2021年7月1日

現代は、昔に比べると外で働く女性が多くなりましたね。

結婚してからも正社員で仕事を続ける人は増えていますし、子供を育てながらでもバリバリ仕事をこなすキャリアウーマンはたくさんいます。

一昔前は男性の仕事とされていた業界にも女性の進出が目立つようになりましたが、調理師の世界はまだまだこれから。

女性調理師の数はあまり多くありません。

今回は、今から女性の進出が期待される料理業界・調理師業界の仕事で、女性だからできることや大変だったことなどをお話していきましょう!

私も女性ですが調理師でもあります。

女性ならではの大変なことも経験してきましたが、女性は調理師に向いていると言う考えを持っています。

女性だからこそできること、女性ならではの心配りなどは調理師としても大いに発揮できますよ。

女性で調理師への道を進もうかと考えている方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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調理師の仕事のおおまかな仕事内容

調理師の仕事は多岐にわたります。

もちろんおいしい料理を作ることがメインの仕事でもありますが、その他店の経理、材料の発注や買い出し、衛生管理など様々です。

さらに勤務歴が長くなるとシフトの管理や新人教育、人材の確保などお店にまつわること全てを行います。

中には調理師でありながらもホール業務や店長業務をメインとしている人も少なくありません。

特に女性の調理師は真面目で管理能力が高い人が多いため、店長に抜擢され店の運営全てを任されている人も少なくありません。

調理師の仕事って女性でもできるの?

調理師の仕事は少し前まで男性の仕事をされてきました。

「調理師」と言えば男性を指し、女性の調理師はわざわざ「女性調理師」と言う表現を使われていました。

しかし、最近は女性の調理師もとても多くなっています。

特にパティシエ業界、カフェ業界には女性のパティシエールや調理師が多数在籍しており、男性に負けず劣らず活躍しています。

しかし、中堅の女性調理師となると話は別です。

調理師業界は若い女性は多いのですが、結婚や出産で仕事を辞めてしまう人がとても多く、キャリア半ばで退職してしまうことは珍しくありません。

一度調理業界から離れた女性が復職するのはとても難しく、せっかくプロの技術や知識があるにも関わらず他業種で社会復帰する人が多いです。

女性の強みを活かした業務がたくさんあるので、飲食業界にとっては女性調理師も働きやすい、復帰しやすい環境づくりがこれから重要になると言えるでしょう。

調理師の男女比ってどれくらいなの?

調理師業界の男女比は職種によって異なります。

ケーキ店など製菓業界では女性の比率が高くなりますが、日本料理では女性の板前はほとんど見かけません。

実は調理師専門学校の段階から製菓コースは女子生徒が多く、日本料理のコースを選ぶ女性は少ないです。

イタリア料理やフランス料理などでも女子生徒は半分以下のことが多いです。

女性で飲食業界を目指す方は料理ではなく最初から製菓の方が多いということですね。

また、女性調理師は社会に出てからもカフェや製菓方面を志す方が多いです。

中でも注目したいのがカフェ勤務の女性調理師です。

カフェは調理師が全て女性と言うお店も珍しくありません。

カフェを訪れるメイン層が女性ですから、盛り付けや料理なども女性目線で作ることのできる職場ですし、レストランに比べると労働時間が少ない傾向にあります。

女性のスタッフも多く、お店の雰囲気に馴染みやすいと言うのも理由の一つでしょう。

最近はレストラン顔負けの美味しい料理を出すお店も少なくありませんので、カフェは女性調理師の活躍の場と言っても良いでしょう。

調理師の仕事、女性の私だからこそできたこと

続いて調理師の仕事の中で女性だからこそできる作業、女性だからこそ得意な作業などをご紹介していきましょう。

もちろん、男性の調理師にもできる仕事ですし、中には下記の作業を得意とする男性調理師もいます。

しかし、女性調理師と一緒に仕事をすると、より女性ならではのメリットを感じることができます。

きれいな盛り付け

まずはプロの調理師がとても大切にしている最後の仕上げ、盛り付けです。

どれだけ味がおいしい料理でも、きれいに見えなければその魅力は半減してしまいます。

色鮮やかなソースをお皿にのせたり、バランス良く盛り付けたりする作業は明らかに女性の調理師の方が得意な分野だと感じます。

すばやく丁寧な仕事が得意な女性調理師は、盛り付けや仕上げ段階を任されることが多いでしょう。

作業台が常にきれい

衛生への意識や、「見られること」への意識が強い女性調理師は、常に作業台がきれいな状態を好む人が多いです。

一つの作業を終わらせたら片付けをするのではなく、作業をしながら片付けも一緒に行える人が多いですね。

調理器具が乱雑に転がっていたり、使った食材を出しっぱなしにするなどと言う女性調理師には出会ったことがありません。

いつ見ても気持ちよくなるほど整理整頓された作業台で仕事を行っています。

細かな作業が得意

きれいな盛り付けとも関係するのですが、女性調理師は手先が器用で細かな作業を得意とする人が多いです。

野菜の切り出しひとつを取っても、女性調理師のカットしたものは均等に形が揃っていたり、皮の剥き残しなどがあると言うことはほとんどありません。

もちろんこれは調理師としての意識の高さや腕もありますので一概には言えませんが、センスが良く丁寧な仕事ぶりは見ていて惚れ惚れします。

しっかりとした時間管理

女性調理師は時間の管理も得意です。

と言うのも女性は一つのことだけではなく、いくつもの作業を同時に行うことのできる「マルチタスク」を得意としていると言う説があります。

確かに調理師の仕事を見てみても、女性はオーブンを見ながらフライパンを見て、さらにホールの状況も確認すると言う一度に複数の仕事をこなしている人が多く見られます。

目の前の事に集中していないのではなく、次はこれ、次はあれと順番を考えながら動く力が優れていると感じます。

ホール業務の補助

女性は周囲に気を配ることができる人が多く、お客様をおもてなしすると言う意識も強いです。

ご来店いただいた方に楽しく過ごしてもらおうとする気持ちが強く、調理だけではなくホール業務を得意とする人が多いです。

人当たりもよく、にこやかで料理にも詳しい女性調理師は重宝されるに違いありません。

逆に男性調理師は接客を苦手とする方が多い印象です。

接客はお店の印象を決めてしまうほど大切な要素ですので、女性調理師が補助に当たることは多いでしょう。

原価計算が得意

細やかな業務を得意とする女性調理師は、お店の商品の原価計算も得意分野です。

レストランなどでは商品として料理を考案する時、必ず原価の計算を行います。

原価計算が間違っていたり、大雑把にやってしまうと店の利益がほとんどなくなってしまったり、思うような利益を上げられなかったりという問題が出てきます。

大切な原価計算を女性調理師が担当することは良くあります。

また、お店の経理関係を一手に任されている女性調理師もいました。

毎日運ばれてくる食材の納品書や請求書などの管理も調理師に任される仕事です。

整理整頓

きれい好きな人が多い女性調理師は、調理場が乱雑であることをとても嫌う人が多いです。

自分が作業する場所だけではなく、冷蔵庫の中や倉庫の中も管理できる女性調理師が多い印象です。

整理整頓されたキッチンは作業の効率アップにも繋がります。

丁寧な指導

中堅の女性調理師は部下の指導も任されることが多くなるでしょう。

新米調理師が店に慣れ、与えられた仕事をこなせるようになるまで根気よく指導する人が多く部下からの信頼も厚いです。

また、男性の多い調理師という仕事の中で女性の上司がいるところは、新米の女性調理師も育ちやすい傾向にあります。

同じ女性同士と言うこともあり場の雰囲気に馴染みやすく、定着率が高くなると感じます。

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調理師の仕事の大変だった経験は?

女性で調理師として働くと、やはり大変なこともたくさんあります。

「自分が男性だったら!」と悔しく思う経験も数多くありました。

しかし、女性だからと言う理由で調理師の道を諦める必要はありません。

大変なことは確かに多いですが、どれも工夫次第で乗り切れるものばかりです。

詳しくご紹介していきましょう。

材料の納品や買い出し

調理師の仕事に欠かせない、食材の買い出しや材料の納品はとても大変です。

何食分かも分からない材料を大きなダンボールに入れて運んだり、時には30キロにもなる小麦粉の袋を抱えて食材を定位置に片付けたりしなければいけません。

寒い冬でも汗が出るくらいの重労働で、自分の腕力のなさを痛感したことは一度や二度ではありません。

台車を使用しスムーズに片付けができるようにしましょう。

大量調理でフライパンが振れない!

調理師は一度にたくさんの料理を作ります。

調理器具も重く、さらに食材の重みで思うようにフライパンが振れないこともよくあります。

男性調理師に比べての腕力のなさは埋めようがありません。

無理を続けると体を痛める原因になってしまうので、できることできないことの範囲をきっちり持つことが大切です。

夏場のキッチンは暑い

夏場、火を使うキッチン内はとても暑くなります。

きちんと水分を取っていないと熱中症の危険もあります。

また、接客業なので身だしなみは整えておかなければいけませんが、メイクをしてもすぐに取れてしまうことも。

高いところにあるお皿が届かない

キッチンの構造上、手の届かない位置に必要なものが置いてあることは本当に良くあります。

ぱっと手の届く男性調理師を羨ましく思うことは何度もありました。

盛り付けから提供まではスピード感が大切ですので、台に登る一手間を煩わしく思うことも。

体調がすぐれない時

最近は生理休暇の取得ができる一般企業も増えていますが、調理師の世界ではまだまだ浸透していません。

個人差があることですが、生理中に立ちっぱなしで調理の仕事をするのはとても大変です。

女性の上司がいれば相談もできますが、やはり男性が多い職場では言い出しづらく我慢してしまう人が多いでしょう。

貧血などを起こしてふらついてしまうことも。

こんな人にはおすすめ!調理師の仕事!

私が調理師として働く中で、長く調理師の仕事を続けられる女性と他業種に転職してしまう女性とでは明確な違いを感じました。

長く続けて腕を磨いていける女性調理師の特徴をご紹介しましょう。

当てはまる方は調理師の仕事を楽しむことができるでしょう。

独立志向の強い女性

まず、女性の調理師に必要なのは「将来は独立をする」と言った明確な目標です。

目標を持って仕事に当たれる方は、女性男性関係なく調理の仕事を楽しむことができますが、特に女性調理師には「仕事はキツイけれど独立のため」と思うことで心の支えになります。

女性が調理師の仕事を生涯続けるのは簡単なことではありません。

結婚、出産、子育てなど女性のライフスタイルは変わりやすく、その変わり目に退職してしまう人はとても多いのが現状です。

産休制度や育休制度が整っているお店は多くありません。

調理師の仕事と自分の仕事のペースを合わせられるよう独立して、小さなお店を持つ女性調理師は多いです。

カフェ経営などの方が多いですね。

男性に混じっても気負わず働ける性格の方

職場が男性だけと言う状況は良くあります。

そんな時、「女性だから」と引っ込んでしまわず男性に混じって働ける性格の方は調理師に向いています。

どちらかと言うとサバサバした気持ちのよい性格の人が多い印象です。

社会進出が進んでいるとは言え、男性の多い業界だと言うことを覚えておきましょう。

体力に自信のある方

調理師は何よりも体が資本です。

体力がある方でないと、この仕事は続けられません。

調理師の仕事は立ち仕事であることに加えて長時間労働である場合が多いです。

女性だから、と言う理由で労働時間が短縮されることはありません。

健康で体力に自信のあることが調理師になる必須条件です。

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まとめ

今回は女性の調理師に注目してお話をしました。

男性でもなかなか続けることの難しい職種ではありますが、女性でもお店を任されるくらい頑張っている方も多くいます。

できる範囲で無理をせず女性の強みを活かした働き方ができれば、調理師の仕事を一生の仕事にすることができるでしょう。

気負わず、焦らず、自分の得意分野を見つけて活躍しましょう!



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