華やかなイメージのある広告代理店。

私は広告代理店で営業を経験しておりました。

そんな私が、あなたに広告代理店の営業について、仕事内容や向いている人、活かせるスキルや身につく能力を中心にご紹介いたします。

コミュニケーション能力が高い人、ある程度業界内に人脈を持っている人、フットワークが軽い人、幅広い情報を持っている人、整理整頓ができる人と広告営業に限らず社会人として必要なスキルを持っているあなたは、広告営業が向いている可能性があるかも。

少しでも気になったら、広告代理店の求人に応募してみるのもいいかもしれませんよ。

広告営業はどんな仕事?

まず、広告代理店の営業をご説明します。

広告営業は社内の売上を上げるために、これまで取引のある既存のクライアントと、加えてこれから取引をしたい新規のクライアントの対応を行います。

既存のクライアントへは、新たな広告の出稿方法を提案したり、どうすれば売り上げが上がるかを試行錯誤します。

新規のクライアントへは、「この広告手法を使えば売り上げがあがりますよ!」というアピールをし、1つでも多くの案件を開拓できるよう働きかけます。

広告営業の仕事については、こちらの記事を参考に!

広告営業の大まかな仕事内容

広告営業は主に2通りあります。

1つ目は既存のクライアントにアプローチをかける方法。

今まで取引のあるクライアントに、「今回はこんな広告を出してみましょう」と新たに提案する方法です。

日々の売上の推移を見てその企業ごとに合った広告の出稿を考えます。

2つ目は新規のクライアントを開拓する方法。

こちらは主にテレアポ(電話での接近)か訪問でのアプローチをとります。

広告業界は人脈が命。

「〇〇の紹介で~」「○○と知り合いで~」という言葉をよく耳にします。

新規のクライアントへの開拓は、基本的に社内(もしくは仲のいい社外の人)からの紹介がほとんどです。

以下、詳しくご説明します。

既存のクライアントの売上を上げる

その会社の持続年数にもよりますが、どの会社でも昔からの取引先は存在しますよね。

広告業界でも同じです。

ずっと前からお付き合いのあるクライアントで売り上げが成り立っているという部分も多少あります。

既存のクライアントは、すでに当社の広告手法を使っていただいているので、その広告をどのように消費者に見せるか、どのようにアピールしていくかを思考します。

私はインターネット広告業界で働いていたので、「どのサイトに載せれば売り上げがあがるか?」「このページから飛ぶLP(ランディングページ)はどれが適切か?」など新規掲載とあわせて掲載方法の改善をしていました。

新規のクライアントを開拓する

一方、既存のクライアントではなく新たなクライアントを開拓するのも広告営業の仕事です。

こちらは主に社内や仲のいい社外の人からの紹介が多数。

「前○○さんが御社の広告手法で出稿したいと言っていたけど。」「僕の知り合いの○○さんが弊社の広告に興味あるらしくて。」そんな些細な情報も見逃しません。

少しでも自社との取引に繋がると思えば、すぐに電話番号を教えてもらい取引できるかの連絡をします。

知り合いを介す場合には、基本的にすぐに訪問のアポは取れるので随時ミーティングを行います。

ひたすらテレアポをする

同じ新規開拓でも、ひたすら該当しそうな企業に電話をしアポを取ってもらうという手法が、テレアポです。

こちらは相当根気のいる作業になります。

営業と分かった途端すぐに切るところもあれば、要件だけ聞いてまた後日改めますとはぐらかされることもしばしば。

ネットや社内・社外の情報を駆使し、自社の広告手法が効果的そうな企業を探すのにも一苦労。

しかし新規のクライアントを獲得できた時の達成感は、何とも言えません。

「自分の力で案件を獲得したぞ!」と自らの自信にも繋がり、今後の新規開拓営業への糧にもなることでしょう。

新規で開拓したクライアントが社内でグングン売り上げを上げたら、新規開拓営業への野心はより一層深まります。

広告営業の仕事に向いている人の5個の特徴

一見するとガツガツ相手にたたみかけるというイメージが強い広告営業ですが、情熱があり猛突する人が向いているとは一概には言えません。

ここでは広告営業の仕事に向いている人の特徴を5つご紹介。

あなたはいくつ当てはまりますか?

コミュニケーション能力が高い人

コミュニケーション能力は言わずもがなですよね。

これは広告営業だけでなく、どの職業にも必要なスキルです。

広告営業は基本的に自分一人で自社の広告手法を売り出すので、相手にいかにうまくオススメできるかが重要になってきます。

人を相手にするビジネス。

コミュニケーション能力は必要不可欠です。

ある程度業界内に人脈を持っている人

広告営業では、自社の広告手法を売り出すために人脈が大切です。

イチから新規クライアントを開拓していくのは、正直とても困難を極めます。

業界に知り合いがたくさんいると、そのツテで新たな取引先を紹介してもらえたり、また自社の広告手法が合いそうな企業に勤務している人と比較的簡単に連絡を取ることができます。

アポをする際にどのような人なのか、前もって知ることができるのは安心ですよね。

自社の売上を上げるためにも、少しでも売り上げにつながる努力は大切です。

フットワークが軽い人

広告営業はスピード命です。

早期対応をすることにより、他社よりも一歩リードすることができます。

特に広告営業は1時間1秒でも早いうちからアポを取ることにより、自社の広告手法を売り出すチャンスを掴むことができます。

また、自分のスケジュールの中で臨機応変に対応する力も養っておく必要があります。

相手の都合でアポの時間が早まったり長引いたりすることも想定してスケジュールを組んでおきましょう。

他社よりも早く取引先と接触することが、自社の売上に繋がります。

幅広い情報を持っている人

幅広い情報を持っていると、いざ取引先と会話をするという場面で困ることがありません。

広告営業では、いかに自分を覚えてもらうかが重要になってきます。

はじめに自分を印象付けることで、それと同時に広告手法も覚えてもらいましょう。

また、取引先の会社情報や業界の情報を事前に知っておくだけでも、お互いの距離を縮めるには最適です。

相手にとって有益な情報を伝えられた時には、あなたへの信頼は数十倍になることでしょう。

いかに相手の懐に入るか、情報の持ちようでその結果は変わってきます。

整理整頓ができる人

今までの経験上、広告営業を上手にこなしている人ほど机の上が綺麗で、余計なものはありませんでした。

仕事ができる人は、周りがスッキリしている人が多いです。

広告営業も例外ではありません。

机の上もしくは自分の周りはパソコンとスケジュール帳だけで充分。

スマホやパソコンにスケジュールを打ち込んでいれば、もはや自分の周りには電子機器1個しかいらなくなります。

広告営業の仕事をするために活かせる、今までの経験は?

これまで広告営業に向いている人の特徴をご紹介してきました。

次は広告営業の仕事をするために活かせるこれまでの経験を4つご紹介します。

広告営業に限らずどの職業においても大切なことばかり。

以下を意識して日常を過ごしてみるのもいいかもしれませんよ。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、どの職業にでも必要なスキルです。

「人と話すことが好き」ということと「コミュニケーション能力がある」ことは全く別物です。

いくら人と話すことが好きでも、それが自分の一方的な話になっていたり、相手の思いや気持ちを汲み取らないまま突っ走ってしまうと、一人よがりの話になってしまいます。

相手にちゃんと伝わっているか、相手と意思疎通ができているかを確かめながら自分の話に相手を引き込む技術が必要です。

前社での豊富な人脈

前項でもお教えしたように、今勤務する会社で売り上げを上げたいなら、今以上の取引をする必要があります。

そのためには、既存のクライアントの広告出稿の幅を広げるだけでなく、新規のクライアントを開拓してさらに活動領域を広げていかなけばなりません。

その時に活躍するのが、全社での豊富な人脈です。

前社の業種がどうであれ、各業界や各職種において様々な人と知り合っておくと、いざ新規開拓をするとき役に立ちます。

「あの企業は自社の広告手法が合うだろう」と少しでも繋がりを見つけることで、後々その取引先が自社売り上げの大半を占めることになるかもしれませんよ。

ポジティブさ

広告営業はとても根気のいる仕事です。

その時、忍耐力よりかはポジティブさを持っていた方が後々広告営業をしていく時に精神面で楽になります。

「ああ、また新規を獲得できなかった…」「クライアントの売上を伸ばせなかった…」と弱気になるかは、「次頑張ろう!」「明日があるさ!」と前向きに考える力があると、その活力は、不思議と取引先にも伝わります。

結果売り上げにつながるので、気の持ちようはとても大切です。

営業経験

営業経験があれば広告営業もスムーズに行くのは当然かと思います。

広告営業も、自社の広告手法をお客様に売り出すという点では、販売営業などにも似ています。

そのような経験があると、お客様にどのようにたたみかければ商品が売れるかをマスターしています。

もちろん営業経験がなくても、これから磨いていくこともできるので安心してください。

広告営業で身に付く力とその力を活かせる職種・仕事

広告営業では、社会人として欠かすことのできないたくさんのスキルが驚くほど身につきます。

以下3つ、広告営業で身につく力とそれを活かせる職業をご紹介します。

主に3つだけ紹介しますが、これ以外でもたくさんのスキルが身につきます。

新人の登竜門としても、広告営業はオススメできます。

コミュニケーション能力

繰り返し述べているように、これは確実に身に付きます。

コミュニケーション能力と聞くとおのずとサービス業、接客業を思い浮かべるかもしれません。

しかし、広告営業も立派なサービス業。

クライアントに自社の広告手法を売るためには、お客様を第一に考え動く必要があります。

また、広告営業は人脈が命です。

様々な職種・業種の方と関わるので、話を合わせる臨機応変さや瞬発的な対応力が求められます。

誰にでも同じ話をする人なんていませんよね?

それと同じです。

活かせる職種:すべての職業

コミュニケーション能力は、もちろんすべての職業に活かすことができます。

むしろ日常でもコミュニケーション能力があるのとないのとでは友達の幅も自身の活動領域も全く変わってくるでしょう。

コミュニケーション能力を身につけたいから広告営業をやる、のではなく人と話していくうちに自然に身についていく、それが本当のコミュニケーション能力です。

トーク力

お笑い芸人と同じくらいトークには磨きをかけるべきではないかと思うほど、広告営業では自分のトーク力が重要になってきます。

自社の広告手法でいかに相手がメリットを得ることができるかを饒舌に澱みなく話す必要があります。

「御社の広告手法で売り上げが上がりますか?」こういった質問に詰まってしまったら終わりです。

相手の懐に滑り込むような心地よいトークを展開することで、信頼を得ることができます。

トーク力があるかないかで会社の売上に影響するわけですから、トーク力は広告営業の武器とも言えます。

活かせる職種:すべての職業

トーク力もコミュニケーション能力同様、すべての職業に活かすことができます。

サービス業でもただ「こちらがオススメですよ。」と言うのではなく、「このシルエットがお客様にピッタリです。とても華やかに見えます。」と言った方が、「じゃあ買おうかな?」と思いませんか?

トーク力は本当に自分の武器になります。

初対面の人との話に間ができても、トーク力があればそれは場面が切り替わるステージに早変わり。

自分の武器を最大限に活かしてください。

フットワークの軽さ

フットワークの軽さは、広告営業をしていればいやでも身につくことでしょう(笑)

突然のアポが入ってくることはほとんどありませんが、例えば当日の10時に取引先とのミーティングが入っていたのに急遽12時に変更になった、などはよくあります。

その都度あたふたしていたらその後のスケジュールにも変動が。

すぐに対応できるよう自分のスケジュールをしっかりと把握しておくことも重要です。

さらにいつどのような変更があっても柔軟に対応できるようスケジュールの時間に余裕を持つことも大切です。

また、いつどの場面でも連絡が取り合えるような状態を作っておくことも重要。

その行為1つで会社の売上が変わるかもしれません。

活かせる職種:営業系

フットワークの軽さは営業ではとても重要なスキルです。

いくら新規のクライアント開拓が得意でも、動くのが遅かったり連絡を入れ忘れたりすればそれだけで取引先からの信頼はなくなります。

「いつでもどこへでも駆けつけることができる」というのは、一見簡単そうに見えて実は一番大変なことです。

しかし、それに柔軟に対応できたなら社内の信頼同様社外の信頼も得ることができて、結果自社の売上に貢献することができます。

フットワークの軽さを侮ってはいけません!

自分にあった広告営業の仕事の求人の選び方や注意点

これまで広告営業で身につくスキルとそれを活かせる職業をご紹介してきましたが、ここではそんな広告営業の仕事の求人の選び方をお伝えします。

広告営業と言っても多種多様です。

自分に合った企業と出会うべく、是非参考にしてください。

【選び方①】雇用形態から探す

主な雇用形態は、正社員・契約社員・アルバイトです。

正社員・契約社員

メインとなるのが正社員。

こちらは毎日決まった時間に出勤・退勤をし一定のお給料をもらいます。

契約社員は勤務期間が決まっています。

出勤・出社の時間は正社員と変わりませんが、一定の期間を終えると退社となります。

毎日決まった時間に勤務してある程度ルーティンを作りたい、安定した収入が欲しいという方は正社員が向いています。

契約社員は、今後なんらかの自己スケジュールがあり、それまでの間だけ働きたいという方にオススメ。

アルバイト

そして最近多くなってきているのがアルバイトです。

アルバイトは時給ですので、仕事を終えたら退社という形になります。

「広告営業ってどんな仕事なんだろう」「実際に体験してみたい」と広告営業に興味がある、少し勉強してみたいという方はアルバイトから始めてみましょう。

“広告営業”があなたに向いていない可能性もあるので、まずはアルバイトやインターンから体験してみるのは、時間も無駄にならないのでオススメです。

【選び方②】会社の業態から考える

広告業界は様々な業態があります。

主な広告は、新聞やテレビに代表されるマス広告、電車のつり革やフリーペーパーに代表されるSP(セールスプロモーション)広告、そして近年力を増しているアフィリエイト広告やアドネットワークに代表されるインターネット広告の3つです。

今はインターネット広告を扱っている広告会社が多くなってきています。

しかし同時に長年使われているマス広告や、普段目にすることが多いSP広告も、大切な広告手法です。

自分がどの分野でどのように広告出稿に携わりたいかをきちんと見極めましょう。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

広告営業で働くからには、もちろん給与が高いところがいいですよね。

高収入であればあるほど魅力的ですが、その分定時に上がれなかったり、休みが少ないという問題点が付与されているかもしれません。

プライベートとの両立よりも安定さやルーティンさを求めるなら正社員採用、安定さを求めつつも将来自分がやりたいことを優先したいなら契約社員ある程度自分の時間がほしいならアルバイト、としっかりと選択しましょう。

その際見る必要がある項目は、やはり「福利厚生」と「休み」「残業」です。

週に何度も往復するので、まずは交通費が全額支給のところを選びましょう。

中には一部支給であるとか、〇円まで支給と決められた額しか付与してくれないところもあるので注意しましょう。

また、広告営業は基本的に土日祝日休みですが、そうではないところも一部あるのでプライベートとの両立を重視している方は合わせて見ましょう。

残業の有無も重要なポイントです。

やはり残業があるところよりかは誰でも残業ゼロのところが良いに決まっていますよね。

今でこそ残業が問題視されているため定時で上がることにシビアな世の中になりつつありますが、特にインターネット広告だと毎分毎秒で情報が変わるので常に世界の動きに対応する必要があります。

ですので、だれよりも早い対応ををする必要があります。

休日に対応する、という緊急事態もありえるため、プライベートと仕事を確実に両立させたいという方は、残業がないというポイントを優先しましょう。

【選び方④】エリアから考える

広告営業で働くには、エリアも重要なポイントです。

都内の中心部、高層ビルが立ち並ぶ界隈で働くなら、ランチの時間は豊富なラインナップを取りそろえたお店でホッと息抜きできますし、ザ・ビジネスマン、ビジネスウーマンという気持ちを味わうことができますよね。

おすすめは、神田や神保町などの千代田区エリアです。

様々な種類のランチがあり(特にカレー)、毎日のランチに飽きないです!

また、比較的ランチの遅い時間まで営業しているお店が多いのも魅力的です。

新宿や渋谷などは、駅から少し離れるとランチするお店の数があまり多くなかったり、コンビニランチに頼ってしまうこともあるかもしれません。

オフィスばかりが立ち並んでいるエリアよりは、お店もほどよく点在し高層ビル中層ビル低層ビルが同じくらい並んでいるところの方が、どこか親しみやすく気持ちを楽にして働くことができます。

まとめ

これまで広告営業について、仕事内容から向いている人、得ることのできる能力やオススメの求人をご紹介してきました。

広告営業はコミュニケーション能力が高い、ある程度業界内に人脈を持っている、フットワークが軽い、幅広い情報を持っている、整理整頓ができるという長所を持っていれば特に向いています。

上記以外で大切なポイントももちろんたくさんあります。

しかし、もしあなたが持つ長所が1つでも上の5個に当てはまるのなら、将来広告営業で売り上げを上げるー端を担うことになるかもしれません。


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