小さい頃、デパートにお出かけすると、まず1階のフロアにブランドごとのカウンターが並び、その奥にはきれいにお化粧をした夜会巻きのおねえさんたちが何人も優しい笑顔で立っている、そんな光景をよく目にしました。

とても華やかできらびやかで、美しい世界のように見えたものです。

あの、憧れのおねえさんたちの仕事が美容部員ですね。

この美容部員の仕事って、いったいどんなものなのでしょうか。

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美容部員への転職をお考えの方へ

美容部員は、専門的な教育を受けたり、特別な資格を取得したりしなければなれない職業だと思っているひとも以外と多いのですが、実はそんなことはないのです。

化粧品会社は一般企業ですから、求人があったら応募して採用になれば、美容部員にはなれます。

美容部員の求人は探してみるととてもたくさんあるものです。

雇用形態は正社員よりも、契約社員として業務に就いていることが多いようですよ。

美容部員のお仕事とは?

主にお客様に化粧品を販売することが仕事ではありますが、そのためにさまざまな業務があります。

そして実際に仕事をする現場もさまざまです。

化粧品などの売り場販売員

美容部員が働く化粧品売り場は、百貨店・化粧品専門店・ドラッグストア・大型スーパーの化粧品コーナーなどです。

百貨店・化粧品専門店・大型スーパーの化粧品コーナーは、ブランドごとに専用のブースがあります。

ドラッグストア内の化粧品コーナーは、通常カウンセリングや接客用のテーブルやカウンターが1箇所設置してある程度ですので、大手の化粧品メーカーが1社か2社ほど常勤の美容部員を置くといった形をとることが多いようです。

カウンセリング

化粧品を選びにくるお客様は、同じブランドを長年使っている常連さんが定期的に来店されるのはもちろんですが、肌悩みを抱えていたり、現在使用している化粧品では物足りなくなったなどの悩みを持っているひとがほとんどです。

肌の状態はひとりひとり違いますから、相談に乗り、状態を確かめ、ニーズを引き出し、ぴったり合うと思われる商品をおすすめします。

「タッチアップ」といって、実際にメイクを施してあげて良さを実感してもらったり、香りやテクスチャーを確かめるために手の甲などに基礎化粧品を塗ってあげたりすることがとても多いので、メイクの技術や商品知識、話法などが必要になってきます。

商品管理

売り上げ目標や店舗の来客予測に基づいて、商品の仕入れをしたり、届いた商品を検品し、在庫管理をするのも大事な業務です。

また、化粧品は万引きの被害がとても多いので、細かい商品にもひとつひとつ防犯タグをつけたり、頻繁に在庫のチェックも行います。

食品に賞味期限があるのと同じように、化粧品にも消費期限が設けられています。

この期限のチェックもとても重要で、消費期限の近づいた在庫は返品の手配をするようにします。

顧客管理

商品がお客様の肌に合い、気に入ってもらえると、リピーターになってくれることがほとんどですから、次にお客様が来店したときに、どんな商品を購入してくれたお客様なのか、肌悩みはなんだったかなど、カルテのような顧客台帳を作成しておいて、顧客管理をします。

お客様は名前も覚えてもらえていたり、自分のことをわかってもらえていると、とても喜んでくれるので、来店したらすぐに寄り添えるように準備しておくことが大切です。

リピーターを他店や他ブランドへ流さないためにも、しっかりと管理しなければならないところです。

売り場管理

メーカーは、季節ごとに一押しで売っていこう!という商品を決めて、施策を打ち出してきます。

それを受けて、店舗は特設コーナーなどの場所を確保し、商品を前面に目立たせてお客様にアピールします。

このための売り場作りを「展開」といい、大きなポスターを飾ったり、華やかな装飾を施したり、商品の特徴が一目でわかるようにキャッチフレーズのポップを作ったりといったような展開作業も美容部員のセンスと腕の見せ所です。

その他にも「定番棚」といわれる通常の売り場も、お客様の目を引くようにポップをつけたり、装飾をしたりしてアピールします。

売り場の掃除など

商品の棚は常に清潔で、お客様が商品を手に取りやすくなければなりません。

棚のほこりやテスターの飛び散りなどをこまめに掃除します。

また、テスターを気軽に試してもらえるように、液体がこぼれて固まってフタが開かなくなっていないか、口紅がつぶれていないかなどもよくチェックして、きれいに掃除したり交換したりなどのメンテナンスも大切です。

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美容部員になるには?

美容部員になるためには、直接求人に応募します。

外資系メーカーは正社員の募集が多いようですが、国内大手メーカーは契約社員の募集が多い傾向にあるようです。

採用になるためには、どんな通過点があるのでしょうか。順番に見ていきましょう。

転職サイトで美容部員の求人に応募する

リクナビNEXT等、大手の転職サイトでは美容部員の募集が出ています。まずはそれをチェックしていくつか応募してみましょう。

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企業で試験を受ける

採用になるためにはまず、筆記試験を受けます。

たいていどこのメーカーも、国語・数学・英語の3教科と適正検査のようなものです。

難しい問題はほとんどでないので、試験対策として勉強するといったようなことはしなくても大丈夫です。

面接を受ける

どこのメーカーでも必ず面接で聞かれるのが、「志望動機」です。

美容部員になりたい理由はもちろん、なぜ当社に応募したのか、というところもしっかり答えられるようにしておく必要があります。

面接を受けるメーカーの商品に興味があることなども重要視される傾向にあります。

資格は必要ない

美容系の学校を卒業していないと美容部員にはなれないのではないか、と思っているひとも多いようですが、実はそんなことはありません。

必要な研修や資格などは、入社後に順次通過していくものなので、あまり心配しなくても大丈夫です。

中途採用の場合には、販売経験があると歓迎される傾向がありますが、特に専門学校をを出ていなければならないなどの制約はありません。

美容の専門学校出身者も多い

美容系の専門学校は、化粧品メーカーへの就職に強くなるためのカリキュラムがしっかりと組まれているので、採用後すぐに即戦力になれるレベルの実践力が身に付きます。

そのため、専門学校出身者の応募はメーカーから歓迎されることが多いようです。

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欲しがる販売員の7個の要素

とても専門的な知識や技術が必要なように思われる美容部員ですが、特に必要な資格もなさそうですし、誰でも応募はできそうですよね。

ではその中で採用になるためには、どんなことが必要なのでしょうか。

メーカーが希望する美容部員とは?

若さ

ただ若さといっても、年齢も多少関係ありますが、どちらかというと、若々しさが重要でしょう。

美容部員は、ブランドの顔ですから、お客様たちの憧れである必要があります。

このメーカーの化粧品を使うとこんなにきれいになれるのか、と思ってもらえるようにならなければなりません。

そのため、見た目も老けて疲れ果てた様子では、美容部員には向かないということになりますよね。

また、若いうちは体力があり元気ですから、立ち仕事中心の現場でしっかり勤め上げ、ある程度の年齢になったら今度は、若い社員を教育する立場にキャリアアップしたり、管理部門に移行して企画などの仕事を任されるようになったりすることもあるようです。

コミュニケーション力

化粧品販売でいちばんの目的は、お客様に信頼してもらって商品を購入してもらうことですから、自分の培った知識や技術をただ単に発揮するだけではなかなか販売にはつながりません。

肌悩みを抱えたお客様に優しく寄り添って、時には聞き役になり、時には意見に賛同してあげたり、そしてよりわかりやすい言葉で説得力のある案内をしなければなりません。

接客がメインの仕事ですから、コミュニケーション能力が優れているということは大前提になります。

化粧品が好き

メーカーは、「この秋の基礎化粧のキーワードはお米のパワー」「アイシャドウは指先でつけるタイプで新色は7色」「今回のグロスのコンセプトは食べても艶が持続!計5色限定発売」などなど、各アイテムごとに、季節に応じた新商品をひっきりなしに発表してきます。

美容部員は、会社が打ち出す新商品をいち早く頭に叩き込み、体で覚えなければなりません。

好きでなければ、きっとその数の多さに嫌気がさしてしまうでしょう。

そして、自分が化粧品を好きにならないと、お客様にお勧めするときに気持ちがはいらないことをお客様に簡単に見抜かれてしまいます。

化粧品が好きなお客様ならなおさらです。

美意識が高い

美意識の高いひとは、他人の目に自分がどう映っているかということを常に気にしています。

これは一歩間違えると自意識過剰と捉えられたり、自分が美しいと思っていて自信過剰だと言わたり、あまり良いイメージではないように思えますが、美容部員にとってはとても大事なことです。

お客様が店舗に出向き、そのとき接客を担当した美容部員は、顔立ちやメイクも華やかで品があり、髪型もきっちりと整え、制服も清潔感があり、ちょうどいいヒールの靴でよく働きそうな印象、タッチアップの手指は爪の先のネイルにまで細やかな気遣いが行き届いているひとでした。

しかしまた別の日に寄った際に接客してくれた美容部員は、ストレスからか肌が荒れ、染めた髪は色が抜けて艶がなく、姿勢が悪いせいか制服も似合っていませんでした。

こんなとき、どちらの美容部員から商品を購入しようと思うでしょうか。

きっと、見た目の印象からもお客様に好印象を持ってもらえるように、美のアドバイザーとしての意識を高く持つことを忘れない美容部員なら、よりよいアドバイスをしてくれるであろう、このひとが勧めてくれた商品を使ってみたい、と思うことでしょう。

自身が意識を高く持つことで、お客様のお手本となり結果説得力があがるのです。

体力があること

接客時はハイカウンター内や商品棚の前で立ち仕事ですし、売り場の清掃時や品出しの時は中腰になったりしゃがんだり。

拘束時間が長く、就業中は基本たちっぱなし、というイメージで間違いありません。

納品された商品は重いものもたくさんあります。

売り場作りのために脚立に乗って大型のポスターを天井から下げる作業なども、この美容部員の仕事です。

力仕事も意外と多いのです。

また、ほとんどの場合交代制のシフト勤務ですので、体調を崩して急なお休み、といったこともなかなか難しい環境にあります。

体力に自信のないひとは、辛いと感じることが多いかもしれません。

専門的な知識を持っている・身につけられること

ただ単に商品の特徴を知っている、というだけでは美容部員は勤まりません。

この仕事に携わるには、肌の組織についてや、配合されている成分についてなどの知識を多く身につければつけるほど、良い仕事ができます。

また、化粧品の取り扱いや効能効果の表現には、薬事法などの専門的な法律も絡んでくることがありますので、さまざまな知識を持つことが大切です。

メーカーや商品についてある程度の知識があること

美容部員はブランドの顔ですから、自社の良さをひとりでも多くのお客様にお伝えするため、メーカーのコンセプトや商品の特徴などは完璧にマスターしておく必要があります。

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面接での注意点

美容部員というと、みんな美人だという印象がありますよね。

顔立ちの美しいひとしか採用してもらえないのでしょうか。

メーカーはどんなところを重要しするのでしょうか。

実は、メーカーが美容部員に求めるのは、「ブランドイメージに合った人材」です。

好印象をあたえる身なりを意識して、積極的にアピールしましょう。

服装には厳しい

面接時の服装は、かっちりとしたものよりも、スカートスーツなど優しい印象の正装が好まれる傾向にあるようです。

制服を着て実際に売り場に立ったときのイメージが沸きやすいので、パステルカラーなどのかわいらしい色のものよりも、黒や紺やグレーなどシックなカラーのスーツのほうが好ましいでしょう。

もちろん、ラフすぎるスタイルは厳禁です。

メイクにも厳しい

化粧品のメーカーだからといって、過度な派手メイクはNGです。

かといってもちろんスッピンはもってのほかです。

自然で優しいナチュラルメイクを心がけましょう。

面接を受けるブランドのものばかりを使わないといけないといったようなことはありませんからそのあたりは気にしなくて大丈夫です。

オシャレ好きというだけでは務まらない

オシャレと身だしなみは、全く別のものですよね。

自分の好みを重視して楽しむのがオシャレです。

身だしなみは自分のためではなく、ひとのために気を使うことです。

その違いを理解しているかどうかを、面接時には見極められていると思って間違いありません。

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やりがいのある美容部員をめざして頑張ってください!(まとめ)

現役の美容部員や元美容部員の話を聞くと、この仕事をしていてよかったと思う瞬間はやはりなんといっても、お客様とのふれあいの場面でのことが圧倒的に多いようです。

給料が増えたとか売り上げ目標が達成したといったことでも喜びはあるのでしょうけれど、それよりもなによりも、自分が施したメイクできれいになったお客様が笑顔で帰っていく姿を見送るとき、また、再来店されたお客様が「あなたのおかげで肌トラブルがなくなってきた。ありがとう」と言ってくれたとき、まさに感無量だと言います。

きっとその瞬間、足のむくみも吹っ飛んでしまうのでしょうね。

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