スーパー品出しの仕事内容7個の業務。経験者が教えます!
スーパーの品出しの仕事が気になる方はぜひご覧ください。
生活する上で欠かせないものといえば食事ですが、食料品を揃える為にはスーパーに行く方が多いですよね?
「スーパー品出しをパートで働くなら社員割引が効くところにしようかな」
「品出しって疲れるんじゃないの?大変そうだから自分に出来るか心配。」
などと思っている方に、今回はスーパーの品出しについて詳しくお話していきたいと思います。
品出しに向いている人についての特徴もお教えしちゃいます。
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目次
閉じるスーパーの品出しはどんな仕事?
まずスーパーの品出しとは、食品コーナーに商品を出し、ある程度時間が経ったものをコーナーから戻して廃棄する仕事です。
スーパーに行くと、店員が厨房から商品を載せた業務用カートを押して来て商品を並べているので、容易に想像ができるかと思います。
スーパーの品出しの大まかな仕事内容
スーパーの品出しの大まかな仕事内容は、出来立ての商品を食品コーナーに綺麗に並べることです。
例えば、寿司部門であれば寿司を握ってパックに詰めて値札を貼った状態の商品をお客様の手に届く寿司コーナーに綺麗に並べます。
あまり知られていないかもしれませんが、この際売れ残っているものや先に品出ししてあった商品を手前に置きます。
出来立てのものはできるだけ奥に置き、二段に積み重なっている場合は下に置くなどします。
寿司部門であれば品出ししてから4時間程度経つと売り場にある品を廃棄するので、表記してある時間を確認することも大切な仕事内容です。
また厨房からもお客様を窓越しに確認することができますが、商品がどれ程コーナーにあるのかは把握できません。
その為、品出しの人に状況確認を頼むことがほとんどです。
スーパー品出しの仕事内容については、こちらの記事を参考にしてください!
仕事上の役割とは?
上述のように、スーパーの品出しの仕事は、商品の品出しや廃棄がメインです。
品出しの状況を逐一厨房に報告する、足りない商品を急ピッチで調理する、商品が売れていないと値引きをするなどの判断力が必要と言えます。
「まだ18時だからこれから売れるだろう」と楽観的に考えていると、閉店時間になっても沢山売れ残ってしまうことがあるので、これは重要です。
また厨房からお客様のいる所へ出入りするため、そのコーナーの看板役としての役割もあります。
しっかり挨拶をしてからお辞儀をして品出しをし、お客様の質問やご要望をお伺いすることが多いので、丁寧に人と話すスキルが必要です。
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スーパーの品出しの仕事はどんな人に向いている?
ここまで読んできて、「私はスーパーで働けるのか分からない」「読んでいる限りだと意外と大変そうだ」と思われる方も少なくないかと思うので、スーパーの品出しの仕事はどんな人に向いているかをお話していこうと思います。
真面目な人
この仕事は”真面目過ぎる”と上手くやっていけません。
なぜならお客様が来店、購入される時間帯に波があり、常時生真面目に過ごすとピーク時に嫌気が差してしまうからです。
また、お客様の中には威圧的な方もいらっしゃいます。
あまり真面目に対応し過ぎると精神的に参ってしまうので、適度に肩の力を抜くことが重要です。
仕事中に伸びやストレッチをすることが良いというわけではなく、調理中に力まないことや「こんな日もあるさ」と明るく物事を捉える心構えが必要です。
しかし、気を抜きすぎてミスなどはしないようにご注意ください。
人と接するのが好きな人
品出しは基本的にお客様とお話する立場です。
余程のことがあった場合は、厨房の責任者である主任や店長に連絡を取り対応してもらいます。
しかし、品出し自体はアルバイトさんやパートさんが担当することが多いです。
品出し中に、お客様に「この商品を買いたいんだけど、売り場になくて...。まだ取り扱ってる?」と訊かれることや、「商品を落としてしまったのだけど交換はできますか?」という要望もあります。
その際にいかに明るく、そしてお客様を不快にさせることなく対応できるかが重要なので、人と接するのが好きな人はこの仕事に向いています。
特に値引きの時などに最もお客様と接することが多いです。
この商品は安くなるのか安くならないのかについて次々と対応を迫られますが、それを苦としなければきっと大丈夫です。
料理が好きな人
やはり一番時間をかけて行う仕事は、料理です。
料理が嫌いな人にとっては、この仕事は大変厳しいと思います。
しかし料理するのが億劫だという人でも仕事で料理をすることになるので、技は身につくと思います。
わざわざ料理教室に通わずとも、やろうと思えば家で料理ができる環境にいるので、趣味の一つとして料理と答えられるようになるでしょう。
また仕事とは言え、自分が調理した商品をお金を出してまで食べてくれる人がいると考えると嬉しくなりませんか?
最近「人生の意味」について考える若者が多いですが、人生の意味とは他人を喜ばせることや人の役に立つことではないかと私は思います。
料理以外においても、値引きする際にお客様とお話する時は一番楽しいです。
私の実体験ですが、「実はこれ主人が大好物なんですよ」と値引きをした直後に嬉しそうにお客様が話してくれると、どんなに疲れていても自分もかなり嬉しい気持ちでいっぱいになります。
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スーパーの品出しで働くメリットとは?
スーパーの品出しで働くメリットは沢山あります。
いくつか挙げてみましょう。
丁寧に仕事を教えてもらえる
スーパーで初めて働く際にはどういう風に対応すれば良いか等、丁寧に仕事を教えてもらえます。
挨拶の仕方からお辞儀のタイミング、品出しの仕方を教わり、実際に商品をカートに載せて品出しをする時も親切且つ丁寧に教えてもらえます。
働きながら、自分が取得したいスキルを身につけられる
品出しのアルバイト・パートの面接を受けると、基本的に調理も任されることが多いです。
その為厨房内での明るい挨拶を自然と身につける、効率良く仕事をこなす方法を生み出す、メモを取る癖をつける、といったことができます。
品出しで働くメリットとしては、先程もお話したように、親切丁寧に教えてもらえるので元々自分にないスキルも身につけるという点が挙げられます。
もちろん必要なスキルもあります。
人と接することが大の苦手だと、品出しの仕事をいくらこなしても慣れるものでもなく、かえって嫌気が差してしまいます。
ある程度自分自身が品出しに向いていると思えたらそこからはスキルアップをするだけですので、是非始めてみてください。
様々な経験を積むことができる
私は昨年までアルバイトとしてスーパーの寿司部門で働いていました。
米を炊き、寿司酢を混ぜ、寿司を握り、秤を使って正確にお弁当を作り、パック詰めして値札を貼る作業をして品出しもするなど、ほぼ全ての仕事を行いました。
また、店内放送もやったことがあります。
買い物上手になる
普段自分が品出しをしていると、どのくらいの時刻にどれだけ値引きをしなければならないか等を把握できるようになります。
そのため自分の働いているスーパーはもちろんのこと、他のスーパーに買い物に出かける際にも閉店間近の時間帯や18時以降という少し遅めの時間に出かければお得に買い物できる、などの知恵がつきます。
社員割引でお得に買い物ができる
値引き品を買わなくとも、働いた日には社員割引で商品を購入することができるので、食費を上手く浮かすことができます。
育ち盛りの子供を抱える奥様や食費をあまりかけたくないという人にとっては、働いた日は社員割引で特別安く購入することができて、働いた分の給料も貰える点で一石二鳥です。
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その後のキャリアについて
この仕事についた後のキャリアアップの道は?
アルバイトからスーパーに正社員として就職という道は、私はあまりおすすめしません。
なぜなら、アルバイトでも充分働くことができてしまうからです。
社員になっても楽な仕事ばかりしているとかえって仕事に面白みを感じることが少なく、嫌気が差しやすいのです。
そのため、スーパーで働くならアルバイトかパートでいることをおすすめします。
もしスーパーに就職したいのならば、アルバイト・パートで働いて現場の状況をしっかり確認してから仕事に就くことをおすすめします。
他の仕事にもこの経験を活かせる?
スーパーの品出しの仕事経験は、検品の仕事やお客様と接する仕事に活かせます。
この仕事を通して私は、いかに効率良く仕事をこなすかを常に考えることができるようになり、人と接する術も身につけることができました。
検品作業ではまさにこのスキルが必要です。
それ以外の仕事でも、カラオケの店員やネットカフェの店員においても同じようなことが言えます。
人と上手く接することができない方も少なからずいるかと思います。
仕事をしながら様々なスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。
自分に合ったスーパーの品出しの求人の選び方や注意点
次に、実際に働くスーパーの善し悪しについてお話しておこうと思います。
スーパーといってもヤオコーやカスミ等のように食料品のみを扱っている所もあれば、イオンモールやジョイフル本田、イトーヨーカドー等のようにショッピングモール内にあるスーパーもあります。
どんなスーパーが良いのかという点について、雇用形態や給与、エリア等からお話していきます。
【選び方①】雇用形態から探す
求人を見るとアルバイトとパートの求人が主に載っています。
社員の求人は滅多にありませんので、その点は注意してください。
ただし、アルバイトやパートから社員に昇格することはあるようです。
【選び方②】給与や雇用条件から考える
給与はスーパーによって異なります。
例えば同じ地域でも、時給850円程度から960円程度と差がありますので、安易に決めないようにしてください。
また、金額が高いからといって必ずしも良い待遇を受けられるというものではありません。
その為、事前に買い物で利用し口コミを見て念入りに調べることをおすすめします。
加えて、スーパーはクリスマスやお正月の三が日、ゴールデンウィークは基本的に休めない所が多いです。
そのためご家族と一緒に過ごす時間が減ってしまう、旅行にも制限がかかってしまうという場合があります。
一度働くことができると話してしまうと、欠勤が非常に困難な状況になるのです。
その点も面接官と話してから働くことをおすすめします。
【選び方③】スーパーの規模から考える
近年コンビニ同士の競争が激しいことが有名ですが、スーパーも同様です。
歩いて行ける距離にイオンモールがあり、ヤオコーがあり、少し離れた所にはカスミがある地域があります。
そういった地域でイオンがブラックフライデー等のセールを始めてしまうと、小さなスーパーの売り上げに大きな影響が生じ、集客が厳しくて店を閉めなければならない状況にもなります。
その為、できることなら大きなスーパーで働くことがおすすめです。
【選び方④】好きなブランドから考える
最近大手チェーンのスーパーでは、プライベートブランド商品に力を入れています。
お気に入りのプライベートブランド商品がある場合、その商品を社員割引で買えたら嬉しいですよね。
そういう方は、お気に入りの商品を取り扱うスーパーで働くことを検討しても良いかもしれません。
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まとめ
今回はスーパーの品出しについてお話してきましたが、いかがでしたか。
品出しとは言いつつも、品出しだけでなく調理や値引き等もあり、意外と多い仕事量に驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
アルバイトやパートの仕事として有名なスーパーでの仕事。
時給もあまり高くなく人も少ない中で、時間内に沢山の調理や品出しをするので過酷だと感じる人もいらっしゃるかと思います。
しかし、仕事はお金の為だけではないと言われます。
スーパーで仕事をするにあたり、様々なスキルを身につけることができます。
人と接する術を身につけたり、効率良く調理し、徹底的に掃除をすることは家事にも転職後の就職先にも通用します。
もっと言うならば、社会に通用するマナーを学べます。
短期の仕事の募集もありますので、気になる方は是非チャレンジしてみてください。