ブライダルにおける営業とは、実際にお客様を接客するウエディングプランナーや集客を行う広報、営業、経営戦略など様々な部署が存在します。

会社を運営していく上で非常に重要な役割を持つお仕事となりますが、あまり知られていないお仕事でもありますので、実際の勤務の経験をもとにブライダル営業求人についてご紹介させていただきます。

ブライダル営業のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

ブライダルにおいて営業という役割は、「ウエディングプランナー」と呼ばれるお客様へ自社のサービスを販売するお仕事と、新たなお客様に来館してもらうための集客を大きな目的とした営業のお仕事が存在します。

それぞれ集客から契約の獲得までを目的とした職務がおおまかな仕事内容となります。

ブライダル営業は会社でどういう役割を求められる?

最も重要な仕事は、お客様を集める集客となります。

多くの方に会場の見学や下見に来てもらうという役割があります。

どんなに良い会場であってもどんなにスキルの高い結婚式を提供できても、誰にも認知されていない式場であれば意味がありません。

より多くの問い合わせをもらい、より多くの方に来館してもらわないと、サービスの提供も行うことができません。

また営業展開・営業戦略によって、会場のイメージや運営状況は大きく異なります。

そういった意味でも非常に重要な役割を担います。

ブライダル営業にはどんな種類があるの?

ブライダルの営業といえば、世間に認知して頂くための営業展開や、実際にパーティーの契約を取る営業が存在します。

また自身の勤める会社や会場形態によっても、その仕事は様々です。

ブライダル営業の募集でよくある施設や事業形態のパターン

ホテル

ホテルでは、接客を担当するウエディングプランナーがブライダル営業となります。

ホテルでは集客に関しては比較的、管理部や管理職の社員が行うケースが多いです。

またホテルでは会場をいくつも所有しているケースが多くあり、同じ時間帯にいくつかの会場で同時に結婚式が行われるケースも当たり前にあります。

また、企業の宴会や様々なイベント、会議などの利用も獲得するべく、ブライダル営業とは異なる宴会部門の営業がいます。

宴会部門の営業とブライダル営業とで、所有する会場をフル回転させることを目標として活動します。

ゲストハウス

ゲストハウスでは、ホテルのように会場を運用することもそうですが、それ以上に結婚式の獲得に特化した業務となります。

建物自体もそれ用に、ブライダルに振り切ったデザインの式場が多くなります。

結婚式をメインとして営業活動を行いますが、結婚式はどうしても土日に偏りがちです。

そのため売上を上げていく上では、平日に宴会や貸しスペースなどとしても利用価値を生み出し、会場の貸し出しをしていきます。

ブライダル営業の募集でよくある職種

ウエディングプランナー

ウエディングプランナーは新郎新婦の結婚式をサポートするお仕事ではありますが、その最も重要な役割は契約を獲得することにあります。

これは会社を運営する上で経営に大きく関わる非常に重要なお仕事です。

ウエディングプランナーという名称の職ではありますが、他の会社や業界でいう「営業職」という立ち位置になります。

勿論契約や売上などの数字を追いかけます。

会社によっては事務所に各ウエディングプランナーの契約獲得数などがグラフにして張り出されていることもあります。

イメージしていたブライダルとのギャップがあり、離職率も低くなく、多くの式場でウエディングプランナーの人材募集がかけられています。

新規来館者様への接客を担当するウエディングプランナーは、営業職として認知しておくべきでしょう。

企画・戦略

こちらはウエディングプランナーが接客する前の段階で、お客様を呼び込むための施策を打つお仕事です。

いくら良い式場で優秀なウエディングプランナーがいても、お客様が来館されなければ意味がありません。

この職務に関しては、経験者の募集となることが多いと思います。

業界内ではどういったプロモーションを行うことが効果的であるかなど、ビジネスのスキルが必要となります。

ブライダル営業でよくある募集内容とは?

ブライダル営業のお仕事はやりがいもありますし、多くの人との出会いもあります。

そんなブライダル営業でよくある一般的な募集内容や待遇面など、実際気になる部分をご紹介します。

給与相場

額面で25万円前後、手取りでは20万円前後となるケースが相場になります。

営業は契約数や売上など数字が躊躇に現れる仕事になるので、会社によっては実績に伴い報酬がある場合もあります。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は比較的長引く場合が多いですし、サービス残業も当たり前の会社もたくさんあります。

またお、客様の都合に合わせないといけない部分も多くあり、帰宅が遅くなることも多々あります。

休日に関してはシフト制となっています。

土日祝は基本的に休みはありません。

式場の定休日はどこも火曜日が一般的です。

それ以外に決まった休みはなく、シフトで週休2日としていることが一般的ですが、ブライダルが最も忙しくなる秋のシーズンには休みが取れないこともあるでしょう。

福利厚生

福利厚生も一般的な企業と変わらないですが、特別良いものではないです。

福利厚生の充実はあまり期待できないと思っておいた方が良いでしょう。

勤務場所

自身が配属された式場になります。

式場ではゲストハウスであってもホテルであっても裏の方に事務所は必ずあります。

お客様と打ち合わせを行うウエディングサロンや衣装サロン、会場なども華やかに装飾され綺麗な作りとなりますが、裏方の事務所は他の会社と変わらず、パソコン・デスクが並ぶごく一般的な事務所です。

華やかな印象とはギャップのある裏側となります。

求められる人物像

ブライダルという特殊な業界ですが、どういった方が向いているのかご紹介します。

ビジネス力

新郎新婦の一生の結婚式をお手伝いする「ブライダル」という業界ではありますが、あくまでビジネスであり、利益を上げることを忘れてはいけません。

新郎新婦に喜んで頂くサービスを提供することは勿論ですが、利益率や売上などの数字の部分や接客スキルなども、シビアに考えていかなくてはいけません。

ブライダルという職に憧れを抱いて入社し、シビアな現実とのギャップに戸惑われる方も多くいます。

ただ、利益をしっかりと上げて健全な運営体質にならないと、良いサービスも提供できません。

売上を上げることがサービスの向上に直結しますので、その意識をしっかりと持てる人材でなくてはなりません。

協調性

営業に限らずブライダルに関するお仕事では、様々な部署やパートナー企業と連携を図らなくてはいけません。

自身がいくら仕事ができたり、やっていることが正しくても、周りと上手く連携が図れないと仕事が難しくなります。

自分の仕事をよりやりやすい環境にするためにはやはり、協調性を持っていないといけません。

流行りに敏感な人

ブライダルの営業を行うにあたって非常に重要なことは、流行り廃りに敏感であることです。

特にこのブライダルの業界は年々新しいものやサービスが出てきて、スピード感が重要となります。

常に周りにアンテナを張って、ファッション・会場の装飾・ウエディングアイテムなど、流行りのものを把握しておかなくてはいけません。

ブライダル営業のおすすめ求人のポイント

ブライダルの業界ではやりがいはあるものの、働く条件としては厳しいと感じる会社が数多く存在します。

出来るだけ良い環境で安定して働けるように、おすすめの求人のポイントをご紹介します。

大手式場・ホテル

ブライダル営業の求人について、やはりおすすめは大手の企業です。

雇用条件が他の式場などに比べてしっかりとしているところが多いです。

環境が良くない式場に就職すると、サービス残業は当たり前で日をまたぐまで仕事をしている式場や、休みもなく給与も少なくボーナスもない、という条件の式場も数多く存在しています。

条件としては厳しい会社が多く存在している業界だけに、出来れば式場を全国展開しているような企業の方が、比較的良い条件のものが多いでしょう。

企業規模や全国展開を一つの指針にしてみても良いかもしれません。

成果報酬制度

営業を行う上ではやはり、自身の営業成績に応じて給与が上がればモチベーションに繋がります。

これは会社によって成果報酬がある式場もない式場も存在しています。

給与以外に報酬がある式場の方が、よりやりがいを持って取り組めるかと思いますので、こちらもチェックしておくべきポイントだと思います。

会社概要

今、ブライダルの業界は非常に厳しい現状にあります。

少子化の影響や、結婚式をしない人が増えている世の中の流れに伴い、市場は縮小し続けています。

それに伴い、近年多くの式場や関連企業が倒産しています。

そして倒産の際には社員の給与が未払いになることもあります。

今後も厳しい業界であることは変わらないかと思いますので、より運営が安定した企業を選ばなくてはなりません。

業界にいる人であれば「どこの式場の運営があぶない」「あの式場は、以前計画倒産した会社が社名や代表者だけを変えて運営している」などなど、裏側の様々な情報が日々入ってきます。

求人誌や求人サイトだけでは中々知ることのできない情報ですが、しっかりと自身でその式場について情報収集も行うべきでしょう。

ブライダル営業の雇用形態による違い

ブライダル営業に関しては基本社員雇用となりますが、場合によってはアルバイト雇用を経験後に社員雇用となるケースも存在します。

どちらにせよ、営業という仕事はその会社の代表としてお客様に接することになりますので、責任を持てる人材でしか行うことが出来ません。

アルバイトの雇用の場合は時給で働くことになりますが、場合によっては社員と同じように契約の獲得数などに応じて成果報酬が存在するケースもあります。

ブライダル営業の求人についてよくある疑問

ブライダル営業については、多くの式場で求人がかけられています。

いくつか気になることや疑問に思うことなどをご紹介します。

未経験でも出来るか

経験があれば勿論有利ではあるお仕事ですが、未経験でも問題ありません。

会社のことや業界のこと、細かな仕事の内容も含めて覚えないといけないことが多くあるため、経験の有無に関わらず研修の期間が必ずあります。

また逆に、経験がないほうが自分の中で比較対象などがなくすんなり知識が入っていくので、有利になるケースもありますし、それを好む企業や人事担当者もたくさんいます。

男性でも出来るのか

男性の社員やスタッフもたくさん働いています。

ブライダルというと「女性の方々の世界」と思われがちですが、決してそうではありません。

ウエディングプランナーに絞ると、実際は8割以上が女性となりますが、その他の営業職については男性も活躍されていますし、ウエディングプランナーも年々男性の比率が高まっています。

男性であることは全く気にする必要はないです。

キャリアアップはどのようなものになるか

ブライダル営業としてのキャリアアップは、様々な選択肢が存在します。

マネージャー、支配人、企画、新規事業や新店舗の立ち上げ、管理職等々。

会社によってはまだまだ選択肢のあるものになります。

営業職は会社の売り上げを担い、原価や利益を計算したり数字にも強くなります。

また自身の式場をどのように売り出していくかなど、非常に経営に近いところで仕事をすることが出来ますので、キャリアアップの選択肢は増えるかと思われます。

転勤はあるか

全国で結婚式場を展開する会社では、転勤も多くあります。

ただ本人の要望や家族の有無などによって、意向を聞いてくれる会社がほとんどです。

自身が全国転勤可能としていれば、転勤は比較的多くなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はブライダルのお仕事の中でも、あまり知られていない「営業」というお仕事について紹介させて頂きました。

新郎新婦の一生に一度の結婚式を提供する式場のサービスの裏側には、その施設や会社の経営を担う営業という仕事が存在しています。

その分責任も大きく厳しいこともたくさんありますが、ブライダルというお仕事は必ずやりがいが伴います。

お客様が感動して涙してくれるお仕事はそう多くはありません。

ゲストの方を含めたくさんのお客様が感動に包まれるお仕事です。

営業職を希望されている方々にとっては、やりがいを持って仕事をすることができるので、ブライダル営業は非常におすすめの仕事です。


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