2021年5月25日

レンタルビデオ求人に応募しようか検討中の方は必見です。

レンタルビデオ店で働くには、正社員とアルバイトの2つの選択肢がありますよね。

アルバイトは、駅前の無料の情報誌や求人サイトに求人内容が掲載されているので、年齢などに該当すれば誰でも応募できます。

一方で、正社員になるには、レンタルビデオ店の運営元の新卒採用や、中途入社の求人もありますが、アルバイトからの昇格もあります。

今回はあなたに合う雇用形態を見極める為の参考にしていただけたらと思います。

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(正社員希望の人限定)

レンタルビデオ店のおおまかな仕事内容

レンタル業務だけに絞れば、DVDやブルーレイの貸し出し(レジ)、会員登録、陳列棚への返却、その他に掃除などが主な業務です。

慣れてくると、延滞者への返却催促の電話、商品の入荷、棚卸業務、コーナー新設などもあります。

とは言え最近のレンタルビデオ店、特に大手では中古品の買取と販売、新作ゲームなどの予約受付や販売など多岐にわたるため、店舗によって仕事内容は異なっています。

レンタルビデオ店の求人にはどんな種類があるの?

レンタルビデオ店は全国各地に沢山あるので、求人内容も様々あります。

先述の通り業務内容の幅が異なるケースもありますが、今回は施設の形態別で見てみましょう。

レンタルビデオ店の求人募集でよくある施設

自分がよく見かけるレンタルビデオ店を思い出してみると、店舗の規模や入っている施設も異なっていることが分かると思います。

東京・渋谷のTSUTAYAは大型店舗として有名ですが、レンタルだけで3フロアです。

一方、街角にあるレンタルビデオ店ではレンタル業務だけの取り扱いであったりと比較的小規模です。

それでは、細かく見てみましょう。

路面型店舗

路面型店舗は小規模なことが多いですが、24時間営業の傾向があります。

24時間営業だと深夜給を稼ぎやすいというメリットはあるものの、棚卸なども営業時間中に並行して行わなければならないため、多忙になることが考えられます。

正社員の場合は、深夜シフトの担当者が欠員すると自分が出なければならないこともあり大変です。

日勤と被るなんてこともあります。

また、盲点なのが掃除です。

路面型店舗だと、トイレ掃除も通常業務にあったりします。

トイレ掃除が嫌とは言いづらいと思うので、苦手な人は事前によく確認しましょう。

客層は街の雰囲気によります。

飲み屋街が近ければ酔っ払いがくるでしょうし、大学が近ければ学生が多く、静かな町なら夜の来客は少なめといった具合です。

商業施設併設型店舗

ショッピングモール内にあったり、地域の買い物を一手に引き受けるような大型スーパーに併設されたりしているタイプです。

更衣室が店舗内にあるか、商業施設全体で総合のロッカールームがあるかは店舗によって異なります。

トイレは施設で従業員用とお客様用に分かれていて、専門に雇われた清掃員がいることがほとんどで、掃除を担当することはまずありません。

商業施設併設型の場合、閉店時間は施設の閉店時間に合わせるので、深夜営業になることは少ないでしょう。

とは言え棚卸など年の特別なときだけは、施設側への事前申請で閉店はしていても作業を続けることはがあります。

客層はファミリーやカップルが多めです。

駅前型店舗

駅に近いというだけで、路面型とほとんど変わりません。

強いて言えば、近隣住民だけではなく勤務地として駅を利用している人の来店もあるというくらいです。

この点を考えると大変なのが、貸し出した商品に不備などがあった場合です。

近隣住民ならお詫びに行きやすいものの、勤務地として駅を利用している人だと自宅は遠方であることが多いので、訪問にも時間がかかります。

不手際のあった人ではなく時間帯責任者や店長がお詫びに行くことがほとんどですから、その間お店の責任者が不在になることもあるでしょう。

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レンタルビデオ店求人でよくある募集内容とは?

レンタルビデオ店の求人情報でよくある内容をまとめてみました。

あくまで平均的な話になるので、希望する店舗の情報はよく確認して見てください。

給与相場

地域の最低賃金と比べて50円~100円くらい高いのが相場です。

ただし、駅前などの人通りが多く忙しい店舗ではもう少し高い設定になっている傾向があります。

また、22時以降は25%アップ、正月などは店舗にもよりますがシフト確保のために50%程度アップになることが多いです。

勤務時間や休日、残業

基本的にアルバイトも正社員もシフト制です。

店長や店長候補など数人の正社員が店舗に所属している場合には、正社員はアルバイトの希望シフトが足りない日に入ったりします。

アルバイトのシフトは基本的に自己申告制なので好きなときに働けますが、面接時に働けると言った曜日に働かなかったり、募集要項に「週3回~」と書いてあったにも関わらず週1回~2回しかシフトを希望しなかったりすると、店長などから指摘されることもあります。

とは言え学生の場合は試験期間中などは考慮してもらえる傾向にあるため、事前にしっかり相談しておきましょう。

残業がある場合もあります。

強制されるものではありませんが、お店が回っていないときなどに頼まれるケースが多いです。

また、棚卸や仕入れなどが立て込む予測がついている日は、予め残業を見越したシフトが組まれることもあります。

福利厚生

学生のアルバイトの場合、福利厚生を考えることはほとんどないかもしれません。

あるとすれば交通費と労災保険くらいでしょう。

労災保険は業務中や通勤中にケガをした場合に保険金が下りるというものです。

学生以外の場合は、月給8.8万円以上、週20時間以上で社会保険が適用されます。

そのほか福利厚生とは少し異なりますが、メリットとして店員は安くレンタルができるといった制度が設定されている店舗もあります。

求められる人物像

様々なタイプの人が働いているので、アルバイトをするだけであれば特に適性は考えなくて大丈夫でしょう。

ただ、時給アップを目指す場合やアルバイトから正社員になりたい場合には、ある程度店側から求められる適正はあります。

もちろん店舗や地域の特色によっても評価される人物像に違いはありますが、平均的なものをご紹介します。

物怖じしないタイプ

レンタルビデオ店というのは、ヤンキーや強面の人、悪質クレーマーが集まりやすいようです。

見た目が怖いだけの人なら内面は優しいということもあるので怖がらなくて大丈夫ですが、問題は悪質クレーマーでしょう。

悪質クレーマーは価値観が自分とは異なっている人も多く、店側の対応者が大声などを怖がる人だと相手の良いように言いくるめられてしまう可能性もあります。

本来DVDやブルーレイは高額なものですが、彼らは数百円前後で借りているため商品の本来の価値を忘れてしまうのか、破損したものを平気で返却してきたり、延滞しても最初に払った金額以上は払いたくないと文句を言うこともあります。

悪質なクレームが続けばブラックリスト入りにしてレンタルできないようにすることもできますが、出入り禁止になるまで何度もやってくることもあるので、堂々とした態度で対処しなければいけないでしょう。

記憶力に自信がある人

棚へ商品を返却するときのスピードを上げるためには、記憶力が必要でしょう。

パッケージにジャンルとタイトルのラベルは貼ってありますが、どの棚に何のDVDが置かれているかを把握しておくと、よりスムーズに返却できるでしょう。

不思議なもので、数ヶ月も働けばある程度はどこに何があるか覚えられるようになってきます。

人あたりが良さそうなタイプ

主な業務は接客なので、実際に人あたりが良いかは別として、一見して人あたりが良さそうな雰囲気を醸し出せていることが大事でしょう。

言い換えるならば、お客様が困ったときに質問しやすい雰囲気です。

また悪質クレーマーであっても他のお客様と差別することなく接するのが基本なので、「またあの人がきた」と思っても表には出さないように気をつけましょう。

言葉選びも、同じように注意が必要です。

例えばお客様が商品を破損してしまった場合は、「破損時におケガはございませんでしたか?申し訳ございませんが、DVDの取り扱い方法を今一度見直していただけますでしょうか。破損時には弁償いただかなくてはいけませんので…」のように相手を気遣いつつ、人あたりの良い感じで伝えられると良いでしょう。

作品に偏見や好き嫌いがない

「この人こんなの見るのか…」なんて思ってしまう人はNGです。

需要があるから商品になっているのであって、好き嫌いは人それぞれです。

自分の好きなものについて人に口出しをされたら嫌ですよね。

口が堅い

店員は誰が何を借りたのかが全部分かってしまいますが、それを他言するのは絶対にNGです。

個人情報を第三者に漏らせば訴えられてしまう可能性もあります。

もちろん匿名であってもSNSに書き込むのはもっての外ですし、閉店後に従業員同士で話してしまうのもダメです。

また、大手だと全店舗の会員の貸し出し履歴を検索できるのですが、それはあくまでお客様に過去に借りたものを訊ねられたときなどに使用するものですから、知り合いについて調べるなど不必要な検索をしてはいけません。

単純作業が好き

接客が主な仕事ですが、単純作業も沢山あります。

ひたすらラベルを貼り続けたり、棚卸のときは店中の商品のバーコードをひたすら読み取り機で読み取ったりと、単純作業が定期的に訪れるからです。

深夜帯にすることが多い仕事でもあるので、単純作業が苦ではなく集中力が持続する人に向いているでしょう。

必要なスキルや経験

接客業をやっていた人であれば、業務内容を覚えるだけでそつなくこなせるでしょう。

特別なスキルや経験は基本的には必要ありません。

レンタルビデオ店のおすすめ求人のポイント

レンタルビデオ店は店舗数が多いので、いつもどこかの店舗で募集がかかっているようです。

求人内容も様々なので、見るべきポイントをおさえておきましょう。

業務内容がはっきり書いてあるかどうか

レンタルビデオ店ではあっても、取り扱う業務の幅が広いと仕事も多いです。

レンタルならDVDやブルーレイ、CD、コミック。

販売なら上記の商品に加えてゲームを取り扱っていることもあります。

中古品まで取り扱うなら買取もありますし、店舗によっては古着まで取り扱っているところもあります。

レンタルだけだと思っていたのに買取業務などもあってとても大変ということもあるので、イメージだけでなく実際に店舗に足を運んでみて求人内容が曖昧でないかどうかを確認しましょう。

時給アップや交通費が記載されているかどうか

例えば時給が「950円~」になっている場合、基本的には950円据え置きです。

「時給アップあり」と書いてあれば、評価軸に合わせて時給がアップする制度が設けられています。

お店によっては交通費の支給がないこともありますので、併せて交通費の支給の有無も見ておきましょう。

時間帯別で募集があるかどうか

「高校生歓迎!」と書いてあるのに、募集している時間帯が深夜ということがあります。

採用されても高校生は深夜帯勤務不可ですし、深夜帯以外はシフトが埋まりがちになっているためそんなには稼げません。

また、よく見ておきたいのは、特定の時間帯ではなく営業時間の全てで募集がかかっているかどうかです。

特定の時間帯だけの募集ならそこだけ人手不足ということなので、、前後の時間帯で仕事を捌けている可能性が高いですが、全時間帯での募集だと慢性的な人手不足を示していると考えられます。

この場合、従業員一人あたりの負荷が増大する傾向にあるので、注意が必要です。

レンタルビデオ店の雇用形態による違い

店舗ならアルバイトか正社員かの違いだけです。

派遣や業務委託などはまずありません。

各店に配属された正社員は大体店長ともう1人くらいです。

正社員は店の経営を任されているため、事務仕事も多いです。

定期的に本部での会議があったり、エリアマネージャーの査定がきたり、他店のヘルプに行ったりすることもあります。

自分に合ったレンタルビデオ店の求人の選び方や注意点

では最後に、求人の選び方と注意点を記載します。

どれも基本的なものばかりです。

【選び方①】雇用形態から考える

基本的にアルバイトか正社員しかないので、あまり意識することはないでしょう。

募集要項に最初から「店長候補」と書いてある場合には、アルバイトから始めても正社員になれる可能性が高いです。

【選び方②】店舗の形態から考える

序盤で記載した店舗の種類を参考に検討しましょう。

また、大手が運営しているならマニュアルがあり本部への問い合わせが可能、個人店の場合はイレギュラーな対応が多いという傾向があります。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

最低賃金よりは比較的高い時給を設定されていますが、バイトリーダークラスにならないとそんなに時給アップは見込めないので、自分が稼ぎたい金額を達成するためには何時間働かなければいけないか計算しておきましょう。

また、自分が働けない曜日や時間帯は明確に伝えておくことをおすすめします。

これを誤魔化して働き出しても、店舗の要望と合致していないと迷惑をかけてしまうからです。

【選び方④】エリアから考える

通いやすいところにしましょう。

移動だけでも億劫になってしまうのでは、働く意欲が失せていきます。

また、交通費は支給上限を上回るなら損です。

店舗のある地域の治安もチェックしておくと安心できるでしょう。

【選び方⑤】気に入る店舗から考える

これが一番と言えるでしょう。

気に入る店舗なら楽しく働けます。

できれば面接の前に一度店舗に行ってみて、従業員の雰囲気をチェックしてみましょう。

取り扱い商品自体には興味を持てても、なんとなく居心地の悪そうな雰囲気なら別の店舗にするのが無難です。

注意点

レンタルビデオ店は基本的に大ケガを負うような危ない業務はないので要注意ということはありませんが、取り扱っている業務の幅と交通費の支給の有無くらいはしっかり見ておきましょう。

まとめ

レンタルビデオ店はアルバイトを初めてするという人でも比較的働きやすく、力仕事もそんなにないので男女問わず採用される傾向にあります。

深夜営業や24時間営業も多いですから、深夜給でガッツリ稼ぎたい人にもおすすめです。

学生も多く働いているため、年度の変わり目などで募集がかかりやすい傾向にあります。

映画などの作品の知識がつくのはもちろん、店舗によっては社割の利用で安価にレンタルできる制度もありますから、これを機に沢山の作品を楽しんでみましょう。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
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