バリスタにおすすめな5つの働き先とその特徴。働きやすさや待遇など!
これからバリスタの仕事を始めたいと考えている方、どこで働こうか迷っていませんか?
今では、街に出ればカフェも喫茶店も至る所にありますよね。
今回は、バリスタとして働くにあたっておすすめの働き先やそのポイントなどについて詳しくお話していきたいと思います。
これからバリスタとして働きたい、けど、どのようなお店で働くのが良いのか分からない。
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目次
閉じるバリスタのおおまかな仕事内容
まず初めに、バリスタのおおまかな仕事内容について説明します。
カフェや喫茶店などでコーヒーを淹れ、お客さんに提供するという仕事内容です。
もちろんバリスタだからと言ってコーヒーを淹れるだけではありません。
エスプレッソやカフェラテ、モカやカプチーノ、その他紅茶や、お店の限定ドリンクなどお店で販売している全てのドリンクを作り、お客さんに提供します。
バリスタにおすすめな店のタイプや特徴とは?
バリスタとして働くのにおすすめなタイプのお店や、その特徴などについてまとめました。
1.チェーン店のカフェ
すぐに仕事を始めたい!という方が働きやすいのはチェーン店のカフェです。
一つ名前を挙げるとしたらスターバックスです。
大規模なチェーン店のため、よく目にしますよね。
気軽に美味しいコーヒーが買える、皆さんよく行かれるカフェの一つなのではないでしょうか?
ちなみにチェーン店の場合の時給は大体1,000円前後です。
チェーン店のカフェのポイントとは?
よく行くカフェだからこそ、メニューなどを覚えやすい!
ここがポイントです。
カフェで働くにあたってまず大変なことは、メニューの名前とドリンクのレシピを覚えることです。
メニューの名前を憶えていないとドリンクを作れないし、ドリンクのレシピを覚えていないとドリンクをお客さんに提供することができません。
その点自分がよく行くカフェなら、いつもオーダーするお気に入りのコーヒーや季節ごとに変わるメニューも、自然とその名前を覚えていますよね。
それにチェーン店のカフェなら、様々な所で新作商品などの広告を目にしたりします。
飲んだことがなくても何となくどんなメニューなのか覚えていたりするのではないでしょうか?
少しでもメニューを知っていると、「メニューを覚える」という大変な仕事を楽にこなせるかもしれません。
これから働くお店が決まったら、前もってメニューを見て覚えるのも良いかもしれませんね。
チェーン店のカフェの働きやすさや待遇は?
先ほどもお話しましたが、自分がよく行くカフェほど働きやすい所はないのではないでしょうか?
なぜかというと、自分でもある程度そのお店について知っているからです。
全く知らないカフェで働くのと、よく行くカフェで働くのとでは、働きやすさが違いますよね。
よく行くカフェの場合どこに何が置いてあるかなども自然と覚えているので、そういった点でも自身がよく行くカフェだと覚えやすいと思います。
2.個人営業のカフェ
お出かけした際に見かけるオシャレなカフェ。
時給はチェーン店のカフェより低めの900円前後ですが、そういう所で働くこともおすすめです。
個人営業のカフェのポイントとは?
チェーン店のカフェと比べて朝やランチタイムのラッシュが少ないことがポイントです。
最初にお話したチェーン店のカフェと言えば手軽に美味しいコーヒーを買えるのでお客さんの出入りが激しく、特に朝やランチタイムは店内が常に慌ただしいことも。
一方で個人営業のカフェは、そのお店の立地条件などにもよりますがチェーン店に比べて基本的にお客さんの流れはゆっくりです。
それ故、研修が始まるとゆっくり時間をかけて教えてもらえるので、時間をかけてバリスタの仕事を習得したい人におすすめです。
また落ち着いてドリンクを作れるため、自分のペースで仕事ができるのもポイントです(もちろん、中には毎日慌ただしいカフェもあるので、事前にリサーチしてみてください)。
個人営業のカフェの働きやすさや待遇は?
個人営業のカフェは、インテリアにこだわっているお店や立地にこだわっているお店などが多い傾向にあります。
そのため、オシャレな空間でゆったりと自分のペースで働けることでしょう。
お客さんの出入りが激しく少し賑やかなカフェよりも、お客さんとゆっくりコミュニケーションを取れるカフェが好きな人は、個人営業のカフェが向いているかもしれません。
3.喫茶店
最近は減ってきていますが、昔ながらの喫茶店で働くのもおすすめです。
ちなみに時給は、個人営業のカフェと同様900円前後が平均です。
喫茶店のポイントとは?
レトロな空間で働けることが一番のポイントです。
カフェとはまた違った雰囲気で、喫茶店は昔からその土地に住んでいる人が常連客となりコーヒーを飲んだり軽食を食べているイメージがありませんか?
朝方夕方まで人の出入りが激しく常に忙しいといったことも、比較的少ないでしょう。
昔ながらのレトロな空間でゆっくり地元の方たちとコミュニケーションを取りながら働けるところが、喫茶店で働くメリットでしょう。
喫茶店の働きやすさや待遇は?
その街に昔から根付いている喫茶店は、地元が好きでゆっくり自分のペースで働きたい人やレトロな空間が好きな方が働くのに丁度良い場所かもしれません。
昔ながらの喫茶店で働いてみるのもおすすめですよ。
4.バール・レストラン
本来バリスタとは、イタリアのバールで給仕する人のことを言います。
バールで働くためには、コーヒーやエスプレッソの淹れ方をマスターしているのはもちろん、お店で提供するお酒についての知識も豊富に持っていなければなりません。
更にお料理やデザートも提供しているため、お酒にせよコーヒーにせよ、それぞれの味に合わせた一杯を提供することも求められます。
5.自分のお店を開く
これは主に、一度カフェやバールで修行を積んだ経験者が進む道です。
バリスタは特にこれといった資格が必要とされないので、比較的独立しやすい職業であることは間違いありません。
ただしオーナーバリスタになるからには、相当な知識量と技術量が必要となる他にお店を経営し続けるノウハウも必要となります。
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バリスタの働き先を選ぶ上での注意点とは?
バリスタの働き先を選ぶ上での注意点についてまとめてみました。
お店選び
自分がどういった所で働きたいかを明確にし、お店を決める必要があります。
自分の好きな所で働くと、人間頑張れるものです。
カフェは沢山あるので、その中から自分が働きたいと思うお店を選び抜くのも必要です。
自分のお気に入りのカフェやオシャレなカフェなんかで働けると、モチベーションも上がるかもしれませんね。
その中でも先ほどお話したようにチェーン店のカフェで働くのか、個人営業のカフェで働くのか、喫茶店などで働くのかなど前もって決めておくと良いかもしれません。
場所
働きたいカフェがきあったら、自分のお家からどのくらいの距離なのか、前もって把握しておくと良いでしょう。
電車で通う場合は特に、仮に自分が早番になった時などお店がオープンする時間に間に合うのかどうかも確認しておく必要があります。
バリスタの仕事がおすすめな理由
バリスタの仕事がおすすめな理由についてまとめてみました。
コーヒーについて詳しくなれる
バリスタは毎日コーヒーを取り扱う仕事です。
そのため、コーヒーについての知識が多く身につきます。
今まで知らなかったコーヒーの雑学などを学んだりする内に、更にコーヒーの魅力にハマっていくかもしれません。
なによりバリスタの仕事が楽しい
バリスタという仕事は、どこでもできるものではありません。
コーヒーは淹れ方によって味が多少変わります。
少しの味の変化を意識しながらコーヒーやカフェラテ、モカやカプチーノなどを淹れていく内に、バリスタの楽しさを感じていくはずです。
バリスタのお仕事をする上で知っておくべきことをまとめてみました。
バリスタのお仕事で知っておくべきこと
コーヒーのドリンクのメニューの違いやコーヒーの知識
バリスタとして働いているとよくお客さんに訊かれるのが、例えばカフェラテとモカ、カプチーノなどの違いです。
これは「知っていたらお得」という話ではなく、バリスタとして働くなら必ず覚えていなければならないことです。
また、一般的にはエスプレッソとカプチーノにはアイスがありません。
エスプレッソは圧力をかけてコーヒー豆を抽出しホットとして飲む飲み物で、カプチーノはコーヒーの上の泡を楽しむものです。
お客さんに訊かれてもしっかり説明できるように、それぞれのメニューの違いやコーヒーに関する知識は身につけておきましょう。
コーヒーのレシピ
コーヒーのレシピは覚えることが結構大変です。
例えばカフェモカ。
ミルクやチョコレートシロップの分量などを覚えるのが大変なのです。
覚えるまではカンニングシートを常にポケットに入れて働いていました。
またホットのカフェラテとカプチーノはレシピの材料は一緒で、ただミルクなどの分量が少し異なるだけです。
そのため作り方を少しでも間違えると、カフェラテを頼んだお客さんにカプチーノを渡すことになったり、カプチーノを頼んだお客さんにカフェラテを渡すようなことになってしまいます。
少しの間違いでお客さんに違ったドリンクを渡してしまうということを覚えておかなければなりません。
バリスタについてよくある疑問
バリスタについてのよくある疑問にお答えします。
バリスタになるためには資格が必要なのか
これは、皆さん気になるところだと思います。
バリスタとして働いてみたいけど、資格がないと働けないのでしょうか?
その答えはNOです。
資格がなくてもバリスタとして働ける所がほとんどです。
スキルアップやキャリアアップを目指すなら資格を取ることは良いことだと思いますが、資格がないからバリスタとして働けないというわけではありません。
誰でもバリスタとして働けます。
コーヒーについての知識がないが働けるのか
コーヒーの知識が全くなくてもバリスタとして働けるのでしょうか?
答えはYESです。
最初からコーヒーの知識を身につけていなくても大丈夫です。
ほとんどの場合、バリスタやコーヒーについて学ぶ研修期間があります。
ただし、初めはコーヒーについて教えてもらっても、似たような種類が多くて正直何が何だかよく分からないでしょう。
初めから全部を覚える必要はありません。
バリスタとして働いていく内に、コーヒーについての知識もどんどん身についていきますよ。
バリスタの経験がないがバリスタとして働けるのか
バリスタになるために必要な経験などがあるのか、気になる方もいることでしょう。
答えはNOです。
私も初心者からバリスタを始めました。
初めはコーヒーメーカーやエスプレッソマシンの使い方も分からないところからのスタートでしたが、研修や実践で経験を積んでいき、バリスタを始めて2ヶ月後には小さい店舗を一人で任せてもらえるぐらいになりました。
誰もが初めは未経験から始めるものです。
しかし経験や実践で必ず身についていくので、経験は何も必要ありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、バリスタとして働くのにおすすめの働き先やその特徴、ポイントなどについてお話しました。
バリスタとして働きたいなら、まず決めないといけないのはお店です。
どこのお店で働きたいのか、どういう条件で働きたいのかなどを前もって明確にしておくと良いでしょう。
また、面接の前にそのお店についてある程度リサーチするのも良いかもしれません。
今ではネット上でお店の評価や実際に働いていた人の声を聴くことができます。
働いてから「自分が思っていたお店と違った!」となってしまったら、辞めるにせよ、妥協して働くにせよ、せっかくバリスタとして働くのになんだかもったいないですよね。
今回の記事を参考に、自分に合った働き先を見つけてくださいね。
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