日頃皆さんはどのくらいの頻度で家電量販店に足を運びますか?

時には、買うものがなくても時間潰しに寄ったりすることもあると思います。

そんな時何げなく見かける店員さんは、大抵店内をぐるぐる回り「いらっしゃいませー」と挨拶するばかり。

他にどんな仕事をしているのか疑問に思ったことはありませんか。

ここでは、そんな家電量販店の店員の仕事内容について迫っていきます。

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家電量販店の仕事は大きく3個の役割に分けられる

家電量販店に勤めるスタッフは主に接客をする(=売り場)スタッフと、しない(=裏方)スタッフに分けられます。 

売り場スタッフは販売員やレジ係のことで、裏方が倉庫スタッフや事務方(経理や人事)などになります。 

このほかに売り場に商品を補充したりする品出しスタッフもいますが、これは店舗によっていたりいなかったりします。 

したがって、家電量販店の求人を見ていくと、多くが販売員の募集で、次に数名のレジ係と若干名の倉庫スタッフ(と品出しスタッフ)というのがよくあるパターンです。 

家電量販店の仕事は大体次のように分けることができます。 

家電アドバイザー

いわゆる販売員のことです。

家電量販店のスタッフの大半が、この家電アドバイザーになります。

一口に家電アドバイザーと言っても、正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員など、様々な雇用形態があります。

レジ係

会計コーナーに常時いるレジ専門のスタッフを指します。

基本はアルバイトかパートです。 

倉庫・品出しスタッフ

この二つが代表的な裏方のスタッフです。 いわゆる裏方の仕事になります。

倉庫スタッフは正社員やアルバイト、品出しスタッフはアルバイトかパート、もしくは派遣社員のケースがほとんどです。

全従業員が売場に出る前にする鉄の掟

全スタッフは、出社しユニフォームに着替えたら真っ先にすることがあります。 

それは「接客○○大用語」のようなものを始業前に必ず復唱することです。 

接客業なら家電量販店に限らずよくある光景だと思いますが、量販店のそれは独特なピリッとした空気の中で行われます。 

それではそれぞれの業務について見ていきましょう。 

家電アドバイザーの業務

先ほど述べた通り、家電アドバイザーは正社員から派遣社員まで様々です。 

そのため各ポジションによって仕事は若干違いますが、基本的に持ち場の「モノ(サービス)を売る」ことが第一。

ですので、ノルマも当然あります。 

これが家電アドバイザーの最も大変なことでしょう。 

ただノルマは、店舗によって熱心なところもあれば、ゆるめのところもあります。 

その厳しさはつまるところ店長や直属の上司次第です。

当たり外れはあります。 

次に売場のメンテナンスです。

主に「商品補充や陳列」と「売場の整理整頓」。 

つまり「売ること」「メンテナンス」の二つが、家電アドバイザーの基本業務になります。 

更に正社員で出世すると、そこにマネジメント業務が加わります。 

ざっくりとした1日の流れ

開店前

家電アドバイザーは開店の30分~1時間前に出勤します。

朝礼があり、店幹部が従業員を叱咤激励します。

内容は前日の売上報告だったり今日の売上目標だったりと様々です。 

これは会社や各店舗によって内容が違うはずです。

営業中

持ち場の巡回とメンテナンス(商品配置の見直し、在庫の確認、ポップの作成・設置など)をします。

とは言っても、お客様が来ないことには家電アドバイザーとして大して仕事がありません。

やはり販売業ですから、仕事もお客様ありきと言う形になります。

ただ、お客様が沢山来店される週末などは1日中忙しいです。

閉店(終業)後

閉店後、レジ係はすぐに帰宅できます。

レジ係の業務

会計をした商品の袋詰めをしたりするのが基本業務です。

会社によっては会員カードの発行やプレゼント用のラッピングもします。 

ちなみに、家電アドバイザー(正社員)ならレジは誰でも打てます。

ざっくりとした1日の流れ

開店(始業)前

始業20分前くらいに出勤し、当日、どの売り場のレジを担当するのか確認します。 

販売員に担当売場があるのに対し、レジはシフト制が一般的です。

営業中

お客様がいないときは、レジ周辺の掃除や備品の在庫チェックをします。

忙しい売り場のレジ応援に行くこともあります。

しかしレジ係もお客様ありきなので、暇なときは暇です。

閉店後

閉店するとレジはわりとすぐに帰宅できます。

というよりも店内にいてもやることがないので、売上を持っていって各自タイムカードを切って帰宅します。

倉庫・品出しスタッフ

商品の搬入から配送手配、在庫管理なども担当するのが倉庫スタッフです。

商品を補充したり売場に陳列したりするのが品出しスタッフになります。

入荷量には左右されますが客足には影響されないため、他の業務と比べて常に忙しいというのが大きな違いです。

ざっくりとした1日の流れ

開店前

商品の搬入を担当する人は、出勤時間が早めのケースもあります。

早く出勤して商品を搬入しておかないと、品出しに追いつかないからです。

ただし、品出しスタッフの出勤時間はほかの従業員とほぼ同じです。

営業中

倉庫スタッフは搬入に加え、配送品の集荷や梱包があります。

また入荷した商品を仕分けして売場に出します。

仕分けされた商品は品出しスタッフに引き継がれ、補充・陳列されます。

品出しが終わると、売価変更などの仕事もあったりします。

閉店後

搬入スタッフは、早ければ閉店の1時間前には帰宅します。

また品出しスタッフは、量が多いときは閉店時間ギリギリまでかかったり、少なければ早めに切り上げられたりとケースバイケースです。

閉店後は今日1日の報告と伝達事項を書き残して帰宅します。

ただし、どちらも流通やメーカーが休業する年末年始は忙殺されます。

家電量販店の仕事はどんな人に向いている?

全職種共通

1日中立ち仕事ですので、足腰が丈夫で体力のある方。

明るく元気な方で、年齢が20代くらいの若い方。

売場を見渡してみると、比較的若いスタッフが活躍していることに気付くはずです。 

家電アドバイザー・レジ係

社交的で友達が多い人

社交的で誰とでも仲良くなれてしまう人は、家電量販店の店員としてはとても大きなアドバンテージがあります。

お客様との距離が縮まれば、その分だけ自分の言葉に耳を傾けてくれる=自店舗商品の販売に繋がります。

打たれ強い人

クレームを言いに来たお客さんに長いこと叱られたり、ノルマが達成できず正社員から注意されたりすることもあります。

そういうことをスルーできる図太さも必要です。

人と話すのが苦ではない人

内向的な人の中でも、人と話すこと自体は得意な人もいます。

仕事と割り切れて且つ声がけも問題なければ、やっていけます。

倉庫・品出しスタッフ

集中力のある人

裏方は黙々と行う作業が多いので、1人でも集中できることが重要です。

家電量販店の仕事で活かせる経験

家電量販店の仕事において、どのような経験が役立つでしょうか?

見ていきましょう。

全職種共通

家電や電子機器に詳しい

レジ係や品出しスタッフも、お客様に商品について訊ねられることがあります。

倉庫スタッフは、商品のジャンルを最低限覚えておかないと仕分け作業がはかどりません。

家電やガジェットが好きで趣味でよく触っている方は、商品知識に繋がりますので仕事をする上で有利です。

家電アドバイザー・レジ係共通

外国語が話せる

外国語が話せると、仕事で非常に優遇されます。

中国人やベトナム人を中心に、海外の観光客が多く来店します。

そういった方とスムーズにコミュニケーションをとれるのは大きな強みです。

家電アドバイザー

プレゼンテーションなどの経験

営業の経験とも言えますが、商品の良さを分かりわかりやすく効果的に伝えることのできるプレゼン能力は、販売員には欠かせません。

過去に顧客を相手にプレゼンしていた経験は、そのまま販売員としても活かせます。

家電量販店の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

ここまでは職種ごとの仕事内容を中心に紹介しました。

次に、最も求人が多い家電アドバイザーの仕事のやりがいについて触れていきます。

自分が求めているやりがいと合うか合わないか見比べてみるのも良いでしょう。

商品が売れたとき

家電アドバイザーであれば恐らくこれが1番のやりがいでしょう。

家電を売ることが仕事ですから、商品が高ければ高いほど売ったときのやりがいは大きいと思います。

私もそうでした。

また、売れればその販売実績は家電アドバイザーの成績になります。

目に見えるからこそ、より熱も入ることでしょう。

商品まで案内できたとき

これは家電アドバイザーに限らず、品出しスタッフやレジ係にも言えることだと思います。

なぜなら、店内の商品配置を把握していないとできないからです。

そんな単純なこと?と思われてしまいそうですが、お客様の中には曖昧に伝えてくる方もいらっしゃいます。

品数が多い家電量販店では、それをしっかり理解できる知識も求められるので、特に「正確に」が頭に付いてくるとそこそこ難しいのです。

だからこそ、しっかりできたときは自信もつきます。

面白いポイント

次に、やりがいとは別の面白いポイントになります。

ゲーム性の面白さではなく、楽しいという意味合いの面白さです。

数多くある中のごく一部ですが、紹介していきます。

飽きない

家電量販店は様々な商品があります。

家電製品をはじめスマホやケータイなどの通信機器、そして映像や音楽などのメディア商品、更にはオモチャと、その種類も品数も非常に多岐にわたります。

一つの商品に囲まれていると飽きがちになりますが、家電量販店にはいくつもの新商品が頻繁に入ってくるので、まず飽きないです。

仕事に飽きないというだけでも継続性のある仕事と言えます。

その分、覚えることも多いのが大変ですが。

人間関係が良い

家電量販店に勤めている人は明るく元気な人が多く、また年齢層も比較的若い人が多いです。

そのため、社内で仲の良い人ができることも珍しくありません。

プライベートでの付き合いもよくあります。

過去に、人間関係が上手く築けなくて馴染めなかった人も、良い同僚に恵まれやすい環境と言えます。

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まとめ

今回は家電量販店で求人の多い職種を中心に見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

一言に家電量販店の店員と言っても、その仕事は様々です。

店内をうろうろしてばかりに見える家電アドバイザーも、しっかりと仕事をしています。

この記事を読んで、少しでも家電量販店の仕事に興味を持ってくれる方が人がいれば幸いです。




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