介護施設で働くなら!おすすめ施設の特徴や、仕事の探し方を解説します
介護施設求人に応募しようかと考えている方はぜひ参考までにご覧ください。
求人募集を見ると介護施設の求人は多くありますね。
介護業界はどこも人材不足です。
介護施設に転職や就職を検討している方は、どこを選んでいいかわからないといった方もいるでしょう。
こんなにたくさんの求人があると困りますよね。
今回は、そんな介護施設求人でよくある募集内容と選ぶ際のコツを説明します。
「介護施設の仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →
介護施設の求人状況は?
介護施設の求人は、他の企業の有効求人率の約2倍以上となっています。
常に新しい求人が出ていると言ってもおかしくないでしょう。
ですから、「今の施設は自分に合わない」「人間関係が良くない」「職場の雰囲気が悪い」などの悩みがある方は、転職を考えてみるのも良いかもしれません。
経験があれば、良い条件での求人が見つけられる可能性が高いです。
介護施設の種類によって求人にばらつきはあるの?
最近では、有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅の増加によってこれらの求人が増加しています。
他にも、訪問介護やデイサービス、グループホームも新規開設などが多く、求人が増えてきています。
老人保健施設や特別養護老人ホームは数に限りがありますので、求人は比較的少ない傾向にあります。
求人がよくある介護施設の特徴は?
有料老人ホーム
有料老人ホームはこれまでの特養や老健といった公的施設とは違い、民間の企業や社会福祉法人が運営している施設です。
昨今は特養に入所できず待機状態となっている高齢者が増えています。
有料老人ホームは在宅での生活が困難な利用者の受け皿となっています。
有料老人ホームは「介護付き」「住宅型」「健康型」の3種類に分けられ、在宅での生活が困難な利用者の受け皿となっています。
最も多いのは「介護付き」の有料老人ホームではないでしょうか。
「介護付き有料老人ホーム」は、介護が必要な方に施設の介護スタッフによって介護サービスが提供されます。
生活全般の介護が可能です。
「住宅型有料老人ホーム」は、介護が必要になった際には外部の介護サービス(訪問介護やデイサービス)を利用しないといけません。
最もニーズが多いのは、介護付き有料老人ホームですね。
入居者や家族にとっても、同じ施設のスタッフに介護してもらう安心感と、介護が必要な状態になってしまっても安心して暮らし続けることができますからね。
サービス付き高齢者住宅
サービス付き高齢者住宅は、高齢者のための賃貸住宅です。
近年増加傾向にあり民間での運営が多いです。
「介護付き」と勘違いされる方もいますが、生活相談サービスと安否確認のみになりますのでご注意くださいね。
高齢者へ住宅を提供し、自由に且つ安心して生活ができる環境がサービス付き高齢者住宅です。
こちらは自立度の高い方が入居されます。
介護サービスを利用する場合には、外部の介護サービスを利用します。
あくまでも住宅提供の施設です。
訪問介護
在宅で生活する利用者のご自宅、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅へ訪問して介護サービスを提供します。
入浴介助や排泄介助、食事の準備や買い物、介助やお掃除などを行います。
デイサービス
在宅で生活をされている方が通所で介護サービスを受けます。
入浴介助や排泄介助・食事介助などを行います。
送迎車両の運転などもありますね。
在宅生活を維持するためにリハビリなども行います。
介護施設の求人でよくある募集内容
求人が多い介護施設ですが、どのような内容の求人が多いかをご紹介します。
給与や雇用形態、夜勤の有無などは大事なので、きちんと確認しましょう。
雇用形態で給与相場はどのくらい違う?
雇用形態別に給与相場を見ていきましょう。
正社員
月収15万円〜月収24万円
これはあくまでも平均です。
経験年数や地域によって違いがあります。
手当などが多い施設は少し上がるかもしれませんね。
派遣社員
こちらは派遣会社にもよるので一概には言えませんが、派遣社員の方が給与が高いのは事実です。
時給で考えても200円以上高いところもあるようです。
アルバイト・パート
時給は820円〜1,000円
こちらも平均ですが、事業所によって大きく異なりますので、事前の確認が必要です。
日勤と夜勤の給与の差は?
夜勤をすると必ず「夜勤手当」が付きます。
夜勤手当は施設によって違います。
当たり前ですが、夜勤に入る回数によっても変わってきます。
給与UPを目指すのなら、夜勤のある施設を探すのが得策です。
勤務体制は?
施設であれば、殆どが早番・日勤・遅番・夜勤の4交代制です。
朝・夕は利用者の起床時間・就寝時間に合わせて人員を確保しています。
夜勤者は、施設規模によりますが1人というところもあるでしょう。
休日はどう?
殆どがシフト制となっています。
希望で休みを取れるところが多いです。
福利厚生は?
誕生日休暇やリフレッシュ休暇などを設けてるところもあります。
介護の仕事は24時間365日でお盆や正月などの休みがないため、その他で休暇を取れるようにしているところも多いですね。
介護施設での大まかな仕事内容は?
介護施設での基本的な仕事内容は、排泄介助・入浴介助・食事介助に加えてリハビリ・余暇活動の促しです。
利用者の生活介護の他に施設での行事の企画や委員会などの活動があります。
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知っておくと得!介護施設求人の賢い選び方
介護施設の選ぶにあたって口コミなどを参考にされる方も多いと思いますが、どこまで信じて良いのか分からないですよね。
ここでは最低限のチェックすべき点をお伝えしますので、参考になれば幸いです。
求人の掲載期間を確かめよう!長い場合には要チェック!
求人を頻繁に見る方ですと「ずっと募集しているな」と分かることですが、毎日見るわけではないですよね。
ですから、求人の掲載期間は確認するようにしましょう。
あまりにも長い期間掲載している施設は、「応募が来ない」「入社してもすぐに辞めてしまう」「入れ替わりが激しい」施設だと思われます。
これは介護業界に限ったことではないので、想像はつきますよね。
残業と夜勤の有無は必ず確認しよう!
サービス残業が多い、夜勤ができないと正社員にはなれないという施設もあります。
家庭の事情などもありますから、入社前にきちんと確認が必要ですね。
福利厚生が充実している施設を選ぼう!
福利厚生がしっかりしているのは、やはり特養や老健ですね。
有給もあり、ボーナスなども安定しています。
昇給や退職金制度もがあることも多いです。
また、この仕事は体調管理に気を付けていても、利用者の風邪が移ってしまったり感染症になるなどの可能生は大きいので、福利厚生がきちんとしていないと毎月の安定した所得が難しくなってしまいます。
また、福利厚生を見ると職員を大切にする施設かどうかが少し見えてきます。
ワークライフバランスを大切にしている施設の方が長期的に勤務できますし、良いですよね。
本体施設をチェックする
各施設で新規事業に取り組む施設も少なくありません。
新規オープンの募集も多くありますからね。
その時は必ず、施設運営の本体施設もチェックして下さい。
あまり言いたくはないのですが、本体がしっかりとしていない施設は新規事業をやっても上手くいきません。
介護の知識のない企業が有料や高齢者住宅を作っても、入居者のことを考えた運営はしません。
「お金儲け」の手段でしかないのです。
悲しいことですが、これが現実です。
スタッフ確保ができないまま施設だけを建てて、働くスタッフがいないといった施設も多いです。
これでは、利用者も安心して過ごせませんよね。
介護施設VS訪問介護!介護施設で働くメリットは?
これから介護のお仕事に就くにあたって、介護施設と訪問介護どちらにするか迷っている方もいるかと思います。
では、介護施設と訪問介護を仕事内容で比較してみましょう。
※今回の比較は、介護施設は特養・老健・介護付き有料老人ホームです。
サービス付き高齢者住宅とその他の有料老人ホームは住居ですので、あくまでも在宅になります。
自宅か施設かで大きな違い
援助する内容はどちらも同じです。
利用者のニーズやペースに合わせて介助をしますが、自宅か施設かということで大きく違ってきます。
訪問介護は、個人の自宅を訪問して行う介護です。
他人のお家に上がるので気を遣って疲れるといった意見が多いですね。
例えば入浴介助をしたらお風呂の水滴を全部拭き取ってくる。
調理や掃除をしたら同じ場所に戻してくる。
などの気遣いが大切です。
利用者は高齢者ですので、いつも自分が置いている場所に物がないと不安になったり、分からなくなってしまいます。
すると、困るのは利用者です。
自分なりの介助ではいけません。
どのヘルパーも同じように援助する必要があります。
「今回と前回の人ではやり方が違う」といったクレームに繋がりかねません。
また、時間制限があるので、時間に追われてしまうのも事実です。
早く次の訪問先に行かなくてはと焦りを感じることもあります。
しかし訪問介護のお仕事に慣れてくると、1対1でのお仕事ですのでじっくりと利用者と関わりを持つことができるのではないでしょうか。
介護施設は施設の物を使用して生活の援助をしますので、スタッフで管理することが殆どです。
物品置き場があり、そこに返すといったような施設の決まりに準じて行うので、物の管理はあまり気にしなくても良いです。
(整理整頓はしますけどね)。
利用者の身体介護に対して重点を置いて行うことができます。
介護施設では様々な経験を積むことができる!
施設は沢山の方が入所していますが、一人一人の身体状況や認知症の症状は違います。
初めは沢山の利用者を覚えてなくてはならないと大変さを感じるかもしれませんが、だからこそ様々な経験ができるのです。
身体介護は自立度が高い場合はお手伝い程度なので、基本的な介護技術を持っていればそこまで大変なことではありません。
しかし介護度が高くなると、介護技術があっても大変だと感じることが多くなってきます。
施設では介護度が高い方が多いので、介護技術のスキルアップができるでしょう。
他にも、毎日利用者を観察しますので、観察力や身体状況の変化に気付く力がつくでしょう。
介護の仕事は、実際に様々な利用者と関わりを持っていくことで、学ぶことが多いです。
知識と共に実戦経験も大きな強みとなります。
複数人で担当するので相談がしやすく一人で抱え込むことが少ない
施設には沢山のスタッフがいます。
困ったことや迷ったことがあれば、いつでもスタッフ確認や相談ができます。
一人で責任を抱え込んでしまうことなく、仕事をすることができますね。
やりがいを感じることが多い
介護施設は、病院と違い介護士が中心となり利用者のお世話をします。
ですから、介護士は利用者の全ての情報を知っていなければいけません。
病気の疾患や認知症の進行状況、家族についてなど多くのことを理解した上で介護をしていきます。
ですから、身体介護以外にもやらなければならない仕事は少なくはありません。
仕事一筋で私は生きたい!!という方には、ぴったりかもしれませんね。
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まとめ
介護施設についてご理解頂けましたか?
介護の仕事と一口に言っても沢山の種類があるので、迷ってしまったり悩んでしまいますよね。
働く施設を決める前に、近くで介護の仕事をしている友達に話を聞いてみるのも良いと思いますよ。
地域で働く介護士が一番施設の評判や口コミを知っていますからね。
求人内容はあくまでも基本的な業務内容の記載しかないので、実際に働いてみるとそれ以外の仕事が沢山あるでしょう。
自分がどのような仕事をしたいのか、どのくらいの給与が欲しいのかなど、きちんと自分の希望する条件を設定して探すことが大切です。
また、迷った時にはその施設に行ってみるのが一番です。
求人の内容だけでなく現場を見ると施設の質が分かってきます。
職員が挨拶できない。
施設の清掃が行き届いていない。
案内などがきちんとできていない。
などのポイントをチェックしてみて下さいね。
皆さんが、良い環境で介護の仕事ができるよう妥協せずに探してみましょう。
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