ラーメン屋のアルバイトでやって良かった4個の仕事。そのメリットや、そこで身についた力を紹介!
学生やフリーターの方に人気のアルバイトと言えば、飲食店ではないでしょうか。
そんな飲食業界の中でもみんなが大好きなラーメン屋。
大好きなラーメンの香りに包まれて働くのは、なんとも気分が良いかと思います。
ラーメンが大好きでアルバイトをラーメン屋でしたい方は必見です!
この記事では、今回はラーメン屋のバイトのよくある募集内容や求人のおすすめポイント、気になる疑問について解説します。
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(正社員希望の人限定)
目次
閉じるラーメン屋バイトの大まかな仕事内容
早速ラーメン屋バイトの大まかな仕事内容について見ていきましょう。
募集内容はホール業務とキッチン業務とに分類されます。
ホール業務
ホール業務には幅広い仕事内容があります。
席への誘導・お水出し・注文受け・レジ・バッシング(皿の片付け)がホールに出て行う仕事ですが、裏方(お客さんに見えない場所)で行う仕事もあります。
皿洗いや簡単な調理補助などはホール担当が兼務するケースが多いです。
ランチタイムなどは集中的に混雑することが予想されます。
お店にもよりますがホール業務に精を出しすぎるとお皿や丼が足らなくなると言うケースもありますので、ホールの状況を確認しながら裏方の仕事を並行しなければなりません。
注文を受ける際も、セットメニューが付随してきたり麺の硬さやトッピングなど細かい注文を受けるのはラーメン屋ならではなので間違いのないように復唱をすることが大切です。
最近ではチェーン店も個人経営の店も食券機を導入している店舗が増えています。
食券機があると注文を受けるのが大分楽になりますし、必然的に先払いになるのでレジでの精算業務がなくなります。
時々1万円札しか持っていないお客様に両替をお願いされるくらいのことはありますが…。
またラーメンという食べ物特有かもしれませんが、お客様が複数で来店した場合に個別会計になるケースがかなり多いです。
個別にされると一括精算よりもレジの業務が煩雑になります。
そのような点も踏まえると、食券機が置いてある店舗がおすすめです。
ホール業務と言えど、簡単な調理補助を任せられるケースがあります。
もちろんお店によって違いますが、ラーメンを作っているキッチン担当はラーメンの時間を気にしなければならないので簡単な丼物や唐揚げなどのサイドメニューは準備できないケースがあり、そのような場合はホール担当がその準備をします。
また、最後にチェーシューなどのトッピングを載せることを頼まれるケースがあります。
見栄え良くトッピングを載せることは意外と難しく、それ故に面白いですよ。
キッチン業務
ラーメンはもちろん餃子やチャーハンなどのサイドメニューを作るのも基本的にはキッチンの仕事です。
同時に調理できる料理はスペースや調理器具の数で制限されるので、効率良く料理を仕上げていくことが求められます。
ラーメンは時間が命の料理です。
調理するのに時間がかかるとは思われていない食べ物なので、素早く出さないとお客様の不満が募ってしまいます。
また麺が伸びてしまったりスープが冷めてしまうことも当然NGなので、トッピングにかかる時間やホール担当がお客様のもとへラーメンを運ぶ時間なども逆算をしながら調理をする必要があります。
幸いチェーン店ではマニュアルが存在するはずなのでタイマーで麺を上げる時間を計っておけば問題はないでしょう。
最近ではスープの素なども機械で出てきたりする所もあるので、専門知識がなくても調理は可能だと思います。
またサイドメニューに関しても、餃子やから揚げなどは本部からの支給品を使うことがほとんどです。
お店で焼いたり揚げたりするだけで終わります。
これはチェーン展開しているお店で働くメリットと言えるでしょう。
仕込みをするのもキッチン業務の一つです。
チェーン展開している所であれば、スープやトッピングなどもサイドメニューと同様に本部からの支給品に頼ることが多いのであまり手はかかりません。
具材をカットする程度で済むでしょう。
ラーメン屋の仕事内容は、こちらの記事を参考に!
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ラーメン屋バイトでよくある募集内容とは?
ラーメン屋バイトでよくある募集についてご紹介していきます。
基本はホール業務の募集が主です。
大型のチェーン店以外ではキッチン業務の募集がほとんどありません。
ラーメンの知識をつけるという目的であれば個人経営のお店で、純粋にお金を稼ぐという目的であれば大型チェーン店でキッチン業務の募集を探すと良いです。
給与相場
良いところでも時給換算して800円〜900円くらいが相場となります。
他の飲食店のアルバイトと大差はありません。
チェーン店では深夜まで営業している所も多いので、通常の時給に100円アップされることも期待できます。
勤務時間や休日、残業
世間がお休みの時こそ稼ぎ時です。
休日のランチタイムやディナータイムは基本的にシフトに入ることを要求されます。
お昼前の11:00〜14:00くらい夜は18:00~21:00くらいがピークタイムです。
大抵このピークタイムに合わせてシフトを入れる形になるでしょう。
アルバイトを多く雇っている店舗で働けば、アルバイト同士でシフトを調整し合ったりして自分の好きなタイミングでお休みが取りやすくなるかもしれません。
金曜日や土日祝日はラーメン屋としては売上が見込めるので深夜営業をしている所も多いです。
アルバイトなので基本的に残業という概念はありませんが、最後のシフトになると調理器具の清掃やレジ締めなどの業務も発生してきます。
求められる人物像
ホール業務もキッチン業務も、とにかく元気な人が求められます。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」がしっかり言えない人はダメです。
活気がないラーメン屋さんってなんだか少し物足りないですよね。
サービス精神が求められる職場です。
また、要領の良さは不可欠です。
もちろんお仕事をしながら身につけていくものなので最初から能力は求められませんが、ホール業務をしながらのお皿洗い、会計、調理補助など同時にやることは沢山あります。
瞬時に優先順位をつけながら業務を行うことがとても大切です。
お仕事をしていく内に自分なりのやり方やリズムを身につけていけないと、辛く感じることもあるかもしれません。
活かせるスキルや経験
ラーメン屋のアルバイトに応募する時点で特別必要なスキルや経験はありません。
強いて言うならやはり調理経験や接客業に就いた経験があると好ましいと思います。
そのような経験がない人でも働くことで得られることが多くあるので、働きたいと思ったら臆せず応募してみることをおすすめします。
ラーメン屋バイトのおすすめ求人のポイント
個人経営のお店
交渉成功の可能性は個人経営のお店の方が高くなります。
短い勤務時間の希望であったり、曜日の指定、時給UPや交通費支給の交渉などで話を進めやすいのでおすすめです。
フランチャイズの場合でも個人オーナーのお店だと交渉に応じてくれることも多いので、そういう経営形態も注目しながら求人情報をチェックすると良いでしょう。
賄い付きのお店
他の飲食店等同様、賄い付きという条件の求人がおすすめです!
1杯700円くらいのラーメンですが賄いであれば1杯300円~500円くらいで食べることが可能だと思います。
ラーメン屋に行って今日はいつもと違う味にしようと思いつつ、結局いつもと同じ安定の味を頼んでしまっているという経験ないでしょうか?
賄いで事あるごとにラーメンが食べれると、普段あまり口にすることのないサイドメニューにも挑戦することができるでしょう。
またどういうメニューがお客さんから人気か把握できるので、賄い付きの求人を選ぶと良いと思います。
自分に合ったラーメン屋バイトの求人の選び方や注意点
正社員雇用に比べてアルバイトは敷居が低く募集が多いので、求人サイトなどを覗けばすぐに見つかります。
個人経営のお店だと広告費節約のために求人サイトに募集を出していないことも多いので、直接お店に電話してみることをおすすめします。
時々張り紙などもしてあるので、事前にシフトや時給などの条件面を確認しておくことをおすすめします。
【選び方①】雇用形態から探す
基本ラーメン屋で働く場合はアルバイトが一般的です。
飲食業界は常時人手不足に悩んでいるので、仕事に対して熱心に取り組めば正社員として雇用される場合もあるかもしれません。
【選び方②】給与や雇用条件から考える
時給は800円〜900円くらいが相場です。
深夜や土日の勤務で単価が上がる場合もあります。
アルバイトと言えど、長く勤めていると任せられる業務の幅も広くなる場合があります。
その際は時給アップの交渉をしてみるのも良いのではないでしょうか。
その場合、既にご紹介の通りですが、チェーン店よりも個人経営のお店の方が交渉はしやすいです。
チェーン店は本部系列とフランチャイズに分かれています。
フランチャイジー(実質、店舗の経営や運営を任されている側)が法人の場合は難しいですが、個人オーナーさんの場合は比較的交渉がしやすいと思います。
【選び方③】エリアから考える
都会であれば駐車スペースがある店舗も少ないので、電車での通勤になることがほとんどです。
交通費を支給してくれる所を選びましょう。
上限額が決まっている場合があるので、お住まいの最寄り駅から勤務地の最寄り駅までの交通を支給される限度額で賄える所で働くようにしたほうがベターです。
田舎のチェーン店などは駐車スペースも多いので車通勤をしても問題ないと思います。
車の場合でも自宅からの距離を申告し、ガソリン代を支給してもらうよう最初に交渉しておきましょう。
ラーメン屋バイトについてよくある疑問
ラーメン屋でのアルバイトについてよくある疑問点についてまとめました。
仕事は忙しいですか。
率直に言うと忙しいです。
休日はもちろん平日も、比較的リーズナブルに手軽に食べられるということもありランチタイム、ディナータイム問わずバタバタすると思います。
食券機を置いている店を選ぶと注文を受ける手間が省けたりレジでの会計業務がなくなるので、比較的楽にお仕事ができます。
セルフサービスのお店であればお水を出す必要もなくなりますので、そういったお店のオペレーションを事前に理解しておくと良いかもしれません。
アルバイト経験がなくても入れますか。
はい。
キッチン業務でなければ特別な専門知識は必要ありません。
チェーン店では大体接客マニュアルがありますのでそれに沿って徐々に仕事を覚えていけば問題ないでしょう。
調理経験がないといきなりキッチン業務をすることは難しいかもしれないので、キッチン業務をやりたいという方もまずはホール業務で応募し、お店のオペレーションやシステムやメニューのことを理解した上でキッチン業務をやらせてもらえないか打診してみるのも一つの手だと思います。
時給は良いですか。
もちろん店舗によりますが、他の飲食店と大差ありません。
少しでも早く業務を覚えてお店にとって必要な人材と認めてもらえれば時給も上がると思いますし、平日と休日や時間で単価が変わるお店もあります。
効率良くお金を稼ぎたいのであれば、単価が高い時間帯に入るなどシフト制を上手く利用すると良いでしょう。
制服はありますか。
基本的に制服は貸与されます。
ラーメンに髪の毛が入っていたりすると当然信用問題に関わりますので、帽子またはバンダナが貸与されるケースがほとんどです。
制服と言ってもエプロンのみの貸与がほとんどですが、シャツなども色味やデザインなどを会社の規定に合わせて安く買うことができるため、そう負担にはならないでしょう。
またお店の床は油で非常に滑りやすくなっているので、靴は裏底がしっかりしたものを選びましょう。
まとめ
以上ラーメン屋でのアルバイトについてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
アルバイトだからと言って決して楽なお仕事ではありません。
また只々ラーメンが好きだからという理由で続けられるお仕事でもありません。
楽ではない仕事だからこそ、目的がお金だけでは勿体ないです。
アルバイトをすることよってその先に得られるスキルや能力というところを目標にしていくと、仮にアルバイトを辞めて正社員になるにせよ、他の企業や異なる場所でアルバイトに就くにしろ、その経験が活かせるはずです。