2020年7月6日

フリーターと聞くとあなたはどんなイメージを持っているでしょうか?アルバイトをしている人、自分で自由そうにしている人、就職先がなくて大変な人、それぞれにフリーターに対するイメージがあると思います。

今回はフリーターの定義、フリーターは実際どういうことを言うのか、またフリーターをしている人たちはどんなことを考えながら、何を感じながら過ごしているのか、フリーター経験者だからこそわかることをお伝えします。

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フリーターとは?

正規雇用ではなく派遣やアルバイトなどの非正規雇用で働いている人のことを言います。

働き方も多岐に渡っているので今では色んな言葉が増えていますが、基本的には雇用者で正社員ではない人のことを指します。

主婦は主婦という職業枠になるので、主婦がパートをしているのはフリーターとは呼びません。

フリーターをしながら感じる課題とは?

自分から進んでフリーターを選ぶ人もいますが、やはりフリーターは正社員として働く人よりも様々な点で課題を感じやすいです。

フリーターというだけで就職の面接でもあしらわれたり、企業からよくない目で見られることもあります。

実際フリーターと聞くといいイメージは抱かれないのではないでしょうか?

安定という概念がない

正社員と違いアルバイトは毎月の給料が安定していません。

シフトに入った分だけの給料になるので、職業や勤め先の状況によっては自分が働きたくても働けないこともあります。

特に飲食店は人件費削減のためにバイトが働く時間を短くする場合もあります。

また飲食店だとお店の状況で暇ならば帰される場合もあるので、今月は8万円稼げたけど、翌月は6万円しか稼げなかったという自体が起きます。

キャリアをどう築いたらいいか心配

将来、正社員として就職したいと考えた時に、フリーター歴が長ければ長いほど就職しづらくなります。

その時に経験不問のところでも、自分に何か特化したものがあった方が雇ってもらいやすくなります。

フリーターでも社員で働く際に活かせるものはありますが、アルバイトで経験したことを認めない企業も中にはあります。

ITで働きたくて、それに準ずるアルバイトをしているならば活かせやすいですが、やりたいことが明確でない場合は難しいです。

経済面

フリーターで一人暮らしをしていると最低限の生活しか送れません。

自分が生きていく上での最低限の生活費を稼ぐためだけに過ごすことになります。

次の月の生活費が稼げるかのレベルなので、将来結婚を考えた時や、自分の好きなことを考える余裕がありません。

フリーターのまま結婚をするのも中々リスクがありますしね。

お金を貯めよう、自分のやりたいことがあるからお金を稼ごうと思ってバイトを掛け持ちしたり量を増やすと本末転倒です。

お金はできても自分のやりたいことに使える時間がなくなってしまいます。

フリーターをしていると、お金をとるか時間をとるかのどちらかになり、お金を取ると自分の健康も害してしまうことにもなりかねません。

友達と予定が合わない

周りが学生の時はまだ合わせやすいですが、同年代の友達が社会人になると予定が合わなくなります。

社会人でもシフトの仕事の人とは合わせやすいですが、土日休みの仕事の人とは休みを合わせるのが困難です。

フリーターとして仕事を続ける職種の多くがサービス業で土日働くことを求められるからです。

そのため土日休みの社会人の人とは平日の夜に頑張って予定を合わせてご飯に行くくらいしかできなくなります。

そうなるとバイト先でのフリーター友達と休みが会う時くらいになり、誰とも予定が合わないなら一人でいいやーとなってしまいます。

そうなるとフリーターをしている人は一人で閉じこもる時間が長くなりがちになり、世界が狭くなりやすいです。

堂々と言えない

今や働き方も多岐に渡り、フリーターをしている人も増えてきました。

とはいえ、やはり「社会人なの?仕事は?」と聞かれたときに、アルバイトをしているとは言えないことが多いです。

飲食で働いています。

と言われ、「正社員でやるの大変だね」と言われると、正社員でやっていると答えてしまいます。

昔の友達が久しぶりに集まった時も、周りが就職をして正社員として働いていると自分だけフリーターと言い出せなくなります。

フリーターをしていると言えば、「フリーターだからいいよね。

正社員は大変だよ」と少し馬鹿にされたように言われてしまいます。

フリーターだし仕方ないよね。

と思いながらも、内心は悔しい気持ちに押しつぶされてしまいます。

こういう目標があるからフリーターだよと言えたり、周りの人たちが気にしない人なら話しやすいですね。

フリーターをしている時は、正社員として働いている友達と話す時は、仕事の大変さを対等に語り合えない自分がいましたね。

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フリーターと正社員の賃金差って?

フリーターと正社員では、一見するとフリーターの方が賃金が多く見えます。

それはフリーターは正社員に比べて給料から引かれるものが少ないからです。

正社員の場合は引かれる税金が多く、実際に稼いだ給料は高けれど手取りはアルバイトよりも低くなります。

そうなると正社員なりたての人はアルバイトの方が稼げたと思うのですが、正社員は安定した給料が入り、昇給昇進があるので働く年数が増えるとどんどん差が開いてきます。

フリーターが正社員になるための方法とは

とにかく仕事経験を積む

アルバイトの中でも仕事の経験が正社員としてやる上で活かされるものもあります。

例えば営業で就職したい場合、営業のアルバイト経験を積んでおけば正社員として雇ってもらいやすくなります。

仕事経験を積む時はある程度できるレベルまでやるのが必要です。

ただ経験を積めばいいからといって、そこまでできない状態で次々と仕事を変えたり、年数が短いと反対に心象が悪くなってしまいます。

できると断言できるレベルまで色んな仕事を経験していきましょう。

まず派遣社員として働いてみる

アルバイトよりも派遣社員の方がそのまま社員になりやすいです。

派遣社員はアルバイトと違い実際の働き方としては正社員と変わらないことが多いので、そのまま正社員になるにも自分自身も生活リズムが突然変わることなく働くことができます。

派遣社員として働く時、中にはこのまま正社員になりたいかどうか聞いてくれる場合もあります。

そのまま正社員として積極的に雇っているところで派遣社員として働いてみましょう。

職場に有利な資格を取得する

例えば経理の仕事をしたいのなら簿記の資格を取る。

英語に携わる仕事がしたいのならば英検やTOEICを受けるなどすると、経験がなくても資格でカバーしやすいです。

自分の興味のある仕事に通じる資格をフリーターのうちにとっておきましょう。

すぐに活きなくても持っているだけでも優遇されやすくなります。

派遣された職場で正社員に挑戦

中には正社員登用をしているところや、正社員を目指すことを目的としているところもあります。

積極的にこのまま正社員に上がりたい旨を伝えて取り組んでみるのも一つです。

「未経験歓迎」の求人から応募してみる

中途採用の求人の中にも未経験者を積極的に採用しているところがあります。

営業職や事務職などは特に経験がなくても一から始められる仕事なので、まずはそういう場所を受けてみるのも一歩です。

そこから経験を積めば次に自分のやりたい仕事に進みやすくなるので、ファーストステップとしては未経験者を積極的に採用しているところを受けてみましょう。

未経験者歓迎のところだからといって必ず受かるとは限りませんが、他の求人よりも採用される確率は上がります。

また未経験者を歓迎しているところは研修でしっかりと仕事を教えてもらいやすいので、入ってからも安心して働きやすいです。

社員登用のあるアルバイトをしてみる

バイトからそのまま成り上がりで社員に上がる人もいます。

個人店の居酒屋や、書店員などにはよく見られます。

私が働いていたコンビニでもバイトから成り上がりで社員になった人がいました。

ブックオフでもバイトでずっと何年も働き、そのまま社員として働くようになった人もいました。

どちらも会社の中での資格があり、どんどんレベルを上げていき最終的に店長までのレベルに上り詰めることができます。

社員を狙ってバイトを始める人もいれば、バイトをしているうちに面白くなってそのまま社員になろうと考える人といます。

まずは働いてみて社員を目指すでもいいですし、社員になりたいからアルバイトを始めてみるのもいいでしょう。

実際そこで社員になれなかったとしても、社員を目指して働くのと普通に働くのとでは姿勢も変わります。

社員をめざして下積みとして働いていましたといえば、他の会社で正社員としても雇われやすくなります。

社員になるつもりでアルバイトをしてみるのもいいでしょう。

フリーターから正社員になりやすい職種はある?

フリーターというブランクを抱えていても、正社員になりやすい職種があります。

営業職

営業は一からその場所で教えてくれるので、経験がなくてもできるのでフリーターも歓迎されます。

むしろ営業業界はその会社のやり方を大切にしているところもあるので、他のところで営業をしていたところよりもまっさらの状態で仕事を始める人が好まれます。

他の場所で営業をしていると、どうしても会社のやり方や方針があり、本人自体が馴染んでしまっていると先輩としても教えづらいものです。

フリーターはある種体力勝負をすることが多いので、足を運んで体力を使う営業は働きやすい仕事でもあります。

特に男性は営業をしたことがなくても取ってもらいやすい傾向にあります。

土木工事系

体力が勝負になる仕事です。

解体作業など、大きな機械を扱うこともあれば、重いものを運んで泥臭く働くのが土木作業です。

体力に自信があれば未経験でも誰でも働きやすく、頑張ればその場所で上に上がることもできます。

高卒や中卒の人も働いていることが多いので、年功序列ではなく仕事ができる人が上になるので自分の実績が反映されやすい仕事です。

土木で経験を積んで、上の役割まで進めばその後に他の仕事がやりたくなった時にもその実績は評価されます。

体力に自信がある。

土木に興味がある人はここから始めてみるのもいいですよ。

解体業求人を探すなら、こちらの記事を参考に!

介護系

介護は今一番需要の高い仕事なので、未経験でも多く採用しています。

実際高校生が新卒で入ることも多く、介護職に就く人は増えています。

少子高齢化社会のため介護をする側の数が少なく、常に介護士が必要になります。

また重労働でもあるために入ってもすぐに辞めてしまうことが多いので、求人を出していることが多いです。

辞める人が多いように、体力や時間的拘束が長い分しんどい部分はありますが、ご老人から直接感謝される仕事でもあるので、しんどい分感謝を感じられる仕事です。

給料は安めにはなっていますが、最初にしんどい仕事を経験しておくと後で選ぶ仕事も楽になります。

この仕事でずっと続けるという気持ちではなく、この仕事をまずは社会人としてのファーストステップとして働き始めて、次のキャリアに活かすことを考えるといいですよ。

今は就職した仕事先で何十年も働き続けなければならない時代ではないので、自分のやりたいことが見つかった時に転職をするのもありです。

介護を長く経験すれば忍耐力も就くので、そこで自分が何を頑張ったのかをアピールすれば転職時にも有利に働きやすいです。

事務系

事務の仕事はアルバイトでもフルタイムとして働くことが多いので、フルタイムで週5日働き続ければもはや正社員と変わらない仕事量になります。

事務は未経験から正社員になることが多い仕事なので、アルバイトとして経験を積んだ状態から正社員になればやりやすいですね。

事務はパソコンでの業務が主ですが、来客の対応や電話対応など接客の要素も含まれています。

フリーター時代に接客の仕事を経験しておけば、事務をする時にも気遣いや対応の仕方が身についており即戦力となりやすいです。

オフィスで働く事務の仕事をしていると、最低限のマナーや社会人としての知識やノウハウを学べるので、正社員としての第一歩としては一番いい職種でもあります。

事務で正社員としての社会人経験を積んでおけば、後に自分のやりたいことの仕事に柔軟に繋げられるようになりますよ。

フリーター経験者がよくある質問にお答えします!

フリーターを経験したからこそ、実際フリーターから正社員になる際に気になること、フリーターをするにあたって気になることに全てお答えしていきます。

どんな人が採用されやすいですか?

採用者側が絶対に見るのは面接の時の振る舞いです。

明るく元気な人、印象のいい人を取りたくなります。

勿論面接の際に発言する内容も重視されますが、採用者が一番見るのは仕事への姿勢です。

なので笑顔ではきはきと話す人を採用者は欲します。

そして自分の考えを持っている人です。

これは志望動機などをしっかりと自分の言葉で考えられているかどうかで決まります。

実際どれだけいいことを言っていても、言っている人の声が小さかったり顔がこわばっていると「大丈夫かな?」と思われてしまいます。

何を言うかよりも大切なのはどういうかです。

実際人は相手の話をほとんど覚えていません。

勿論面接ですから内容も重視はされますが、最初に見られるのはどういう様子で話しているかというところです。

そこがしっかりしていれば、内容が多少しっかりしていなくても採用されやすいです。

そして相手の質問に対して、しっかりと自分の考えで受け答えできることも大切です。

これは「良いことを言え」ということではなく、対応力が試されているのです。

企業は主体性、そして対応力のある人を人材として欲しています。

なのでどんなことを聞かれても答えられる準備をしておくことが大切です。

志望動機を聞くのも実はそれの一つで、なぜ入りたいかというよりも、どう答えるのかというところに注目しています。

人事の人は人を見る目が肥えているので着飾らないことです。

これは一番重要なことです。

嘘をついたり、思ってもいない発言をすると嘘がバレてしまいます。

その時にバレなくても、いざ採用された後に人事の人があなたのことを覚えていたり、その情報であなたが働く場所に流れてしまうと、その状況であなたは今後も働かなくてはなりません。

自分の正直な考えを言うようにしましょう。

そうしなければ自信をもって発言できません。

自分に自信がある人は、それだけで企業に求められます。

面接ではどういうことを聞かれますか?

必ず聞かれるのは「なぜフリーターとして働いているのか」の質問です。

中にはなんとなくフリーターをしている人もいるでしょうし、自分の夢やこの先やりたいことがあるためにフリーターをしている人もいます。

生き方を聞くことでその人の人間性を知ることができるので、この質問はバイトを変える時の面接時も正社員としての面接でも必ず聞かれます。

例えネガティブな理由しかなかったとしても、ポジティブな答えに変換して話すようにしましょう。

就職時での面接では、「なぜ新卒で働こうと思わなかったのか」という質問です。

一般的には学校を卒業した段階で就職する中、就職という道を選ばずにそのままフリーターの道を進んだ場合は、その理由を聞かれます。

「就職するつもりがなかった」、「フリーターの方が楽だったから」、「就職活動したくなかったから」などのネガティブな理由では採用されません。

この質問をする企業側の意図としては、この人には何が問題があるのではないかを探るものです。

企業側としてもいい人材を雇いたいですからね。

「フリーター時代にどんな経験をし、何を得ましたか?」これはフリーター時代のバイト経験の中で、仕事で活かせるものがあるかが問われています。

営業や販売のお店に就職するとすれば、接客のバイト経験があれば活かすことができます。

特に企業はコミュニケーション能力、主体性、積極性、リーダーシップが求められています。

接客では特にコミュニケーション力、積極性は身につくので企業側は取りたくなります。

なので、バイトしていたら身につくのは当たり前だろうと思うことも、企業にとっては活きるスキルでもあるので、身についたことを言葉として伝えられるようにしておきましょう。

持っていると有利になる資格ってありますか?

どんな場所に就職したいかによっても変わってきます。

簿記の資格やTOEICは持っているだけでも評価はされやすいです。

しかしあくまで資格はプラスアルファーのものなので、資格を持っているからといって必ずしも有利になるとは限りません。

自分の働きたい職種が明確に決まっているのであればそれに準ずる資格を取得することをおすすめします。

資格を持っていれば、未経験でも最低限の知識があると判断されて採用されやすくなります。

転職の時にこの経験は役に立ちますか?

正社員として企業が採用する時はフリーター経験自体はマイナスに見られます。

フリーターも社会人と世間では呼ばれますが、企業側としては社会人=正社員と認識されています。

そのためフリーターとしてアルバイトをしていました。

そしてその期間が長いとそれだけで心象が悪くなってしまいます。

ただフリーター時代で仕事の経験はたくさん身についたでしょう。

その時の経験を働く上でどう活かせるかを言葉にすることで、フリーターの経験をプラスに活かすことができます。

フリーター時代を自分がどう過ごしていたかを相手に伝えることが重要です。

例えばフリーター時代に接客の仕事をしていたのならば、接客を通して人に喜ばれることの大切さを実感しました。

なので自分はどんな仕事をする上でも、自分がどうかではなく人に喜ばれる仕事をする意思で取り組めるようになりました。

というようにその経験が今どう活きているのか、そしてそれをどう活かせるのかをエピソードを交えて話すことが大切です。

フリーターをしていて嬉しかったことはなんですか?

フリーターだからこそできることがたくさんあります。

フリーターは店の中では中心となって働くことが多いので、任されることも多く責任のある仕事を体感できたのはありがたい経験でした。

正社員ほどには責任はないけれど、正社員がやるような仕事を行うことができたのでプラスの経験がたくさんできました。

正社員と同じような仕事ができるけれど、あくまでバイトなのでシフトが自由に決められ、自分の好きなことややりたいことをする時間がたくさん取れました。

またフリーターだからこそ仲間ができやすく、フリーター仲間同士だと平日に休みを合わせられるのが一番嬉しいことです。

平日だと映画館に行っても、遊園地などの施設に行ってもどこも空いているので遊び放題です。

この点がやはりフリーターをしていた時の一番の嬉しいことです。

フリーターだとWワークもやりやすく、短期バイトで一日だけ働いたりと色んなバイトを一気に経験することができます。

色んな仕事を体験できるのはフリーターだけの特権です。

長期のバイトをころころと変えるのは大変ですが、短期バイトなら時期が決まっているので気にせずに働くことができます。

フリーターを辞めようかなと思うのはどんな時?

やはり給料が安定していない、フリーターだからもっと仕事できるでしょう。

とお店側からの圧力がかかることです。

学生であれば学業優先のために休みを取りやすく、主婦は家庭のことがあり休みがとれます。

しかしフリーターは「あなた仕事以外やることないでしょう」と思われるので、休み希望が取りにくいところです。

実際14連勤したこともあり、正社員だったら休みもらえるのにな、と思ったことがたくさんあります。

学生時代の友達で学校を卒業してから就職をしている子を見ると、自分は何をしているんだろうと感じる時があります。

同じように働いていても、悪気はなくても就職している子からすると「フリーターだから自由でいいよな」と言われてしまいます。

フリーターは勿論自由に合わせられますし、正社員よりも責任は軽いですが、それでも仕事しているのになーと思いながら「何やっているんだろう」と考えてしまいます。

フリーターをしていて経済的に困ることはある?

毎月安定して自分が欲しい分だけの給料がもらえるとは限りません。

そのため今月はお店の都合でシフトを減らさないといけない。

もっと働きたいのに人件費の問題で就業時間自体を削られるということもあります。

お店側からの不本意な仕事の減少により、給料が想像より下回ることがたくさんあります。

Wワークをしていればいいのですが、メインで一本で働いている場合は経済的に困りやすいです。

また最低限の自分の今月の生活費しか稼げないので貯金もほとんどできません。

勿論フリーターでも時給がいいバイトをしていれば、最低限生活に困ることはありません。

しかしその分稼ぐことに必死になりすぎて休みを取らずに働き詰めのこともあります。

真剣に働くとその分だけ遊ぶ日もなくなるので、お金を使う事がなくなり無駄な食費などに消えていくこともあります。

フリーターは正社員よりも生活が乱れやすいものです。

残業って多いの?

店のスタッフが少なくて、次の代わりの人が来ない時などは残業になることもあります。

しかし基本的には残業をすることはありません。

多忙期に自主的に残業を希望する人はいましたが、お店側が無理に残業を申し出ることはフリーターでもありません。

仕事を聞かれた時なんて答えていた?

アルバイトです。

フリーターしています。

といえば、「えっ、フリーターなの?」という顔をされることもあります。

「なんで正社員にならなかったの?」と聞かれることもありました。

というよりも、フリーターをしていました。

と答えても、「なんでフリーターだったの?」と聞かれるくらいにフリーターで働いていることは珍しく思われます。

仲のいい友達に聞かれた時には正直に答えても、それほど面識のない人に聞かれると本当のことは答えづらいものです。

バイトだけど「明日も仕事だ」と言っていたり、なんの仕事しているの?と言われたら「接客です」と言ったりしていました。

接客業での社員もいますからね。

バイトもれっきとした仕事ですから嘘はついていません。

私もブックオフでバイトをしていた時は、「本屋で働いています」と言っていました。

本屋店員で通ると就職していると向こうが勝手に判断してくれますからね。

私が話す人は「まだ若いから色々したらいいよ。

フリーターなら今のうちに遊べ」と優しい大人ばかりでしたが、中々理解してくれない人には言いたくないですよね。

将来のことどう考えていた?

フリーターだと収入が低い分、結婚も考えられませんよね。

貯金ができるほどに給与がよくないからです。

実際今ではお金がないがために結婚ができない人たちが増えています。

そしてフリーターの一番怖いところは、アルバイトなのでいつでも切られるときが来ることです。

若いうちはいいですが、年を重ねていくとフレッシュなアルバイトに働いてもらった方が会社側は嬉しいので、切られやすくなります。

そのため30を超えると20代はいくらでもあった仕事が段々となくなってきます。

最終的には誰でもできるような簡単な仕事しかできなくなり、給与も落ちていきます。

フリーターをしていた時は、私はやりたいことがあってフリーターをしていたのでこの年までに結果が出なかったら就職しようと決めていました。

フリーターを続ける人は、どこかの年齢では区切りをつけた方がいいですよ。

そうでなければダラダラとフリーターをして、気づけば取り返しのつかない年齢になってしまうこともあります。

フリーターをする理由は様々ですが、どんな理由であれどこかの年齢で目処を立てて将来の設計はある程度しておくようにした方がいいですね。

まとめ

フリーターと聞くと自由そう、楽しそう、またはフリーターなんてダメだ。

とフリーターのイメージを様々に抱かれていたのではないでしょうか?

実際にフリーターを経験したからこその現状を伝えましたが、今あなたの中でのフリーターのイメージはどう変わりましたか?

それでもフリーターをしてみたい、フリーターを続けようと思われたのならそれもあなたの人生です。

今はフリーターだけど、いずれは就職や自分の人生を考えなければならないと思ったならば、今から考えていきましょう。

今あなたが何をしていても、これからあなたがどうしたいかで人生を変えることができます。

今現状を知ってショックや、やばいと思うだけではなく、だからこそどうするかを考えていくようにしましょう。

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