料理教室アルバイトの時給は?やりがいについてもご紹介!仕事をしながら料理を学ぼう!
私達が生きるために欠かせない「食べる」こと。
毎日家庭で料理をしている方も、ちゃちゃっと買って済ませることが多い方も、どうせなら美味しく楽しい食事にしたいですよね。
特に料理が好きだと言う方、ご自分の好きなことを活かして仕事をしてみたいと思ったことはありませんか?
料理好きの方におすすめしたいお仕事が「料理教室」です。
大手から個人経営の料理教室まで、実はみなさんの自宅の近くで運営しているかもしれませんよ。
今回は料理好きが楽しんで働ける「料理教室」の仕事に迫ってみましょう!
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(正社員希望の人限定)
目次
閉じる料理教室の仕事の種類と大まかな仕事内容
料理教室の仕事はいくつかの職種に分けることができます。
個人経営の場合であればすべての仕事を全て講師が担っていることもありますが、ここでは大手の教室を中心にご紹介して行きましょう。
仕事の種類と仕事内容をお話していきます。
講師
まず料理教室に欠かせない、一番大切な仕事が教室の講師です。
個人の教室では講師自身が経営者の場合が多く、アルバイトや社員が仕事で教壇に立つことはあまりありません。
しかし、大手の場合は一般から講師の募集を行っていますよ。
調理師や栄養士などの資格を持っていたり、持っていなくとも料理が好きであったり、または飲食店のシェフ経験がある方などは採用へのハードルは高くないのでぜひ探してみてください。
また、講師の仕事は正社員以外にも教室がある時に出勤すると言う働き方も可能です。
教室の中には外部から先生を招いて授業を行ってもらうと言うスタイルのところも少なくありません。
その仕事内容は?
講師の仕事内容は授業の構成から準備、そして授業と生徒さんを迎える実際の教室に関わる全てのことを行います。
まずは料理を決め、その料理がより魅力的に見えるような写真を撮影してレシピを起こします。
レシピを起こしたら料理教室側と相談し教室の価格や、実際にどのように授業を行っていくのかを決めて募集をかけ始めます。
講師自身の名前が知られている、または料理教室として固定のファンが付いていると言う場合を除いて生徒募集は約1ヶ月半前くらいから始めます。
現在はSNSやホームページなどを使った広告の方法や、他の教室に足を運んでくださった生徒さんにチラシを作って渡すなどの方法で生徒さんを集めます。
教室の日にちが近くなると材料を仕入れて準備を開始します。
教室の構成にもよりますが、全ての材料を計量したりある程度出来上がったものを使う場合もあります。
講師によってはこの作業をアシスタントが行うこともあるでしょう。
そして当日は授業を行います。
ポイントを踏まえた説明や美味しい料理を作るための知識などをたくさん詰め込んで、生徒さんに満足してもらい次も足を運んでくれるような授業をすることがとても大切です。
教室のアシスタント
料理教室には講師と一緒に授業をサポートするアシスタントがいます。
アシスタントは教室に所属しているか、または講師に師事している場合があります。
教室に所属してる場合は生徒集めなどの広報の仕事、教室の設備の管理などを行います。
その仕事内容は?
アシスタントは講師とともに教室のサポートを行います。
授業の内容を全てきちんと理解し、難しい工程や内容であれば生徒さんのサポートも行います。
授業の準備を行ったり、授業中に出た洗い物、その日の授業が焼き物であればオーブンの準備など講師の手の届かないところをサポートする役割ですね。
完成したレシピの準備など何かと忙しい講師に変わり教室が滞りなく運営できるようにあらゆる準備を行います。
教室が個人経営である場合はこのアシスタントと広報の仕事を一手に担うことも少なくありません。
生徒さんを集めるためにインターネット上に情報を載せたり、応募された生徒さんの授業料の集金、それに伴う金銭の管理などもアシスタントが行うことになるでしょう。
受付
大手の料理教室で生徒さんもたくさんいる、月謝制で月に何度と定期的に通われる方が多い教室であれば受付業を専門にしているスタッフもいます。
その仕事内容は?
受付専門のスタッフは、授業の案内や生徒さんの次の予約の管理などを行います。
また、体験入学などを行っているところであれば、体験入学に足を運んでくださった方に向けてご入会をおすすめしたりといった営業の役割も果たします。
生徒さんの好みやスケジュールによって、次は何日の何時からどんな教室があるのでどうですか?
と提案をしたり、来月も続いて通って頂けるように促したりと言った大切な仕事です。
料理教室の仕事はどんな人に向いている?
次に料理教室の仕事に向いている人を見ていきましょう。
料理が好きなことはもちろん第一条件ではありますが、ただ好きだと言うだけではなかなか続けられないのが料理教室の仕事です。
料理が好きなことに加えて必要な要素をチェックしてみましょう。
コミュニケーション能力の高い人
料理教室は大抵が10人前後の生徒さんを集めて行われます。
生徒10人に対して講師が1人ですから、意外と密なコミュニケーションが求められます。
生徒さんは美味しい料理を習いに来ているのはもちろんですが、「楽しみに」来ている方もとても多く、ただ淡々と料理を作るだけではなかなか人気のある授業にはなりません。
料理の知識を授業に盛り込むのはもちろんですが、話の内容としてこの料理はどこどこ発祥で、どんな時に食べる料理で、など雑学のような知識も必要になります。
そこが調理師とは異なるところですね。
調理師はお客様とのコミュニケーションはあまり発生せず、もくもくと素材に向かっていれば良いと言う一面もありますが、料理教室は人対人です。
講師やアシスタントの人柄に惹かれて訪れると言う方も一定数いらっしゃいます。
コミュニケーション能力は欠かせない要素なのです。
気配りのできる人
料理教室の仕事は、視野が広く細やかな気配りのできる人が向いている仕事です。
自分の目の前のことだけに集中してしまうのではなく、広い視野を持って授業に付いて来られていない人はいないか、間違った工程で行っている人はいないかなどを見る必要があります。
相手に寄り添うと言うことがとても大切で、いかにその時間を楽しく有意義なものにしてもらうかと言った心配り、気配りが必要です。
実は美味しいものが作れる、と言う理由だけでは料理教室は成り立ちません。
講師やアシスタントの中には自分のレシピに絶対の自信があり、経験に裏打ちされたものだからと言う理由で気配りを怠ってしまうところもあります。
そうすると確かに美味しいものは作れるのですが、教室から「楽しい」と言う要素は消えてしまい広い範囲から生徒さんを集めることができなくなってしまいます。
「おもてなし」の精神は絶対に必要なものです。
子供が好きな人
これは教室により異なりますが、実は今人が集まりやすく人気が出ると言った理由で子供の料理教室を行っているところもあります。
私が働いている料理教室は小さなもので、都市部と言うわけでもないのですが子供の教室はすぐに定員いっぱいになり教室数を増やすこともよくあります。
10人のクラスを3日に分けて6回行ってもキャンセル待ちやお問い合わせをいただくことが多いので、親御さんが食育に興味を持ってくださっていることの現れと言って良いでしょう。
子供の教室を行っているところであれば、子供が好きなことも大事な要素です。
子供の教室こそ楽しさが一番重要で、一緒に楽しんで作業できる講師やアシスタントが必要になります。
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逆に料理教室の仕事に向いていない人とは?
次に料理教室の仕事に向いていない人の特徴をご紹介して行きましょう。
人見知りな人
広い範囲から募集をかけ、誰でも参加してもらえる料理教室の仕事は「人見知りな方」にはなかなか難しい仕事と言えます。
先程お話したように、コミュニケーション能力が必要な仕事ですから人見知りで声もかけられない、と言う方はつらくなってしまうかもしれませんね。
しかし人見知りを少しでも改善したい、と考えている方にとってはとても良い職場になると思います。
視野が狭い人
講師でもアシスタントでも、視野が狭く全体を見ることが苦手な方は向いていません。
授業中には本当に様々な事が起こります。
材料が一つ足りない、失敗して焦がしてしまった、お皿が割れた・・・などなどトラブルは起こるものです。
そのトラブルを未然に防ぐためにも、また起きてしまったトラブルに適切に対処するためにも広い視野を持って柔軟に対処できる方が向いています。
接客業が苦手な方
料理教室の仕事は接客業です。
しかも長時間に渡る接客ですから、普通の販売業とはまた異なります。
接客のプロはある程度お客様のご要望には答えていかなければいけません。
時にはお客様からアドバイスやご指導をいただくこともあるでしょう。
誠意のあるまっとうな意見の時がほとんどですが、中には理不尽な要求と感じられることもあります。
そんな時でも笑顔で「ご意見ありがとうございます、社内で検討致します」と言うようなスタンスで対処しなければなりません。
不機嫌さや納得できない様子が顔に出てしまうようではいけません。
授業中はもちろん、お客様が教室から出られる時まで完璧に接客をこなすことができなければ、料理教室の仕事は勤まりません。
料理教室の仕事のやりがいとは?
続いて料理教室の仕事のやりがいを見ていきましょう。
喜んでもらえる!
まず一番「やっていて良かった!」と感じる時は生徒さんに喜んで貰えた時でしょう。
授業は作って、食べてが1セットになっているところが多いかと思います。
作ったものをその場でみんなで試食すると言う形なので、飲食店よりもお客様の反応がダイレクトにこちらに伝わります。
一口食べて、「おいしい!!」と言う言葉を頂けた時はなにものにも代え難い喜びを感じることができます。
「こんなに美味しいものを、簡単に作れるんですね!」と言った言葉を頂けるように時間を掛けて考案し、準備をするのです。
また、何度か通ってくださる生徒さんから「この間の料理を家で作りました」と言っていただけるのもとても嬉しい出来事ですね。
習ってその場だけにならず、家でも作ってもらえると言うのが料理教室の一番の目的です。
定員がオーバーした!
料理を考案し、レシピを作成し、そして写真を撮影すると言った手順を踏んで公に募集が掛け始められるのですが、募集を始めてすぐに定員いっぱいになった時とてもやりがいを感じます。
料理教室はトレンドを押さえたものから定番まで様々な料理を作りますが、内容によってはあまり反応が良くない教室も存在します。
生徒さんたちは「これを作ってみたい」「作れるようになりたい」と思ってくれないと足を運んでくれません。
ですから、たくさんの方が作ってみたい!と思ってくれるような料理を考案できることは講師にとってとても嬉しいことです。
定員がオーバーして教室数を増やす時などは本当にやりがいを感じます。
料理教室で働いた経験をどんな仕事に活かせる?
最後に料理教室で働いた経験を活かせる、次の仕事をご紹介して行きましょう。
あらゆる接客業
料理教室での経験で、長時間の接客が可能となっているはずですからあらゆる接客業に従事することができるでしょう。
販売はもちろん、ホテル、ジャンルは違えど何かの教室、添乗員などなどその範囲は幅広く色んな職業があります。
従業員としてお客様と接すると言う仕事であれば経験を活かすことができるでしょう。
飲食店
料理教室で働いていればテーブルコーディネートや料理に関する知識などが身について行きます。
その知識と経験を活かして飲食店のシェフに転職することも可能でしょう。
独立開業する!
料理教室で働く人の中には、将来自分の教室を持ちたいと思っている方がたくさんいます。
教室開業の目標にも近づくことができますね。
経験を存分に活かして自分の教室を運営してみるのも良いでしょう。
まとめ
今回は料理教室の仕事の種類や仕事内容をご紹介しました。
料理教室の仕事について少し分かっていただけたでしょうか。
料理教室の仕事は授業だけでなく、良い授業を行うための準備がとても大切です。
しっかりと準備をし、楽しんでもらえる授業を行うことで生徒さんが集まる良い教室になります。
料理が好きな方、人とコミュニケーションを取るのが好きな方はぜひ応募してみてくださいね。
実際に料理教室の仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!