蕎麦屋のバイトはどのようなことをするのでしょうか?

蕎麦が好きでないとダメ?など、色々と疑問に思っている方も多いかもしれません。

この記事では、私が蕎麦屋のバイトをしていた経験をもとに、蕎麦屋の仕事内容や向き不向き、募集要項などについてご紹介します。

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蕎麦屋の仕事はどんな仕事?よくある募集内容

接客、調理、掃除、会計など、基本的には他の飲食店と変わらないと思います。

したがってここでは、蕎麦屋特有の仕事内容をおおまかに説明していきます。

蕎麦の調理

私が働いていたお店では、蕎麦の材料は他所で作られていたので、あとは機械に通すだけで麺ができ、ゆがいていくという流れでした。

その日の湿度や気温によって蕎麦の状態が違うので、ゆで時間などはその時々によって変えていく必要がありました。

お店によっては蕎麦粉をひいて打って作る所もあると思います。

手打ち蕎麦は技術や経験が必要なので、バイトが行うケースはあまりないでしょう。

天ぷらの調理

天ぷらは、海老、なす、かぼちゃ、かきあげ等8種類ほどが常にありました。

野菜を切って揚げるまで全てバイトが行っていたのですが、特に大変なのはかぼちゃで、かなり硬いので切るのに一苦労でした。

野菜の大きさによって揚げる時間に気を付けたり、食感や見栄えを良くするなどの配慮もしなければなりません。

売れる数は天ぷらの種類によって違うので、天気なども踏まえて客入りを予想し、売り切れるように考えながら補充することも必要でした。

注文、会計、配膳、下膳等の作業

私が働いていたお店は厨房も接客も全てこなさなければならなかったので、調理をしながら合間に注文を取ったり会計したりしていました。

配膳のついでに下膳をするなど、お店の状態を全て頭に入れ臨機応変に対応していかなければなりません。

お客さんが空いてきたら、合間を見て食器を洗ったりします。

お店によっては食洗器対応の所もあるでしょう。

また、蕎麦屋ならではの蕎麦湯の提供もあります。

個人の蕎麦屋では宴会対応があることも

個人の蕎麦屋では宴会受付をしていることがあります。

日にちや利用人数などの予約を承り、当日は接客対応や配膳・下膳などを行います。

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蕎麦屋の仕事はこんな人に向いている!

蕎麦屋の仕事は、適度に人とコミュニケーションが取れ、調理にもなれていたり物事を同時進行できるなど柔軟に対応できる人であれば尚良いと思います。

では、詳しく説明していきます。

コミュニケーション能力がある

お客様対応はもちろん、作業を円滑に進められるようにスタッフともコミュニケーションを取る必要があります。

サービス業は人と接する仕事なので、適度な会話や気配りなどが大切です。

調理に慣れている、興味がある

下ごしらえから調理まで丁寧に且つスピーディーに行っていかなければならないので、調理に慣れている人だと良いでしょう。

また天ぷら調理は慣れると感覚で揚げることができたり見栄え良くきれいに盛り付けたりできるので、普段調理をする人や料理に興味がある人のほうが向いていると言えます。

それから、油を必要以上に怖がらないということも重要です。

蕎麦屋の仕事が合わない人とは?

では逆に、蕎麦屋の仕事が合わない人というのは、どのような人なのでしょうか。

油や包丁の扱いが苦手(厨房作業の場合)

蕎麦屋の厨房作業では天ぷらを揚げるなど調理作業は付きものなので、包丁の扱いや油ハネなどが苦手な人は控えたほうが良いでしょう。

完全に接客と厨房が分かれているお店なら大丈夫かと思いますので、応募や面接の際に確認してください。

人と関わるのが苦手

蕎麦屋は特に接客の仕事が多いので、人との関りが必須です。

人と話したくない、誰とも関わらない仕事が良いという人は向いていないと思います。

力仕事や立ち続けるのは嫌

私が働いていた蕎麦屋では、力仕事も結構ありました。

蕎麦を捏ねる作業がある店ならば、特に女性は一苦労です。

他にも、つゆのタンクや油缶などを持つので、重労働だと感じました。

ただし、お店によっては上記の作業がない場合もあります。

また、調理や配膳などが中心の仕事なので、基本的に常に立ちっぱなしです。

立ち仕事が嫌な人には不向きかなと感じます。

蕎麦屋でよくある募集内容とは?

募集内容によく記載されていることは、未経験者・ダブルワーク大歓迎、アットホームな雰囲気で楽しく働きましょう!という良いイメージです。

おおよその時給相場やシフトについてご紹介します。

時給相場

私が働いていたお店では時給800円~900円程でしたが、地域や時間帯により異なると思います。

シフトの入れ具合

お店や時間帯にもよりますが、私が働いていた蕎麦屋は少人数で回していたので、週5勤務が当たり前でした。

丸一日シフトが入ることもありましたが、これもお店によってシフトの入れ方が違うと思います。

求められるスキル

絶対にこれが必要!というものは特にないと思います。

基本的には、教えてもらって慣れていくことで対応できる仕事ばかりです。

厨房作業であれば、日頃から料理している人は重宝されるでしょうか。

未経験でもやる気があってまじめな人なら歓迎してくれると思います。

蕎麦屋の仕事で気になる疑問に答えます

蕎麦屋の仕事に興味がある人、働いてみたい人の気になっている疑問に答えます。

出前配達のための免許は必要なの?

バイクや車を使った配達要員の募集であれば必要です。

私が働いていた蕎麦屋は配達がなかったため不要でした。

蕎麦アレルギーでも働けるの??

蕎麦アレルギーの人にはこの仕事はおすすめしません。

蕎麦を食べなくても、舞っている蕎麦粉を吸ったり触れるだけで反応してしまう場合があります。

アレルギーの度合いにもよりますが、もし蕎麦屋で働くのであれば、まずはかかりつけ医などに相談してください。

また、お客さんからおすすめ商品や「これってどんな味?」と訊かれることが多々あるので、試食して知っておくほうが良い場合もあります。

蕎麦に限らず食物アレルギーのある人が飲食店で働く場合は気を付けたほうが良いでしょう。

立ち食い蕎麦屋は忙しい?

私が働いていたお店は、1階が立ち食いで、2階が座席という形態でしたが、回転率が高いので作業スピードを求められました。

1階のお客さんには注文から配膳まで、3分程で提供していました。

それを何十人のお客さん相手にさばくので、とても忙しいです。

満席状態のこともありましたので、待っているお客さん対応も必要でした。

客層は?

蕎麦屋にもよると思いますが、綺麗なお店であれば女性客も多いでしょうし、立ち食いだと男性客が多かったりします。

私が働いていたお店では年齢が高めの方や常連さんも多かったので、時々お菓子の差し入れやお年玉をいただくこともありました。

まとめ

以上、私が働いていた蕎麦屋の経験を基にお伝えしました。

良かったことは、まかないが食べ放題で残った天ぷらは持ち帰りできたこと、温かい蕎麦にワサビを入れて食べると美味しいなど蕎麦の食べ方にも様々あるのだと知ることができたことです。

また天ぷらが得意料理になるなど、私にとって蕎麦屋での経験は接客や調理などで得たことも多く、とてもメリットが大きかったと思っています。

皆さんも、メリットややりがいも多い蕎麦屋で働いてみませんか?

 

 

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