今回はショートステイでの仕事内容について紹介していきます。

ショートステイでの勤務経験もあるのでその経験を交えて書いていきます。

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ショートステイの仕事は大きく3個の役割に分けられる

日常生活支援

これは、介護の仕事全般であるものです。

食事・入浴・排泄のお世話をするというものです。

他にもレクリエーションなどがありますが、ショートステイの場合利用者様によって利用日数が違いますので、その日にあった内容のものを考えないといけません。

送迎

利用者様によって利用日数が違いますので、その予定を見ながら送迎の予定を組まなければいけません。

施設の介護職にはない業務です。

日々忙しいなか送迎までしないといけないと思うと少し大変なイメージを持つかもしれませんが、施設の外に出ることができるということで良い意味で気分転換になります。

とはいっても、慣れていない職員にしてみると送迎はそれだけ負担になります。

そのため、気分転換になるのはある程度慣れた経験のある職員という風に思っておいてください。

夜勤

デイサービスにはないものです。

施設の介護職とデイサービスの介護職の両方の特徴的な業務をすることになります。

利用者様によって夜勤の大変さは変わってきますが、基本的に夜勤は精神的にも身体的にも負担がかかります。

夜勤の日の昼間はしっかりと休むようにしておきましょう。

昼間に寝ることができないという人でも外出などはせず体力温存に努めるようにしましょう。

私もそうだったのですが、初めて夜勤をするようになって昼間に寝るなんて出来ないと思っていました。

しかし、寝てみると眠れるものです。

夜勤に慣れていない時期は特に夜勤当日は昼寝をするようにしましょう。

日常生活支援の3個の業務

食事

ショートステイは利用者様の日常生活自立度(ADL)に差があります。

介助を必要とする人と必要ではない人がいます。

介助を必要としない人でも食事中は気にかけておくようにしましょう。

なんてことはない時に喉に詰めたりするものという意識は必要です。

排泄

基本的にトイレで排泄をする人がほとんどだと思います。

しかしベッド上でオムツ交換という人も多くはないですがいます。

ショートステイでは色々な利用者様がいますので将来的にも勉強になります。

利用者様は自宅が生活の基本となりますので、自宅に帰った後に排泄で困ることが無いように自宅の方法となるべく同じようにしましょう。

そして自分で出来ることはしてもらうようにしましょう。

そうすると職員も利用者様もどちらも楽をすることができます。

入浴

自宅で入浴が出来ないのでショートステイを利用するという人もいます。

しかし、入浴というのは事故が起きやすい場面です。

それは常に頭に入れておきましょう。

また、入浴中というのは良いコミュニケーションの時間にもなります。

ショートステイでは利用期間が短い人がいて、コミュニケーションの時間をしっかりと取れない人もいます。

良いチャンスでもあるのでぜひ生かしてほしいと思います。

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送迎の3個の業務

自宅と施設の送り迎えをする

当たり前のことですが、一番大事なことでもあります。

家族様によっては時間を指定してくる場合もあります。

施設の出発時間などにも気を配る必要があります。

車の運転に充分慣れている人でも送迎になると思っているよりも緊張するものです。

ゴールド免許だからといって甘く見ない方が良いです。

経験談なのですが、デイサービスに配属になっていた時に先輩から「送迎では全員が大なり小なり事故をおこすから気にしないで」と言われたくらいです。

自宅での様子を聞く

これも送迎の大事なポイントの一つです。

利用者様の自宅での様子を聞いておきましょう。

基本的には「変わりないです」と言われますが、だからと言って聞かないのはダメです。

こちらが聞かないと言ってくれない家族様もいます。

当たり前のことですが、家族様から聞いたことは職員全員に伝わるように申し送りノートなどで周知をするようにしてください。

家族様とのコミュニケーション

家族様とほとんど必ずと言って良いくらい顔を会わせる機会です。

利用者様の様子を聞いた後、何にも関係ない世間話でも良いのでコミュニケーションをとるようにしましょう。

あまり話をしたがらない家族様もいますが、多くの家族様は自宅での介護に色々と募るものもありますので話を聞いてほしいと思っています。

家族様の様子を見ながらコミュニケーションの場にしてみてください。

夜勤の2個の業務

とにかく無事に朝まで

施設で夜勤の経験がある場合はそこまで抵抗なく出来ると思います。

しかし、ショートステイの場合はデイサービスから部署異動になったという職員が多いように思います。

上にも書いていますが、慣れるまでは夜勤の前は出来るだけ体力温存に努めましょう。

利用者様によって夜の様子は違ってきますのでこれも経験がものを言います。

私個人の意見ではありますが、夜勤中は思っている以上に心身に負担がかかりストレスを感じます。

そのため、昼間では何でもないことでも口調がきつくなってしまったりします。

それの対策として、夜勤中に利用者様から言われたことや利用者様がしていることを客観的に見て淡々と仕事をこなすようにしましょう。

あまり聞こえが良いものではないですが、夜勤を無事に乗り切る秘訣と言えます。

事務仕事は夜勤中に

夜勤は基本的には待機時間が多いものです。

その時に自分の委員会などの個人的な仕事をするようにしましょう。

これは夜勤が慣れている人の場合です。

夜勤の業務は上のとにかく無事に朝までのところにほとんど書いていますので参考程度に。

ショートステイの仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

一般的な施設よりADLの高い人が多いです。

最近の介護の仕事は介護度が重度化しているとはいえ、施設との比較するとやはり違ってきます。

また、利用者様が出入りがあるため、多くの人と関わることが出来ます。

中には「この人が来るときは夜勤は嫌だな」と思えてしまうような人もいますが、やりがいを感じる部分だと思います。

また、家族と関わることも多いです。

日頃の自宅介護のストレスからの解放という意味で利用している人もいますので、利用後などに家族様から感謝されることも多いです。

面白いポイント

上の所にも書いていますが、接する利用者様の人数が多くなります。

そのため、自立度の差が大きくなるのは必然の流れです。

それが大変なポイントな所にもなるのですが、自立度の高い利用者様が他の利用者様の色々なことを手伝うというシーンも多く見受けられます。

利用者様同士が助け合うシーンは心温まるものがありますので面白いポイントになります。

ショートステイの仕事はどんな人に向いている?

ショートステイの仕事に向いている人を私の個人的な考えにもとづいて書いていこうと思います。

色々な利用者様と接したい人

施設介護と違って利用者様が短期間で出入りするので自然と接する利用者様の人数が多くなります。

新しい利用者様が利用する時はもちろん、定期的に利用している方とも会わない期間があるので利用中は気分的に少し新しい気持ちで接することができます。

初めは利用者様が多いということで覚えないといけないことも多いので大変なのですが、徐々に慣れてくると利用者様が変わるということをプラスに考えることが出来る人なら向いていると言えると思います。

気分転換をしながら仕事をしたい人

一つ上の話と似ている内容です。

ショートステイは送迎という業務もあります。

これも慣れてくると特に抵抗なく出来るようになる業務なのですが、施設から離れることができ、自分一人だけという時間を作ることが出来ます。

そのため、良い気分転換が出来る時間と言えます。

あくまで慣れてくるとということですが、ずっと施設の中でいると疲れるものです。

ショートステイだと施設を離れる時間もありますので気分転換になりますのでそういった意味で向いていると思います。

逆に、ショートステイの仕事が向いていない人ってどんな人?

ここからは逆に向いていないと思う人を書いていきます。

運転が致命的に下手な人

ショートステイでは送迎という業務がありますので運転が下手な人は向いていません。

普段の運転から自分が下手なことを自覚しているもしくは他人から言われたことがあるという人は利用者様が乗っている、乗り慣れていない車での送迎は止めておいた方が良いと思います。

ショートステイに異動になってしまったという場合は送迎は出来ることならしなくて良いように相談した方が良いと思います。

利用者様と長期的に関わりたい人

ショートステイの利用者様は基本的には短期間の利用です。

さらに、他の施設などに入所が決定し利用しなくなるということも多くありますので利用者様一人一人と接する期間は短いのが基本です。

そのため、利用者様が亡くなるまでじっくりと関わっていきたいという人はショートステイだとその願いをかなえることは基本的には無理ということになりますので向いていないと言えてしまいます。

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まとめ

今回はショートステイにテーマを絞って書いてきました。

私自身ショートステイでの仕事の経験もあるのでそういった部分も交えて説明できたと思います。

夜勤も送迎もあるのでやらなければならない仕事が多いように感じますが慣れればどうってことはないです。

将来的にデイサービスや施設の介護職に異動になったとしても、そのどちらの特徴的な業務を経験していますので強みにもなります。

前向きに取り組んでもらえたらと思います。