ここでは、塗装業の年収や給料の相場や決まり方などについてわかりやすくお話しさせていただきますので、塗装業をお考えの方は参考になさってみてください。

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塗装業の給料の相場はどのくらい?

経験者、未経験者の場合

塗装業は職人業ですので、学歴よりも手に職が付いているかいないかによって給料は大きく変化します。

ですので、求人情報等においては、経験者優遇または未経験者可などと表記されている場合がほとんどでしょう。

経験者とは最低3年以上現場で見習い経験をした場合や、職業訓練校などで塗装科を学んで終了した人のことです。

一方、未経験者とは、一貫した塗装仕事の材料の知識や工程といった基礎知識や施工の経験がなくて、現場経験はあるが単発的で短期間しか経験したことがなくて、継続して3年以上塗装業を続けた事がない人のことです。

そうした事を基準に賃金が決まるわけですが、職人業は基本的に給料ではなく、日当月給です。

日当月給とは、一ヶ月に働いた日数の合計金額で、これに消費税は請求できません。

そして、経験者も未経験者も日当とは、”手間代”です。

手間代とは簡単に言うと、現場の材料代や足場代などの立替コストなどには全く関与することなく、自分の体ひとつの労働力に対してお金を貰うことですが、現場までの交通費や昼食代などは手間代に含まれます。

日当金額は、経験者と未経験者によって異なると同時に、働く地域によっても違いがあって、首都圏近郊もしくは都市部は高くて地方は安いのが一般的です。

いずれにせよ、労働法で定められた最低労働賃金はもちろん貰えますが、それを下回るような業者の下で働くことはありません。

経験者の場合は、首都圏近郊や都市部では最高20.000円前後。

未経験者の場合は、8.000円位のスタートでしょうか。

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常用から独立した場合

日当月給で、毎月毎日仕事を与えてもらえる待遇を約束された状態を維持させてもらう事を”常用”といいます。

近年、建築業界の先行き不安や賃金アップの停滞などの理由により、常用の求人は減っていますが、手間代が多少安くても納得がゆくのであればあります。

一方、独立に際しては、常用を続けて仕事の腕も上げつつ、自分で仕事を取れる当てがあれば、”独立”も夢ではありません。

独立して、自分の営業の範囲内で現場を回して拡大できれば、それなりに多くの売上を出すことも可能です。

アルバイト

未経験者が、単発的に雇用してもらうことを職人業においては、”見習い”といい、経験者が繁忙時に一時的に雇用してもらうことを”助っ人”などと称しますが、いずれの場合もアルバイト扱いとなります。

年収にも響いてくる日当月給以外のものは、どうなっているの?

賞与

賞与はありませんが、古風な親方の中には年末に”餅代”としてお金を包んでくれる場合もあります。

昇給

昇給に関しては、見習いから始めた場合、仕事のおぼえ具合で一年ごとにアップしてゆくのが通常です。

他にも、私用で現場を休んだり遅刻がないといった勤務姿勢も評価の一つです。

各種手当

ほとんどの場合、請負施工業者は労災保険には加入していますので、就労中の事故による怪我などに関しては保証されます。

これは建築関係の現場で就労する上で、もっとも大切な待遇であり条件ですので、働き先では必ずその業者が、労災保険に加入しているかどうかを確認する必要があります。

日当が高い人は何が違うの?

長期経験者であることはもちろんですが、何より職人である以上、仕事が早くて丁寧な人は日当がより多く貰えます。

しかし、仕事が早くて、雇い主のその日の要求以上の仕事をしても、仕事の出来が荒かったり、ミスが多くて結果的にやり直すような仕事では意味がありません。

雇い主は、しっかりとした仕事を与えたれた時間内で完了する事を求めています。

また、どのような業種でも現場は一人ではないので、ほかの職人と調和しながら仕事の流れを乱さずに共に働くことができる職人であることも重要です。

スキル

塗装には様々な技法があります。

ですので、その技法の数ができるだけたくさんできることは塗装職人としては重要です。

例えば中華料理屋の店主で、ラーメンしか作れない人はいません。チャーハンや餃子他にも天津飯や回鍋肉まで作る事ができて初めて、一人前の中華料理店の店主と言えることと、同じでしょうか。

また、他のスキルの取得としては、塗装資格を得るための国家資格を受験して、階級を得る方法もあります

役職

塗装業においての、役職は至ってシンプルです。

法人登録された塗装業者で、社長をはじめとする組織形態がある塗装業者においては、トップに社長がいてその下に現場や、職人を管理する現場主任がいます。

一方、個人企業としての、いわゆる親方個人が経営する塗装業者は、親方が社長であり現場責任者です。

法人登録された塗装業者で役職に就きたいのであれば、まずは職人から頑張って現場主任を任されるくらいまでかもしれません。

また、個人経営では親方の元を離れて独立するのが一般的でしょう。

勤続年数

職人業には、勤続年数による優遇や、定年、それに伴う定年退職金はありません。

また、どんなに長くても仕事ができなければ日当に反映されませんし、むしろ歳をとることによって体力が低下して仕事の出来栄えに影響が生じたり、腕前が落ちた場合には、日当が下がってゆくことも避けられないでしょう。

地域

一般建築塗装(家屋などの塗装)においては、全国どこでも補修やリフォームなどの必要性がありますので、仕事はあります。

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塗装業で日当をあげるためにやるべきこと

経験者の場合は、自分の持てる力を存分に発揮してその仕事をしっかりと認めてもらうことです。

一方、未経験者で見習いの場合は、たとえ雑用でもしっかりとこなして、経験者の仕事をよく見て時には、自分から質問してそのやり方を理解して身体で覚えることです。

そして、両者とも無遅刻無欠勤を心掛けて日々仕事に励めば、雇用主は必ず評価してくれて、日当のアップに繋がるでしょう。

今の勤務先でできること

給料アップの交渉をしてみる

自他共にきちんとした仕事をして、労働時間や仕事の危険度の問題なども含めて”100歩譲ってもどうしても納得がゆかない”のであれば、交渉するべきでしょう。

スキルアップを図る

同じ塗装会社で働き続けることも経験になりますが、他の会社で新たな技法や工程を見ることもスキルアップになります。

もしくは、塗装業者、塗装業を7年以上継続しているのであれば、国家資格でもある一級塗装資格を取得する方法もあります

思い切って転職する

自分が働く塗装会社で、明らかに日当に不平不満があるのであれば、他の会社で腕試ししてみるのも一つの方法かもしれません。

また、就労時間や人間関係においても塗装会社によって違いがありますので、やはりそのあたりに疑問や不満を感じるのであれば、転職してみるのも良いでしょう。

転職先の選び方1

何よりもまず、自分の仕事のスキルや出来栄えを正当に評価してそれを日当に表してくれること。

転職先の選び方2

勤務地(現場)は、なるべく近場であること。

(職人は移動が車であるため、遠方の場合渋滞によって帰宅時間がとても遅くなります)

転職先の選び方3

どのような職場にもいえることですが、明るくて仲が良い人たちで仕事をしている職場であること。

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給料をアップさせるための求人の選び方

やはり、首都圏や都市部の塗装会社は手掛ける物件も多く、仕事があるので結果として日当が増えて月給が上がるでしょう。

給与相場が今よりも高いところを探そう

あくまでも、自分のスキル次第ですが、いくつか回って実際に働いてみて、自分を正当に評価してくれて、腕前を発揮することができる塗装会社を探してみましょう。

賞与や昇給制度をチェック

基本的に塗装業、すなわち職人業に賞与はありませんが、昇給は年一回とうたっている会社もあります。

残業代はちゃんと出る?

取り決められた日当に、残業代が含まれている場合がほとんどです。

交通費や福利厚生は?

日当には、交通費が含まれる場合がほとんどです。

福利厚生にあたっては、現場での事故による怪我に対してのみ適用の労災保険は、おおよその塗装業者は完備しています。

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経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

経験者である程度納得のいく日当で働いているのであれば、ほとんど変動はないのが通常ですが、未経験者で働き始めた場合は昇給年一回の条件がある会社なら、余程のことがなければ千円単位でアップしてくれます。

しかし、日当が一万円を超えたあたりからはなかなかアップしないのも現状です。

また、職人不足などの場合や、そうした状況に陥った時などは突如として日当がアップすることもありますが、その分シワ寄せで仕事はキツくなります。

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雇用形態ごとに違いは出てくる?

月給や年収

先に述べましたが、常用の場合は日当は下がりますが、ほぼ毎日の仕事は約束されます。

よって、年収もそれなりになって安定も得られるでしょう。

また、繁忙時に必要とされる”助っ人”は日当は高いですが、毎日ではないので結果的にみて高年収には繋がりません。

日当以外における良い点と悪い点

常用職人

毎日安定した現場仕事を与えられるが、日当は繁忙時に求められる”助っ人”の日当よりは低い。

派遣

同業者同士の間で、職人の貸し借りが行われる場合もありますが、この場合、その職人の日当は元々の会社で支払われている日当と同額なのが一般的です。

契約職人

忙しい現場において単発的に雇用を求められて、その現場のみで単発的に仕事をさせてもらう職人(助っ人)のこと。

アルバイト

アルバイトは、職人業においては、”見習い期間”の待遇となります。

時給換算による時間雇用ではなく、拘束時間は一日となり、日当で支払われます。

この働き方は、こんな人におすすめ!

自分の労働力によってできあがった仕事が目に見えてわかって、それが日当というかたちでしっかりと反映されて納得した賃金を貰いたい。

また、屋内やデスクワークよりも、大空の下で太陽と風を感じながら汗を流して仕事をしたい。

そんな方には、職人業をおすすめします。

塗装業の良い面と悪い面

良い面

頑張りが報われる仕事

自分の腕につけたスキルをしっかりと評価して賃金を支払ってくれる仕事をしながら、スキルも必然的にアップしてゆくのが、塗装業も含めた職人の素晴らしさです。

最初から最後までやりがいがある仕事

モノを完成させることが好きであることはもちろんですが、何より一つのことを一度始めたからには、しっかりと作り上げて完成させたいという精神を最大限活かせるのが魅力的な職業です。

自分の役割に集中できる

自分の仕事のパートがはっきりしているので、仕事に集中できるところも職人業ならではの良さです。

お客様に喜んで貰える

お客様と直にお会いできるフェイスtoフェイスな仕事ができるので、工事完了の際に綺麗になって見違えった我が家を見て喜んでいただける笑顔に触れられた時には、この仕事のやりがいを感じずにはいられません。

年齢を問わない仕事

定年もなく、健康で腕が確かであれば生涯現役も可能な職業です。

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悪い面

安定しない

正社員雇用はほとんどない業界ですので、収入の安定や退職金を求めることは期待できません。

天候によって仕事が左右される

塗装業は屋外作業ですので、天候に左右されやすく、梅雨時や降雪後などは現場が進められず、仕事ができない状態にも陥ります。

3K

3K(キツイ、汚い、危険)な肉体労働ですので、真冬や真夏には身体的にも辛くい時もあり、作業もリフォームが主ですのでカビやホコリにもまみれます。

(施工場所も足場の上での高所となりますので場合によっては危険が生じる場合もあります。)

キャリアアップが難しい

将来独立したくてもなかなか具現化することが困難な業界です。

一緒に働く仲間の熱量はバラバラ

将来、塗装業を目指して就労したいと思って塗装業に就いた人は少ない業種ですので、やる気のあるなさがあからさまな人が存在する職場も少なくありません。

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まとめ

いかがでしたか?

今回のお話しは、どのような仕事にも共通していることが多々ございますが、働くのは誰でもなく自分自身です。

職人業はとくに自分を過大過少評価せず、正確に自己評価をして仕事に励んだ結果、それに対して正当な賃金を貰って自分が納得できる仕事が、日々できることを願っております。

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