2020年7月6日

不動産賃貸営業の求人が気になっている方は必見です。

未経験者応募可の求人が多く、働いているうちに営業力が身につく不動産賃貸営業。

基本的にカウンターセールスで、来店したお客様の部屋探しをお手伝いする業務です。

今回は、その不動産賃貸求人の営業職に向いてる人の特徴やおすすめポイント、よくある疑問についてご紹介します。

デメリットなども把握して自分に合う職業なのかを見極めましょう。

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不動産賃貸営業のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

不動産賃貸の営業スタッフは、来店したお客様から希望の条件を聞き取り、紹介して、お客様と不動産オーナーの賃貸借契約を仲介します。

具体的には電話での内覧受付やスケジュール・必要書類の連絡、来店したお客様の接客、契約書の作成と重要事項の説明などが仕事となります。

その他には、ポータルサイトやチラシ、雑誌などに部屋情報を掲載してお客様の集客をしたり、賃貸用不動産のオーナーを募集します。

不動産賃貸営業は会社でどういう役割を求められる?

不動産賃貸営業は会社の稼ぎ頭ですので、とにかく積極的に接客して売上を上げていくことが求められます。

また、契約後もお客様は何かあった際には担当した営業スタッフに連絡することが多く、お客様とオーナー・担当部署とを繋ぐ役目もあります。

不動産賃貸営業求人でよくある募集内容とは?

ここでは賃貸営業の求人によくある募集内容をご紹介します。

給与相場

給与は、だいたい月に16万円~25万円+歩合給のところが多いです。

歩合制を導入している会社が多く、歩合の割合が高い場合は基本給は安くなる傾向があります。

別途、宅建手当が別途1万円~3万円支給されることが多いです。

また基本給が高い場合、営業手当としてみなし残業代が含まれていることもあります。

地方では基本給は安くなる傾向があります。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は、9時~18時のところが多いようです。

不動産会社は水曜日が定休日の会社が多いため、休日は水曜日+シフトで1日休みというケースが多いようです。

不動産管理がメインの場合は日曜日が定休日のこともあります。

ただし、春・秋の繁忙期は休日出勤が多くなるでしょう。

福利厚生

社会保険完備の求人が多いです。

勤務場所

来客のある店舗兼事務所で働くケースが多いでしょう。

なお、宅建業法で事務所には宅地建物取引士を最低1人、更に従業員5人ごとに宅地建物取引士を1人増やさなくてはならない定めがあるため、支店では5人未満の店舗が多いです。

求められる人物像

ここでは不動産賃貸の営業スタッフに求められる人物像をご紹介します。

積極性のある人

不動産賃貸営業は基本的にカウンターセールスで、お客様の来店や問い合わせに対応する形で営業します。

そのため、来店・問い合わせのあったお客様をしっかりと売上に繋げられるよう積極的に対応することが求められます。

また、不動産という専門知識が必要となる商品を取り扱っていますので、積極的に学ぶ意欲のある人材が求められます。

コミュニケーション能力のある人

お客様の要望を上手に引き出し、契約に繋げる必要があるため、コミュニケーション能力が求められます。

また、部屋の貸主である不動産のオーナーもお客様ですので、入居希望者からの家賃交渉や設備への要望を無理のない形にまとめてオーナーと交渉するためにも、高いコミュニケーション能力が求められます。

忍耐力のある人

時にはお客様からの無理な要望や厳しいクレームを受けることがあります。

そういった際に仕事を投げ出さず、きちんとした対応のできる人が求められます。

また不動産賃貸営業の仕事は、売上に対してシビアな会社が多いため、社内でのプレッシャーに耐えられる人でないと続けることが難しいということもあります。

必要なスキルや資格、経験

お客様を部屋に案内するため、自動車運転免許が必須という会社は多いです。

また、契約書類を作成したり部屋情報をホームページに掲載したりとパソコンを使う機会が多いので、一定のパソコンスキルが必要となります。

なお、未経験者も求人している会社は多く、不動産業界は初めてという方でも応募は可能ですが、宅地建物取引士の資格は持っていると就職に有利でしょう。

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不動産賃貸営業のおすすめ求人のポイント

ここでは押さえておいた方が良い求人内容のポイントをご紹介します。

基本給の額と歩合給の有無

給与額を見る際に基本給の額を確認しましょう。

稀に給与額に基本給の記載がない場合があります。

その場合、歩合給がないか、もしくは給与額に標準歩合給が含まれている場合がありますので、但し書きやカッコ書きでその旨の記載がないか注意が必要です。

賃貸営業スタッフは歩合制をとっていることが多いですが、全ての会社で歩合制を取っているというわけではありません。

特に不動産管理がメインの会社は歩合給がないこともよくありますので、しっかりと確認しましょう。

なお、基本給が他社に比べて高い場合、歩合制でも売上に対する歩合割合が低い可能性もありますので、どんどん売上を立てて歩合で稼ぎたいという方は注意が必要です。

営業手当

給与が基本給+営業手当という求人がありますが、営業手当が何に対して支払われているか確認しておきましょう。

多いのがみなし残業代として支払われるケースですが、求人情報ではただ単に営業手当としか書かれていない場合もあります。

みなし残業代として支払われる場合は、その時間も確認しておきましょう。

車両持ち込み手当、ガソリン代支給の有無

求人情報に記載されていないことも多いですが、部屋の案内件数が多くて社用車が足りない場合、従業員の自家用車を使用するケースがあります。

また、求人条件に自家用車持ち込みがついている場合もあります。

車両持ち込み手当とガソリン代の両方がしっかり支給される会社もありますが、ガソリン代のみ、もしくは頻度が低いからとガソリン代の支給すらうやむやにされるケースもありますので注意が必要です。

不動産賃貸営業求人についてよくある疑問

ここでは不動産賃貸営業に応募するにあたって疑問に思うこと、不安に感じることを紹介・回答していきます。

不動産賃貸営業ってキツいの?

不動産賃貸営業に対する質問でよく聞く質問と言えばこれです。

結論から言いますと、やはりキツい部類に入ります。

春・秋の繁忙期は接客と売上ノルマのプレッシャーに追われますし、繁忙期以外でも一定以上のノルマは課されます。

ただし歩合制の会社ならば、不動産業界が未経験でも売上を出すとインセンティブが多くもらえますので、特別なスキルはないけど営業力には自信があるという方にはおすすめの仕事でしょう。

また、賃貸営業をしながら不動産について学び、取引金額の大きい不動産売買を担当するようになれば、より多く稼げるようにもなります。

勤務時間は長いの?

やはり春・秋の繁忙期は勤務時間が長くなりがちです。

その時期は、日中は接客をして閉店後に契約書類を作成することになりますので、深夜の12時を超える会社も多いです。

繁忙期が終わると来店客数が落ち着きますので、不動産オーナーの募集をしたり、フォローできなかったお客様への追客などやることはありますが、少しのんびりできることもあります。

なお、不動産管理の比重が高いなど仲介手数料以外の収入がある会社では、残業時間が比較的短く、求人情報でもその点をアピールしていることがあります。

不動産業界・営業職が未経験なのですが大丈夫でしょうか。

求人情報でよく未経験者歓迎という記載がありますが、不動産賃貸営業の仕事は離職率が比較的高いため、意欲のある人は未経験者でも採用される可能性が高いです。

特に歩合制を導入している会社では、売上を出してどんどん稼ぎたいという方は歓迎されるでしょう。

ただし、最低限のパソコンスキルと入社後の接客の仕方や不動産賃貸借契約に関する勉強など、努力が必要です。

まとめ

以上、不動産賃貸営業の求人内容や求められる人物像、押さえておくべきポイントなどをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

キツいと言われがちな不動産賃貸営業ですが、営業力、不動産知識、書類作成能力など身につけることができるスキルは多く、また実力次第では高給を稼げます。

営業力を磨きたい方、不動産の基礎知識を身につけたいという方、自分の実力でどんどん稼いでみたいという方にはおすすめの仕事と言えます。

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