ドラッグストアバイト求人の時給や募集内容、おすすめの求人の選び方についての写真

医薬品だけでなく日用品や食料品も数多く取り揃えているドラッグストアは私たちの生活に欠かせない存在となりつつあり、全国的に見ても店舗数は増加しています。

本記事では、ドラッグストアバイト求人について、お仕事の概要(大まかな一日の流れ)やメリット・デメリットなどについても見ていきます。

ドラッグストアで働くことを検討している方やドラックストアバイトに興味のある方は、ぜひご一読ください。

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ドラッグストアバイトはどんな仕事?

ドラッグストアは医薬品だけでなく日用品や食品など日々の暮らしに必要なものを取り扱い、販売しているところです。

人々の暮らしに必要なものを取り扱っているため、地域密着型の小売業だと言えます。

客層も幅広く商品についてのお問い合わせや相談も多いため、柔軟なコミュニケーション力が必要とされます。

ドラッグストアの主な仕事内容は、商品管理(品出し、発注業務)と接客の二つです。

ドラッグストアバイトの大まかな仕事内容

<開店前>

①納品されてきた商品の検品・品出し・補充

納品されてきた商品の検品・品出し・補充

開店前のバックヤードは、納品されてきた商品で溢れています。

これらを全て検品し、通路ごとにコンテナに小分けにしていきます。

そして各通路の担当を決め、開店前にできるだけ全ての品出しを終えるようにしなければなりません。

特に納品量の多い日は午前中から売れ始めるものから店に陳列するようにし、どうしても出しきれなかった商品は開店後に素早く陳列します。

②売り場のメンテナンス

売り場をきれいに整理しておくことも開店前に必要な作業です。

商品が売れて棚がへこんでいる部分は前出しをしたり、消費期限や賞味期限があるものについては期限の切れた商品が売り場に残っていないかチェックします。

また、特売日などは販売価格が変更されるため、値札を差し替えたりPOPの切り替えをしたりという作業も必要です。

チラシに大きく掲載されている目玉商品は店内の複数箇所に展開し、お客様に手に取っていただく機会を増やします。

③清掃

開店前に店内やトイレ、駐車場の清掃をします。

また、買い物カゴやカートも各所に設置し、汚れがある場合はふき取ります。

来店していただいたお客様が気持ち良くお買い物できるように、売り場メンテナンスと併せて行います。

④朝礼

毎朝の朝礼では、社訓の唱和や昨日の売上報告、連絡事項などが共有されます。

注目の新商品が販売される日には、商品知識やお客様におすすめする際のフレーズなども共有します。

また、万引き対策のシミュレーションを行うこともあります。

「出口で防犯タグが鳴った場合」というシチュエーションを想定し、お客様役と店員役に分かれてロールプレイングを行います。

<開店後>

①レジ業務

レジ業務

レジ業務は、特にお客様と接触する機会の多い業務です。

入り口近くにあってお店の顔とも言える場所ですので、挨拶や声かけなどお客様が気持ち良くお買い物できるよう臨機応変な対応が求められます。

また、商品についてのお問い合わせがあった際は店内アナウンスを使って担当者を呼び出すなど、適切な対応をとっていくことが大切です。

最近ではレジの自動化が進み精算業務は簡素化されましたが、お金の受け渡しを行う場所ですので操作ミスによる間違い等が起こらないよう注意が必要です。

②お客様からの問い合わせ対応

ドラッグストアは多くの商品を扱っており、レイアウト変更や棚の入れ替えなども多いため、お客様からのお問い合わせが多いです。

質問された時にすぐに答えられるよう、店内の配置図やどこにどの商品があるかなどは、開店前の清掃時やメンテナンスをする際にも注意して見ておくと良いでしょう。

医薬品や健康食品など専門的な知識を求められる場合は担当者や薬剤師に対応を代わってもらうなど、必ずお客様に正確な情報を提供できるようにします。

➂フェアごとに売り場づくり

ドラッグストアでは季節ものを取り扱うことも多く、またシーズンによって商品の売れ行きが異なってくるので、それに合わせて店内のレイアウト変更も頻繁に行っています。

例えば、梅雨の時期には殺虫剤、夏が近づいたら日焼け止めを目立つところに展開するなど、毎年の商品の売れ行きによって配置を変えていく必要があります。

また、新商品や話題の商品が入荷した際には、店内でも特に目立つ場所に陳列するようにします。

フェアの売り場づくりは営業中に行うことが多いです。

お買い物をされているお客様の邪魔にならないよう、迅速に行う必要があります。

バックヤードにはそれまでのフェアに使ったPOPや看板などが溜まっていきますので、処分するか、次のシーズンにも使うものであれば場所が分からなくならないよう、決められた場所にとっておきます。

<閉店後>

①精算業務

閉店後は、レジのお金を精算します。

先にも述べたように今やほとんどのレジは自動化していますが、精算時には現金をレジから抜き取り金庫に保管する必要があります。

この作業は大抵店長もしくは責任者が行います。

金庫に保管したお金は、翌朝お店に集金会社が回収に来るので、その時に渡します。

②売り場整頓

翌日の納品に備えて、売り場を整理整頓しておきます。

生鮮食品の期限をチェックしたり、商品が売れてへこんでいる箇所があれば前出しをしておきます。

売り場のメンテナンスが夜の内にしっかり終わっていると、翌朝の品出し作業がスムーズにいきます。

➂終礼

終礼では、その日にお客様からあったお問い合わせや気づきなどを全員で共有します。

ここで出た内容は、翌朝の朝礼でも共有されることがあります。

以上が、ドラッグストアの主な1日の流れです。

ここには挙げられていませんが、定期的な勉強会や研修を開催していることもあります。

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ドラッグストアバイトはこんな人に向いている!

ドラッグストアのバイトに向いている人はどんな人でしょうか?

いくつか挙げてみます。

将来、医療関係の仕事に就きたい人

医薬品や健康食品などを主に扱うため、医療関係の仕事を目指す人には学びの多い職場であると思います。

お客様から薬の効果や成分などについて尋ねられることも多いため、店舗常駐の薬剤師さんから学ぶ機会も設けられていることが多いです。

また、季節によって多く売れるものは異なってきます。

常に新しい情報を仕入れるようになりますし、自分の私生活でも健康に気を付けるようになります。

人の役に立つことにやりがいを感じる人

ドラッグストアに訪れる人の中には体の不調を感じており、中には「本当は病院で診察を受けたいけれど仕事や家事が忙しくて時間が取れなくて・・・」という方もいらっしゃいます。

あるいは不調を未然に防ぐためや、健康維持対策を求めてご来店される方もいます。

健康に関わることのですので、その人が何に対してどういった不調や不安を抱えているのかを聞き取り、分からない点はいい加減に回答するのではなく必ず専門家(薬剤師)に確認し、場合によっては医療機関の受診をおすすめすることも大切です。

お店の売り上げを上げることももちろん大事ですが、それ以前に人の役に立つことにやりがいを感じられる人におすすめの職場です。

体力があって健康な人

ドラッグストアには私たちの生活に必要な様々なものが販売されています。

お米やお酒など重たいものを運ぶこともありますし、開店前は納品されてきたコンテナや段ボール箱を開封し、時間内に整理することが求められます。

開店前や開店後のバックヤード作業では特に体力を使いますので、きびきびと動くことができる健康な人が求められます。

ドラッグストアバイトの仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

では、ドラッグストアでバイトをしていて、やりがいを感じるポイントはどんなことでしょうか?

いくつか具体例を挙げていきます。

資格取得のために働きながら勉強できる

ドラッグストアでの仕事内容に関連した資格に「登録販売者」というものがあります。

登録販売者とは、薬局・ドラッグストアやコンビニでお薬を販売する専門スタッフのことです。

それまで「薬剤師」だけに認められていた「一般用医薬品」の販売資格を、第2類・第3類に限り新しく定めた資格保有者にも認めたものとなります。

なお、第一類の医薬品を販売できるのは薬剤師のみと定められています。

資格が誕生した当初は受験にあたって一定の実務経験が必要とされていましたが、現在は実務経験は不問となっています。

ですので、ドラッグストアでバイトして間もない方でも、関心があれば受験することができます。

試験は平成20年4月以降、毎年年1回ずつ行われており、形式としては筆記試験のみとなっています。

登録販売者については試験勉強のための参考者や問題集も出ていますが、ドラッグストアで働いていると薬の成分名や効果について触れる機会が多いため、自然と必要な知識が身についていきます。

そうして蓄積された知識が登録販売者の試験勉強に活かされることが多いです。

自分や家族の健康にも敏感になる

ドラッグストアでバイトをしていると薬や健康についての知識が身につくため、自分の私生活や家族の健康についても敏感になってきます。

また、例えば風邪薬の種類の違いや栄養ドリンクのメーカーごとの特徴など、商品の違いも理解できるようになります。

面白いポイント

ドラッグストアで働いていて面白いと感じられるポイントはどんなことでしょうか?

具体例をいくつか挙げてみます。

新商品をいち早くチェックできる

一つは、なんと言っても新商品をいち早くチェックできることです!

特に楽しいのはお菓子売り場のフェア展開です。

季節によって様々なお菓子が発売されますので、棚に陳列しながら「美味しそう!今日は絶対にこれ買って帰ろう!」なんて思うことも。

また、化粧品だとドラッグストア限定のパッケージデザインやおまけ付き商品が納品されてくることもあり、お得にお買い物できるチャンスです。

サンプルを使用できるチャンスが多い

ドラッグストアでは化粧品や美容関連の商品も多く扱っていますが、お客様におすすめする際には接客する側が特徴や使い心地について知っていなければ説得力がありません。

パンフレットに書いてあることやCMで言われているようなことをそのまま言っても、お客様の心には響かず、購入に繋がりませんよね。

そこで、ドラッグストアではメーカーさんからサンプルを配布されるなど、ラインナップを使用する機会が多く設けられています。

気になっていた新商品や自分ではなかなか買えないような高価な商品をお試しできるチャンスです。

化粧品メーカーの主催する研修会に参加できる

化粧品を扱っているドラッグストアであれば、メーカーが開催する商品説明会・研修に参加する機会があります。

研修では、そのメーカーの販売している化粧品ラインナップや、新製品について使用してみることができます。

実際に自分が商品を使っていないと使い心地や効果についてお客様におすすめできないので、こういった機会があれば是非参加して店頭での接客販売に役立てましょう。

常連さんに顔を覚えてもらえる

ドラッグストアでは日用品も多く扱っていますので、毎日のようにご来店される常連の方もいらっしゃいます。

接客やレジ業務をしている内に、顔見知りの方が増えてくると思います。

ちょっとしたきっかけから家族の話や身の上話などをお聞きできることもあります。

必要なものを購入する際に自分を頼ってご来店いただけるととても嬉しく、励みになります。

賞味期限間近の食料品を割引価格で購入できる

ドラッグストアや店舗によりますが、賞味期限間近の商品を割引価格で購入できることがあります。

毎日沢山のお客様がご利用されるため、特に日配品は在庫切れになることがないよう需要より多めに発注することが常です。

従って、どうしてもロス商品が出てしまうのです。

値下げするなどの対応を取っても買い取る人がいなければ廃棄するほかないため、閉店後も売れ残っている食料品に関してはスタッフに割引価格で販売されることがあります。

バイトは正社員とどう違う?

仕事の量や責任の度合いは変わる?

ドラッグストアでの雇用形態は正社員、バイト、パートなど様々です。

雇用形態によって仕事の量や責任の度合いは変わってくるのでしょうか?

正社員

正社員の仕事内容は店内業務全般だけではなくマネジメントに関する部分が加わってくるため、責任感も求められます。

具体的にはシフト作成といった人材マネジメントに関わることや、商品の発注や在庫管理も行います。

バイト

バイトの主な仕事内容は、商品の陳列やメンテナンスなどです。

初めはバイトとして雇用された後に、長く誠実に勤務することでスキルや功績が認められ、やがて社員登用されるケースもあります。

また、バイトの中でも能力に応じて昇給があったり手当があったりと、長く勤められるよう配慮している会社もあります。

それぞれ求められるスキルは?

それでは、正社員とバイトで求められるスキルは異なるのでしょうか?

正社員

バイトと比較した場合、より広く全体に気を配るスキルが必要になってきます。

ドラッグストアは多種多様な商品を扱い、また季節ごとの商品入れ替わりも激しい業態です。

従って、各ジャンルの担当者とも上手に連携していくコミュニケーション能力も求められます。

バイト

バイトに求められるスキルは、正社員と比較すれば「全体」よりも「局所」です。

担当を任された際は、そのジャンルに対する商品管理や売り場メンテナンスを徹底する必要があります。

また、長く勤めているベテランバイトであれば、新人スタッフの教育を任されることもあります。

店内業務についてだけではなく、新人スタッフが新しい職場に早く馴染めるように人間関係についても配慮する必要があります。

収入面は?

ドラッグストアで働く正社員とバイトとで、収入面での違いはあるのでしょうか?

正社員(登録販売者)

薬局やドラッグストアで働く登録販売者の平均月収は、20万円です。

これは、他の小売業種と比較するとやや高い水準になります。

給料バンクによると、「ドラッグストア売上第1位のマツモトキヨシでは、薬剤師を除く正社員の平均月収は約24万円、これに登録販売者としての資格手当が5,000円、役職付きなら役職手当が数万円つきます。年収は約400万円前後」とのことです。

参照:給料バンク

バイト

一方、ドラッグストアのバイトの平均時給は東京では1,034円、最も低い新潟県では797円となっています。

土日祝日手当や時間帯によって、手当がついている会社もあります。

参照:タウンワーク

残業は多いの?

ドラッグストアをはじめとした小売業では、店舗の営業時間や忙しさによっては残業時間が発生することがあります。

では、雇用形態によって残業時間に差は出てくるのでしょうか?

正社員

営業時間が長い店舗であれば、それだけ残業時間も多くなる傾向にあります。

開店中にできない作業をこなしていく必要があるからです。

通常ドラッグストアの正社員は一日8時間勤務のシフト制で「早番」か「遅番」の出勤になりますが、忙しい時期になると営業時間はほぼ在籍することも少なくありません。

バイトスタッフの急な欠席や退職などで人手不足に陥ればその分仕事量が増え、結果として残業をすることになります。

また、近隣に新しい店舗がオープンした場合はヘルプに行く必要も出てきます。

オープンしてしばらくは他のお店に比べて来店客数が非常に多いため、仕事量も多く新しいスタッフの教育なども必要となってくるため、必然的に残業時間は増えてしまいます。

休憩時間もまともに取れないこともしばしばですが、体調を崩さないよう健康に留意する必要があります。

バイト

ドラッグストアのバイトは正社員と比較すると残業は少ないか、ほぼありません。

ただ、バイトのレベルによっては正社員と同等の業務を任されている場合もあり、その際は残業が発生することも考えていたほうが良いかもしれません。

また、遅番のシフトで入った場合は、閉店後の片づけや翌日の品出し準備のためのメンテナンスに時間を要することもあります。

いずれにしても店舗によって残業の有無や頻度は大きく異なりますので、応募時や面接時にその点も確認するようにしておいた方が良いでしょう。

どうしても残業できない事情がある場合は、その旨を面接時に伝えておけば後のミスマッチを防ぐことができます。

ドラッグストアのバイトをするために他にも知っておきたいこと

薬剤師の資格

薬剤師は医薬品全般について幅広い知識を持つ「薬」の専門家であり、ドラッグストア各店舗に常駐しています。

ドラッグストアで取り扱っている医薬品の中でも、薬剤師しか販売できないものは第一類医薬品と呼ばれ、前述した登録販売者であっても販売することができません。

また、お客様からの薬に対する質問や相談に応対するのも薬剤師の役割です。

ドラッグストアによっては毎朝の朝礼で、または定期的に、店頭で取り扱っている医薬品について薬剤師による講習会を開催しているところもあります。

このように薬について専門家から知識を得られる機会があるのも、ドラッグストアバイトならではの利点だと言えます。

登録販売者の資格

前述しましたが、登録販売者とはドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売ができる医薬品販売専門資格です。

学歴や実務経験は不問となっていますので、バイトやパートであっても受験できる資格となっています。

合計出題数は120問となり、試験時間240分、正答率70%以上が合格ラインの目安になります。

ドラッグストアでバイトをしているとお客様から薬のことについて訊ねられることが多くなります。

専門的なことは薬剤師に任せるほうが良いですが、簡単な質問への対応や提案が自分でできるようになればお客様とのコミュニケーションも円滑になりますし、自分にとってのスキルアップにも繋がります。

自分にあったドラッグストアの求人の選び方や注意点

それでは、ドラッグストアの求人や選び方の注意点はあるのでしょうか?

いくつかの項目別に見ていきましょう。

【選び方①】雇用形態から探す

ドラッグストアの多くは年中無休であり、店舗によっては24時間営業しているところもあります。

また店舗数は年々増加しているため、ドラッグストアを運営する会社にとっては人材確保が急務となっています。

従って、雇用形態は「正社員」「アルバイト」「パート」など様々です。

会社によっては、「ショートパート(モーニングパート)」「ロングパート」など、一つの雇用形態の中でも更に細分化して区別しているところもあります。

早朝もしくは夕方以降は時給がアップするところもありますし、シフト時間の融通を利かせてくれるところもあるので、求人広告に掲載されていない時間帯や時間外であっても自分の生活に合わせてもらえる場合があります。

気になる店舗があれば、応募時や面接時に一度確認してみましょう。

アルバイトやパートが比較的自分の都合を優先させられる分、正社員の拘束時間は長引く傾向にあると言えます。

学生や主婦であれば、学校や家庭の事情によって突然欠勤しなければならないことがあるかもしれません。

他のスタッフで埋め合わせできない場合には、正社員が残業したり休日であっても出勤したりする必要があります。

【選び方②】給与や雇用条件から考える

給料や雇用条件も、ドラッグストアに就職する際は注意したい項目です。

前述したように、ドラッグストアは営業時間が長く店舗数も年々増加していますので、それに合わせて人材を確保していく必要があります。

スタッフが長く働けるようシフトの融通を利かせたり、短時間勤務が可能なところも多くあります。

また、出勤する人の少ない時間帯や休日に出勤した場合は手当をつけるなど、報酬面でも工夫しているところが多くあります。

ドラッグストアでバイトをしようと思い立った場合は、求人広告に掲載されていないパターンでも実際は人手を必要としており募集していることがあるので、応募時や面接時に自分の希望を伝えてみるのも良いでしょう。

ドラッグストアで働くメリット

ここでは、ドラッグストアで働くメリットについてご紹介したいと思います。

健康や美容に詳しくなれる

一つ目は、やはり自分の健康や美容に詳しくなれることです。

ドラッグストアでは医薬品や化粧品を多く取り扱っており、お客様から質問された際にはすぐ答えられるよう知識を習得しますよね。

商品知識だけではなく「どういった時に風邪をひきやすくなるのか」「肌荒れしやすい食べ物は何か」「夏バテ防止に効くサプリ」などの情報にも自ずと敏感になりますので、自分や家族の健康を気遣うことができるようになります。

食生活や運動など日々の暮らしの中でも意識する機会が多くなり、結果、自分にとっても役立つ知識が身につくのです。

幅広い年代や立場の人と一緒に働ける

これまでに述べたように、店舗数を増やしているドラッグストアは人材を確保するため、多くの人を雇用する必要があります。

従って、ドラッグストアで働くようになると必然的に幅広い年代や立場の人と知り合う機会が多くなります。

普段の生活では触れ合う機会のない人と同じ仕事をすることを通して、仕事以外でも勉強になることが多くあります。

気の合う人とは職場の外でも食事をしたり一緒に出かけたりするようになり、交友関係の幅も広げることができます。

ドラッグストアバイトで働くデメリット

それではドラッグストアで働くデメリットとは、何でしょうか?

ここでも、いくつか具体例を挙げながら見ていきたいと思います。

重たいものを運ぶことが多く体力が必要

ドラッグストアは割合的に見て女性の多い職場ですが、商品の出入りが激しいため数多くのものを運ぶ必要があります。

中にはお米やお酒、ペットボトルの箱のように重たいものもあり、腰を痛めてしまう人も多いのが実状です。

また、納品時の段ボールを折りたたむことも多いので、手荒れにも繋がります。

ドラッグストアで働く際は「軍手」や「カッター」が必需品です。

特に「軍手」はドラッグストアで働くようになると毎日使うものなので、数日でぼろぼろになってしまうこともあります。

もっとも、重たいものを運ぶ内に体力がつくので、長期的に見れば健康づくりや体力づくりには良いかもしれません。

人間関係が難しいこともある

先ほどドラッグストアで働くことのメリットとして「幅広い年代や立場の人と知り合えること」を挙げましたが、逆に言えば、それだけ自分と価値観や考え方の異なる人と接する機会が多くなるということです。

意見が衝突したり、どうしても受け入れられないという人も出てくるでしょう。

しかし、これは社会で生きていく以上避けられない課題だと思って、人間関係について勉強するつもりでバイトをするのも良いかもしれません。

中には「第一印象が苦手だったけれど、一緒に仕事をする内に共通の話題が見つかって、今では一緒にランチに行くようになった」ということもあり得るでしょう。

様々な人が多く働く職場で人間関係の幅を広げてみるのも楽しいかもしれません。

土日や祝日の休みが取りづらい

特に正社員であれば、土日や祝日年末年始の休みが取りづらいのが現状です。

また、営業時間外でなければできない仕事もあるため、その場合は残業をすることになります。

スタッフの急な欠勤や退職が重なれば、その分業務量は増えてしまいます。

新人スタッフを雇ったとしても習熟するまでに時間がかかる場合もあり、人材の配置に頭を悩ませることもあります。

まとめ

以上、ドラッグストアバイトについてメリットやデメリット、求められる人材や面白い点などについてお話してきました。

私達の日常生活に密着しており、各エリアで店舗数を増やしているドラッグストア。

働きたい店舗が見つかったら、まずは客として来店し、そこでの接客態度や清掃が行き届いているかなどをチェックしてみましょう。

また、そこで働いている人の雰囲気や接客態度を観察することで、自分が働いたとしたら続けられそうかどうかのヒントが見つかるかもしれません。

最近では野菜やお肉など生鮮食品を多く扱うドラッグストアも増えてきました。

新規のお客様のニーズを取り入れ、生活のあらゆる面でサポートしていけるドラッグストアバイト。

健康や美容について学びつつ、人の役に立つことをしていきたいという方や、働きながら資格取得のための勉強に繋げていきたいと考えている方には、おすすめの職場です。

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