診療放射線技師になるには?持っておくべきスキルや勉強しておくべきこと、なり方を解説します!
診療放射線技師のやりがいについて詳しくご紹介させていただきます。
どんな職業なのか詳しく知らない方も多いかと思います。
ここでは診療放射線技師に向いてる人の特徴や業務内容などもお話しさせていただきます。
現役で働いている放射線技師のやりがいを具体的に知ってみたいという方はぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
目次
閉じる診療放射線技師の大まかな仕事内容について理解しておこう
診療放射線技師の仕事はMRI、CT、マンモグラフィなど、放射線を使用した検査が主となります。
撮ったMRIなどをデータに残して、他の医院に持っていけるようにCDに焼いたりすることもあります。
最近では放射線を使った治療をされているところもありますね。
主な職場では、放射線を使用した検査をされているところが圧倒的に多いでしょう。
診療放射線技師の仕事のやりがいってどんなもの?
診療放射線技師の仕事のやりがいについて、まずは客観的に考えてみましょう。
普段一般の方が診療放射線技師にお世話になることは滅多にありません。
医師からの指示でレントゲンを撮ったり検診などで検査をしたりする程度しか、診療放射線技師と関わる機会がないのです。
強いて言えば、透析施設のように来院患者が常に同じであれば、患者さんに顔と名前を覚えてもらうことは可能です。
やりがいを感じる面は場所によって大きく異なります。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
経験者の私が診療放射線技師の仕事でやりがいを感じた瞬間
診療放射線技師の仕事でやりがいを感じた瞬間について紹介しましょう。
チーム医療として活躍をする場でもあり、何よりも業務独占資格であるということが大きいです。
やりがいは本当にそれぞれ違うのが面白いですね。
チーム医療として活躍
診療放射線技師の主な役割は検査をうことです。
通常はそこまで焦らされるようなものではないのですが、救急医療の場合はスピーディー且つ正確に行うのが条件でもあるのです。
正直な話、一般人からすれば検査なんてよく分かりませんよね。
専門家ではない限り、レントゲン写真を見せられても何がどうなっているのか説明がないと分からないものです。
そういう点では同じマイナーな仕事ではあるものの、数値が明確に分かりやすい臨床検査技師などの方が良いかもしれませんね。
検査を行う際、異常がないか探しながら行わないといけません。
単純にレントゲンを撮るだけではなく、心胸比と呼ばれる値を調べる際など計算が間違っていたらとんでもないことになります。
以前透析施設で勤めていた時、診療放射線技師が撮影したレントゲンの心胸比があまりにも違い過ぎていたことがありました。
レントゲン写真から計算する心胸比は、透析後の目標体重を維持するために必要な値です。
もし値が間違っていたら、透析の治療に影響を与えてしまうことになってしまうのです。
自身が今行っている業務だけでなく、その後の治療に与える影響というものも常に念頭におきながら注意を払うことが大事です。
業務独占資格
診療放射線技師の仕事は誰にでもできる仕事ではありません。
医療現場で放射線を扱うことができるのは診療放射線技師、医師、歯科医師のみとなります。
歯科に行った際レントゲンを撮ってもらったことがある方はご存知かと思いますが、クリニックや小さい施設であれば医師自身がレントゲン撮影を行います。
しかし、大量にレントゲンやMRI、CTなどを撮らなければいけない時は診療放射線技師にやってもらいます。
「業務独占資格」というのは無資格の者がやってはいけないということも表しているため、誰かが代わりに行っても良いことではないのです。
視覚検査や聴覚検査などであれば、医師の指示さえあれば看護助手でも行うことはできます。
しかし、放射線を使用する作業は被爆してしまう恐れがあるので、スペシャリストである診療放射線技師でないと触れません。
そういう意味で考えると、自分にしかできないからこそ優越感があると思う方も多いようですよ。
診療放射線技師の仕事でやりがいを感じるために私がやったこと
診療放射線技師の仕事でやりがいを感じるためにやっていることは、資格を取ることや患者とコミュニケーションを取ることですね。
資格を取るというのは更なるスキルアップを目指すということに繋がります。
自己啓発を行うのは基本中の基本ですからね。
資格を取る
診療放射線技師のスキルアップのための資格というのは、MRIやCTそしてマンモグラフィなどの様々な資格があります。
別に資格を取得していなくても問題があるわけではないのですが、場所によってはマンモグラフィなどの資格が必要になると思ってください。
現在働いている場所に関係のない資格を取るのは意味がないのですが、自分の能力を高めるために資格を取る方も多いのです。
資格を取ることによって人から認められたり、その業務のスペシャリストであると思ってもらえることができますからね。
患者とコミュニケーションを取るようにした
診療放射線技師は基本的に患者さんと接することはそこまで多くありません。
検査時のみにコミュニケーションを取る程度ですね。
そもそもレントゲン自体普段撮るものではないため、いつも同じ患者さんが来るということは少ないでしょう。
対応が良ければいつまでも記憶してもらえることは事実ですが、一期一会という感じです。
透析施設のように来院する患者さんが常に同じであれば、顔や名前を覚えてもらうことも可能です。
大体透析施設では月に1回ペースでレントゲンを行いますからね。
少ない時間とは言え、自分から積極的に話しかける診療放射線技師も多いです。
まとめ
意外かもしれませんが、透析施設のように常に同じ患者さんと接する機会が多い診療放射線技師であればコミュニケーション能力は必須となります。
中には気難しい患者さんもいるので、常に気を配る必要もあるのです。
業務内容の充実度を図ると共に、対人スキルも上げ、日々やりがいを感じながら診療放射線技師の仕事に取り組みましょう。
関連キーワード
診療放射線技師求人についてもっと深堀りした情報を見る
診療放射線技師の転職を成功させるためにやるべき4個のことと、上手な転職方法を解説します
診療放射線技師で転職する人は少なくありません。要因は放射線技師の人間関係が関係していて、実は医療業界にはよくある話なんです。近年では転職は珍しい話ではないのですが、ここではそんな放射線技師の転職成功をするためにどうすれば良いのかについてお話していきたいと思います。放射線技師に転職する人が知っておくべき心構えや年収アップを狙える方法もお教えしちゃいます。診療放射線技師で転職する人は多い?診療放射線技師に限らず転職される方は多いです。理由としては人間関係ですね。実際人間関係に問題があって辞めてしまったという方はいます。診療放射線技師は基本的に男性が多いのですが、近年産婦人科で働いている女性の診療放
診療放射線技師になるには?持っておくべきスキルや勉強しておくべきこと、なり方を解説します!
診療放射線技師になるには国家資格を持っていることはもちろんですが、それ以外にも重要なことはいくつかあります。どの職業に就くにしても自分ができることを把握しておくことは重要です。ここでは診療放射線技師として必要なこととは何か、また持っておいた方が良いスキルに関してもお伝え致しましょう。放射線技師は難しいかもと思っている方はぜひこの記事で詳しく知って、思っていたよりは身近な職業と感じていただけたらと思います。診療放射線技師の仕事ってどんな仕事?診療放射線技師の仕事内容に関してですが、レントゲン検査、MRI検査、CT検査、超音波検査やマンモグラフィ検査を行う仕事だと思ってください。主に検査業務ですね
診療放射線技師の仕事内容をご紹介!役割に分けて業務内容を詳しく説明します!
診療放射線技師の仕事内容は、レントゲンやMRI、CTを撮るくらいしか知らないという方が非常に多いかと思います。そんな診療放射線技師の仕事を詳しく知りたいという方はぜひ参考までにご一読いただけたらと思います。今回は詳しい業務内容や役割に関してお伝えしていきます。診療放射線技師は放射線を扱うので、危険が伴う職業ですが、働くことでのメリットもたくさんありますので、興味を持っていただけたら幸いです。診療放射線技師の大まかな仕事内容診療放射線技師の仕事内容ですが、主にレントゲン、MRI、CTを撮る仕事という認識で間違いありません。イメージ通りの仕事ではあるのですが、それ以外にも役割はいくつか存在します。
診療放射線技師の年収はどのくらい?給料が高い人は何が違うの?疑問にお答えします!
診療放射線技師とは医師の指示のもと、レントゲンやCTなどの放射線を使用し検査を行う職業のことを指します。病院でレントゲンを撮ってもらったことがある方もいらっしゃると思いますが、あの仕事ですね。診療放射線技師という職業は知っているものの、給料に関しての詳しい事情は知らないという方も少なくないようです。今回は、そんな診療放射線技師の年収についてご紹介していきましょう。診療放射線技師の給料の相場はどのくらい?診療放射線技師の給料の相場についてですが、平均年収で男性は530万円前後、女性は450万円前後となります。実は放射線技師の給料は高めなのです。医療系の給料事情を知っている方であれば、診療放射線技