2020年7月6日

フリーターをしていて正社員になりたいと思った時に「フリーターでも大丈夫なのかな?」と不安になりますよね。

それでもそろそろ正社員にならないといけないプレッシャーや、フリーターでいることの辛さを考えると1日も早く正社員になりたいものです。

そんなあなたに、フリーターが正社員になるために心得ておきたいこと、フリーターと正社員の違いを改めてご紹介します。

正社員になりやすい職種もご紹介するので、そこから狙っていきましょう。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
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フリーターから正社員を目指す3個の理由

フリーターをしていると正社員になった方がいいのかな?という不安と、それでもフリーターの方がいいのではないか?という気持ちが混じりますよね。

今回はそんな迷っているあなたに、フリーターから正社員を目指すことを決意した人がどのような理由で踏み出したのか、3つまとめてご紹介します。

将来が不安

フリーターの人なら誰しも一度は考えることではないでしょうか?

正社員の友達はどんどん昇給昇進をしていく中、自分だけがずっと同じような給料で地位も変わらずに働き続けている。

今はいいけれど、このまま働き続けて、30代、40代になったらどうなるんだろう?と考えてしまいますね。

若い時は今が楽しければいい、今働けて生活もできているから問題ないと考えられます。

しかし段々と年齢が上がっていけば、将来への不安は色濃くなっていきます。

その時に突然「今のままの自分だったらやばいんじゃないかな?」という思いが募り、就職を決意します。

体力的にしんどい

20代前半のときは何をしても、何日も働き詰めでも大丈夫でした。

しかしそれが30代となっていくと段々と体力が衰えていきます。

夜勤から日勤を繰り返して給料を稼いでいた人も、それがしんどくなって収入が落ちていったり、入れる時間や日数への限界を感じていきます。

時給のいいアルバイトは肉体的疲労が溜まる仕事が多いので、体力の限界が感じるほどに収入もそれに比例して下がっていきます。

体力が楽な仕事を探そう、事務などのデスクワークがいいかな?と考えるうちに、それなら就職したほうがいいかもしれないと考えるようになります。

正社員であれば体力を使わない仕事がたくさんあります。

勿論座りっぱなしだからこそしんどくなることもありますが、立ち仕事であったり重いものを持ったり走り回ることがなくなります。

周りにおいていかれる

20代のうちは周りが学生をしている人や、就職浪人生がいたりと就職していない人が多くいます。

フリーター友達も同年代の人がいて、フリーターだからこそ平日遊びに行けたりといいことづく目でした。

しかし、楽しいとばかりに考えているうちに、気づけば一人が就職し、また一人就職し、大学生だった友達も正社員になり、気づけば周りにフリーターがいなくなってしまう時がきます。

その時に、「もしかして自分このままだったらやばいんじゃないかな?」と考えるようになります。

人はまだ周りにもこの人がいるから安心、と周りを見て自分の将来のことは考えられないものです。

だからこそそれに気づいた時に急に焦り始め、就職に踏み出します。

フリーターが正社員を目指すためにやるべき6個の事

キャリアプランを考える

キャリアプランを考えるのには二つの意味があります。

一つは面接で聞かれることがあるからです。

特にフリーターから正社員になるということは、何かの転機があったわけです。

面接官はその理由を知りたがります。

あなたがなぜ変わったのか、何を目指してフリーターではなく就職という道を選ぶのかを聞きます。

それを聞くことによって、将来を考えているのかどうかがわかりますし、自分の会社と合う人なのかどうかも知ることができます。

そしてもう一つは自分が将来どうなりたいのか、なぜ就職をしたいのか、就職をする必要があるのかを明確にするためです。

就職をしようと考えたときは漠然とした将来不安や、このままじゃダメだという突発的な気持ちがほとんどです。

だからこそ、何かを変えたいと考えていても何をどうしたいかまでは考えられていません。

ここを明確にして就職をすることによって、やっぱり違ったということをなくせます。

収入はどれくらい必要?

まず収入がどれくらい必要になるのかを考えましょう。

これは月収でいくらもらいかというのもそうですし、年齢別に考えるといいですよ。

今はこれくらいでいいけれど、年齢を重ねるうちに必要なお金は増えていきます。

自分が結婚をしてもまた変わってきます。

だからこそ今どれくらい必要かを考えるのは勿論大事ですが、その先のプランを考えることも大切です。

収入目線で考えるのは何よりも大切なことです。

10年後はどうなっていたい?

今の漠然とした不安から脱したい、正社員になればとりあえず大丈夫だろう。

という淡い考えでは正社員になった途端に自分が続かなくなってしまいます。

正社員となり自分がどのような生活をしていきたいのか、それは昇進をしていたのかというキャリア的な面でもそうですし、それに伴った私生活の観点からも考えましょう。

収入にも繋がることですが、10年後どんな生活をしていたのか?

まずはこれを考えることで、その時自分がどうなっておく必要があるのかが見えてきます。

勿論仕事面から考えられる人は、その時に自分がどのような地位についていて、どんな仕事を任さてもらっていて、どんな大人になっているかという想像から始めても構いません。

どちらの方が想像しやすいかは人それぞれです。

10年後の自分を想像することによって、そこまでの道のりが作り上げられていきます。

10年後そこに繋がるためには、今の自分の選択をそこに繋がる道にしなければなりません。

だからこそ選ぶ前に考えておくことが大切です。

活かせる資格は持ってる?

キャリアプランを考える時、自分が行きたい道を考えていてもそれに必要なものがなければ、今は選ぶことができません。

その時に反対に自分が持っているものから考えることも大切です。

今自分が持っている資格は何かに活かせるか、就職を左右できる活かせる資格は持っているのかの確認をしましょう。

資格を持っていない時は、自分が行きたい道に必要な資格があるのであれば就職活動に踏み出す前にまずは資格取得をしましょう。

資格を選ぶ時、資格についての考え方で大切なのがすべての資格が活かせるものではないということです。

簿記の資格や秘書検定の資格は有名ですが、実はそれらの資格は就職には直接的には関係しません。

その資格を持っていればこの仕事ができる!という確かなものを持つことが大切です。

ハローワークや就活支援のサポートを得る

就職を始める時一番最初にWEBの求人を見る人が多いです。

どんな仕事があるのか確認するのはいいですが、そのまま中途採用の求人に応募するのは危険です。

中途採用で就職経験がないのはとてもハンデを背負っています。

その状態でどの企業が受かりやすいのか、企業に受かるためには何をすればいいのかわからない上状態では難しいです。

一人でやろうとせずに、ハローワークや就職支援をしてくれるところにいきましょう。

最近では就職エージェントをつけることで、自分が就職をするにはどこが有利なのか、自分が就きたい仕事に就くための方法を一緒に考えてくれます。

何もわからない状態での就職は、就職支援を受けるのが一番いいですよ。

実際にハローワークを利用するときは、こちらの記事を参考に!

履歴書の準備

就職するとなると履歴書を準備するところから始めましょう。

履歴書や履歴書に張る写真を準備して、いつでも書類を送れるようにしておくことが大切です。

履歴書はハローワークからでも、就職エージェントを頼る時でもどんな方法からでも必要になるものです。

履歴書を書く時のポイント

履歴書を書くと言っても、ただただ書けばいいものでもありません。

履歴書を書く時には先方に書類でいいな、と思ってもらえる書き方をする必要があります。

第一印象は履歴書で決まってしまいます。

フリーターというデメリットを覆すためにも、履歴書で自分を良くアピールしましょう。

フリーターから就職する場合は、仕事の実績でアピールできるところが少ないです。

そのため人間性や熱意でアピールするのが大切です。

志望動機と自己PRを濃く書くのが大切です。

志望動機では「興味があったので」「面白そうだから」というような薄いものでは伝わりません。

志望動機でいかにこの会社に入りたいかを熱弁することが大切です。

その時は具体的なことを書きましょう。

例えば企業理念に感動したとする場合は、「自分もこういう人になりたいという目標があるので、理念を見た時にこの会社なら実現できると感じたからです」というように具体的にイメージできるように書きましょう。

自己PRを書く際も自分には何ができるのか、この会社に入ったら具体的にどういうところで貢献できるのかを明確にしましょう。

それはアルバイト経験でもいいですし、自分の性格上の面や得意なことでも大丈夫です。

自分が何ができるのかを企業側が想像できるように書いておきましょう。

面接の練習

準備をしておくことによって、当日緊張して何も話せないということがなくなります。

面接で緊張をしてしまうのは練習をしていないからです。

練習をしていないのに「ちゃんとしないと!」と思うがために緊張してしまいます。

だからこそ、これだけ練習すれば当日も完璧だ。と思えるくらいまで練習をしましょう。

そうすることで、自分の自信にも繋がりますし、当日どのように企業側に自分をアピールしようか?ということに集中できます。

必ず聞かれる質問は?

フリーターから就職をすると必ず聞かれるのが「なぜフリーターをしていたのか」「なぜ新卒で就職を考えなかったのか」「アルバイトでどんなことをしてきたのか」の3点です。

これらを聞くことによって、企業側はこの人は大丈夫か、続けてくれるのかどうかを確認することができます。

フリーターをしているということは、就職できない、企業に雇ってもらえない欠点があったのではないかと判断されます。

そのため聞かれた時に例えフリーターになった理由が「ただ就職したくなかったから」というようなネガティブなものであったとしても、それをポジティブな答えに切り替えられるようにしておきましょう。

ネガティブはいくらでもポジティブに変えることができます。

そのままの理由を語るのではなく、この経験をどのように変えればポジティブにできるのか考えるようにしましょう。

面接に必要な服装の準備

就職の面接に行く時はアルバイトの面接と違い、スーツが好ましいです。

ただ就職活動だからといってリクルートスーツにこだわる必要はありません。

スーツであれば問題ありません。

なので、自分が働きたい会社が働いた後スーツ出勤でない場合は、そこまでいいスーツを購入する必要はありません。

スーツは一着あれば様々な形式的な場面で使えるので、その時のためにも一着は持っておきたいものですね。

就職に有利な資格取得

フリーターは正社員よりも時間の融通が利きやすいです。

だからこそ勉強時間を取るにはもってこいです。

就職をする上ではその資格を持っているだけで「すごい」「即戦力になる」と思われる資格があります。

資格を持っておくことで、フリーターのブランクを埋めることができます。

今や資格取得は通信講座であったり、様々な形で学ぶことができます。

中には独学で勉強できることもあり、資格が取りやすい時代になっています。

自分がどんな仕事をしてみたいのか、やってみたい職種が決まっているのであればそれに付随するものを取得しましょう。

まだ何をしたいのか決まっていない場合は、持っているだけで役だつ資格がたくさんあります。

資格には持っていても意味のない資格もあるので、そこは活かせる資格かどうかを調べながら取捨選択するのがいいですよ。

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正社員を目指すのに狙い目な会社や職業とは?

未経験OKの求人を狙う

正社員を目指す時は経験者優遇のところは即戦力を求められるので難しいです。

そのため未経験者歓迎のところを狙うようにしましょう。

未経験者歓迎のところはスキルは求められず、人間性で勝てるところが多いので必見です。

営業職や販売職は狙い目

営業職は未経験を大量に採用しています。

なぜなら営業職は未経験からでも研修制度が整っており、誰でも始めることができるからです。

そして営業は常に人手がほしいので求人数も多いです。

営業は他の会社で営業をしている人よりも、まっさらな状態の人にこの会社での営業についてを教える方が企業側も嬉しいのです。

だからこそ営業は経験者よりも未経験者を欲しがります。

販売職も同じです。

販売の仕事はアパレルや雑貨などであればアルバイトも行っている仕事ですね。

だからこそ未経験でも下積みから行うことができます。

販売は様々な販売の仕事があるので、幅広く選ぶことができます。

自分の好きなものを取り扱っているお店にすることによって、働きやすさもやりがいも大きくなりますね。

事務職は資格を持っていると有利

事務職も未経験者がオッケーのところが多いです。

ただ同時に事務職はとても人気な職種です。

新卒者が事務のOLになりたいと求めるほどに事務職は人気争奪されます。

なぜなら事務は残業がなく9時17時で帰れるところが多く、オフィスで体を動かすことなく働けるからです。

そのため求人数は多いものの倍率が高い可能性があります。

企業に選んでもらうには資格の有無が左右します。

例えばパソコンを使うのが基本なので、パソコンができることを証明するマイクロソフトオフィシャルスペシャリストや、MOTなどがあれば重宝されること間違いなしです。

パソコンが使えるのは当たり前ですが、どこまでパソコンが使えるかによって企業側も貢献してくれることへの期待が高まります。

その他にも宅建の資格を持っていれば不動産関係で働けて幅が広がります。

このように事務で活用できる資格はたくさんあるので、事務職を目指そうと考えるのであれば同時に資格取得にも時間を割きましょう。

介護や運送系など人手不足な業界がおすすめ

介護や運送業はいつでも人手がほしい状態です。

そのため常に求人があり採用の確率が高いです。

ただその分人手が不足するということはそれだけ大変だということです。

その覚悟を持った上で取り組むようにしましょう。

しかし介護関係で仕事をする場合は上を目指せばしっかりと昇給ができるようになります。

なので、大変な業界ではありますが自分が現場に立つ人から教える側にまで上り詰めることができます。

そこまで見越して始めるのも一つです。

運送系の仕事は近年特に需要が高まっています。

というのもなんでも家に商品を運んでもらう通販が盛んになったからです。

そのため人手が不足していき、一人が働く量が多いです。

そういった大変さはありますが、その分受かりやすくまた仕事で切られる心配も少ないです。

また運送会社は大手が多いので将来性もあり、安心して働くことができます。

介護系はハローワークが資格取得をサポート

ハローワークは就職支援をするために働き先の紹介をするだけではなく、資格取得のトレーニングも行っています。

そのためパソコンの仕方であったりと様々なことをサポートしています。

その中でも介護は資格の取得や技術を習得するためのトレーニングを無料で受けることができます。

勿論最終資格を受けに行く受講料やテキストは自己負担ですが、学校に通うお金を考えれば安価で資格を取ることができます。

介護だから学校に通うことを考えるのではなく、介護を考えるのであればハローワークに登録して仕事を探しながらトレーニングを受けるのが効果的ですよ。

実はIT業界も狙い目

ITと聞くと難しそうなイメージがあり、技術を持っていなければできない、経験者以外できないイメージがありますね。

しかし実はIT業界は今かなり人材不足であり、人手がほしい状態です。

そのため現在は未経験者を中心に採用を拡大しています。

勿論このIT業界に入るためには最低限の技術は心得ておく必要があります。

パソコンが苦手で、何をしていいかわからなくて、という人はさすがに採用されません。

それでも多少の技術や、なんでも学ぶ精神があれば育てながら行ってくれるところもあります。

パソコンが得意な人、興味がある人はIT業界を狙うのもいいですね。

フリーターと正社員の雇用条件の違いは?

有給休暇

一番大きいのは有給休暇の有無ではないでしょうか。

フリーターでも働き先によっては有給休暇の制度がついているところもありますが、あってないようなものであることが多いです。

有給休暇を実際に使える頻度は少なく、休むことでも周りに迷惑をかけるため結局休めないということになってしまいます。

正社員であれば有給休暇は年々増えていき、消化しなければならないことが決められており使うことができます。

そのため旅行に行くために有給休暇を消化することもできますし、病気や怪我などの何かあった時にも使うことができます。

そのため自分が病気になっても収入を得ることができます。

これはフリーターとの大きな違いです。

フリーターの場合は働かなければお金が入ってこず、体を壊してしまえば終わりです。

正社員でもずっと休み続けることが可能なわけではありませんが、フリーターよりかは保証されています。

保険

正社員は会社の保険に入ることができます。

これは福利厚生としてとても充実している、アルバイトとの決定的な違いです。

まず正社員は社会保険、労災保険、雇用保険、厚生年金保険に入ります。

これは会社に入る時に最初に手続きができるので、以降は給料から勝手に差し引かれていきます。

だからこそ自分の将来のためのお金に対しての積立を会社が勝手に行ってくれます。

これは一番大きいポイントです。

またガン保険などの医療保険にも会社で入ることによって、個人で入るよりも安く保険に入ることができます。

本来保障として入る場合にかなりのお金を使うのに対して、会社で入ると安く済み、そして支払いも会社が行ってくれます。

そのため自分が何も管理しなくても将来や今の自分の身が守られます。

ボーナス

正社員とアルバイトの収入が大きく変わるところです。

ボーナスは年に1,2回もらえます。

ボーナスの額が加わることで、正社員になって初任給が安くても総合的にみると正社員の方が給料が安いということがあります。

そのようにボーナスがあるかないかでは大きく変わります。

ボーナスは臨時収入のようなものです。

アルバイトであれば何日分働くか、という給料を正社員になれば特別に頂くことができるのです。

昇給制度

アルバイトは昇給はほとんどなく、最初の時給が安いまま中々上がりません。

上がっても10円、20円の世界です。

しかし正社員になれば評価されるほどに昇給できる制度があります。

仕事内容によって変わってきますが、今までよりも仕事を任されることが増えることによって、その対価として上げてくれます。

アルバイトであれば店長ほどの仕事をしていても評価されることは少なく、給料以上の仕事をしていても規定によって中々上げることはできません。

正社員の昇給は一度で終わるということは少なく、何かの資格をとった、この地位に達成した、という形で頑張った分だけ評価されやすいです。

勿論これは会社によりますが、一度の昇給で時給にすると何百円と大きく上がっていくのがいいところです。

就職活動中の心構え

すぐに諦めない

就職活動を始めると、最初はすぐ決まるだろうと考えていても、全然決まらない、10社受けたのに1社も引っかからない、中々決まらない経験をすると嫌になっていきます。

しかし10社断られたから自分にはダメなんだ、ならばもうフリーターでいようとすぐに諦めないことです。

すぐに諦めてしまうと、結局自分は何をしてもダメなんだという負け癖がついてしまいます。

そうなると、また次やっぱり就職しようと考えたとしても、どうせ自分には無理だと考えるようになってしまいます。

フリーターはブランクを背負っているのは当たり前のことです。

大学から新卒で就職をする時だって、決まらない人は何十社と受けても決まらないものです。

大学生の就活よりも大変なことに挑戦しようとしている、ということは覚悟しておきましょう。

その上で就職しようと考えたことには理由があるはずです。

その理由、決断した自分に嘘をつかない、裏切らないためにもすぐに諦めるのは辞めましょう。

前向きに考える

中々決まらない、自分が希望する会社に中々出会えない、書類選考で落ちてしまう。

人は失敗経験を一つでも積んでしまうと後ろ向きになってしまいます。

「どうせ自分なんて誰も必要としていない」「自分は正社員になる資格がないんだ」と考えてしまいます。

しかし、後ろ向きになってしまうと決まるものも決まりません。

暗いオーラを出した人を面接で欲しいとは思いませんからね。

だからこそ決まらない、今回もダメだったと思う時はあえて前向きに考えてみましょう。

「今回はダメだったけれど、次は絶対大丈夫」「この会社に決まらないということは、自分はこの会社以外の仕事を選んだほうがいいと神様が教えてくれているんだ」と考えましょう。

人というのは間違っている方向のときは、神様が止めてくれるものです。

これはスピリチュアル的な話ではなく、本当のことです。

人は行くべき道に進むようになっています。

そして人は自分が求める方向に現実を引き寄せるものなのです。

だからこそ決まらないということは、あなたが選ばれなかったのではなく、お互いにマッチしなかっただけのことです。

「この会社とは相性悪かったんだな。相性のいい会社を探そう」という気持ちで、自分が会社を選んでいると考えるようにしましょう。

将来のことを想像する

就職活動をする前は将来のことを考えて、自分が正社員として働いている姿を想像しながら決めたはずです。

しかしそれが上手くいかないようになると、将来のことなど忘れて今の失敗、今のしんどさから逃げるためだけに就職活動を辞めることばかり考えてしまいます。

自分はフリーターの方があっているんだ、自分は結局正社員になんてなれないんだ、ならない方がいいんだと考えるようになってしまいます。

そんな時ほど将来の自分、10年後の自分を想像するようにしましょう。

辛くなったら10年後自分はどうなっていたいかを思い出すことで、就職活動を頑張る力が戻ってきます。

30歳以上になってもフリーターで働きたくないですよね?

正社員で仕事をして、どんどん昇給してキャリアを積んで、後輩ができて楽しく仕事をしていたいですよね?

その10年後を手に入れるには、今がんばることが大切です。

今少しの苦労、ほんの少しの苦労を乗りきれば、将来の苦労がなくなります。

今の困難から逃げて将来ずっと苦労し続けるのと、今苦労をして将来安心して過ごすのと、どちらが選びたいかを考えてみましょう。

一発で決まるのが奇跡と考える

アルバイトであれば一発で決まることが多いです。

よっぽど倍率の高いところや、タイミングが悪い時でなければたいていは受かります。

だからこそ今まで断られた経験がないと、一回でも断られてしまうとそれがショックで引きずってしまいます。

しかし就職活動というのはそれほど簡単なものではありません。

企業は正社員としてあなたを育成していく必要があります。

そうなるとより良い人材を欲しがるのは当然のことです。

就職活動では一発で決まることの方が奇跡と考えましょう。

何十社も受けるのが当然、むしろそれくらい受けなければ働くことはできないと考えておきましょう。

そう考えることによって、失敗してもまた次がんばろうと思えます。

だからこそ目標を30社以内に内定を取る、というような目標を掲げておくのも大事です。

それくらい決まらないことが当たり前なんだ、と自分の中で覚悟しておけば失敗しても頑張れます。

それに30社と思っていて20社で受かったら、普通だったら受ける企業多すぎと考えることでも、目標から考えると少ない数で決まったと思えるようになります。

まとめ

フリーターから就職する時は、新卒で就職活動をする時よりもとても大変です。

だからといってフリーターだから就職できないということはありません。

自分がなぜ就職をしたいのか、就職した後どのようなプランを歩みたいのか、それらを考えることによって大変な就職活動にも立ち向かえるようになります。

フリーターはブランクです。

ですが、履歴書や面接の対策を取ることによって、フリーター時代のあなたの経験をプラスにすることができます。

何事も伝え方次第です。

ダメだからマイナスにしか見られないと諦めるのではなく、どうすればプラスになるのかを考えて就職活動に挑むようにしましょう。

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