自由な生き方が推奨される現代で、注目を浴びつつあるのが「フリーター」という働き方。

正社員として企業に所属することがないため自由度も高く、夢を追う人などにはもってこいとも言えるでしょう。

とはいえ、本当にフリーターとして働いていいものなのかは不安がつきまとうところ。

今回はフリーターとして生きていくことを考える人のために、フリーターのメリットについてご紹介いたします。

そもそも、フリーターとは?

フリーランスアルバイターの略称。

決まった職につかず、アルバイトなどで収入を得ている人のことを指します。

フリーターとして働いている人達にはどんな人が多い?

一般的に「フリーター」と呼ばれる人には、どのような方が多いのでしょうか。

一昔前までは怠け者のイメージがありましたが、最近はそればかりではありません。

簡単にカテゴライズできるほど単純なものではありませんが、代表的な例について下記にまとめます。

夢を追っている人

フリーターで多いのが、何か本業となり得る夢を追っているという人。

俳優やモデル、ミュージシャンなどのレッスンや練習をしながら、空いた時間で働いているという人が多くいます。

縛られることが嫌いな人

企業に所属していると、どうしても守らなくてはならない規律やルールに遭遇します。

また、上下関係など気にしなくてはならないことが多いのも事実。

フリーターにはそのような縛りがほとんどないため、自由を好む人はフリーターになる傾向が高いです。

目標がない人

もっとも多いと言っても過言ではないのが、こちら。

就職が決まらなかった、やりたいことがないなど、様々な理由で就職することを諦めてしまったパターン。

上記の二つに比べあまりポジティブなものではないため、該当する方は現状を見直した方がいいかもしれません。

フリーターとして働くメリットとは?

不安定なイメージがつきまとうフリーターですが、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

主な事例についてまとめたいと思います。

もちろんメリットだけではなくデメリットもつきものですから、情報の一部として参考にしていただけたら幸いです。

現在フリーターの人、今後フリーターとして生きていくことを望む人はぜひ読んでみてください。

時間の自由がきく

正社員であれば9時〜18時など、労働時間が決められているもの。

フレックス制が取り入れられていない限りは、決められて時間は会社にいなくてはなりません。

その一方、アルバイトとして働くフリーターはシフト制であるケースがほとんどのため、労働時間を自分でコントロールすることができます。

お金が必要なら働く、他に熱中したいことがあるなら働かないなど、自由に働くことができるのです。

これは、フリーターとして働く上でとても魅力的なポイント。

特に夢を追う人や他に目標がある人にとっては非常に合理的です。

やりたいことができる

上記で時間の自由がきくというメリットについてご紹介いたしましたが、時間の自由がきくということはその分やりたいことができるということ。

お稽古に通いたい、趣味の没頭したい、練習したいなど、時間をやりくりすればいくらでもやりたいことに取り組めます。

また、プライベート面ではなく仕事面も同じ。

正社員に比べ仕事を流動的に変えることが出来ますから、やってみたい仕事や興味のある仕事に気軽に挑戦できます。

この点も、フリーターの非常に魅力的なポイントです。

見識を広げたい、いろいろな経験がしたいという方にはもってこいと言えるでしょう。

仕事をしながら夢を追うことができる

ここまででお分りいただけるように、フリーターは時間に縛られることがありません。

労働時間はもちろん、ご自身のスケジュールを全て自分で自由に決めることが出来ます。

ですから、仕事を調整しながら自分の夢に励む時間を確保することができるのです。

これは時間的拘束が厳しいサラリーマンに比べると圧倒的に有利。

何か諦められない夢があるという人にはいいかもしれません。

仕事を掛け持ちすることができる

一般的な企業は、社員の副職やダブルワークを禁止しているところが多いです。

また、禁止はしていなくても労働時間の関係で実質難しいというところも多々。

しかし、フリーターにそのような縛りはありません。

ここまでで再三述べてきたように、時間的な縛りもなし。

シフトをうまく調整すれば、いくらでも仕事を掛け持ちすることが出来ます。

様々な仕事を経験してみたいという方、または労働時間なんて関係なくお金を稼ぎたいという方にとっては大きなメリットです。

就職・転職しやすい

正社員に比べ、採用されやすいのがアルバイト。

また、重要な仕事を任されるということも少なく、転職しやすいというのもポイント。

「やってみたい!」と思う仕事や事柄があれば気軽に挑戦することができ、採用される確率も高いというメリットがあります。

その分給料が低かったり、解雇されやすいというデメリットもありますが、こちらも様々な経験を積みたいという方にとってはメリットの一つと言えるでしょう。

責任を問われるような仕事をしなくていい

雇用が流動的であるアルバイトは、責任を問われるような仕事を任されることがほとんどと言っていいほどありません。

基本的には誰でもできるような簡単な業務を請け負うことがほとんど。

したがって、正社員のように数字に追われることもなく、気楽に働くことが出来ます。

プレッシャーを感じることも少ないため、他に本腰を入れたいことがあるという人にはオススメです。

すぐに辞めることができる

上記でも述べたとおり、フリーターが大きな仕事や責任を問われるような仕事を任される可能性は低いもの。

したがって、正社員に比べて辞めやすいというのも大きな特徴の一つ。

仕事が合わなかった、業務を好きになれなかった、人間関係で揉めたなど職場にトラブルはつきものですが、いずれの理由でもすぐに辞めることができます。

すぐに辞めることができるということは、裏を返せばそこまで必要とされていないことでもありますが、場合によってはメリットになり得るでしょう。

出世争いに巻き込まれない

フリーターは出世することがないため、よくある出世争いに巻き込まれることはほとんどと言っていいほどありません。

重要な仕事を任されない、責任を問われないわけですから、当たり前ですよね。

職場での人間関係は円滑にすませることができるかもしれません。

とはいえ、出世争いに巻き込まれないということは出世もしないということ。

出世が必要ないという人であれば問題ありませんが、しっかりと稼いで行きたい方は一度見直しましょう。

上司や部下がいないから気楽

職場関係で必ずと言っていいほど悩みのネタになるのが、上下関係。

パワーハラスメントまがいの人や必要以上に礼儀作法にうるさい上司がいると、毎日出社するのも嫌になりますよね。

また、何度言っても理解できない部下やなかなか仕事を覚えない部下などがいると自分の評価も下がるもの。

しかし、フリーターは正社員ほど上司・部下の関係にとらわれることはありません。

もちろん、職場の社員など上司にあたる人はいますが、正社員ほど関係性が厳しくないのが事実。

先輩・後輩の関係はあっても、揉めるほど仕事に重きをおかない関係です。

したがって、上司・部下がいない分職場の人間関係については気楽に構えることができると言っても過言ではないでしょう。

出会いが豊富

職業を転々とできるフリーターは、一つの場所で働き続ける正社員に比べ圧倒的に出会いが多いもの。

働く先々で様々な出会いがありますし、接客業ともなれば出会いの幅はぐんと広がります。

また、自由な時間が多ければその分出会いの機会を生み出すことも可能。

したがって、正社員よりも出会いの数が多いと言えるでしょう。

フリーターはどんな人に向いている?

ここまででフリーターのメリットについてお分りいただけたと思います。

ざっくりとまとめると、一番の魅力は「自由度」。

時間も内容も自由に決めることができるというのは、フリーターの大きなメリットです。

では一体、どのような人がフリーターに向いているのでしょうか。

その答えは2つ。

冒頭でもご紹介いたしましたが、「本業となり得る夢を追っている人」と「縛られることが嫌いな人」です。

夢を追っている人は他に夢中な人があるわけですから、決してネガティブな理由で定職についていないわけではありませんよね。

自由な時間を使って夢の達成を目指せるため、おすすめと言えるでしょう。

また、縛られることが嫌いという人も、場合によってはフリーターが向いています。

単純にルールが嫌いというのであれば考えものですが、もし自由でいることで最大限に力を発揮することができる人であれば、自由でいた方がいいもの。

よくご自身のタイプを見分けた上で、フリーターになるか否か考えてみてください。

フリーターのデメリットは?

ここまでお読みいただいた方の中には、「こんなにメリットがあるならフリーターになろう!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、早まった決断はオススメしません。

メリットがあればデメリットがあるものです。

本文中でも小出しにしてご紹介いたしましたが、フリーターには下記のようなデメリットがあります。

  • 雇用が安定しない
  • 収入が上がらない、出世できない
  • 生涯賃金が低い
  • 社会的信用がない

自由度は高いものの、その分雇用が安定しないのも事実。

会社にもしものことがあった場合、正社員より先に切られるのはアルバイトです。

また、職を転々とすることが多いため収入は上がらず、出世もできません。

たくさん掛け持ちして働けば毎月の収入はそこそこになるかもしれませんが、退職金やボーナスはないので生涯賃金は低いもの。

さらに、社会的信用がないためローンを組んだりカードを作ったりすることが難しくなります。

これらを踏まえ、それでもフリーターとして働きたいかどうか考えてみてください。

一度フリーターになってしまうと、正社員は無理?

現在フリーターとして活動している方や今後フリーターになる可能性があるという方は、「一生正社員になれないのだろうか」と不安になりますよね。

この不安がもとで夢をあきらめてしまうという人も少なくありません。

でも、大丈夫です。

不安に感じている方、ご安心ください。

もちろん、学校を卒業後そのまま正社員になるよりは険しい道のりです。

決して簡単に正社員になれるというわけではありません。

しかしながら、フリーターの経験を活かして正社員になることだってできるのです。

例えば、どこか同じところでずっとアルバイトをしていた場合。

アルバイトの経験やアルバイトならではの視点を活かして、その職場の正社員に立候補することができます。

全くの素人を雇用するよりは経験者を雇用した方が企業にとってもプラスになるため、採用されやすいのです。

また、フリーターとして様々な仕事をこなすなかで、本当にやりたいことが明確になるといったケースも。

卒業後にすぐに就職するより様々な経験ができるわけですから、本当にやりたいことにたどり着ける確率は高くなります。

このように、一度フリーターになってしまったからといって正社員をあきらめる必要はありません。

可能性が広がると言ったら大げさかもしれませんが、全く無駄にはならないもの。

大切なのは、フリーターの辞め時を見極めること。

だらだらと続けるのはよくありませんから、ご自身の中で何かしらの区切りを持つよう心がけてみてください。

まとめ

以上、フリーターとして働く上でのメリットについてご紹介いたしました。

今回はいい面のみについてご紹介したので、「フリーターの方が良さそう!」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、どんなことにもデメリットはつきものです。

いいことばかりではありません。

そしてそれはフリーターも然り。

職を転々としやすいということは給与が上がらないということでもありますし、出世を望めないということでもあります。

もちろん、だからと言ってフリーターが悪いというわけではありません。

メリットもデメリットもきちんと把握した上での選択であれば、それはきっとご自身にとって最良の決断。

この記事がご自身の人生について考えるいいきっかけになると幸いです。


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