラ答えられると印象がいいですね。

会社の雰囲気は?

会社の規模にもよりますが、基本的には和気藹々とした雰囲気のコンサルタント会社が多いです。

多少営業の人間はピリピリする時期もあるのが現実ですが、それ以外では他の会社とあまり変わらないと思いますね。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの?

アルバイトの募集以外であれば随時行っていると思います。

仕事の特性上、やはりなかなかアルバイトに仕事を任せるというコンサルタント会社はすくないのではないでしょうか。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

正社員であれば「固定給料+歩合給(あるところなら)」という形が多いかと思います。

これは営業職においてもいえることです。

派遣社員は基本的には固定の給料のみとなっています。

残業って多いの?

残業は人それぞれの案件や仕事のスピード次第です。

ただ、必ず18時に終わりたいというような希望が通る職種ではないかなと思います。

まとめ

飲食コンサルタントについての情報をまとめてきましたが、ご覧になっていかがだったでしょうか。

多少なりともコンサルタント業について詳しくなってもらえたかと思いますが、基本的には飲食店相手の仕事ですので就業時間はバラバラとなります。

給料の面では他業種に引けをとらないかと思いますね。

やはり高いインセンティブがある会社はやりがいも感じられますし、社員のモチベーションも高いところが多いです。

しかし、反面ノルマがあるところには気をつけましょう。

ストレスフルな労働環境で、持続的な勤務が出来ないのであればあまり意味がありませんからね。

コンサルタントの人間は雇用形態もまちまちですので、雇用契約の際には必ず条件面を確認することをおすすめします。

会社によっては特別なボーナスなども支給されますので、逆にありがたい誤算がある場合もありますからね。

ここでご説明したものが少しでも転職や就職の際のご参考になってもらえたらと思います。



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