医療事務は女性に人気の職業の一つです。

同じ医療系の事務職ですが、調剤薬局事務や歯科医療事務など勤務先によって仕事の内容も異なります。

その中でも今回は、歯科医療事務の求人について説明します。

歯科医療事務の主な勤務先

個人の歯科医院がほとんどです。

他には、チェーン展開している歯科医院や大学病院内の歯科や介護施設などがあります。

歯科医療事務の求人内容とは?

個人の歯科医院は、少人数のスタッフで運営をしているところが多いです。

そのため、歯科医療事務と歯科助手の仕事を兼任で募集する場合がほとんどでしょう。

また、医院の診療時間に合わせて勤務をしてくれる人が望まれます。

給与相場

歯科医療事務の月給は、16万円~23万円程度が相場のようです。

診療時間が長いので、一般事務よりも少し高めになっているところが多いでしょう。

ボーナスの有無や金額は、それぞれの医院によって異なります。

勤務時間や休日、残業について

診療時間は医院によって異なりますが、診療開始30分前から終了後30分が勤務時間の目安です。

残業の有無は、患者さんの予約状況や治療内容によります。

例えば、急患があったり予約の患者さんが遅れてきた場合などは、その分の診療時間が長引いて残業になります。

休日は歯科医院によって異なります。

日曜日と祝日の他にあと一日休みがある週休二日制か、日曜日と祝日の他に平日一日と土曜日が半日休暇というところが多いようです。

スタッフが少ない医院が多いため、基本的に休診日以外の休みはとても取りにくいです。

最近では診療時間が24時間だったり、365日年中無休という歯科医院が増えています。

いずれもシフト制となるため、勤務時間や休日のバリエーションが増えています。

シフトがしっかりしているところは休みが取りやすいです。

ご自身のライフスタイルに合わせた勤務時間や休日の医院を選びましょう。

福利厚生

社会保険や歯科医師国保などの健康保険や厚生年金の他、雇用保険などに加入している医院がほとんどでしょう。

しかし応募の際には必ず確認しましょう。

交通費の支給は医院によって異なります。

全額負担してくれるところもありますが、上限を設定しているところや支給がない場合もあるので、こちらも確認が必要です。

勤務場所

都心部の歯科医院は、駅の近くや会社が多い場所に立地しているため、通勤しやすいです。

都心部を離れると駐車場を設置しているところが多いので、マイカー通勤ができます。

基本的には、患者さんが通院しやすい場所にあることが多いです。

求められる人物像

歯科医院は「怖い」「痛い」というイメージを持たれることが多いです。

歯科医療事務は、来院された患者さんと一番最初に接する仕事です。

そのため、患者さんが安心して診察を受けられるように、笑顔で明るく応対ができる人が求められます。

また、患者さんの保険証や個人情報をお預かりしてカルテを作成するため、責任感があり早く丁寧に仕事をこなせる人が求められます。

医療機関なので清潔感のある髪型や化粧など、身だしなみに気を遣える人が望ましいです。

必要なスキルや資格、経験など

歯科医療事務は歯科助手の仕事を兼任することが多いです。

そのため、歯科助手や歯科医療事務の資格があれば有利ですが、資格がなければ働けないわけではありません。

実際に、資格がなくても経験を積んで働いている方が沢山います。

しかし少人数で運営をしている歯科医院が多いため、経験者は優遇されることが多いです。

歯科医療事務の仕事内容

主な仕事内容

歯科医療事務は、医療事務と歯科助手の仕事を兼任していることが多いため、その仕事内容は多岐にわたります。

勤務先によっても異なりますが、主な仕事内容を大きく三つに分けて説明します。

一つ目は、カルテの作成、診療費の会計、受付や電話による予約の確認、診療報酬請求に必要なレセプト作成などの医療事務の仕事。

二つ目は、治療器具の滅菌や消毒、医師や歯科衛生士に器具を渡す、薬品の準備をする、歯周ポケットの検査表の数値の記入をするなど、治療の補佐をする歯科助手の仕事。

三つ目は、紙コップなど備品の在庫管理や発注業務、定期検診のお知らせなどのハガキの作成、院内に掲示するPOPの作成、待合室に置く本の選定と購入などの総務管理の仕事。

これらが主な仕事内容になります。

歯科医療事務は歯科医院でどういう役割を求められる?

歯科医療事務は、診察室で医師や歯科衛生士に言えなかったことや質問などを尋ねられることも多いです。

そのため、医師や歯科衛生士と患者さんを繋ぐのが一番大きな役割となります。

また、予約日の調整や薬品・備品の在庫管理に気を配り、ドクターや歯科衛生士が治療に専念できる環境を作るのも重要な役割です。

歯科医療事務についてよくある疑問

面接でよく訊かれることは?面接合格の秘訣を伝授!

「どうして、歯科医療事務の仕事をしようと思ったのか」「事務だけではなく、歯科助手としてアシスタントもしてもらうが良いか」「歯科医院で働くにあたってどういうことを大切にしたいですか」といった質問はよく訊かれます。

面接の答えを全て暗記してしまうと、違うことを訊かれた場合に頭が真っ白になって答えられなくなってしまいます。

まずは自分で答えを書き出してみましょう。

その中で印象に残るフレーズを覚えておけば、質問に対するキーワードになります。

例えば「歯科医療事務の仕事をしようと思った理由」という質問には、「前職が事務職だったから」「人と接することができる仕事だったから」「事務の仕事で、もっと人に貢献できる仕事がしたかった」など、いくつかのキーワードを参考に答えを考えると良いと思います。

未経験でも応募できる?

経験が無くても応募できます。

応募要項に「未経験でも可」と書かれている歯科医院も多いです。

応募の際にはパソコンや接客のスキル、事務職の経験などをアピールして「未経験でもこの仕事に取り組みたい」という前向きな気持ちを伝えましょう。

としているところも多いです。

しかし「長く歯科医療事務の仕事を続けたい」「絶対歯科医療事務の仕事をしたい」と思うのであれば、専門学校に通ったり職業訓練を受けることも考えた方が良いと思います。

歯科医院の雰囲気は?

歯科医院は個人経営のところが多いので、医師の個性によって雰囲気が変わります。

子どもが多いところは院内もカラフルで、おもちゃや絵本があり、DVDでアニメが流されるなど比較的にぎやかです。

女性や大人がメインのところはアロマやヒーリングミュージックが使用され、白を基調にした院内で比較的静かなところが多いです。

医師や歯科衛生士が沢山いる大きな歯科医院は患者数も多いため忙しく、少しビジネスライクなところがあります。

地元に根差した個人医院は、医師やスタッフも含めてアットホームなところが多いです。

ご自身の性格や望む環境に合わせて勤務先を選ぶのも良いでしょう。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集はあるの?

医師が複数いるような大きな医院や、自費治療がメインの医院などは派遣社員の募集もあります。

しかし多くの医院では「正社員」「アルバイト・パート」での募集が多いです。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

「正社員」は月給制ですが、「アルバイト・パート」は時給です。

残業することは多いの?

一般事務職と比べると、残業は多いと思います。

全ての治療が終わってから診察終了になるため、予約の患者さんが遅れて治療が長引いたり、急患があると残業になります。

また診療時間が終わった後に、終礼や勉強会、反省会をする医院もあります。

まとめ

今回は歯科医療事務の仕事内容や、みなさんが感じている疑問点について説明しました。

歯科医療事務は、歯科医院にとってなくてはならない仕事です。

医療事務と歯科助手を兼任する場合が多いため大変ですが、その分やりがいも感じられる仕事だと思います。

みなさんも目指してみてはいかがでしょうか。



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