バリスタにおすすめな5つの働き先とその特徴。働きやすさや待遇など!
バリスタと聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?
私は、白いシャツにソムリエエプロンをしてコーヒーを淹れる…そんな姿を思い浮かべ、かっこいいなぁなどと思います。
皆さんも、そんな格好良いバリスタとしてカフェや喫茶店でバリスタとして働いてみたい!と思ったことはないでしょうか?
最近はバリスタの資格がなくても働ける所があり、初めてバリスタに挑戦したい人にもおすすめです。
そこで、カフェでバリスタとして働いていた私が、ズバリ!バリスタとはどんな人に向いている仕事なのか、資格がなくてもバリスタとして働けるのかなど詳しく解説していきたいと思います!
バリスタの資格がないけどカフェや喫茶店でバリスタの仕事をしたい!バリスタの仕事に憧れている!という人は要チェックです。
また、最後にバリスタの資格についても簡単に解説していきますので、そちらにも目を通して下さいね。
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目次
閉じるバリスタの仕事はどんな仕事?
バリスタとは本来カフェや喫茶店などでコーヒーを淹れ、お客さんに提供する仕事です。
しかし最近はオリジナルのドリンクがあるお店も多いので、そういう場合はコーヒーだけでなく様々なドリンクを作ります。
バリスタの大まかな仕事内容
ここで、バリスタの大まかな仕事内容について簡単に説明していきたいと思います。
コーヒー豆の補充
コーヒーメーカーやエスプレッソマシンを使っているカフェや喫茶店の場合、定期的にコーヒー豆の補充をする必要があります。
コーヒー豆をミルで粉状にする作業は機械が自動的にしてくれるので、手動で行う必要はありません。
その一方で、コーヒーメーカーを使わず一杯一杯コーヒーをドリップしていくカフェや喫茶店もあります。
その場合、コーヒー豆をミルで挽く作業から入ります。
コーヒーの抽出
コーヒーを淹れるのにはコーヒーを抽出するという作業が必要になってきます。
アイスコーヒーを作る時はコーヒーメーカーなどを使ってコーヒーを抽出し、場合によっては冷蔵庫で冷まします。
エスプレッソを作る時は一般的にエスプレッソマシンを使い、オーダーが入った時に必要な分だけのコーヒーを抽出します。
コーヒーの提供
アイスコーヒーのオーダーが入ると、前もってコーヒーを抽出し冷ましていたものを提供します。
ホットコーヒーのオーダーが入ると、必要な分の量だけ抽出して提供します。
カフェラテやモカ、カプチーノの提供
アイスのカフェラテやモカのオーダーが入ると、エスプレッソを抽出し、熱いまま氷の入ったグラスなどに注いだ後にミルクを入れます。
モカの場合は、グラスに注ぐ前にチョコレートシロップを溶かしておきます。
また、前もってコーヒーを抽出し冷蔵庫で冷ましていたものを使う場合もあります。
冷ましていたコーヒーにミルクやチョコシロップを注ぐだけで完成です。
ホットのカフェラテやモカ、カプチーノのオーダーが入ったら、まず必要な分のエスプレッソを抽出します。
抽出している間に、エスプレッソに注ぐミルクをエスプレッソマシンを使ってスチーム(温め、泡立てること)します。
あとは、抽出したエスプレッソにスチームしたミルクやチョコレートシロップを注ぐだけです。
ちなみに、カプチーノは基本的にホットのみでアイスはありません。
その他ドリンクの提供
コーヒーやカフェラテ、モカ、カプチーノ以外にも、オリジナルのティーやフローズンドリンクといったそのお店のオリジナルドリンクを提供している喫茶店もあります。
そのようなお店では、バリスタはお店のレシピ通りに作ってお客さんに提供します。
コーヒーとは違って、お店ごとに作り方やレシピは異なります。
コーヒーメーカーやエスプレッソマシンの洗浄
朝やランチのピークが過ぎたら、定期的にコーヒーメーカーやエスプレッソマシンを専用の洗剤を使い洗浄するのが一般的です。
お客さんの口に入るものを作るため、コーヒーメーカーやエスプレッソマシンは常に綺麗に保たなければなりません。
洗浄だけでなく、暇な時間があれば掃除もこまめにします。
バリスタの仕事はどんな人に向いている?向いている人の3個の特徴とは?
バリスタの仕事に向いている人の特徴について、いくつかまとめてみました。
コーヒーが好き
なんと言ってもやはりコーヒーが好きな人には向いている仕事だと思います!
以前からコーヒーが好きで、コーヒーについての知識があれば尚更良いと思います。
コーヒーメーカーやエスプレッソマシンを使ってコーヒーを淹れることが基本になりますが、お店によっては自分の手で一からコーヒーを淹れたり、ラテにアートを描いたりということもできるでしょう。
資格がなくても充分楽しい仕事だと思いますが、資格を取れば高度な技術が求められるドリンクを作ったりできるので仕事の幅が広がります。
興味のある方は、バリスタの資格を取ってみてはいかがでしょうか?
様々なことに対し興味があり、チャレンジするのが好き
様々なことに興味を持ち、新しいことにチャレンジするのが好きな好奇心旺盛の人にも向いている仕事です。
コーヒー豆にも種類があり、カフェラテやモカ、カプチーノと、作り方にも色々と種類があります。
コーヒーの世界はとても面白いので、様々なことに興味を持っている人はバリスタとして働く内にコーヒーについてやバリスタの仕事などにもどんどん興味を持ち始めるのではないでしょうか?
カフェや喫茶店が好き
カフェや喫茶店が好きな人も、また向いている仕事ではないでしょうか。
自分の好きなカフェや喫茶店が職場だと自然とモチベーションも上がり、より楽しみながら働けると思います。
更に、お店によりますが新メニューが出る時にはお客さんより先にテイスティングができるのも大きな魅力ですね。
誰よりも先に新作を飲めるのはなんだか嬉しいですよね!
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バリスタの仕事で活かせる経験
バリスタの仕事をするにあたって活かせる経験についてまとめました。
以前に少しでもバリスタの経験がある
バリスタという仕事はどこにでもあるわけではないので、少しでもバリスタの経験がある人はその経験をフルに活かせるでしょう。
海外輸入ショップやコーヒー豆を販売するような仕事の経験
コーヒーの知識も、簡単に身につけられるわけではありません。
コーヒー豆には沢山の種類があるので、以前に海外輸入ショップやコーヒー豆を販売するようなお店で働いていて少しでもコーヒーやコーヒー豆に関する知識があると、カフェや喫茶店で働く際に活かせるでしょう。
その後のキャリアについて
次に、バリスタとして仕事を始めた後のキャリアアップについてお話します。
この仕事に就いた後のキャリアアップの道は?
バリスタとして仕事に就いた後にキャリアアップしたいのならば、バリスタの資格を取ることをおすすめします!
バリスタとして働いていく内にもっとバリスタとしての知識を付けたい、勉強したい、そしてキャリアアップをしたいと思ったら、是非資格の取得にトライしてみてください。
他の仕事にもこの経験を活かせる?
バリスタとは、カフェや喫茶店でコーヒーを淹れる仕事です。
バリスタの経験を他の仕事に活かせるかというと少し違うかもしれませんが、もしバリスタの資格を持っていれば話は違います。
実はバリスタは世界共通の仕事です!
他の仕事には活かせないかもしれませんが、バリスタの資格があれば世界のどこでもバリスタとして働くことができます。
バリスタの資格って一体どんなものなの?
バリスタの資格と何度も言ってきましたが、実際にバリスタの資格とはどういうものなのか解説していきます。
コーヒーマイスター
コーヒーに関する知識と技術を身につけ、お客さんにぴったりの一杯を提案するための資格です。
バリスタの資格というよりは、コーヒーの知識を深めるための資格と言ったほうが良いかもしれません。
認定試験は1日で終了します。
コーヒーについての知識をもっと正しく身につけたいと思う方には、こちらの資格をおすすめします。
バリスタライセンス
こちらはバリスタの資格です。
レベルが3段階に分かれていて、そのステップごとにバリスタの仕事に必要な知識や技術を身につけていきます。
コーヒーの抽出の仕方や淹れ方を学んでいく資格ですが、バリスタとしてコーヒーの抽出経験があれば誰でも受講できます。
バリスタとしての技術をもっと正しく身につけたい人におおすすめです。
バリスタの資格についてもっと知りたい人は
バリスタの資格については、以下の記事で詳しく解説しています。これからバリスタになりたい人は参考にしてみて下さいね。
バリスタ留学をご存知ですか?
皆さん、バリスタ留学をご存知ですか?
バリスタになるための知識や技術を海外で学び、資格を取得するといったものです。
オーストラリアでバリスタ留学
オーストラリアのメルボルンという街の名前を聞いたことはありますか?
皆さんあまり耳にしたことがないかもしれませんが、バリスタなら知っている方も多いはず。
何と言ってもメルボルンは、2013年のバリスタの世界選手権「ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ」も開催されたオーストラリアのカフェ文化発祥の地なのです。
街を歩けばどこもカフェばかり。
大通りを歩いても路地裏を歩いてもあちこちにカフェがあります。
そんなメルボルンには、語学学校の中にバリスタコースが含まれている所もあります。
ただし授業は全て英語なので、英語が話せない方は事前に語学学校に通うことをおすすめします。
英語が話せる方はそのままバリスタコースに進めます。
オーストラリアのカフェ文化発祥の地・メルボルンでバリスタの勉強をして、卒業後は日本でバリスタとして働くのも良し、そのままオーストラリアのカフェで働きバリスタとしての技術を身につけるのも良し。
少し贅沢にバリスタを勉強したい方にいかがでしょうか?
その他海外でのバリスタ留学
オーストラリアはメルボルンだけでなく他の街でもバリスタのコースを受けられます。
また、アメリカやヨーロッパの各国でもバリスタのコースを受けられるため、自分に合った土地でバリスタの勉強をしてみるのもアリかもしれません。
日本では身につけられないような知識や技術も学べるかもしれないので、興味のある方は海外でバリスタの勉強をしてみるのも選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はバリスタの仕事内容をはじめ、どういう人に向いているか、またキャリアについてなどをご紹介しました。
バリスタの資格についても簡単にまとめたので、これを見てバリスタの資格を取ってみたいと思ったり、少しでもバリスタの資格に興味を持ってくれたりしたら嬉しいです。
また、今回お話した通り、海外でバリスタの資格を取るという少し変わった方法もあります。
海外でバリスタの勉強をするという経験は、これから仕事をしていく中で大いに活かせると思います。
人と違ったことをしてみたい、様々な経験を積みたいと思う方にはピッタリではないでしょうか?
バリスタはどこででもできる仕事ではありません。
少し変わったかっこいい仕事をしてみたいという人には、是非このバリスタという仕事をおすすめしたいです!
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最近よく「バリスタ」という職業を耳にします。皆さんはバリスタと聞いた時、どのようなイメージを持たれますか。多くの方がカフェでコーヒーを淹れる人のことを思い浮かべるでしょう。その通りです。しかし、バリスタはただコーヒーの淹れ方が分かるだけでなく、コーヒーに対する豊富な知識、コーヒーをお出しするお客様に対する接客スキルにも富んでいなければプロとは名乗れません。さてここでは、そんなバリスタになるにはどうしたら良いか、あらゆる情報をご紹介します。人気の資格、バリスタとは?「バリスタ」という言葉は元々イタリア語の「barista」が由来であり、エスプレッソや酒類を提供する「bar(バール)」で給仕をする