「本が好きだから本屋で働きたい!」「書店員って楽な仕事に見える。」と書店で働くことに興味を持っている方は多いと思います。

実際求人に対しての応募数は多いと聞きます。

そこで書店員として働く上で、時給などの給与面や福利厚生を含めた知っておいた方が良いことをご紹介いたします。

いま応募を迷っている方、ぜひ参考にしてみて下さい。

書店の給料の相場はどのくらい?

給料は決して良くはありません。

地域によっても違いはありますが、一般的に少ないと思います。

それは正社員であっても変わらないと思います。

大手企業であってもあまり期待は出来ないのが現状です。

出版社も売り上げを伸ばすのに苦戦しているのでそれを販売する書店ももちろん苦戦しており、販売員にそれほど給与をかけられないのでしょう。

書店によってはその県の最低賃金と変わらないところもあるようです。

正社員で新卒入社した場合

配属される地域によって違いますが17万円前後~19万円くらいが相場です。

大手で転勤可の管理職候補であれば20万円以上もあります。

人気の世界ではありますが求人は少なく、また給与も高くはありません。

正社員で転職した場合

転職先としてはあまり募集が多くありません。

あったとしても新入社員と同じレベルの給与であることが多いようです。

アルバイトやパートタイマーと違うのは、賞与や昇給などというところもあります。

求人によって異なるため、しっかりとチェックしておくと良いでしょう。

パート・アルバイト

こちらも時給としては高くないのが現状です。

夕方になれば時給アップもあり得ます。

その場合は、+10円~20円程度だと思います。

一日の仕事にそれほど差が無いのが理由かと思います。

むしろ朝の仕事の方が検品や品出しなど時間に追われ体力が必要な場面が多いです。

そういったことを考えると何時であろうと時給は統一されているのも頷けます。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

売上に左右されることもあります。

書店では営業活動がないので契約を取った人にボーナス、などといった制度がありません。

しかし全国展開している書店であれば全国で売り上げトップなどになると臨時で手当てが出ることもあるようです。

またパートタイマーやアルバイトは賞与や昇給は期待できません。

成績を個人で出すこともないですし、まずそういった立場の人たちに賞与や昇給をくれる会社自体が珍しいです。

昇給

正社員のみが対象であると思っていた方がいいでしょう。

パートタイマーやアルバイトはほぼ固定の時給のみです。

仕事内容は大抵数か月で覚えられますし技術が必要なこともありませんので、昇給の必要性が感じない、というのが経営側の意見だと思います。

ブックオフのようなランク付けがあるのと同時に時給が上がる所は珍しいと言えます。

各種手当

交通費は距離に応じて出ることもあります。

福利厚生がしっかりしているのはやはり大手です。

売上次第で契約時間が変わってくることもあります。

売り上げが悪く、今後も上がることを見込めないようであれば、真っ先に時間調整の対象になるのはやはりパートタイマーとアルバイトでしょう。

時給が下がることはないと思いますが、契約時間を減らされ保険加入対象外にされる可能性もあります。

書店の給料の決まり方

スタート時の給与は何によって変わる?

経験者は優遇される可能性もありますが、入社に有利になるだけであって、賃金の面ではほぼ変動はない会社がほとんどかと思います。

パートタイマーやアルバイトはリーダーになれば上がる可能性もありますが、リーダーにされただけで給与の面では変わりなし、ということもあります。

時給が上がる時間帯や曜日はある?

複合施設に入っている書店は土日祝日に来客数が多くなるので給料が上がるかもしれません。

年末年始も変わらず営業する複合施設ではその期間の出勤者には特別手当が出ることもあり得ます。

しかし福袋などがあるわけではないので開店してもさほど普段と変わらないこともあります。

給料を上げるためにできることは?

今の勤務先でできること

お客様の要望に応え、リピーターになって頂けるようにしましょう。

会社の望む売り上げに貢献出来るよう、スタッフ皆で活気ある売り場にしていくと良いです。

新人教育が出来るほど業務が出来るようになりましょう。

社員に「この人なら新人を任せられる」と信頼してもらえれることが大切です。

売上を伸ばせるような提案を上司にしてみるといいと思います。

例えばポップや、売り場のディスプレイですが、柔軟な店長であれば採用してくれます。

しかし大手では会社のイメージがあったりするので必ず相談は必要です。

何がいま流行っているのかアンテナを張りましょう。

幅広い年代の方が利用するのでターゲットを年代で縛らず広い視野を持って周りを観察します。

テレビで紹介されたもの、ネットニュースになっているもの、賞を取ったもの、売れそうだと思うものは覚えておきましょう。

思い切って転職する

書店で勤務したことでアピールできることはやはり接客業だということだと思います。

電話応対、レジ業務、ラッピングなどが出来る事がアピールポイントになります。

同じ書店を選ぶなら、アピールポイントとして、「出版社の傾向や年代でどんなものが売れるのかが分かる」「一日の流れ、一年の仕事の大きな流れが分かる」といった点を伝えるといいでしょう。

転職先の選び方1:本に関わる仕事

個人経営は求人が少ないのが現状です。

出版社やフリーペーパーを発行している会社などの求人は多くみられますが、いずれも営業を含むことが多いようです。

書店員として働くなら正社員は狭き門だと思ってください。

しかし都会なら地方に比べて書店数が多いため、求人もより多いと言えるでしょう。

地元での転職だけではなく地域を拡大して調べれば求人もあると思います。

やはり福利厚生がしっかりしているのは大手書店です。

大手であれば、距離や交通手段にもよりますが、交通費だけは必ず負担してくれるため安心です。

転職先の選び方2:販売の仕事

ラッピングや電話対応が出来る、レジ業務が出来ることは重宝されます。

敬語や姿勢、服装などは違いが出てくるので注意が必要です。

販売の仕事を探す時は、こちらの記事を参考に!

給料をアップさせるための求人の選び方

ハローワークは求人雑誌よりもより細かく書いてありますし、気になることは窓口担当が答えてくれるのでいい媒体だと思います。

しかしやはり倍率が高いのは否めません。

転職サイトや求人サイトなど、インターネットで検索するのもいいでしょう。

気になる求人を発見したらすぐにその書店のホームページを確認してください。

時給800円~とあった場合はたとえ経験者であっても800円だと思ってください。

もっと上を狙うならその書店は対象外にしましょう。

直談判で上げてくれというのはなかなか勇気がいることですし上司との関係も拗れてしまうかもしれません。

給与相場が今よりも高いところを探す

正社員を選ぶ際には、求人に記載の最低賃金が給与となることを想定してください。

16万~21万と書いてある場合は、実際にもらえるのは16万円です。

残業すれば大丈夫かもしれないという安易な考えも危険です。

書店において残業はほぼありません。

非常に安定した時間の流れ方をします。

給与が高いな、と思ったら注意が必要です。

固定残業代が含まれているかもしれません。

残業を見越しているということはそれだけ働かせる気だということです。

「スタッフが少ない為、開店から閉店まで勤務」ということかもしれません。

賞与や昇給制度をチェック

給与面のことは採用決定後の契約の際に聞くのがベストだと思います。

求人雑誌やインターネットではぼかして書かれていたりすることも多いので入社後にがっかりしないよう出来るだけ明確にしておきましょう。

賞与・昇給の欄が「あり」とだけなっているのも注意です。

数百円でも入金されれば「あり」になってしまうのです。

上司に聞き辛ければ先輩に聞いてみましょう。

残業代はちゃんと出る?

パートタイマーやアルバイトは出るでしょう。

タイムカードを押したあとに業務をさせられるようであれば上司に、上司が取り合ってくれなければ更に上に言いましょう。

パートタイマーやアルバイトであれば、今はSNSなどを警戒して素早い対応をしてくれるはずです。

交通費や福利厚生は?

距離に応じて出ると思いますが、会社によって算出式が違うので同じ距離でもあちらの会社の方が交通費を出してくれる、ということもあります。

上限があるところもありますし、公共機関を使うか、自家用車かでも大きく変わってきます。

場所によっては車通勤がNGであったり、駐車場がないため自分で探して自費で駐車場を借りることもあるようです。

契約駐車場を紹介し給料から引かれることもあります。

パートアルバイトは契約時間によって保険に入れるかどうか変わってきますが、大手で売り上げに余裕があるところは希望すれば入れてくれると思います。

店舗の売上、経営状況によっては契約時間の短縮、それに伴って保険に入れなくなるかもしれません。

苦しい会社であれば、保険に入れたくないのが本音でしょう。

1店舗に社員は1名~2名程度で、福利厚生などの手厚い対応は社員のみと考えていたほうが良いです。

この働き方は、こんな人におすすめ!

本が好きなひと、勤務時間が短くなっても生活に困らない人、重いものを持ってもある程度大丈夫な人が必須条件です。

本にもいろいろなジャンルのものがあります。

小説、コミック、雑誌、専門書、そのすべてに対応するので、好きでなければやり切れません。

また、経営状況によっては勤務時間短縮も可能性としてはあります。

そういった状況になっても勤務可能な、生活ができるという人であればいいでしょう。

また、本はとにかく重いです。

段ボールにみっちり入って入荷されることもあり、腰を痛める人も少なくありません。

そういったことから、面接では「重いものは持てますか?」と聞かれることも多いです。

そういったことから男性店員も多く見られます。

正社員

本が好きな人はもちろんのこと、支店が多方面にあれば転勤出来る人材を求められます。

例えば、支店店長と地区マネージャー7を兼任、ということもあります。

「出張にも行けます!」というような、移動の自由が利く人が向いていると思います。

契約社員

契約が切れるという覚悟を持っていれば、挑戦しても良いでしょう。

しかし正社員募集があれば声がかかるかもしれないので、それを狙うのであればいいと思います。

書店によっては賞与が出るかもしれません。

アルバイト

学生にはお勧めできるのが書店員のアルバイトです。

学生でもできることが多い職種ですし、若い視点で意見を求められることもあります。

コミックや文具の取り扱いがあれば、どんなものが学生に需要があるかを上司やスタッフに話してみると非常に喜ばれると思います。

時給は少ないところが多いので、生活をしていこうと思ったら大変だと思います。

おこづかい程度だと考えたほうが無難です。

まとめ

書店に勤めるにあたって、本好きであることが大前提に求められます。

個人的に何がお薦めか聞かれることもあるので、何も知らない状態では店頭に立てません。

書店ごとにお薦めコーナーもありますが、自分の好きな作家さんやジャンルを見つけることが大切です。

利用者は多岐に渡ります。

年配の方は特に、タイトルを覚えていないこともあり、内容だけを伝えてきたり、~のテレビで見たなどといったあいまいな情報で商品を求められるので、臨機応変に対応出来る力が必要になってきます。

そういった場合、スタッフに聞くことはもちろんインターネットで検索することにもなるのでコミュニケーション能力やパソコンを使う力も養われます。

今は書店に行かなくても本が購入できるので売り上げはどの店舗も伸ばしにくくなっており、そうなると人から人へのサービスで差をつけるしかなくなってきます。

読み聞かせや子どもの書店員体験企画などを行うところもあります。

またカフェを併設して買った本をコーヒーを飲みながらすぐ読めるようにしているところもあり、飲食サービスも行うようになるかもしれません。

また図書カードの販売や管理、ラッピングなどもあります。

司書のような仕事では全くなく、意外と体力を使います。

しかしそのすべての業務にたいして「本が好き」という気持ちで乗り切れる人にとってはまさに天職だと言えます。


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