平成28度の東京にあるタクシー会社は439社もあります。

車両台数は30,911台、個人タクシー台数は13,937台もあります。(全国ハイヤー・タクシー連合会資料から)

これだけの数のタクシー会社がありますから当然ピンからキリまであるはずです。

タクシー運転手が業界事情をもとに考えたタクシー会社をお勧めしましょう。

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タクシー運転手の業界事情

現在タクシー運転手は不足しています。

これはお客とタクシー台数の需要と供給の点からではなく、タクシー会社の事情からのものです。

会社に車はあるが乗務員が足りないということです。

これは簡単に言うと人気がないということです。

長時間労働や安い給料が原因と思われますが、実際はそれほど悪くはありません。

厚生労働省からの指導で勤務時間、拘束時間、休憩時間の管理が決められていますので、一般会社員と同じ条件なのです。

昔からの悪いイメージを拭い去れないのが現状ではないでしょうか。

平均年収の裏事情

タクシードライバーの全国平均年収は3,320,100円で、東京は4,428,200 円です(平成28年度)。

全産業男性労働者の平均で東京は5,343,600円となっていて東京のタクシードライバーの賃金は平均より1,428,700円も安いのです。(全国ハイヤー・タクシー連合会資料から)

しかしこれは平均値で年収が200万円未満のドライバーがなりいるためです。

タクシードライバー全体平均年齢は58歳と高く年金をもらっている人がかなりいます。

これらの人達は税金を考えて労働時間をセーブしているのです。

実際にフルタイムで働いている人の平均年収はもう少し高くなります。

それでも平均給料は他と比べて安いと言えます。

歩率による給料の違い

タクシー会社により給料の歩合利率が違いますが売り上げの50~60%が給料になります。

細かい点はそれぞれの会社で違いますから直接聞く以外にはわかりません。

しかし利率が3%違えば1年で考えればかなりの差になります。

例えば月の売り上げが50万円とすれば3%違えば1万5千円、年間では18万円も違うのです。

売り上げが高くなるほど差がつくので面接のときによく聞いて、出来れば書面で説明を受けたほうが間違いありません。

タクシー会社を選ぶ際の注意点

どこの会社に行くにしても必ず確認したほうがいい事があります。

入社してから後悔しないように事前によく確認しましょう。

事故が起きた時の負担額や割合

残念なことですがタクシーの仕事には事故はつきものです。

事故は起こさないに越したことはありませんがこれは分かりません。

会社によっては事故は100%ドライバー持ちというところもあります。

事故に関しての全てをドライバーが1人で処理するのです。

この点は面接時にくどいほど聞くべきです。

歩合の制度など

タクシーの給料体系は3種類あります。

いずれの賃金体系にも一長一短がありますが、最も重要なことは歩合利率ですからよく確かめて考えることです。

Aタイプ 基本給+歩合

この賃金体系を取っている会社はほとんどありません。

基本給があるため歩合の利率が低く頑張っても給料に反映されません。

逆に長く会社に在籍していれば、基本給が上がるため売り上げが低くても給料が上がり、会社のリスクになるからです。

Bタイプ 完全歩合のみ

単純明快な体系です。

売り上げに対して決められた分が給料になります。

そして売り上げが上がるほど歩合利率が上がるのです。

例えば1か月の売り上げが60万円だと60%、70万円だと63%のように上がるのです。

しかし反対に売り上げが低ければ、歩合利率は下がり給料は低くなってしまいます。

ABタイプ 基本給+歩合

固定給と歩合給の合計の給料の中から一定割合を年数回のボーナスにあてて払う給与形態です。

仮に歩合給を60%で月の売り上げが60万円とすると。

(60%−10%)×60万円=30万円と言う計算になります。

50%を給料でもらい、残りの10%(6万円)を毎月積み立てていきます、そして積み立てた分を年数回の賞与に分割して支給します。

この体系が1番多く採用されています。

福利厚生がしっかりしているか

まず大切なのが厚生年金、社会保険です。

つい最近大阪のタクシー会社で厚生年金を30年も滞納している事件が報道されました。

まさかと思う事件です。

これは極端な例ですが自身の病気だけでなく家族にも影響してくるからです。

仮眠室、シャワーがあるかも大切です。

深夜に勤務が終わったあと公共交通機関がまだ動いていない場合に必要になります。

寮、家賃補助はあるか、交通費は、食事手当はあるかを必ず確認することです。

定年はあるか

比較的年齢には寛大な業界ですがそれでも限度はあります。

なるべく長く働きたいと考えているなら定年は何歳か、再雇用はあるかを確かめてから会社を選んだほうがいいでしょう。

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タクシー運転手が選ぶ東京のタクシー会社おすすめ9選

大手4社

東京には4社と呼ばれる大きなタクシー会社が4社あります。

俗に大日本帝国と呼ばれています。

大和自動車、日本交通、帝都自動車、国際自動車の会社の頭の字を繋げると大日本帝国になるためです。

いずれも大企業なので経営も安定していて、福利厚生もしっかりしています。

お客さんからも信頼されていてわざわざこれらを指名して乗車するお客さんもいるほどです。

「専用乗り場」を沢山持っているので当然売り上げも上げやすくなります。

4社それぞれがグループを持っているので系列会社も多くあり、東京でタクシードライバーを目指す人は最初に候補に入れる会社です。

日本交通株式会社

4社の筆頭で、日本最大のタクシー会社です。

社員教育も行き届いてお客さんへの対応は申し分ありません。

しかし社員にはそうなるための厳しい教育がされるのは覚悟してください。

私が面接に行ったとき面接官が軍隊を思い浮かべてくださいと言われました。

稼げる会社と言い切れます。

月給 平均約40万円以上

大和自動車交通株式会社

タクシー業界で初めて上場をしました。

育児休暇・産休制度等が整っているので女性が働きやすい会社です。

月給 平均約25万円以上

国際自動車株式会社

社員を大切にしていて働きやすい環境が特徴です。

月給 平均40万円以上

帝都自動車交通株式会社

高齢者でも現役で働けるので長く働ける会社です。

月給 平均34万円以上

準大手3社

4社とさほど変わらない規模の会社でです。

独自のカラーを強く出しているのが特徴で社員教育にも力をいれてサービス向上を目指していますが、4社ほど厳しくはないようです。

ドライバーの個性を尊重してくれるので働きやすい環境があります。

日の丸交通株式会社

女性ドライバーが多く女性客のために女性ドライバーを呼べるサービスがあります。

月給 平均32万円以上

グリーンキャブ

東京23区と多摩地区、湘南や横浜などにも展開しています。

入社時から給与保障が1年間もあるため未経験者でも安心でき、事故を起こしても自己負担金はありません。

月給 平均30万円以上

東都交通株式会社

ノルマが一全くありません。

売上が決められた金額を越えると歩合利率が上がる基本給+αの制度であるため働き甲斐があります。

月給 平均30万円以上

東京無線グループ

単独の会社ではありません。

タクシー会社53社の連合体で車両数3,761台で無線配車実積は日本一です。

グループとしてサービス向上のため社員教育に力をいれていますが、53社の連合体なのでかなりの差が出ています。

しかし無線配車が多く稼げる環境は整っています。

チェッカー無線グループ

ここも単独の会社ではありません、連合体です。

50社、車両台数3,800台の規模をほこります。

無線配車実積もそこそこですし、オレンジの車体は知名度が高く稼げる環境はあります。

しかし加盟は50社もあるため平均給料差があるのも現実です。

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まとめ

タクシー会社選びは給料優先で決めると必ず後悔することになります。

社風が合わなければ長続きしません。

いつもノルマに追われピリピリしていては余裕のある接客ができなくなりお客さんからのクレームを貰うことになります。

東京にはタクシー会社が439社もあるのです、自分に合った働き方をできる会社は必ずあります。

簡単に妥協せず慎重に会社を選択するのが自分のためになるのです。

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