2020年7月6日

就職や転職、アルバイトなどを考えると求人情報誌や求人サイトを最初に見ると思いますが、その中で「調理師」や「料理人」といったキーワードに興味をもったそこのあなた!

実際にまだ飲食業界で働いたこともなく、調理師という仕事がどんなものか想像つきにくいという気持ちがありますよね。

そこでここではそんな疑問を持つあなたのために「調理師」の世界というのをリアルにご紹介していきたいと思います。

筆者は自身でも多数の飲食店勤務経験をもち、その後飲食業界で独立起業した飲食歴15年のプロフェッショナル。

細かな疑問や不安などを解消するべく、現場の生の実態を具体的な例と体験をもとに解説していきますのでご安心下さい。

飲食店選びで重要なポイントなども色々なシチュエーション別に見ていくので、調理師に興味をもったり目指している人は必見です。

それではさっそく調理師求人について見ていきましょう。

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調理師のおおまかな仕事内容

調理師とは国が認可している「調理師免許」を持っている人のことをいいます。

この免許がないと必ずしも料理を作ってはいけないかといいますとそうではありませんが、調理師免許をちゃんと持ってい料理人というのは信用度がありますね。

調理師免許の取得には実務経験や食材への知識、その保存方法や食品衛生についての基礎を身につける必要があります。

不特定多数の人たちに食事を作るわけですから、そういった面でも調理師は責任と「食への安全」の意識を持っていなければなりません。

調理師の詳しい仕事内容はこちらをチェック

調理師の求人で働く場所はどんなところがあるの?

飲食業界において核となる存在の調理師ですが、実際どんなところで働いたり活躍しているのでしょうか?

そんな疑問にお答えするべく、細かなパターン別に調理師が働ける職場とその内容について、別の記事にまとめました。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

調理師でよくある募集内容とは?

求人情報誌やネットでの求人サイトを見ているとよく目に付くのが「キッチン募集」といったフレーズですが、これは当たり前ですが調理師を募集しているわけで基本的には長期間の勤務を採用の条件として幅広く募集しています。

さて、ここではそんな調理師の気になる勤務体制や給料などの面に踏み込んでいきたいと思います。

筆者が実際に働いたことがあるおススメの飲食店の特徴なども交えて解説していきますので、なるべく好条件で働きたい方には必見です!

年収や給与相場と勤務時間

まずは一番気になる給料の部分ですが、「時給なら1,000円~1,500円」「月給なら18万円から25万円」といったところです。

これだけだと安くもなく高くもないといった印象かもしれません。

むしろ「調理師って勤務時間も長そうなのに最低だと18万円か…」という意見も聞こえてきそうですね。

しかし、料理を覚えたいと思って普通に料理教室などに通えばお金が掛かりますよね?

将来への独立意識も高く、やる気に満ち溢れいてる場合に高校を卒業したあとに専門学校に通えばこれももちろんお金が掛かります。

しかし、料理の勉強が「お金を貰いながら」出来て、さらには賄いという食事まで付く飲食店という職場は実はものすごく優良な職場なのです。

計算してもらうと分かりやすいのですが、1日フルタイムで働くとだいたいの飲食店では2回賄いが出ます。(最低でも1回は出ます、出ないところは完全にブラック飲食店なのですぐに辞めましょう)

1回の食事500円と計算すると2回で1,000円、月に23日勤務(月8日休みの場合)したとしたら23,000円食費が掛かっているところを飲食店で働いていたらタダです。

つまり月の給料に実はこれだけ加算されているというのが分かりましたでしょうか?

月給がなかなか低めの18万円だったとしても、これを足すと20万円を越しますので、実際飲食店で調理師として働くというのは給料の面で悪くはないのです。

さらにアルバイトという働き方からしてもメリットが多いところをご紹介しましょう。

基本的に現在の東京都の相場であれば飲食未経験であったとしても時給1,000円からスタートするのが大半のところです。(研修期間として最初の50時間は時給950円などと書かれているところもありますね)

時給1,000円というともっと高時給なところを探したくなるかもしれませんが、調理師というのはフルタイムで働こうとすれば必然的に1日の労働時間が長くなります。

法定規則で1日8時間以上の勤務にはその後の労働に対して25%の給与アップが義務付けられていますので、10時間働いたとしたら2時間は時給1,250円で働いていることになります。

さらに夜10時以降の労働に対しても給与25%アップというのは義務付けられています。

飲食店のほとんどが夜10時以降まで営業してますよね?

そうすると実際に働いていると1日の終わりの方の時給は「50%アップ」していることになるのです。

ほぼ最低時給の1,000円でも1,500円になりますし、これが1,200くらいの時給であれば1,800円から2,000円弱の時給となります。

「勤務時間が長くて給料が安い!」「飲食バイトはだいたいブラックだ」というイメージは昔の話です。

そんな一部の悪質な企業の管理体制がニュースになり、マイナスイメージが付いてしまった飲食業界は慢性的な人手不足であり優良な飲食店でも数多くの調理師採用を望んでいるのが現状です。

むしろ今は働き手が職場を選べるチャンスでもあるので、さきほどご説明したメリットを踏まえて飲食店の求人情報を見て考えて貰えればと思います。

ちなみに具体的な例をひとつ上げますと、筆者が20代前半のときに働いていたところは国内大手飲料メーカーが出資・運営していた会社のレストランでした。

勤続3年目で時給1,250円まで昇給し、月給に計算すると30万円弱だったので年齢から計算すると非常にありがたい給料を頂いていたと思います。

独立をすぐに考えていた為、正社員にはなりませんでしたので賞与はありませんでしたが、毎日美味しい賄いは2食頂けていたので収入の面ではなにひとつ不満がありませんでした。

そういったところも現実的にありますので、ぜひ求人情報をよくチェックしてみて下さいね。

調理師正社員の年収は、こちらの記事を参考に!

休日や残業

調理師として正社員で働いている場合であれば「月6日休み」が相場だと思います。

正直「週休2日」などを謳い文句にしている飲食店の求人を見ることがありますが、筆者は実際にそういった職場を飲食業界の現場では見たことがありません。

もちろんそういったところが嘘をついているわけではないと思いますが、まず月に8日間休みを取れることが1年を通して続くことはないでしょう。

ほとんどのところが隔週で2連休が取れるところか、もしくは厨房スタッフ内で相談して希望する日に休みが取れれば3連休が可能になるといった感じです。

それらを合わせた休みがおよそ月6日休みの基準といえるでしょう。

アルバイトであれば基本的には好きな曜日を固定して休みにする人がほとんどで、そうすると正社員のスタッフの休みとも連携が取れてスムーズにシフト管理がおこなえます。

Wワークの場合なども、調理師としての休みを固定の曜日にすることでもうひとつの職場に安心して働きにいけるのでこの方法を採用している飲食店が大半だと思います。

福利厚生

企業が運営している飲食店で正社員の採用とされた場合は間違いなく福利厚生はついてきますのでご安心下さい。

逆にいえばつかないところ危ないので止めておいた方が無難かもしれません。

しかし、街の人気レストランや老舗の料理屋さんの場合は株式会社や法人化していないところもあります。

そういったところは福利厚生をあまり求めないほうがいいかもしれません。

そういった保障よりも確かな経験と技術、実績を積めるということが調理師としての将来への福利厚生のようなものですから。

健康保険や年金などは自分で払ってでも勉強したい、ここの料理を学びたいという気概のもとで応募しましょう。

ちなみに源泉徴収などの処理はどこでもしてくれますので安心してください。

求められる人物像

調理師に求められる人間の特徴というのは「真面目さ」「料理に対する好奇心」「食べる人のことを考えられる」この3つが基本となります。

まずどんな仕事でも当てはまりますが真面目にやれること。

調理師は誰かに料理を食べてもらうことで初めてその仕事の価値が認められます。

ですので、相手の立場に立って真面目に料理と向き合い作れる人が調理師の現場では求められています。

逆にいえばそういったメンタルの部分だけあればどんな人にでも働くチャンスはあるということです。

必要なスキルや資格、経験

特にかならず必要な資格やスキルは必要ありませんが、英語やフランス語が得意だと調理師になるにあたってスムーズに仕事を始められるかもしれませんね。

というのも、料理の工程における作業などで調理用語として英語やフランス語が使われることが多く、食材や料理名も英語やフランス語を使っていることがありますので。

しかし、実務経験と共に覚えていくものなのでそこまで最初に気にしなくても大丈夫です。

最初は誰でも未経験から始まるものですから、アドバイスや先輩からの教えを素直に聞ける姿勢だけあれば問題ないといえるでしょう。

「調理師」が自分に向いているか診断するにはこちら →

調理師のおすすめポイント

数多くある職業の中から「調理師」を選ぶということに対するメリットや、どういったところに重きを置くのかを見ていきます。

詳しくは以下の記事で紹介しているので、こちらをご覧ください。

自分にあった調理師の求人の選び方や注意点

調理師を目指すといっても一概に大手チェーン系企業が良いとか、人気のレストランが良いということは言えません。

自分に合った職場で働くことが目標への近道ですので、そういったところをパターン別にご紹介していきましょう。

【選び方①】雇用形態から探す

まず仕事選びの際に優先順位を「正社員」というものにこだわる人には調理師は向いているかもしれません。

なぜなら現在数多くの飲食関係企業は調理師という人材を欲しているからです。

前述したように一昔前の事例によって飲食業界や料理人という仕事には「長時間労働・低賃金」というネガティブなイメージがついてしまった時期がありますので、調理師を目指す人が少なくなってしまい慢性的な人手不足になっているのです。

そのため正社員登用も他の業界よりも積極的に行い、特に学歴や経験を不問とするところが多いので「正社員」としての窓口が広いといえるでしょう。

実際の例を挙げてみますと、大手牛丼チェーンでは大学生や海外からの留学生に対する奨学金を掲げてその後の奨学金返済を自社で賄うという形を取っています。

これは大卒の有望な人材を早くから抱え込み、ゆくゆくは管理職へ回していこうとする狙いがあり、そうしないと就職先として選んでもらえないという現実でもあります。

こうしたことから、調理師が活躍する現場では正社員を多く求めていますのでそういった安定志向からの目標としても飲食業界はおススメといえるでしょう。

雇用形態ごとの調理師の募集を見たい人は、以下の記事をチェック

【選び方②】会社・お店・施設の業態から考える

飲食店で働きたいという調理師が大半を占めますが、施設や会社といった企業に勤める調理師としての仕事もあります。

これは飲食店という常にリアルタイムで毎日が違った作業の連続をしなくてはいけない職場環境と違って、安定した勤務時間や雇用体制を求める場合に当てはまるケースです。

たとえば給食センターなどはあらかじめ管理栄養士が決めた子供用の献立があり、それに対して毎日決まった分量を作るという作業が主な仕事内容です。

基本的にイレギュラーが存在しませんので精神的には楽かと思います。

もちろん大量の給食を作るわけですからそれなりの体力や気力は必要となりますが、飲食店のようにひとつの料理を作っている最中に違うオーダーが飛んでくることがありませんのでそういった部分では穏やかな職場環境といえるでしょう。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

正社員としての実績が欲しいのであれば前述したように正社員雇用を掲げている企業に就職する事をおススメしますが、やりがいやそれに対する給与をメインと考えたときにフリーターという道を選んで活躍している調理師が多数いるのも現実です。

わたくしは社員として飲食店に勤務していた経験もありますが、主にフリーターとして非正規雇用の立場をとってきました。

それは何故かというと短期的に見るとフリーターの方が年収が高かったからです。

20代半ばで年収350万円ほどになっていましたが、正社員で雇われていた場合およそ勤務初年度でその数字にはなりませんでしたので、あえてフリーターとして勤務していたというのが理由です。

こうしたように、長期的に見るか短期的に見るかによって、あなたが望む雇用形態は変わってくると思いますのでよろしければ参考にしてみて下さい。

【選び方④】勤務地から考える

とにかく自宅から近いほうがいいという理由も仕事選びの上では重要なポイントです。

通勤に往復2時間掛かるのと徒歩5分のところでは、はっきりいって後者のほうが1日のうちの2時間を他のことに使えるというメリットがありますよね。

そうした観点からも近場での勤務というのは魅力的です。

注意点

「正社員登用あり」や「学歴不問未経験可」というのが飲食業界のいいところでもありますが、大きな落とし穴のケースもあります。

それは「正社員として採用します」、となってもいつから正社員なのか明確でない企業が存在するからです。

試用期間の間は非正規雇用となりますから、企業側は年金などの負担をしなくて済みます。

そうなるとなるべく試用期間を長くして、人件費に当てる割り合いを少なくしようという考えのところもありますので採用面接のときにはしっかりとそういった疑問を解決してから契約書などにサインをするよにしてください。

また、似たようなケースですが「異動なし」という前提だったはずなのに勤務1年後に別店舗に移るようにと辞令が出されるケースもあります。

複数の店舗がある企業であればそういったところも注意したほうがいいといえますね。

詳しい調理師の転職方法は

調理師の詳しい転職方法を知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

調理師の求人についてよくある疑問

調理師に興味が出てきたけど実際未経験だし、面接でちゃんと受け答えが出来るかな?と不安な方もいると思いますので、ここではそんな疑問にQ&A方式でお答えしていきたいと思います。

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

調理師でまず聞かれるのは経験の有無。

しかし、未経験でも全然大丈夫です。

採用する側が知りたいのは経験の程度で、この先どれくらいの期間でその人が戦力として働けるかを把握したいのです。

ですから未経験でも問題はなく、「早く慣れてくれればいいな」と思われるくらいなので臆することはありません。

そして一番大事なのは面接合格の秘訣ですが、飲食店に限っていえば「週末は必ず出勤できます」といえばオーケーです。

やはり飲食店で一番忙しいのは週末ですから、そこに出勤できないとなると厳しくなってしまいます。

しかし、ご安心ください。

週末は無理でも確実に平日の昼間はシフトに入れますなどの条件を提示すれば全然チャンスがあります。

覚えておいて貰いたいのは、イレギュラーなシフト構成をしたくないので曜日を固定できる人材が欲しいというのが素直な採用側の意見ですから、そこにさえ対応できれば合格の可能性はアップします。

未経験でも応募できる?

もちろん大丈夫です!経験があるにこしたことはありませんが、未経験の方が一から教えやすいので逆に楽という面もあります。

これから調理師になりたい人、これから調理師免許を取りたい人には、以下の記事も参考になります。

職場の雰囲気は?

飲食店で働いている人たちは何かしらの目標を持っている人たちが多いので、多ジャンルの目標だとしても刺激になっていいと思いますよ。

調理師って大変?

どの仕事もそうですが、やりがいもある反面、辛いこと・大変なことも多くあります。

詳しくは以下の記事にまとまっているので、気になる人はチェックしてみると良いでしょう。

残業って多いの?

残業は職場によりますが、基本的には営業時間内に終わらせられるように片付けなどをおこないます。

最初は慣れない職場でスムーズにいかないかもしれませんが、慣れるとほとんど残業などはありません。

シフトの自由度ってどうなの?

ある意味シフトの自由な環境だといえます。

人間関係に慣れてきたり、仕事が出来るようになれば毎回ではありませんが自分の好きな日に休むことも可能です。

向き不向きはどうやって見極めたらいいの?

いくら調理師になりたいと言っても、向いてない場合はやり続けるのはつらいものです。

それをまずは見極めたい人は、以下の記事をチェックしてみて下さい。

女性でもできる?

最近では、女性の調理師の人も増えてきています。

詳しい実態については以下の記事をご覧ください。

まとめ

調理師の求人における疑問やチェックしておきたいポイントを実際の例を挙げながら解説していきましたが、参考になりましたでしょうか?

基本的には正社員になりやすく、アルバイトからの社員登用もあるのが飲食業界の魅力的なところだと分かってもらえたかと思います。

パートタイマーや主婦の方、学生も多い現場なので未経験でも安心して応募できるのも重要なポイントです。

調理師というと飲食店で働いているイメージがまず浮かぶと思いますが、それだけではなく病院や給食センターなどでも活躍しているのを知っていただけたと思います。

ご紹介した勤務先以外にも調理師の経験が活かせる場所はたくさんあると思いますので転職にも有利なのも嬉しいところです。

基本的には清潔感があり、真面目な態度で臨めば採用面接などは合格すると思います。

たとえ1度落ちたとしても落ち込むことはありません。

あなたに合った調理師としての職場はかならずあります。

粘り強いという性格も調理師には向いているタイプですので、ぜひここまでを参考に調理師としての一歩を踏み出してみて下さい。



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