皆さんこんにちは。

今回もスーパーのお仕事紹介シリーズとして、人事の仕事を紹介させていただきますが、今回のテーマは少し変わっていて、人事を辞めたい人のよくある理由とその対策という事で、特に人事部門で仕事をしている人に対する考察となっています。

人事部門はどの企業にも存在しますし、実際に担当している人はもちろん、全く関係のない部署の人にとっても、役職としては身近なものだということができます。

そんなどこの企業にもある人事の人知れない悩みについて、今回は紹介させていただきます。

「人事の仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

人事を辞めたい人の4個のよくある理由とは?

人事部門は経営資源である「人、モノ、金」のうち最初に来る「人」を扱う仕事として、企業内でも最も重要な役割を担っている部署という事もできますが、担当している人は営業部門で十分に実績を残せなかった人や、年齢を重ねて営業部門よりリタイアした人などが配属される場合も多く、環境の変化にうまく馴染めない人も存在します。

その様に人事部門に配属された人が、うまく馴染めず悩んでしまういくつかのポイントについて紹介させていただきます。

自分の業績がない

特に営業上がりの人によくありがちですが、人事部門は基本的に人に関する事ですので、営業部門のように自分の仕事の成果がはっきりとした数値で表されることはなく、また人の育成により成果を上げたとしても、その評価はその人自身に下されることが多い為、自分の仕事に対して成果を見出せない場合が多くあり、仕事に対するやりがいを無くしてしまうことがあります。

とにかく人に恨まれる

人事の仕事は人に対する仕事ですので、明確な基準がない中で、評価や配属など人に関わる仕事をこなしていかなければいけません。

会社の為に良かれと思って行なっても、本人にとっては納得し難い場合も多く、結果として恨みを買ってしまう事も多いです。

人事異動や賃金改定など、人事の仕事の大部分は客観的視点に負うものが多いですが、対象となる人は主観的な視点を持っている個人の為、ギャップが生じがちです。

また組織と個人のギャップについても基本的に人事の責任になりますので、人事の担当者には多くの苦情、文句、泣き言、恨み節が集まることになります。

目標通りに行かないことが多い

人事の仕事の対象となるのは「人」であり、それぞれ十人十色の性格をしている為、不確定要素が多く、当初の目標通りに行かないことが殆どです。

そういうものとして割り切れれば良いですが、特に自身が目をかけている人が退職したり、思うように成長しなかったりする場合は大きなショックを受けることになりますし、うまく行かない仕事に関して嫌気を感じてしまう事も多くあります。

トップと現場との軋轢に悩む

人事職は経営者に最も近い場所で仕事をしますので、経営トップとの接点も多く、その企業の経営方針について深く知ることができる反面、現場の人間一人ひとりに対する対応もしなければいけない為、経営トップの考え方と現場の価値観が一致している場合は良いですが、ズレが生じた場合、激しい軋轢に悩むことになります。

この様に人事は経営と現場、理想と現実のパイプ役として活動することも求められる為、折り合いできる点を自ら見つけ両方に伝えるなど、調整能力が非常に重要となり、その事にストレスを感じてしまう場合も多くあります。

人事の仕事に興味はあるけど、自分に向いているか心配な人はこちらから相談してみると良いでしょう。

「人事の仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

人事を辞めたい時の対処方法とは?

この様に仕事の成果のためには数多くの気配りを行わなければいけない人事の仕事ですが、ストレスをやりがいに代えていく為に、気をつけなければいけない、いくつかの点について紹介させていただきます。

考え尽くす

人に対する仕事の為、それぞれの個人の感情に対して、考えても考え過ぎる事はありません。

色々な仕事に対して、それを行った時に生じる影響はどうか、あるいは個人の気持ちにまで想像を広げて、この配属をした場合、この対象の人の気持ちはどうなのかなど、相手の立場に立って考え尽くすことが大切です。

考え尽くす事によって判断に対し後悔が少なくなりますし、考え尽くした上での決断は失敗してもある程度、納得をすることができます。

人に頼る

人事の仕事は人を扱う仕事ですが、人事が神様のように全てを差配するのではなく、そこには様々な人の協力が不可欠です。

人事vs現場ではなく、あくまで同じ組織で働く仲間として、企業の発展の為に助け合っているという意識を持ち、現場の人間との良い協力関係を築くことが、お互いの仕事に対して良い相乗効果を産む為に必要になります。

自分で問題を抱え込まず、どんどん周囲に力を借りることが大切です。

自我を捨てる

企業の発展には人の成長が不可欠です、そして人が成長する為には目標とやりがいが必要です。

そして目標とやりがいはその人独自の価値観より生み出されるものであり、そこに人事担当者の主観は必要ありません。

この様に、人を相手取る人事担当者は、いかに自分の自我を捨て、会社の為という全体主義と、従業員の満足という個人主義のバランスを、客観的な視点で調整することが重要です。

たとえ自分と相入れない価値観であっても、それを切り捨てるのではなく、自我を捨てて受け入れることのできる包容力を持てるかどうかは、人事担当者の大きなスキルとなります。

上記で紹介した対処方法を実践してみても人事の仕事を辞めたいと思った人は、こちらから自分に合った仕事を出して貰うと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は人事の仕事について、辞めたくなる理由とその回避方法について紹介させていただきました。

人事の仕事は人を相手取る為、価値観同士の衝突、或いは個人の価値観と企業の経営理念の衝突となる場合が多く、また人の感情に対する為、決して理詰めではなく、相手の気持ちを汲んで考えることが必要です。

そしてそこには人事担当者の主観の入り込む余地はありません。

いかに冷静に、企業の発展と従業員満足を考え全体のバランスを取るか、或いはバランスが崩れた場合、全体利益の為に誰に犠牲になってもらうか、そしてその犠牲となる人にどう納得してもらうか、考え尽くすことが重要です。

多くの人と接し、力を貸りながら、いかに会社の為に全員が納得する判断を下すことができるかが、人事の腕の見せ所になります。


関連キーワード

人事求人

人事求人についてもっと深堀りした情報を見る

人事の年収はどれくらい?相場感や給料を上げるための転職術を教えます

転職を考える方のほとんどは、「前職よりもメリットの多い職場に転職すること」を目標としていると思います。実際に転職をしても現職よりメリットの少ない場所ですと「良い転職をした」とは言えません。その中でもここでは「人事職」に転職を考える人で人事職はどのような給与・年収になるのかについてをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。人事の給料の相場はどのくらい?正社員で新卒入社した場合正社員で新卒の場合になると、総支給額の平均は18万円から20万円になります。新卒からの入社になりますと、基本給換算として給与が算出されるため、入社する企業によって給与に違いが生じます。人事の給与というと、比較的高い方

人事総務の仕事はどんな人に向いているの?仕事内容や向き不向き、キャリアについて解説します

会社や事業所のほとんどに置かれる部署である人事総務では普段、一体どのようなことをしているのでしょうか。ここでは、その業務内容について具体的に見てみましょう。人事総務ってどんな仕事?会社の規模によっては人事と総務が分かれている場合もあります。また、地域密着型の小中規模の企業の場合、人事と総務を兼ねて業務を行なっているところも多いでしょう。どちらの形態にせよ、業務としては主に企業全体の労務管理、給与計算、企業法務といったものが挙げられます。イメージとしては、社員の皆さんが円滑に業務を遂行できるようサポートする部署、というと分かりやすいかと思います。人事総務の仕事内容とは?企業によって若干のローカル

人事部の仕事はどんな人に向いている?得意な人の3個の特徴やキャリアについて解説します

今回は人事部のお仕事について紹介させていただきたいと思います。皆さんは人事部の仕事と言うとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?印象は人によって様々ですが、全体的に「冷たい」とか「会社のためには冷静に行動する」とか、あまり人情味のない人が働いている部署といったイメージがあるのではないでしょうか。確かに人事の仕事は全従業員にとって公正な判断をするために、時には冷静に行動しなければいけないこともありますし、人事異動や退職勧告など、会社の為に1人の従業員の人生に関わることを決定しなければいけない場合もあります。その為、時には従業員に恨まれたりもしますし、何かと孤立しがちな仕事であるとも言えます。し

人事採用の仕事はどんな人に向いている?得意な人の3個の特徴やキャリアについて解説します

こんにちは。今回のテーマは「人事採用の仕事」ということで、人に関わる最初の仕事である「採用」のお仕事について紹介させていただきます。人事採用はどんな仕事?人事部門のお仕事は大きく分けて3つあり、「採用」「教育」「人事管理」に区分されますが、これら3つのお仕事は独立しているわけではなく、全て繋がっており、人事部門の最終目的である「会社に貢献できる人材を創る」という目標に向かって、それぞれの業務同士で補完し合っています。そんな中でも「採用」の仕事は、人事の基本である「人」を確保するという業務として、人事の仕事の最初に位置付けられるものになります。人事採用の大まかな仕事内容採用の業務は大きく分けて「

人事正社員求人の年収や仕事内容、おすすめ求人の特徴とは?よくある募集内容や正社員として求められることを解説!

企業の採用試験を受けるときにまず、一番最初に出会う方。それが人事所属の人。ということから、採用関係の業務を担っている部署であることはわかるものの、他にはどのような業務をする部署なのでしょうか。今回は、人事の正社員で働きたいと希望する人に送る、人事正社員求人のお仕事の内容や年収、働くにあたり大切なことなどを紹介します。人事の仕事とはどんな仕事?人事とは企業内における、人材の管理を行う部署です。新しく人材を採用するための業務はもちろん、働いている社員の評価の管理、社員のスキルにあわせた社員研修の企画実行、適材適所に人材を配置するための人事異動など業務は多岐にわたります。人事正社員の大まかな仕事内容

人事とはどんな仕事?仕事内容や社内での役割・年収事情など、経験者があるあるを解説します

今回は「人事」のお仕事について紹介させていただきます。人事部門は事務職の中でも経理、総務と並んで比較的メジャーな職務であり、認知度も高いですがあまり人気がある部門ではありません。なんとくなく人の給与や人事異動などに関わる仕事なので、冷静に人を解雇したり、異動させたりする、感情を持たない冷たい人間が揃っているんじゃないかな?みたいなイメージを持たれるのかもしれません。確かに人事部門のお仕事の中では一個人ではなく、企業全体のことを考えて行動することも必要な時がありますが、多くの人事担当者は従業員一人一人に愛情を持ち、その人たちの成長を願っています。それは人事が取り扱う商品が「人」であり、一人一人に

人事の仕事はどんな人に向いているの?業務内容やメリット・デメリットや向き不向きについて解説します

人事の仕事に興味を持っていて、将来人事業務に就きたいと考えている方も多いと思います。そういった興味の中には、実際に自分が人事職に就きたいと気持ちを持っていても人事職はどのような仕事なのかなど、知らないことはたくさんありますよね。つかみどころが難しい人事職ですが、興味を持ちその職に就きたいと考えている人にとっては人事職にどのような人が働いていたり、人事職の良いところや悪いところなども知ってみたいと思います。そこで、人事職がどのような人に向いているのか、人事職に就いてわかるメリット・デメリットをご紹介できればと思います。興味を持っている方はぜひ今後の人事職への興味や関心の幅が増えます。ぜひ、ご参考

人事採用担当の求人の選び方と3個のおすすめ基準

様々な仕事を経験して、「人事」という職に就きたいと思う方も多いと思います。前職で労務関係の仕事を経験された方や、人事職に実際に就いていた方、まったく異業種で経験されている方など、働いている人はすべての形で「人事職」とかかわりがあり、多少なりとも興味を持つことも多いはずです。そこで今回は人事職に転職したいとお考えの方に、どのように転職ができるかどうかをポイントとしてまとめご紹介させていただければと思います。ぜひ、転職活動のご参考までに。人事部門で採用担当のお仕事をお探しの方へ本来人事職に所属する人の特徴としては、従事している会社の勤続年数が長い人が転部するという形が一般的に多いともいわれています

人事が転職で成功するために注意すべき8個のこと

民間企業に努めている方から公務員として働いている方など、この社会には様々な形で「働いている人」がいて、様々な場所で「働いている人」がいます。その社会人が働いている場所には必ず「人事職」があります。人事職は人を選別する仕事が主となるわけです。細かく言うと、総務的業務、経理的業務など、労務関係の業務に携わる一会社の雇用の基盤にもなる職種です。その職種に転職をしたいと思う人も多いと思います。やりがいのある仕事です。しかし現実は甘くない。希望をしても、願っても、転職は可能なのか、それとも無理難題なのか。そこで、今回は「人事職の転職」についてのポイントをまとめつつ、少しでも「人事職の転職」に有利に傾くよ


人事求人に関するコラム

採用企画とはどんな仕事?その仕事内容や役割、なり方など詳しく解説します!

皆さんは「採用企画」という言葉を聞いたことはありますか?採用関連に携わっている人にはお馴染みの言葉だと思いますが、それ以外の方にはあまりなじみのない言葉かもしれません。そこで今回は、実際にはどんな事をする仕事なのか、それをお仕事にした場合の給与など、この言葉を初めて聞いた人にも分かりやすく解説します。採用企画とはどんな仕事?実際、採用企画とはどういうお仕事なのでしょうか。会社が人を採用する場合、大きく分けると新卒・中途・アルバイトの3つに分けることができます。それぞれ、採用に掛ける費用帯やスケジュールなどが全て異なります。採用企画は、それぞれの分類に合わせた採用の段取りを行うというのがお仕事と

人事の仕事内容を具体的に5個紹介します

転職に悩まれている皆さんこんにちは。ここに来られたということは、今回お話しする「人事職」について興味がある方がいらっしゃったということですよね。確かに人事職ってどんな仕事しているの?と聞かれると・・・きちんと答えられる方は実際に人事職でお勤めになられたばかりでしょう。では、今回その「人事職」というものについて検討していきたいと思います。今後、転職活動をするために「人事職」をご希望の方は実際に人事職がどのようなことをしているのかと考えてみてはいかがでしょうか。ぜひご参考までに。会社の人材にまつわる業務を行う人事これを「人材育成」といいます。人事の仕事としては、もちろん「人事」ですから人にかかわる

人事担当が会社で困っている15個のこと。人事の辛さも分かって欲しい!

現代では、公営から民間まで様々な働く場所で「人事担当者」がいます。実際に人事職に就いてみると、沢山のことを経験し沢山のことを学ぶでしょう。この記事をご覧いただいている方の中には、将来人事職に就きたいと転籍を希望している人や、人事職に転職してみたいと希望している人も多いと思います。では、実際に人事職として働いていると、どういうことが起きるのか想像できるでしょうか?実際に働いてみないと分からないという方がほとんどだと思いますが、人事職に興味や関心を持っている方にとっては気になるところですよね。そこで今回は、人事職とは会社で実際にどのような立場であり、どのような働き方をしているのか、ということについ