家電量販店のバイトはお客様に家電をオススメして購入してもらう業務です。
今回は家電量販店のアルバイトをお考えの皆様に、元店員だからこそ分かる家電量販店の求人について、ちょっとした内情を含めつつご紹介したいと思います。
家電量販店に向いている人や向いていない人、バイトと正社員との違いをしっかり知ってから上手に求人を選んで、あなたに合う職場で働いてみてはいかがでしょうか?
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(正社員希望の人限定)
家電量販店の仕事はどんな仕事?
家電量販店はテレビから冷蔵庫などの大型家電からカメラやPC、今はオモチャなども販売しているお店です。
家電量販店の大まかな仕事内容
家電アドバイス、ポップ作成や品出し、その他にも展示品の管理や売価変更、店内のレイアウト変更まで様々な仕事をします。
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家電量販店の仕事はこんな人に向いている!
どんな人が向いているか経験を元にを幾つか紹介します
やっぱり家電が好きな人です。
家電量販店で主な仕事がお客様に家電の案内をすることなので、家電が好きでないと商品の機能や優れた点など積極的に学ぼうとできないからです。
明るく元気な人
家電量販店で知識以上に求められることが元気です。
大きな声で笑顔で元気よくいらっしゃいませと言えるかはとても大事なことです。
ただ、声が大きすぎても注意されることがあるのでほどほどに(笑)
商品を売るのが好きな人
売り場にいるとよくお客様から声を掛けられることが多いです。
そのほとんどが商品の事についてです。
その際に購入を検討している商品を案内するのですが、店員の案内次第ではその商品が売れるか売れないかが変わってくるから面白いです。
また、自分が案内した商品が売れた時の達成感や充実感はとても嬉しくやりがいに繋がります。
その他にも、大型家電を売った店員は成績がつき、その成績に応じてボーナスが増えたりすることもみたいです。
営業が得意な人は特にやりがいを感じるかもしれませんね。
動き回るのが好きな人
量販店では基本的に店内を巡回したりするので一日中歩きっぱなしです。
そのため、普段から運動不足な人は足が痛くなるかもしれませんが退屈しない仕事です。
それに店内をブラブラしていてもサボっているように見られないのもいいです。
逆に、家電量販店の仕事はこんな人に向いていない!
向いてる人がいれば向いてない人がいるのは当然です。
以下では残念ながら家電量販店に向いてない人を紹介します。
人と話すのが嫌いな人
やはり接客業ですから、人と話すのが嫌いな人は難しいかもしれません。
でもできないとは言いません。
なぜなら私も人と話すのが嫌いだったからです。
昔から人見知りで大きな声も出せなかったのです。
ですが、働いてみると周りが元気で休憩中も話しかけてくれますし、売り場でも周りが明るく接客しているので同調効果なのか、釣られて自分も明るく接客できるようになりました。
だから人と話すのが嫌いな人でも、最初は苦戦しますが無理ではないです。
派遣やバイトは正社員とどう違う?
基本的に家電アドバイザーは正社員の方になります。
ですが、バイトでも自分の知識で案内できるようなことであればお客様に聞かれた時に限って案内しても良いとされていました。
ただし、大型家電を除きですが(笑)
バイトは主に品だし、売価変更、展示品管理、レジ打ちなどをしてました。
その他に、上記で記したように、正社員は自分で売った商品が成績になりますが、バイトは売っても成績にはならないので時給が上がったりもないです。
仕事の量や責任の度合いは変わる?
当然変わります。
ただし、正直バイトの責任はほぼ皆無です。
バイトが案内した商品の機能が違っていたとクレームになれば勿論正社員が謝罪などします。
ただ、このようなバイトの案内ミスなどが増えると、バイトの案内が制限されたりします。
仕事内容は変わる?
正社員とバイトでは仕事内容が違います。
正社員は基本的に家電アドバイザーとして店内を巡回しながら、お客様を見つけて商品の案内などをしています。
バイトは品だし、売価変更、展示品管理、レジ打ちになります。
それぞれ求められるスキルは?
正社員もバイトも家電に対する知識は必要になってきます。
バイトであればお客様に聞かれて社員に振れますが、毎回どんな事でも聞いてると少しは勉強しなとうざがられるので(笑)
社員であればやはりお客様に商品を売るわけですから、商品の知識以外にもビジネスマナーや話術はあっても損はないと思います。
収入面は?
私はバイトとして勤めていたので社員の詳しい給料は知りませんが、聞いた話しを例にお答えしたいと思います。
正社員
大卒の方で初任給、手取り月18万前後と聞きました。
大卒であれば平均といったところでしょうか。
勤務年数や役職が上がれば勿論給料は上がると思います。
私から見て、皆さんけっこう貰ってる印象でした。
派遣
私が勤めていた家電量販店では派遣の方はいなかったと思います。
正社員とアルバイトの方々で一緒に仕事をしておりました。
バイト
時給は950円か1000円だったと思います。
夕方になると時給が100円上がっていました。
土日祝日は時給100円上がってました。
私は8時間勤務、うち45分休憩で週5日シフト入っていたので手取りで月12万から13万は稼いでいました。
シフトは?
正社員
正社員の週休は、基本的には週2日。
営業時間が10時から21時なので2交代制でシフトが作られていました。
早番の方が10時から19時、遅番の方が12時から21時でした。
希望休の融通は効くようでしたが、出勤時間はランダムだったように思えます。
バイト
自分で労働契約を結ぶ際に10時から21時で日曜日から土曜日まで好きな日時を選んで、自分でシフトを決められました。
選んだシフトはすべていれてくれたのでスケジュールなど立てやすかったです。
自分にあった家電量販店の求人の選び方や注意点
家電量販店での仕事は、どこのお店に行っても明るく元気な接客というのは変わらないと思います。
以下では、家電量販店の求人を探してる方などに向けて参考になればと思います。
【選び方①】雇用形態から探す
ここまで正社員とバイトの違いを記してきました。
正社員は給料も良さそうな印象で、休暇もあり、残業も交代制のためほとんどないと思います。
ただ、家電の勉強をする必要があり、家電は次から次へと新しいものに変わるため、やはり家電が好きでないと勉強が大変かと思います。
バイトは時間など自分で決められるので、プライベートなどに合わせて働くことができます。
社会経験としての仕事ならバイトでもいいでしょう。
家電が好きなら正社員として働くのもいいと思います。
大きな家電量販店であれば、この先も安心だろうと思います。
【選び方②】職種から探す
家電量販店は接客業です。
お客様相手の商売になるので、いいお客様もいればクレームばかり言うお客様もいます。
ですが、高い家電が売れたときなどは楽しいです。
【選び方③】会社の業態から考える
家電量販店という会社・店舗は、この先も無くなることはないのかなと思います。
根拠としては、ネットショッピングなどが主流になりつつも、大型家電に関しては、実際に目で見て触って買う方々が多いからです。
また、時間を潰すのにも家電量販店はいいので、会社としては生き残るのではないでしょうか。
なので、正社員として就職しても安心なのではないでしょうか。
【選び方④】給与や雇用条件から考える
給料に関して正社員でもバイトでも平均かそれ以上ではないのかなと思います。
雇用形態で言えば、バイトは半年ごとに契約を更新していました。
バイトであっても真面目に働いていれば問題なく契約更新はしてくれるので大丈夫です。
たしか、契約更新の際、勤務年数や仕事ぶりがよければ契約書の時給欄が上がると言われていました。
【選び方⑤】エリアから考える
正社員であれば転勤があります。
私が勤めていた家電量販店では北海道から東北に転勤してきた方もいました。
もしかすると転勤があるのは役職のついている人だけかもしれませんが、全国規模の家電量販店であれば、まず転勤はあるものと考えていたほうがいいと思います。
その点バイトは転勤などないので少し気楽ですね。
【選び方⑥】好きなブランドから考える
家電量販店に勤めようと思ったときに幾つかある店舗の中からどこにしようか考えると思います。
そんな時は自分がよく行くお店にすることをオススメします。
よく行くお店だと顔見知りがいて働き憎いと思うかもしれませんが、よく行くからこそわかるところがあります。
それは商品の場所です。
お客様に聞かれること第1位は商品について、第2位は商品の場所についてなんです。
家電量販店は広いし品数も豊富なので、常連さんでもどこにあるのかわからないなんてことはよくあるのです。
そんな時は決まって店員に聞きます。
その店員が手早く丁寧にお客様を商品まで案内することで、お客様からの信頼も得て、そのままの流れで商品案内ができて
その結果、購買意欲が上がり、購入に繋がるのです。
つまり、商品の場所を覚えるということは、お客様からの信頼も得て、自分の成績も上がる一石二鳥なのです。
ですが、先ほども言ったように店内は広いし品数も多い、店員ですら全ての商品配置を把握している人はそんなに多くないと思います。
それだけ覚えるのが大変なのです。
そのため、通いなれたお店なら初めて行くお店よりは商品の場所を把握できているのでいいと思います。
家電量販店で働くメリット
何事にもメリットとデメリットがあります。
それは仕事でも同じことです。
ここでは家電量販店に勤めた際のメリットを紹介します。
家電に詳しくなる
当然ながら一日の大半をそこで過ごすわけですから自然と知識は耳に入ってきます。
勿論勉強しなければ入らない知識もありますが・・・。
私は、家電量販店に勤めるまでWi-Fiの無線ルーターに規格があること、イヤホンの違い、DVDとDVDーRの違いなど全くわかりませんでした。
ですが、働いているうちに自然と情報が入り知識になります。
他にも家電に関して色々な知識が身に付きました。
それに家電に詳しくなれば周りで家電の購入を検討している人がいればオススメ家電を紹介してあげるのもいいですね。
社員割引
これは販売業のお店であればよくあるメリットだと思います。
私が勤めていたところは確か5%オフだったと記憶しております。
たったの5%って正直思いましたが、実際に社員割引で購入したときに安くなって嬉しかったことを覚えています。
少しの金額であれ同じものを買うのであれば安いほうがいいので嬉しいメリットですね。
家電量販店で働くデメリット
メリットを紹介したので次はデメリットの紹介をします。
防犯対策が多い
デメリットになるのかは微妙ですが、手間という点で紹介します。
商品の品だしの際一定以上の金額をするものには防犯対策が施されます。
それは家電量販店に限らず全てのお店がそうだと思います。
その防犯対策をするのが数が多いと大変だったり、誤作動して音がなったときが大変だったりします。
勉強会が多い
家電量販店では商品知識が重要になるため、勉強会が多いです。
お昼休憩に入ると、各メーカーの営業の方がいらっしゃって店員はお昼御飯を食べながら新商品の説明や機能・商品の売りポイントなどを聞いているのです。
バイトの人は勉強会への参加が強制ではなかったです。
ですが、社員に混じって聞いてる人もいました。
家電量販店での仕事のやりがいとは?!
やはり自分で商品を案内してその商品が売れたときは一番やりがいを感じる瞬間です。
商品が高価であればあるほど嬉しくなります。
また、購入を検討されているお客様には名刺を渡しますから、自分が前回対応したお客様が別の店員にいってしまうなんてこともないです。
お客様が納得するまで対応を続けることができます。
逆に売れなかったときは、もっとこう案内すればよかったなど色々な反省がでてきます。
向上心のある方や営業が得意な方は本当にやりがいを感じる仕事だと思います。
まとめ
一言で家電量販店と言ってもやる仕事はたくさんあります。
家電にも詳しくなくてはいけない。
商品の場所も覚えないといけない。
覚えることが多いです。
ですが、社員の方はみな優しく、話しかけやすい雰囲気が多いのでやっていけると思います。
それと案外クレーム客が少ないので快適でした。
やはり高い買い物なだけあってか、お客様も慎重に購入されるために比較的クレームは少ないようです。
また正社員とバイトの違いについて色々と触れてきましたが、どちらにも共通して言えることが元気と笑顔です。
最悪お客様の対応などで困ったときなどは笑顔と元気と優しい社員さんがいるので乗り切れます。
ここで紹介した情報は自身の経験を元に構成しております。
店舗などによっては紹介した情報と異なる可能性がありますが、家電量販店で働こうと思う人の手助けになればと思います。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)