2021年2月12日

書店の時給事情をここで詳しくお教えしちゃいます。

「本が好きだから本屋で働きたい!」「書店員って楽な仕事に見える。」と書店で働くことに興味を持っている方は多いと思います。

実際、求人に対しての応募数は多いと聞きます。

そこで書店員の給料面や福利厚生を含めた知っておくべき情報をご紹介いたします。

本に関わる仕事の給料事情を知って、求人探しに役立てていただけたらと思います。

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書店の給料の相場はどのくらい?

正直に申し上げますと、給料は決して良くはありません。

地域によっても違いはありますが、一般的に少ないと思います。

それは正社員であっても変わらないでしょう。

大手企業であってもあまり期待はできないのが現状です。

出版社も売り上げを伸ばすのに苦戦しているので、それを販売する書店ももちろん苦戦しており、販売員にそれほど給与をかけられないのでしょう。

書店によってはその県の最低賃金と変わらないところもあるようです。

正社員で新卒入社した場合の書店の給料相場

配属される地域によって異なりますが、月給17万円~19万円程が相場です。

大手で転勤可の管理職候補であれば、約20万円以上もあり得ます。

人気の世界ではありますが求人は少なく、また給与も高くはありません。

正社員で転職した場合の書店の給料相場

転職先としてはあまり募集が多くなく、あったとしても新入社員と同じ程の給与であることが多いようです。

パートタイマーやアルバイトと違うのは、賞与や昇給などがある点です。

求人によって異なるため、しっかりとチェックしておくと良いでしょう。

パートタイマー・アルバイトの書店の給料相場

こちらも時給としては高くないのが現状です。

夕方になれば時給アップもあり得ますが、その場合は、+10円~20円程だと思います。

一日の仕事にそれほど差が無いのが理由かと思います。

朝の仕事の方が検品や品出しなど時間に追われ体力が必要になる場面が多いです。

そういったことを考えると、何時であろうと時給は統一されているのも頷けます。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

売上に左右されることがあります。

書店では営業活動がないので、契約を取った人にボーナスが出るといった制度はありません。

しかし、全国展開している書店であれば、全国で売り上げトップなどになると臨時で手当てが出ることもあるようです。

また、パートタイマーやアルバイトは賞与や昇給は期待できません。

なぜかというと、成績を個人で出すことがない為、まずそのような立場の人たちに賞与や昇給をくれる会社自体が珍しいです。

昇給

正社員のみが対象であると思っていた方が良いでしょう。

パートタイマーやアルバイトはほぼ固定の時給のみです。

仕事内容は大抵数ヶ月で覚えられます。

また技術が必要なこともありませんので、昇給の必要性を感じない、というのが経営側の意見だと思います。

ブックオフのようなランク付けがあるのと同時に時給が上がる所は珍しいと言えます。

各種手当

交通費は距離に応じて出ることもあります。

福利厚生がしっかりしているのはやはり大手です。

売上次第で契約時間が変わってくることもあります。

売り上げが悪く、今後も上がることを見込めないようであれば、真っ先に時間調整の対象になるのはやはりパートタイマーとアルバイトと言えるでしょう。

時給が下がることはないと思いますが、契約時間を減らされ保険加入対象外にされる可能性もあります。

書店の給料の決まり方

スタート時の給与は何によって変わる?

経験者は優遇される可能性もありますが、入社に有利になることのみで、賃金の面ではほぼ変動はない会社がほとんどかと思います。

パートタイマーやアルバイトはリーダーになれば上がる可能性もありますが、リーダーにされただけで給与の面では変わりなし、ということもあります。

時給が上がる時間帯や曜日はある?

複合施設に入っている書店は土日祝日に来客数が多くなるので、給料が上がるかもしれません。

また、年末年始も変わらず営業するので、その期間の出勤者には特別手当が出ることもあり得ます。

しかし、福袋などがあるわけではないので、開店してもさほど普段と変わらないこともあります。

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給料を上げるためにできることは?

今の勤務先でできること

お客様の要望に応え、リピーターになって頂けるようにしましょう。

会社の望む売り上げに貢献できるよう、スタッフ皆で活気ある売り場にしていくと良いです。

新人教育に携われるレベルまで、業務ができるようになりましょう。

社員に「この人なら新人を任せられる」と信頼してもらうことが大切です。

売上を伸ばせるような提案を上司にしてみると良いと思います。

例えば、POPや売り場のディスプレイですが、柔軟な店長であれば採用してくれます。

しかし、大手では会社のイメージがあったりするので、必ず相談は必要です。

何が今流行っているのかアンテナを張りましょう。

幅広い年代の方が利用するので、ターゲットを年代で縛らず広い視野を持って周りを観察します。

テレビで紹介されたもの、ネットニュースになっているもの、賞を取ったもの、売れそうだと思うものは覚えておきましょう。

思い切って転職する

書店で勤務したことでアピールできることは、やはり接客業だと思います。

電話応対、レジ業務、ラッピングなどができることがアピールポイントになります。

同じ書店を選ぶのであれば、アピールポイントとして、「出版社の傾向や年代でどんなものが売れるのかが分かる」「一日の流れ、一年の仕事の大きな流れが分かる」といった点を伝えると良いでしょう。

転職先の選び方1:本に関わる仕事

個人経営は求人が少ないのが現状です。

出版社やフリーペーパーを発行している会社などの求人は多く見られますが、いずれも営業を含むことが多いようです。

書店員として働くなら正社員は狭き門だと思ってください。

しかし、都会なら地方に比べて書店数が多いため、求人もより多いと言えるでしょう。

地元での転職だけではなく地域を拡大して調べれば求人もあると思います。

やはり福利厚生がしっかりしているのは大手書店です。

大手であれば、距離や交通手段にもよりますが交通費だけは必ず負担してくれるため安心です。

転職先の選び方2:販売の仕事

ラッピングや電話対応ができる、レジ業務ができるということは重宝されます。

敬語や姿勢、服装などは違いが出てくるので注意が必要です。

販売の仕事を探す時は、こちらの記事を参考に!

給料をアップさせるための求人の選び方

ハローワークは求人雑誌よりもより細かく書いてあります。

気になることは窓口担当が答えてくれるので、良い媒体だと思います。

しかし、やはり倍率が高いのは否めません。

転職サイトや求人サイトなど、インターネットで検索するのも良いでしょう。

気になる求人を発見したらすぐにその書店のホームページを確認してください。

時給800円~とあった場合は、例え経験者であっても800円だと思ってください。

より上を狙うのであれば、その書店は対象外にしましょう。

直談判で上げてくれというのはなかなか勇気が要ることです。

また、そのことがきっかけとなり、上司との関係も拗れてしまうかもしれません。

給与相場が今よりも高いところを探す

正社員を選ぶ際には、求人に記載の最低賃金が給与となることを想定してください。

月給16万円~21万円と書いてある場合は、実際に貰えるのは16万円です。

残業をすれば良いかもしれないという安易な考えも危険です。

書店において残業はほぼありません。

非常に安定した時間の流れ方をします。

また、給与が高いなと思ったら注意が必要です。

固定残業代が含まれているかもしれません。

残業を見越しているということは、それだけ働かせる気だということです。

「スタッフが少ない為、開店から閉店まで勤務」ということにもなりかねません。

賞与や昇給制度をチェック

給与面は、採用決定後の契約の際に確認するのがベストだと思います。

求人雑誌やインターネットではぼかして書かれていたりすることも多いので入社後にがっかりしないよう、できるだけ明確にしておきましょう。

賞与・昇給の欄が「あり」とだけなっている所も注意が必要です。

数百円でも入金されれば「あり」になってしまうのです。

上司に訊きづらければ先輩に訊いてみましょう。

残業代は必ず出る?

パートタイマーやアルバイトは必ず出るでしょう。

タイムカードを押した後に業務をさせられるようであれば上司に、上司が取り合ってくれなければ更に上に言いましょう。

パートタイマーやアルバイトであれば、今はSNSなどを警戒して素早い対応をしてくれるはずです。

交通費や福利厚生は?

距離に応じて出ると思いますが、会社によって算出方法が違うので、同じ距離でも他社の方が交通費を出してくれる、ということもあります。

上限があるところもありますし、公共交通機関を使うか自家用車かでも大きく変わってきます。

場所によっては車通勤がNGであったり、駐車場がないため自分で探して自費で駐車場を借りることもあるようです。

契約駐車場を紹介し給料から引かれることもあります。

パートタイマーやアルバイトは契約時間によって保険に入れるかどうかが変わってきますが、大手で売り上げに余裕があるところは希望すれば入れてくれると思います。

店舗の売上、経営状況によっては契約時間の短縮があり、それに伴って保険に入れなくなる可能性もあります。

苦しい会社であれば、保険に入れたくないのが本音でしょう。

1店舗に社員は1名~2名程度で、福利厚生などの手厚い対応は社員のみと考えていたほうが良いです。

この働き方は、こんな人におすすめ!

本が好きな人、勤務時間が短くなっても生活に困らない人、重いものを持ってもある程度大丈夫な人が必須条件です。

本にも様々なジャンルがあります。

小説、コミック、雑誌、専門書、その全てに対応するので、好きでなければやりきれません。

また、経営状況によっては勤務時間短縮も可能性としてはあります。

そのような状況になっても、勤務可能な生活ができるという人であれば良いでしょう。

また、本はとにかく重いです。

段ボールにみっちり入って入荷されることもあり、腰を痛める人も少なくありません。

そういったことから、面接では「重いものは持てますか?」と訊かれることも多く、男性店員も多数見られます。

正社員

本が好きな人はもちろんのこと、支店が多方面にあれば転勤できる人材を求められます。

例えば、支店店長と地区マネージャーを兼任、ということもあります。

「出張にも行けます!」というような、移動の自由が利く人が向いていると思います。

契約社員

契約が切れるという覚悟を持っていれば、挑戦しても良いでしょう。

しかし、正社員募集があれば声がかかるかもしれないので、それを狙うのであれば良いと思います。

書店によっては賞与が出るかもしれません。

アルバイト

書店員のアルバイトは特に学生におすすめです。

学生でもできることが多い職種ですし、若い視点で意見を求められることもあります。

コミックや文具の取り扱いがあれば、どのようなものが学生に需要があるかを上司やスタッフに話してみると非常に喜ばれると思います。

時給は少ないところが多いので、生活をしていこうと思うと大変だと思います。

おこづかい程度だと考えたほうが無難です。

まとめ

書店に勤めるにあたって、本好きであることが大前提に求められます。

個人的に何がおすすめか訊かれることもあるので、何も知らない状態では店頭に立てません。

書店ごとにおすすめコーナーもありますが、自分の好きな作家さんやジャンルを見つけることが大切です。

利用者は多岐にわたります。

年配の方は特にタイトルを覚えていないこともあり、内容だけを伝えてきたり、~のテレビで見たなどといった曖昧な情報で商品を求められるので、臨機応変に対応できる力が必要になってきます。

そういった場合、スタッフに訊くことはもちろん、インターネットで検索することもあるので、コミュニケーション能力やパソコンを使う力も養われます。

今は書店に行かなくても本が購入できるので、売り上げはどの店舗も伸ばしにくくなっており、そうなると人から人へのサービスで差をつけるしかなくなってきます。

読み聞かせや子どもの書店員体験企画などを行うところもあります。

また、カフェを併設して買った本をコーヒーを飲みながらすぐ読めるようにしているところもあり、今後飲食サービスも行うようになるかもしれません。

また、図書カードの販売や管理、ラッピングなどもあります。

司書のような仕事では全くなく、意外と体力を使います。

しかしその全ての業務に対して「本が好き」という気持ちで乗り切れる人にとっては、まさに天職だと言えます。

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